田中求之的日々の雑感

このページは田中求之的日々の雑感の2008年12月分のアーカイブです。

ここに記されているのは、あくまでも田中求之の個人的な意見や感想です。
田中の所属する組織や田中の公的な立場の見解ではありません。

田中が購入したり読んだり気になった本の題名に bk1 やアマゾンへのリンクが付いている場合がありますが、これらのリンクにはアフィリエイト(ブリーダー)の ID は埋め込まれていません。リンクは記録や紹介を目的にしたものです。

【田中求之的日々の雑感】  【田中求之的日々の雑感 アーカイブ一覧】

08年12月01日 13時00分 着信

すこーんと晴れて、かぴーんと寒い、そんな天気。昼になって暖かくなってきた。今日の午後は肝臓の検診が入っているので、昼食が食べられない。

bk1 から本が届いた:

読書論の本と対談集。 内田の本はもういいかなという感じなんだけど、でも、橋本治との対談となれば読みたくなってしまう。でも、まずは佐藤賢一のフランス革命のやつを読んでからだな。今日の病院の待合室で読書にひたろう。

08年12月02日 13時05分 着信

昨日の病院での待ち時間、自宅に戻ってからの時間を使って佐藤賢一の『革命のライオン』と『バスティーユの陥落』を読み終えた。一気に読ませるものだった。続刊が楽しみだ。今朝は『船に乗れ!』の残りを読んでいた。こちらも続刊が楽しみなんだが、なんていうか、自分が高校生ぐらいのときに抱えていたものはこんな感じのものだったなぁと、そしてそれがいまでも自分のなかのどこかにどろんとあるよなぁと、そんなことを思うのだった。もちろん、自分は音楽をやっていたりしたわけではなく、描かれているものが自分の中にあるものそのものだというのではないが、なんていうか、手触りが同じものとでもいうのかな、そんなもの。

今日も bk1 から本が届いた:

昨日届いた分と合わせて、しばらく読み物には困らない。うれしいな。まずは『セックスと科学のイケない関係』からかなと思うのだが、なんか家族の前で読んでいるのは恥ずかしいよな。

今日はゼミがあるのだが、先週の大学院の授業でつかった労働経済白書の中からグラフを二つとりだして、それをどう読むかという課題をやる予定である。

08年12月04日 11時03分 着信

昨日は休みをとって下の娘を連れて京都に出かけていた。自分の用事としてはなじみの床屋に行って散髪することぐらいで、あとは下の娘とのお出かけというのがメイン。サンダーバードで京都にって、娘の強い希望でマクドで昼食をとり、タクシーでなじみの床屋へ行き散髪をすませ、その後は駅前に戻って伊勢丹などを娘とブラブラ。おもちゃ売り場で時間を過ごしたり、地下の食料品売り場でお土産として買って帰る漬物やケーキを選んだり、駅ビルを探検したりして、夕方には戻ってきた。娘はおでかけを楽しんだようだったので、よかったかなというところである。上の娘も、ちょうど同じぐらいの歳の時に、同じようなおでかけに連れて行っているので、これで京都へお出かけ体験は2人共に済ませたというわけである。帰りのサンダーバードでは暗くなって窓の景色も楽しめず、さすがに退屈していたようだが、iPod Touch のムービーやゲームをしてなんとかしのげた。こういうとき、iPod は便利だなぁ。

今日は明日の授業の準備と、卒論指導、4年のゼミの予定。いよいよ、慌ただしくなる。年末までまっしぐらってなところだ(だから思い切って昨日に出かけたのだ)。

08年12月05日 16時24分 着信

朝から大荒れの天気。低気圧が通過したら冬型になって明日には雪になるようだ。やれやれ。この週末にはタイヤの交換だな。

組織論の授業は責任論。コミュニケーションの根元的な責任から話を始めて、公式組織における遂行責任と結果責任の分裂、それが個人行動に先送りされるといった議論まで。次回は、最後の部分を受ける形で、公式組織における個人行動について展開する予定。

