田中求之的日々の雑感

このページは田中求之的日々の雑感の2008年11月分のアーカイブです。

ここに記されているのは、あくまでも田中求之の個人的な意見や感想です。
田中の所属する組織や田中の公的な立場の見解ではありません。

田中が購入したり読んだり気になった本の題名に bk1 やアマゾンへのリンクが付いている場合がありますが、これらのリンクにはアフィリエイト(ブリーダー)の ID は埋め込まれていません。リンクは記録や紹介を目的にしたものです。

【田中求之的日々の雑感】  【田中求之的日々の雑感 アーカイブ一覧】

08年11月01日 17時54分 着信

妻が仕事なので、自分が娘達をみている。とはいえ、下の娘が水ぼうそうで外には出られない状態なので、じっと家にこもっていた。夕食は昨日のうちに買い込んだ材料でおでんを作った。昼前から大根やこんにゃくの下茹をし、午後はことこととにていた。まもなく食べる。

bk1から本が届いた:

ポール・オースターの新作が何よりも読みたくて注文した。さっそく読み出したが、ぐいぐいと引込まれていく。やっぱオースターはすごい。

上の娘が『モグラ原っぱのなかまたち』を読んでいる。なんか嬉しい。この本で、自分は物語(おはなし)の本を読む面白さにであったのだ。小学校二年の時、学校の授業で図書館に行って本を借りて読むというのがあって、それで出合った本だ(なんでこの本を選んだのかはさすがに覚えていないが)。それまで、図鑑や辞典は読みふけっていた。学習図鑑の乗り物の解説等、けっこう文字は読んでいたと思うのだが、お話は読んでいなかった。「かがく」は買ってもらっていたが、「がくしゅう」は欲しいと思わなかった。そんな自分が、この本と出合ったことによって、自分からお話の本を読むようになったのである。この本のすぐ後に、佐藤さとるの赤ん坊大将に出合って、決定的になった。そんな本を、娘が面白いといって読んでいる。ふむふむというところである。

08年11月03日 10時59分 着信

下の娘の水ぼうそうは、熱は下がって峠は越えた感じである。

昨日の買い物の際に、「あたんしンち」14と「たまちゃんハウス」3を買ってきた。「たまちゃんハウス」は新刊の時に見逃していたようだ。何気なく棚を見ていて、あれ?3が出てたのか?という感じで、もしかしたら買って読んだのかもと思いながら、買ったのだった。そんあこんなで、のっびりと自宅で本を読みながら娘達をみていたのだった。

『幻影の書』は、期待以上にすばらしい本だった。これでもかとばかりの目まぐるしい展開にぐいんぐいんと引っ張られて最後まで辿りついたという感じである。前に読んだパワーズもすごかったし、こんどのオースターもこれだから、今年は個人的にはアメリカ小説の当たり年という感じさえする。あ、そうか、柴田訳のサリンジャーも待っているのだった。

『化石の記憶』は、思った以上に淡々と古生物学説史のトピックを書いた本だった。そういう意味では、素人の自分でも十分に楽しめた。読んでいて、あ、そうなのと思ったのは、キュヴィエが人気がないというようなことを読んだとき。自分がそもそもこうした古生物学なんかに興味をもったのは、なんといってもフーコーの『言葉と物』を読んだからで、あの本では、キュヴィエが大きく取り上げられていた(だから自分でも名前を知ってるわけだが)。なので、部外者の自分でも知ってるのに……と思ったわけだ。また、『言葉と物』の中でフーコーが展開した議論と、この『化石の記憶』で論じられている古生物学説史が、微妙にズレているのが、自分には面白かった。やっぱフーコーのエピステーメーって、ある意味、強引に「見いだされた」ものなんだなと思ったりして。そんなこんな、色々なものと繋がりながら読み進んでいく楽しみを味わえた本だった。巻末の東京大学出版界の Natural History Series の一覧をみていると、面白そうなものがずらりと並んでいる。うむ、ほしいなぁ(でも読んでいる時間がないか……)。