自宅では『セックスと科学のイケない関係』を読んでいるのだが、これが予想通り面白い。科学がセックスをいかに扱っているかということをレポートしている本ということになるのだろうが、語り口(スタンス)の絶妙さ(+翻訳のノリ)でぐいぐいと読み進んでいける。セックスについて語るというと、自分(たち?)は、どうしてもフーコーの権力論&生の政治学という文脈から離れることが出来ないのだが、そういった図式を振り回すことがこっけないほど、もっと即物的で、だからこその可笑しみみたいなものがまとわりつくサイエンスとビジネスの現場の描き方になっている。もちろん、そもそもこういうテーマに好奇心を持ってしまうということも含めて、権力論的な断罪は可能なんだろうけど、まぁ、そういうのはやりたいやつがやればいいじゃん、てなところかな。以前に読んだ『巨乳はうたやましいか』に連なる快著だろう。今年の収穫に入るかな。

そういや、そろそろ、勝手に自分的に今年一年に買って読んだ本を振り返る時期になってきたな。まぁ、まだ控室が大にぎわいの状況なので、それが片づいてからにしよう。

08年12月06日 15時24分 着信

本格的な雪になった。朝、出勤前の妻の車のタイヤを交換し、その後、自分の車のタイヤも交換する。昼過ぎから雪が激しくなってきた。今夜は積もりそうだ。冬本番というところか。

午前中は娘達と買い物に行き、昼食はセルフ式さぬきうどんの「つるりん」で食べた。午後は、妻の母が娘達をみていてくれているので、自分はもくもくとルーマンの『公式組織』の第3部・第4部の再読と再検討。組織と個人のシステム関係(分化と連携)を考え、講義ノートを整理するための作業である。BGM は Brian Eno の Bloom。

08年12月07日 10時07分 着信

今朝は冷え込んだなぁと思っていたら、雪は上がってすっきりと天気に。下の娘と久しぶりに散歩に出かけた。

雪のベールをかぶった用水路↓

雪の用水路

枝についた雪が凍って華のように(見えにくいけど)

野原の枯れ草が雪の布団をかぶっている。

昨日のうちに『世界初!マグロ完全養殖』も読み終る。当事者ではなくライターが書いた本だったためか、読みやすかったが、本人ならではのこだわりのようなものは感じられない本だった。その意味では、このシリーズらしくない本かも知れない。

08年12月08日 16時05分 着信

午前中は会議が入ったが、それ以外は、明日の大学院の授業に備えて海外の教育と職業訓練について、資料を集め、整理する作業を行っていた。ヨーロッパの大学改革(ボローニャ宣言とボローニャ・プロセス)が面白くて、ついつい作業を忘れて資料を読み漁ってしまった。ドイツも大学とか、あとマイスター制度とか、色々と改革していることを初めて知る。明日は、今日まとめた資料を紹介して議論する予定。

自宅では『読んでいない本について堂々と語る方法』を読み始めたのだが、予想通り(?)、すこしひねくれた視点から、書物と知・教養について論じた本で、なかなか面白いのだった。書名は少しアオリすぎ(本を読む時間がなくて困っているビジネスマンが買ったら、それこそ読まないぞ、これは)とは思うが、なんていうか、今ではあんまり聞かなくなったけど、フランス的エスプリってやつですか、そんなものの感触が心地よい。教養論ということになるのかな。ヴァレリーなんて、久しぶりに名前を見た気がするなぁ。自分が学生の頃は、カイエとともに、あちこちでぶつかったもんなんだが。

08年12月10日 16時43分 着信

昨日の大学院の授業は、集中講義とのバッティングによって受講生が半分だったので、予定を変更。各国の学校制度と職業教育せいどについては年明けの次回の授業に回すことになった。時間切れで追いきれなかったヨーロッパの職業教育改革の動向などをフォローしておくことにする。午後には3年生のゼミ。今年1年の自分を表す言葉を考えてくるという課題だったのだが、皆、漢字一文字で表現してきた。なごやかに進行して終了。

今日は朝からずっと自分の作業。組織における個人行動という組織論の講義の準備として、ルーマンの『公式組織』の第4部を集中的に再読していた。つまるところが、秩序原理とシステム(公式組織)は異なるがゆえに、具体的な行動や相互行為の秩序形成や維持のためには、個人の行動様式による問題解決が求められる、という話になる。見方を変えると、行動(作動)の構造において、システムってどの程度、どのように関わるものなのよ、という話であり、すでに講義したモチベーションとか遂行責任といったものが組織を競争の道具として駆使する際には重要になるポイントでもある。そのへんのことを、もうすこし学生たちに、見通しよく、すっきりと話せないものかと、あれこれ考えていたわけである。講義でどう話すのかという観点からの議論の整理が、このところの自分には、けっこう役に立つ。BGM は Brian Eno の Bloom である。

朝から霧が立ちこめていたのだが、一日中、窓からの景色はもやっていた。なんかびみょーな感じの天気である。

08年12月11日 10時58分 着信

研究室に来て、いつものように PBG4 を起動し、ネットのチェックをしようとしたら、Safari がサイトに接続できないと言ってきた。Eudora や Firefox では問題がないようなので、どうやら Safari の作動がおかしくなっているようだ。再起動しても直らない。特に設定を変更したりした覚えもないので、これはやっぱキャッシュがおかしくなった可能性が高いな、と判断して、メンテナンス用に愛用しているMainMeue というソフトを使ってユーザーキャッシュとシステムキャッシュをすべて消去して再起動したら、問題は解決。やれやれ。そろそろディスクがおかしくなりはじめている可能性も否定できないなぁ。ちょっと気になるところではあるが、まぁ、今のところ Diskwarrior で問題も指摘されないようなので、このまま使い続けることにする。

午前中は授業準備。こんな感じで↓、Bloom を流しながら『公式組織』を再読したり、講義用のメモを再検討したりしている。

ある日の田中求之の卓上の風景

iPod Touch を置いてるスタンドは、本のページ押さえ。横置きした iPod を置くのにちょうどよいのである。iPod Touch の横に写っている iPod 40G は、今ではすっかり携帯外付けディスクと化している。

午後には卒論指導。疲れそうだ。

08年12月12日 17時26分 着信

組織論の授業は、組織における協働について。具体的な相互行為と組織の二重の秩序のなかでの個人行動の典型や、プログラムとしての仕事、そして公式/非公式の状況の分化などを論じる。まだ自分の中ですっきりと見通せていない部分があるため、すこしドタバタした展開になってしまった。ただ、いわゆる組織人的な行動というものが、その状況に置かれた個人にとっては「正しい」選択であり、また、そうした個人の判断や決定があってこそ組織は成り立つのだというコアの部分については、たぶん、分かってもらえたのではないかと思う。来週は都合により休講にしたので、今日が年内最後の講義となった。年明けに、リーダーシップ、組織と個人といった総括的な話題を論じて、試験へといくことにする予定。ある意味、今日の講義までで、組織論の主立った論点(授業で展開したかった論点)については終了したとも言えるかな。

講義の後、いつものようにサーバのメンテナンスを行っていたのだが、その間に、先日のアップデートで追加された Drive Genius 2 の DriveSlim を、PBG4 で試してみた。多言語サポートとバイナリ(自分の場合は Intel 用コード)の不要な部分を削除することでハードディスクの空きを増やすというものである。とりあえず、多言語サポートの削除機能だけを試してみたが、なんだかんだで 800M ほどの容量を新たに確保できた。iLife や iWork のものには手を付けなかったので、それらも含め、さらに不要バイナリの削除も行えば 1G 以上の確保ができたようだったが、まぁ、今日は様子見というところである。今のところ、特に問題は起きていない。まぁ、自分のメインマシンという観点から言えば、ハードディスクの空き容量よりも、そろそろ Intel マシンにしたいな、という要望の方が大きいのではあるが。このままいくと、Leopard はパスして、次の Snow Leopard の段階で新しいバージョンを使い始めるということになりそうではある。もっとも、今のままでも、とりあえず大きな不満はないのではあるが。