金曜日に自宅に戻ると、配達通知が必要な書留の不在通知が入っていた。すぐに電話しようかなと思ったが、以前に、ゆうびんの不在通知に連絡したときの対応のまどろっこしさ(なんで追跡番号と配達担当者以上の情報を、延々と電話口で言わないといけないのか? 自宅の住所を聞かれた時には、いったい何考えてんだ?と電話を切りたくなった)を思い出して止めた。疲れているところに余計な不快感まで追加したくないからだ。それで放っておいたのだが、昨日、パソコンからの入力で再配達を申し込んだ。こちらも尋ねられる項目は同じようなもので、首をひねるところもあるのだが(セキュリティなんかで理由付けはあるんだろうが)、ま、電話で延々と喋らされるほどの不快感はなかった。夜になって届けてもらった。

08年11月04日 12時58分 着信
晩秋の県立大学第4駐車場

秋らしい気候。

円高になっているということもあって、久しぶりに海外のソフトをオンラインで購入。Witch というウィンドウ切り替えのユーティリティ。キー操作でウィンドウの切り替えが簡単にできるようになるものである。OS X だとウィンドウの切り替えは Expose でやることになっているのだが、個人的には面倒で好きではない。アプリケーション単位の切り替えなら Cmd+Tab なわけだが、自分の場合、同じアプリケーションで開いている複数のウィンドウをちゃっちゃと切り替えたいということが多いので、こちらも役に立たないことが多い。これまでは、まぁ、あえてソフトを追加するまでもないかと、クリックで切り換えていたのだが、円高(対ユーロも)なので、まぁ、いいかなと購入した。さっそくインストールして、opt+Tab でウィンドウの切り替えをできるようにしたのだが、やっぱ快適である。

ディスク・メンテナンスツールの DiskWarrior が 4.1.1 になっていたのでアップデータを落としたのだが、このアップデータが、CD をアップデートするというものになっていて、インストール済みのアプリを簡単にアップデートするものではなかった。とりあえずアップデートの作業を昨日自宅で始めたら、最後に CD を焼くからブランク CD-R を挿入せよといってくる。イメージでの保存すらできない。しょうがないので、その時点で強制終了して、tmp に作られていたイメージを移動して、それをマウントして新しいバージョンのアプリを手に入れた。やれやれ。まぁ、今回のアップデートは自分の環境には関係ないようではあるが。

そういや、この週末に iPod Touch に Files Lite というドキュメント転送+リーダを入れたのだった。

08年11月06日 16時29分 着信

明日の講義の準備と、4年生のゼミ。卒論の指導も徐々にエンジンの回転数を上げていく時期になった。今年は2名を指導することになる。

今日からゼミ相談の期間。2年生が希望するゼミの教員のところへいってゼミに関して質問したり相談したりする。自分は、毎年、学生達が知りたいと思われる内容(質問で出てきそうな項目)を Keynote にまとめたものを使って、プレゼンのように説明することにしているのだが、今日はその改定作業も行っていた。基本的なことは変更がないのだが、ゼミで取り上げたテーマなどを毎年差し替えている。相談日は来週に設定してあるので今週中に仕上げてしまえばいいかと思っていたら、今日、飛び込みでやってきた学生がいたので、リハーサルを兼ねて、ほぼ昨年のままの状態のもので話してみた。そういう時期になった。

bk1から本が届く:

妻に頼まれて西原の本を買うついでに自分の本も。言葉を取り上げた本ということでちょっと面白そうだ。

08年11月06日 16時41分 着信

そういえば、先週の3年生のゼミで、県立大学での学生生活の実感を言葉で表現するとどうなるかというテーマをやったのだが(本当は四文字熟語で表現したらどんなのがふさわしいかという課題だったのだが、四文字熟語をたいして知らないという学生からの意見を受けて、言葉にしてみるというのに変更した)、そこで出てきた色々な意見などを集約してみたら、以下のようになった。

県立大学の学生生活の実感

フレーズにまとめるのは自分がやったのだが、できあがったものを読んだ学生達は、自分たちの実感はまさにこんな感じ!と言っていた。これでいいのかどうかは別にして、そんなもんなんだろうなぁというのは自分も感じる。ゼミ紹介のネタに使うために、写真に合わせてみたのだった。