08年12月13日 15時42分 着信

妻は仕事なのだが、娘達を妻の母親に看てもらう事にして、自分は研究室に来た。週末の大学は静かである。

先日の大学院での授業でも取り上げたのだが、2007年の日経ビジネスに載った記事で、「東京は福井になる〜家計、会社にも国にも頼らない人生のために【3】」というのがある。NBOnline の方で日経ビジネス創刊40周年として過去の記事のピックアップ企画が進行していて、その中でも取り上げられたものだ。福井の典型的な世帯(家族)のあり方が、今後の一つのモデルになるのではないかという趣旨で、共働きによる世帯収入の多さ(共働き率と世帯収入は全国トップ)、それを可能にする3世帯同居率の高さや、惣菜などのサービスの充実などを取り上げた記事になっている。車社会である問題点(極端にいえば、3世帯の全員が自分の車を持ってないと不便)、あるいは女性の社会進出という点での問題(管理職の女性比率は全国最低レベル)などには触れられていないので、必ずしもバランスのとれた記事とはいえない部分はあるんだが、実際にこうして福井に生活している自分の実感として、確かに記事に言われているような側面はあるよな、とは思うし、実際、地元の学生達の福井の生活についての意見も、同じような感触であった。今日、自分がもくもくと自分の作業に没頭できるのも、そういう福井的なシステムのおかげではあるなぁ、と思ったのである。

08年12月13日 16時11分 着信

そういえば、昨日、自分に届いているジャンクメールの量がここ2日ばかり少ないなぁということに気がついて、もしかしてとメールサーバを確認してみたら、SMTP の幽霊コネクションが増えてしまって、大学のメールサーバからの中継がほとんど受け付けられない情況になっていた。あわててサーバの再起動を行ったら、このところ溜まっていたと思われるメールがど〜っと押し寄せてきたのであった。以前、幽霊コネクションの増加に悩まされていたことがあったのだが、それが解消したので(Gビットのハブを入れたのが影響しているとは思うのだが、理由や原因は確定できず)気を緩めてしまっていた。幸い、返事が遅れてしまったことが失礼にあたるメールは2通ほどで済んだのだが、気がつくのが遅れていたら、大変なことになっていた可能性もある。やっぱサーバはちゃんとかわいがってやらないといかん、と改めて反省したのだった。それと、ジャンクメールも、まぁ、一つのシグナルとして役に立つこともあるわけだな、と思ったのであった。

08年12月15日 13時19分 着信

昨日は自宅でゆっくりと。午前中はメモを書いたり、『予想どおりに不合理』を読んでいた。人間の行動(選択)が、経済学的な意味で「合理的」ではない現象を、いろいろと取り上げ、実験結果などを紹介しつつ、説明したもので、面白く読めたのだが、合理的でない行動をいかに説明するか、という点が面白かった。ちょうど組織論の授業で、公式組織にかかわる個人行動を論じたところというのもあって、そういうもんだよなぁという感じで読んでいた。

昼食の後で天気が良かったので娘達と散歩に出かけた。風が少し冷たかったが、気持ちよく町内をブラブラ。

すっかり葉の落ちたいちょうにギンナンがなっていて、風が吹くとギンナンが落ちてくるのを眺めたりしていた。

夕方から地区の総会と忘年会。今年は青壮年会なんかで顔見知りになった人が多かったので、色々なひとと挨拶を交わした。忘年会でも仕出屋の弁当をつまみながら、ビールと日本酒をそれなりに飲んで、気持ちの良い時間を過ごしてきた。もっとも、子供会なんかの役員の勧誘なんかもあったりして(すでに別のものを引き受けることが内定済みなんだが)、色々な関わりもますます増えそうな感じではある。自宅に戻ってからは、さすがにお腹もいっぱいという感じで、布団で Keith の Art of Improvisation を観たりして(もちろん iPod Touch で)、寝た。

今朝は、下の娘を皮膚科につれていってから保育園まで送って、それから大学へ。いつもより30分ほど遅くなっただけで、車の流れが全然違うのを改めて感じながら、ついでに郵便局や銀行にもよって用事を済ませたのだった。研究室では自分の作業に没頭できるはずの一日なのである。

08年12月16日 16時37分 着信

午前中は黙々と作業。午後は就活のサポートとゼミ。そろそろ3年生の就活が本格的に動き始めたようで、履歴書やエントリーシートの内容の添削などのサポートが始まることとなった。また、ゼミの女子学生も皆、髪が黒くてまっすぐになっていて、かえって異様な?感じさえする。ゼミでは年内最後なので「クリスマスのエピソード」を各自が語るというもの。サンタクロースにまつわる思いでが多くなるものではあるが、今の自分にとっては、学生達の親の苦労が感じられるというエピソードもある。就活関連の話などもしておいて、和やかなうちに終了。

先日購入した Keith の Standards のライブ DVD の演奏を車でも聴きたくなって、DVD から AIFF にリッピングする作業を昼休みに行っていた。Peak Express で拍手などを処理してから CD を作成しようと思っている。

久しぶりに bk1 で本をまとめて購入。医療社会学関係の本なんかに手を出したので、1万円を超えてしまった。1万円を超えたのは久しぶりだな。まぁ、ボーナスのささやかな楽しみというところかな。もっとも、まだ読みたい本が残っているのだけどね。

08年12月17日 16時00分 着信

今日は教授会だったのだが、すっきりと終了した。

bk1から本が到着:

どれもこれもそそる本なんだが、『心の文法』は組織論の講義にも関連しそうなので、さっそく読んでみたとは思う。あとは、控室で待機かなぁ。もっとも、このところ、授業の準備や自分の論文の準備の作業に黙々と取り組んでいたためか、頭が新しい刺激を求めているという情況なので、どっぷりと活字に溺れてしまいたいなぁと思わないでもない。新書をつまみ食いのように読むってのも悪くないとは思うのだが(福岡伸一『できそこないの男たち』みたいに、そそるのが出てるし)、もっとハードにがっつりと読みふけりたい気分ではある。

そういえば、今日、ひさしぶりにサーバがフリーズしていた。作業に没頭していて、ふと、そういやサーバ機のディスクアクセスの音がしないなと思ってモニターを見たらフリーズ。原因は不明のいつものフリーズのようだ(って片づけてしまうのもどうかとは思うが)。

08年12月18日 16時01分 着信

午前中は学生の就活相談、午後は4年生のゼミなど。なんとなくドタバタする一日だったので、思い切って自分の時間は『心の文法』を読む事にした。予想どおり、面白い。行為の記述と文法という観点がまず自分にとっては刺激的である。

08年12月19日 16時46分 着信

今日は都合で授業は休講。その分、学生が進路相談にやってきたり(相談というより、言葉を受けとめてやって、学生が自分自身で気付いたり何かを見つけるのを助けてやるという感じなんだが)、卒論の指導があったりして、結局、ドタバタと一日が過ぎてしまったのである。まぁ、そんなもんだな。サーバのメンテナンスすらも忘れそうになった。

卒論指導の学生の一人は Mac を使っていつのだが、その学生が使っている PowerBook をもってきていた。で、ついつい、環境整備なんかをやってしまったりして、論文指導というより Mac の指導になってしまった。広義の指導には入るからいいか、とは思うが。

F1からホンダが撤退し、WRC からスバルが撤退し、MacWorld から Apple が撤退し…… と何か変わり目を感じさせる出来事が続いている。

08年12月22日 11時18分 着信

週末は地区の行事など。土曜日は上の娘が学童保育でお世話になっている児童館の年末掃除に娘と出かける。自分は図書室の掃除をすることにした。どんな本があるのか関心があったからだ。本棚を拭いたりしながら、なるほど、こんな本があるのねとチェック。また、パソコンが2台あるのだが、ホコリや手あかで汚れていたので、ゴシゴシと磨いたりしていた。掃除終了後にぜんざいと蕎麦を食べて帰ってきた。それから午後は少し自分の作業をして、夕食のキジ鍋を作って、といつものように終った。昨日は、妻と娘達は地元の児童会のクリスマス昼食会に。帰ってきてから皆で買物など、とこれまたいつものように過ごしたのだった。