08年11月07日 17時25分 着信

組織論の講義の日。まだ風邪の咳が残っていて、時折、咳込んでしまう。まして板書をぐりぐり書きまくる授業をやってチョークの粉を浴びながら喋っているので、授業中も何度も咳込んでしまった。やれやれ。講義の内容は、協働システムの成立(私たち=関係の予期の成立と、名づけ)、予期の一般化、そして最後に組織を導入して、人の出入りにも関わらず同一の行為システムとして位置づけて終了。次回は社会システム論を改めてやってから、公式組織論へと展開していく予定である。少し学生が減ったかなという感じではあるが、登録が150名弱であることを考えると、こんなもんかなというところ。

来週の大学院の授業で組織論のダイジェストを講義することになっているので、この週末は、そのストーリーを考えなくてはいけない。個別事例としては責任の話(遂行責任と結果責任)を取り上げる予定なのだが、その話までの前段階としてどの程度のことを話すべきなのか、加減が難しい。世界という問題に対処しながら存続するシステムとしての組織という話をコンパクトにまとめようかと思っているのだが、さて。

研究室のクワガタ君は本格的な冬眠体制に入ったようだ。このところ活動している気配がない。エサも減らない。外に比べると気候条件が人工的な部屋ではあるが、それなりに季節というものを感じて活動するものなんだなぁと改めて思う。

昨日届いた『小さい“つ”が消えた日』は、予想以上に素敵な本だった。言葉をこんな物語にするっていうのが素晴らしい。上の娘が読むと楽しいんじゃないかと思うのだが、残念ながらずべての漢字にルビが振られているものではないので、ちょっと無理かなという感じ。でも、字を習ったりして、言葉というものに自覚的になっている、そしてまだ自明の中に埋もれていない、そういう時期に読むといいんじゃないかと思うのだけど。

08年11月08日 10時16分 着信

昨日、夕食の買い物に行くと、スーパーの鮮魚コーナーでは茹で立てのセイコガニを売っていた。うまそうだった。カニのシーズンが始まったなぁと思う。そういえば、買い物に行ったショッピングセンターにはシネコンが併設されているので上映する映画のポスターが貼ってあるのだが、吉田秋生のマンガを映画化した『桜の園』が、同じ監督によるリメイクとして今日封切りとのこと。『桜の園』は、OD の時に評判になった映画で、自分はヴィデオでみたのだが、素晴らしい映画だった。ストーリーなんかはまるきり変えたリメイクとのことなので、こっちも見てみたい。で、昔の『桜の園』が DVD で安かったら買おうかと調べてみたら、今、手に入らないみたいだった。ま、いいけどね。

今日は、昨日に「ダ・ヴィンチ」を買いに行った際にいっしょに買った『イノセント・ゲリラの祝祭』海堂尊を読むのである。だらだらと過ごしたいんだけど、どうかな。

08年11月09日 18時41分 着信

すっかり寒くなってきた。雲が垂れ込めてさえない天気の一日だった。

妻が今日の夕方から出張なので、駅まで見送りに行ってから夕食の買い物など。夕方のショッピングセンターは混んでいるもんだなぁと改めて思う。休日は、たいてい午前中か昼過ぎには買い物を済ませているので、日曜日の夕方にショッピングセンターに来るのは久しぶりである。酒の量販店に寄ってビールを見ていたら、下の娘がエーデルピルスを見つけてくれた。自分は見つけられずに、しょうがないからベルギービールでも買って帰るかなと思っていたところだった。結局、エーデルピルスと、せっかくだから?とベルギービールを買う。

妻が出張の間、自分が娘達の面倒をすべて見ることになる。食事や風呂なんかは普段からやってるから心配ないのだが、下の娘の保育園の準備とか、上の娘の着替えとか、そのへんはちょっと不安だったりする。もっとも、上の娘がけっこう自分でやれるようになってきたので、任せておいてもそれなりに安心だったりするのが助かる。2日ほど、ドタバタとした朝が続きそうだ。