昨日の買物の際に寄った本屋の児童書のコーナーで、新刊の時には見逃していた、面白そうな本を発見して購入:

娘達の絵本の作者として知っていた長谷川摂子のエッセー集である。娘達のお気に入りの絵本の文章を書いた作者として名前は頭に残っているのだが(『きょだいなきょだいな』、『おっきょちゃんとかっぱ』、『めっきらもっきらどおんどん』なんかは、何度読んだことか)、未来社から本が出ていたとは気がつかなかった。さっそく自宅で読み始めて、ヘーゲルの訳者として有名な長谷川宏のパートナーであることを初めて知った。また、本の文章から、絵本の不思議でやわらかくてだけど繊細な言葉の生まれてきたわけが、少し分かったような感じがした。言葉って、やっぱ面白いよな。こんなふうに色々な本が割り込んでくる嬉しい状況なので、未読の控室の本はなかなか減らないのであった。

土曜日、娘達と iPod で遊んでいる時、ついつい調子に乗って新しいゲームを買ってしまった。Rolando というゲーム。なかなか面白いが、娘達にはちょっと難しいかもしれない、っていうか、かつてハマったレミングスみたいなゲームで、自分がハマってしまいそうでこわかったりする。で、気がつけば、無料のもの含めて、なんだかんだと App をインストールしまったなぁってことで、iTunes のアプリの管理画面のスナップ:

田中求之の iPod Touch の App

↑この中には、普段は使わなくなったもの(iPod にはインストールしていないもの)もあるのだが、まぁ、自分的には、BookZ、Bloom、Files Lite がやったねって感じかな。

08年12月24日 15時50分 着信

昨日は妻が用事で出かけている間、娘達と娘達の部屋を掃除したり、買物に行ったり、昼食は焼鳥パーティにして食べたり、夜はサンドイッチ大会にして楽しんだり、と、まぁ、普通の休日を過ごしていた。

自宅での読書は、『ビッグコミック創刊物語』を終えて(自分は、学生時代、どちらかというと少女漫画の系列のほうを熱心に読んでいたが、そうはいってもスピリッツとヤングマガジンは下宿の連中と回し読みしていたし、定食屋でビックコミック系は読んでいたので、興味深く読んだ)、『ヒトゲノムを解読した男 クレイグ・ベンター自伝』へと進む。これが熱い本なのだ。ヒトゲノム・プロジェクトでセレーラと政府系の機関の解読競争が起きていたことなどは、当時も知っていたのだが、眼にする記事はどちらかといえば民間のセレーラはうさんくさいという立場からの記事が多く、実際のところどうだったのかを、当事者の文章によって知ることができるというのは、やっぱ面白い。一時期、分子生物学の動向というか、分子生物学史を熱心に追いかけていたことがあって(分子生物学の発展が生物の見方をどのように変えうるだろうかということに関心があったのだ、なんせ経営学では生気論じみた生物学メタファーが跋扈しているので)、『ジーン・ウォーズ』も読んでいたのだが、この『ヒトゲノムを解読した男』で、ようやく全体的な構図が見えてきたという気がする。もちろん、自伝ならではのバイアスはあるのだろうが、バイアスなしの語りなど期待できない事態だとは思っている。まだ途中で、ようやくセレーラがヒトゲノムの解読に乗り出したあたりなんだが、残りも一気にひっぱられそうだ。