08年11月09日 21時46分 着信

昨夜、BS2 で放送されていた T-SQUARE の30周年記念ライブを録っておいて、さきほどまで見ていた。懐かしい。T がつく前の SQUARE は、デビューからずっと TRUTH の入ったアルバムまでは必ず新しいアルバムが出ると聴いていた。ユーミンのバックバンドをやっていたり、たしかタモリのアルバムで演奏したりしていたはず(打ち水にレインボーとか、そのころ)。本多俊之とスクウェアは、自分の高校〜大学の日本のフュージョンの中心だったのだ(あと、渡辺貞夫とネイティブサンってとこかな)。とはいえ、スクウェアだけはコンサートに行かないままに今日まで来ているのだが。今回のライブでは結成当時メンバーも参加ということで仙波清彦がパーカッションで、やっぱこの人はすごいわと自分は感じた。でも、それこそ自分が普段接している学生たちぐらいのメンバーが、現在のスクウェアでは演奏しているわけで、それはそれで感慨深いものがあったりする。昔のメンバーは、今のメンバーに比べるとテクニックでは確かに勝てない感じはあるのだが、独特のノリがあって、それが自分には心地よかったりする。そんなこんなで楽しめた番組だった。最後はお約束のように TRUTH なのね。自分の中では、スクウェアのアンコール(ラスト)といえば、Japanese Soul Brothers なんだけどね。

08年11月10日 16時34分 着信

今日はゼミ相談の初日。10名余りが相談に来た。例年並の出だしというところか。Keynote を使ってサクサクと説明をこなす。

学生への対応の合間を縫うようにして、明日の大学院のレジュメ作成。迷った末、プレゼンソフトは使わず、Keynote の配布資料印刷のものを配ることにした。さて、どうなることやら。

08年11月11日 16時20分 着信

大学院の授業は、前半は社会システム論の導入部分を講義して、後半は各論の一つとして責任をとりあげて話した。圧縮して話したので抽象的な概念の展開が中心になったが、それなりに反応してもらえたようで良かったかな、ということろである。話していて、自分なりに改めて気がついたことなどもあった。やっぱ講義してみるというのは、一つの考えることではあるなと思う。そういえば、年明けに福井県生活学習館での講習会で人間のコミュニケーションの特性について話をすることになった。こっちはコミュニケーション論に絞って話をすることになりそうである。

午後は3年生のゼミで、毎年の定番ネタの一つなのだが、TV番組を考えてくるというもの。番組として成り立つか、視るひとがいるのか、雑誌やネットではないTVの特性が活きるのか、といった観点からツッコミを入れていたら、全員の発表は終らなかった。発表者の趣味やこだわりも感じられ、なかなか盛り上がったゼミとなった。

08年11月12日 17時27分 着信

すか〜〜んと気持ちよく晴れた一日だった。なんか面白い写真が撮れるかなと思って GX200 をもってきたのだが、結局、何も撮れないまま日が暮れてしまった。ふぅ。車で走っていて、あ、これはいいなぁと思う風景に出会っても、その場で車を止めるわけにもいかず、かといって車内からだと余分なものが写りすぎるし、難しいなぁと思う。

ゼミ相談の対応に追われた一日だった。まとまったことはできないと最初から諦めていたので、Mac のアドレスブックにゼミ生を登録する作業などを行っていた。今後、こういった住所管理はアドレスブック&iPod でこなそうと思うのである。いずれ、いつの日か iPhone も買うだろうしね(本当かな?)。

ゼミ相談が人区切りついてからは、授業に備えて『公式組織』を読み直していた。せめて第2部の終わりまで三谷訳があればなぁと思うのであった。

主要検索サイトから自分のサイトに飛んできたアクセスの検索語句を記録・表示する機能をサイトに組み込んであるのだが、今日、ふとその表示ウィンドウを見ていたら、「よし、よし、よ〜し」で検索してやってきたアクセスがあった。福音館の「こどものとも 年少版」の「わにわに」シリーズのフレーズだな。ときおり、こんな語句で検索する人がいるんだね(&そんな語句でひっかかるページが自分のサイトにあったんだ)という発見があって、楽しめる。

08年11月13日 18時24分 着信

ゼミ相談で一日が終わった。やれやれ。

08年11月14日 16時29分 着信

組織論の講義は、予期の公式化、公式組織論へと展開し、メンバーであることをめぐる諸問題についてとりあげて終了。公式組織にたどり着いてからは、管理とかマネージメントがからんでくる経営学らしい?議論になる。今日はそれほど汗をかくことなく終了。

研究室でサーバのメンテナンスを終えて一息ついているところに、期間外のセミ相談の学生。毎年いるんだよね。説明を少し端折ってこなした。

なんか疲れて、頭に何も浮かんでこないよ。今週は大学院の授業やゼミ相談もあって、なんていうか濃い一週間だった。

08年11月15日 19時53分 着信

今週の疲れが出たのか、今朝は6時まで寝ていた。

妻が仕事なので娘達の面倒を自分がみていたのだが、2人で勝手にこってり遊ぶようになったので、自分は食事とか買い物なんかさえ気をつければ済むようになってきた。買い物の際に何かすかっと楽しめるような本(マンガも含む)がないかしらと本屋に出かけたのだが、結局、自分の本は買わずに、娘達に本を買ってやることになった。昼食を食べ、昼寝をしてから、娘達と久しぶりに町内の散歩へ。秋の景色を楽しみながらブラブラと。自宅に戻ってからは夕食の準備など。なんとなく、何があったという感じもしないが、何がわるかったという気もしない、そんな一日だった。

そういえば、今週、bk1 のベストセラーのランキングに水村美苗の『日本語が亡びるとき』がずっとランクインしていて(トップだったこともあったな)、ええええええええええ、これは絶対に何かある(じゃないと、水村美苗が急に売れるわけがないと、水村美苗を知ってたら思う筈)と調べてみて、納得。人気ブログでアオリが入っていたのね。そおか、水村美苗でも売れちゃうんだ。新刊はもちろん読んでないが、彼女の作風とタイトルからして、今の日本語の状況を批判的・悲観的に論じたものなんだろう(取り上げていたブログを斜め読みした限りでは、間違いはないようだ)。こういう本を、国内文学オタク(それが水村美苗の本来の読者だと思うのだが)では無い人が取り上げて騒ぐっていうのも面白い現象だな。片岡義男ではなくて水村美苗なんだ。水村美苗の新刊(自分は全然そそられない)や関連するブログを丹念に読みもしないでどうこう言う気はないけど、最高の科学者ほど最悪の哲学にハマるってアルチュセールも言ってたよなぁ、とか思ったりして。

08年11月16日 20時37分 着信

家族で買い物に行ったり、自宅の洗面所のパイプの洗浄をしたり、本を読んだり、と、まぁ休日ってこんなもんかなという一日ではあった。

昨日、日本語論の本を見かけたせいか、そういえば柴田元幸『翻訳教室』をまだ読み終えていなかったなぁということで、引っ張り出してきて読んでいた。面白い。英語の勉強にもなるし、また日本語表現の勉強にもなる。村上春樹も、彼の英訳者も登場しているしね。助詞や接続詞、あるいは強調表現など、細かなところへの気配りの仕方について、もちろん小説的な文章を自分が書くわけではないが、何かと刺激になる。

妻の母親が年賀状作成ソフトの相談でパソコンを持ってきていた。相談の内容自体は簡単に解決することだったのだが、自宅でネットにつないで Windows Update をかけてみると、まぁ、出てくる出てくる、更新の山。XP SP3 パックもあてることにしたので、更新作業だけでもかなりの時間を費やしてしまった。まぁ、普通の人のパソコンなんてこんなもんなのかもしれないなぁ。

そういえば、昨夜から寝床では『線路観察学』を読んでいるのだが、基本的には自分が知らないことなので、新しい知識の洪水という感じではあるのだが、面白い。最近の線路は犬釘ではなくてパンドロール形というバネになってるなんて、もし気をつけて色々な線路を見ていたら気がついたのかも知れないけれど、自分は気がついていなかった。そういう発見がいっぱいなのである。もっとも、それを知ったところで何がどうなのよ?という(少なくとも自分の普段の生活では)ものではある。だからこそ、楽しい。