来年度のゼミの第2希望での志望者リストが届いた。今年はやはり応募が少ない年になったようで、1名だったので、これは受入れることにした。

クリスマス・イブといっても、もう自分には関係ないというところはあるのだが、キリスト教の祭を軽薄なイベント化してどうこうという批判を耳にすると、自分が学生だったバブルの頃に比べたら慎ましいものになったと思うし(当時のとんでもなさは、赤プリの一言で分かる人には分かる)、もとはといえば冬至のお祭りにキリスト教が乗っかったもんじゃんということもあって(先日のゼミの前に、久しぶりに調べてみたけど、やっぱキリストの正確な誕生日は確定していないみたいだし)、年末のイベントということでいいんじゃないの、とは思う。

08年12月25日 17時00分 着信

今朝は早く目が覚めてしまったので、ベンダーの自伝に続いて、『チェンジング・ブルー 気候変動の謎に迫る』を読んでいた。これがまた、面白い。特に、過去の気候変動をどのように割り出していったのかとか(放射性同位体による年代測定の発展史)、気候に作用する諸ファクターの解説など、あらためて地球というものの複雑さの面白さが学べる本だ。

朝になって娘達に届いたサンタさんのプレゼントのサポート(電池を入れてやるとか、使い方を教えてやるとか)。娘達は大はしゃぎであった。よかったね。

研究室では自分の作業と今年最後の卒論の指導。そうこうしているうちに、天気が荒れてきた。明日は雪になるようだ。

08年12月26日 12時40分 着信

今日が仕事納め。とうことで、2008年(2007年の年末分も含む)に私費で買って読んだ本の中で、これは収穫だったと思えた本をピックアップしてみた。正月休みに勝手にベスト10を選ぶつもりなんだが、そのノミネートということである。

●サイエンス系

●ノンフィクション・ドキュメンタリー(社会・文化系)

●小説

正月休みに絞り込む予定ではあるが、すでにベスト1は決まっていて、リチャード・パワーズ『われらが歌う時』である。今年はなんといっても、この本に出合えたことを喜ばねばならない、と思っている。あと、ベスト10入り当確のなのが『ベース・カルチャー』、『キーボード配列QWERTYの謎』、『スシエコノミー』、『ぼくは猟師になった』、『誰も国境を知らない』、それにオースターの『幻影の書』なのである。あと3冊に何が入るか、それぞれの順位は、といったことをあれこれ悩むのが楽しいわけである。

08年12月26日 16時31分 着信

今年最後になるサーバのメンテナンスを行った。この一年も、よく働いてくれたなぁというところである。そろそろハードディスクの代替案を具体的に考えないといけない時期だとは思うのだが、できればこのまま動き続けてもらいたいと思う。システムとしての機能と自分の理解力(対処能力)のバランスが崩れると運用が辛くなるからなぁ。まぁ、その時は、レンタルサーバのサービスの利用に移行するのが現実的な案だとは思うのだが、できるかぎり MacOS Classic による自前サーバの運用にこだわり続けて(固執して)いたいと思う。

朝から断続的に雪が降って風が激しい天気なのだが、こってりと積もるわけではないようだ。今朝、雪が降っているのを見て娘達は雪遊びを期待して盛り上がっていたのだが、さて、どうなることやら。

08年12月28日 15時05分 着信

昨日は自宅で娘達と。朝方雪が積もったので、娘達は雪遊びができると喜んでいたのだが、下の娘の皮膚科の診察に行って買物から帰ってくる頃にはぐちゃぐちゃに融けてしまっていた。

娘達が遊んだり昼寝をしている横で、自分は年賀状の印刷。自宅のインクジェットプリンタは、今では年賀状の時にしか使わないものになってしまっており、そのため、紙送りのローラーなどが変形してしまうようで、印刷の際には紙送りのミスが多発する。最初のうちはうまく紙を取りこめないので、手差しのように印刷しなければならないほどである。ようやく紙送りが順調になった頃に、その年の年賀状の印刷は終了ということになってしまうのである。自分は、年賀状をなるべく出さないようにしているので、年々減ってきており、今年も少ない。