08年11月17日 16時13分 着信

今日はこってりと自分の作業に没頭。今週の組織論の授業でシステム分化をやる予定なのだが、その前提の議論として、システムと環境の問題、構造的カップリングあたりの議論をさらっておいたほうがよいなと考え、ルーマンなんかの関連する文献をがりがりと読む。

ちょっと前に iPod 用に小さなスピーカーを買ったのだが、そういえばスピーカーを買ったら買うつもりで忘れてた Brian Eno の Bloom を購入した。ちょっと触っただけだが、うむ、イーノだなぁ、これ。娘達も喜ぶかもしれないな、と思った。反復によって音がつながりはじめてミュージックになる感じが気持ちいいのだ。

08年11月19日 11時32分 着信

雪だ。明け方に新聞を取りに出た時にはみぞれだったのだが、家を出る頃には雪といってもよいものに変わっていた。雪にはしゃぎまわる下の娘を保育園に送っていくのも、路面の感触を確かめながらの運転。大学へ来る道は交通量も多いし融雪装置が動いていたりして、ただの雨の感じで大丈夫だった。遠くの山が白くなったのを見ながら、冬が来たなぁと実感。もっとも、今では薄日が射しているようなので、軽く挨拶程度ではあったようだが。今度の週末にはタイヤを交換した方が安全かもしれない。

昨日は3年生のゼミをやって、その後、ゼミの食事会。イタリア系のレストランの飲み放題・食べ放題のコースで。6時に始めて、自分は9時には引き上げた。車なのでひたすらお茶や水を飲みながら色々と食べていたのだが、なかなか美味しく、楽しい時間であった。今週は、4年のゼミでも食事会。

ゼミの食事会の前に、レストランの近くにあるショッピングセンターに最近開店した、新しい勝木書店に寄ってみた。建物が大きく、ゆったりとした空間になっているのは気持ちが良かったが、品揃えは、期待していたよりは少ないかなぁという感じ。もっとも、福井では最大規模の書店ではある。

そういえば、ゼミでは福井の何が一番の問題だと思うかというテーマで皆で話しあったのだが、交通手段(車社会)と商業施設(店舗)に関連する指摘が多かった。すでに色々なところで指摘されており、議論もされている問題ではあるが、学生達の実感からの意見として、なるほどねと思うものもあり、こちらも改めて考える刺激になった。

08年11月19日 14時30分 着信

そういえば、昨日の学生達との食事会の際、自分が最初に着いて学生達を待っている間に iPod Touch を使ってみたら、無線LANの電波を見つけたので接続を試みたら、あっさりと繋がって、メールの確認などができたのだった。また食事会の途中で Google Map で自分の住んでいる地域を教えたりするのにも使えた。その店のサービスなのかどうかわからなかったが、こういうオープンなアクセスポイントが増えてきているというのは便利なものだと、あらためて感じた。

今週末の講義に向けて環境とシステム分化の議論を点検しているのだが、位置(ポジション)の話と分化の話を繋げる道筋が見えてきて、なんか嬉しい。もちろん、これまでも講義で取り上げてきた話ではあったのだが、一つの俯瞰的なストーリーとして、自分の中に見えてきたのである。

天気が回復するかと思ったが、陽がさしたと思ったらすぐに霰が窓をたたくという、いかにも福井の冬っぽい天気である。今日はこれから教授会。

08年11月19日 16時15分 着信

そういえば、昨日の学生達との食事会で、学生達はモスコミュールみたいな甘いカクテルを飲みながらパスタとかカツオのたたきとか揚物を食べていた。うみゅう。ま、本人達がおいしく楽しく食べて飲んでるからいいんだけどね。

08年11月20日 12時18分 着信

今日も雪だ。今日がピークらしいが、それでもなんとかノーマルタイヤではしれるかなという状況。すでにスノータイヤに交換した車も目につく。

雪が……

今日は4年生のゼミと、その後、夕方から食事会の予定が入っている。天候次第では予定変更もありかな。

明日の講義の目処がどうやらたってきた。環境から入ってポジション(職位)という装置、そこで表面化する個人というシステムとの関係、という流れでなんとかまとまりそうである。

08年11月21日 15時56分 着信

今日は組織論の講義。システムの環境認識の話から入って、システム分化、そしてポジションによる分化へと話を繋げていった。自分の中では、うまく展開しきれなかった部分もあるのだが、全体としての流れの感触は悪くなかったかなとは思う。聞いていた学生達はどうだったかな? 流れの感触を覚えているうちに、講義ノートを書いておこうとは思うのだが、この連休にできるかな?