今日の午前中は朝から地元の青壮年会のしめ縄作り。神社と公民館に飾る大しめ縄を、藁を打つところから作るのである。どのようにしたらいいのかも分からない作業なので、とりあえず中心となっている人たちの補助のようなことから始めて、そのうち、様子や手順などがみえてきたところで、それなりに色々と作業に加わった。大量の藁切れ端や粉をあびてしまった。作業終了後に、おろし蕎麦とビールで一息ついて帰ってきた。今年は、地元の行事にあれこれと参加し始めた一年ということになるなぁ。

08年12月28日 16時01分 着信

そういえば、金曜日の帰りの買物の際に本屋によって「もやしもん」7巻を買ったのだが、その際に、以前から気になっていた「とめはね!」河合克敏を4冊まとめ買いしたのだった。で、「もやしもん」はもちろん期待を裏切らない出来で(なんかドラマよりも発酵うんちく本として楽しめたら満足しちゃってるんですが)、「とめはね!」もバッチリ面白かった。書道っていうのが自分にとっては未知の世界で、その分、未知の霧が少しずつ晴れていくような感覚も同時に楽しめて、おまけに高校青春ドラマだし、と、おいしい作品なのだった。

08年12月30日 17時16分 着信

昨日は自宅の掃除。自分は風呂を担当したのだが、今年になって初めて、ユニットバスの引き戸のレールとか、洗い場の飾り板などが簡単に取り外せることに気がついた。取り外してみたら、当然のごとく、見えない部分はカビがうじゃうじゃ。注意してみれば、たしかに分解方法とか取り外し方を書いたシールが貼ってあるところもあるのだが、普通は気にしないようにも思う。自分が住んでいるスウェーデンハウスの家は、基本的なメンテナンスは自分たちでやることになっていて、そのためハウスメーカーでメンテナンス講習会が開かれたりするわけだが、ユニットバスは盲点だった。確かに、皆が皆、自分たちと同じメーカーのユニットバスを入れるわけではないのだろうが、ユニットバスのメンテナンスについても、ちょっとぐらいは注意があってもよいのでは…… と思ったりもしたわけだ。なにはともあれ、まぁ、風呂は奇麗になったのであるが。

昼前に郵便を出しにいくついでに娘達と散歩。一昨日に自分が作るのを手伝ったしめ縄が神社に取り付けられているのを娘達に見せて、あれを作っていたんだよと説明する↓:

東郷・福田の白山神社のしめ縄

妻に頼まれていた新札の両替のために銀行によったら、同じ目的で来ている人がいっぱいで混雑していた。両替が終ってから郵便局によって、堂田川ぞいをすこし歩いて自宅に戻った。堂田川のカッパも少し寒そうであった:

堂田川のカッパ像

今日は妻の実家で餅を作るというのでご馳走になりに行く。蒸篭で蒸したもち米を餅つき機でもちにするのだが、つきたてのもちはうまい。早めの昼食を兼ねてたっぷりとご馳走になった。帰ってきて、すこし昼寝をして、ぽちぽちと読書など、という感じである。

午後から雨になった。これが明日には雪になるという予報なんだが、はたしてどうかな?

08年12月31日 15時55分 着信

今年最後の日である。

今年読んだ本の中から私的ベスト10を決めて、愚者の方にはページを作っておいた。ベスト10(正確には11冊になるけど)はいかのように決めた:

Rank書名筆者
 1『われらが歌う時 リチャード・パワーズ
 2『スシエコノミー』サーシャ・アイゼンバーグ
 3『ぼくは猟師になった』千松信也
 4『幻影の書』ポール・オースター
 5『誰も国境を知らない』西牟田靖
 6『ベース・カルチャー レゲエ〜ジャマイカン・ミュージック』ロイド・ブラッドリー
 7『キーボード配列QWERTYの謎』安岡孝一&安岡素子
 8『恐竜はなぜ鳥に進化したのか』ピーター・D.ウォード
 9『世界一高い木』リチャード・プレストン
10『ヒトゲノムを解読した男 クレイグ・ベンター自伝』J.クレイグ・ベンター

娘達は紅白歌合戦でポニョと羞恥心とを観るのを楽しみにしているが、自分はゆっくり本でも読んで過ごすつもりだ。