昨日は4年生のゼミの卒業アルバム写真の撮影をして、その後、研究室でみなで歓談(ゼミにはならなかった)。公務員に挑戦していた学生たちも無事に合格し(自分のゼミから公務員が一度に3名も出るなんて思わなかったよ)、皆、それぞれにそれなりに進路が決まったということもあってか、柔らかな空気が研究室に満ち、自分も染まる。デジカメを持っていっていたのだが、学生の一人が自分を写したのが↓この写真。

田中求之

自分で言うのもなんだが、たぶん、ゼミ生たちが見ている自分ってこんなんだろうなと思う。この写真を使って Web 更新をするかな。今の写真もそろそろ古くなってきたことだしね。

昨日は、そのまま夕方は4年生のゼミの食事会。夕方5時に、開店と同時に大和田の秋吉になだれこみ、テーブル席を確保した上で、皆で焼鳥をめいっぱい食べた。アルコールを飲むものがいなかったこともあって、ひたすら皆で食べ続けたという感じではあったが、なごやかに盛り上がり、柔らかな空気の余韻の中で楽しい時間を過ごしたのだった。やっぱ秋吉はおいしい。

今日も相変わらず目まぐるしく変わる天気。夜には地区の下水工事に関する説明会があるので、自分はそれに出る予定。寒そうだ。

08年11月22日 10時03分 着信

休日なので、朝食が終ってから自室でネット見たり本を読んだりしているのだが、ふと思いついて iPod Touch を外部スピーカーにつなぎ、Bloom を鳴らしっ放しにしてみたら、これがイーノ。Listen モードにしておくとサウンドが自動的に変わって行くので、それを聴くともなし耳にしているのもいいのだが、ちょっとした気分転換に画面に触れて音を入れてみたり、娘が触ったりして、ちょっと変化もあり、そういうのがまた悪くないのである。なんかはまっちゃいそうだ。大学の研究室でも作業の時はこれでいこうかな。

久しぶりに晴れ間が。これから家族で買い物にでかける予定だが、午後には散歩に行けるといいな。

08年11月22日 19時57分 着信

iPod Touch の 2.2 がリリースされていたので更新をかける。問題もなく更新は終了したのだが、そのついでに? iTunes Store をのぞきにいったら、Keith Jarrette の ECM のアルバムがかなりラインアップされているのに気がつく。そうか、ECM も iTunes に載り始めたか、と色々と検索していて、Jack DeJohnette のラインアップを見ていて、Foday Musa Suso とのデュオの作品があることを初めて知った(ECM ではなかったけど)。これは買いだなとポチっとして他のアルバムを見ていたら、購入したアルバムの収録曲の ReMix アルバムがあって、これも購入。で、ついでだ、えいやぁ、とばかりに New Age っぽい2つのアルバムも購入してしまった。ECM のものは一つも買わなかったが、でも、今後も ECM のものが iTunes にどんどん載っていくのならうれしいな。かつて LP でジャズを聴いていた頃、ECM のアルバムのセールでまとめて買ったもののなかに、けっこう気にいっていたのがあったのだが、それがどのアーティストの何というアルバムだったか忘れてしまったのである。そのアルバムに、もしかしたら iTunes で再会できるかもしれない(ジャケットのデザインしか覚えていないが、試聴すれば一発でわかるはずなので)。

08年11月23日 10時14分 着信

そういえば、結局、『日本語が亡びるとき』を買ってしまい読んでみたのだが、まぁ、自分としては翻訳と書き言葉という視点からの日本語論(言語論)として新鮮に読めた本で、良い本だとは思うが、でもブログなんかで騒がれるのがよく分からないという感じだった。それよりも、この本を読んで悔しがっている大学教員、やったぜと思っている大学教員が全国にいると思った。国語(現代文)や小論文に最適の本がここに!! 今年度の入試の作問を担当した教員は、この本がもう少し早く出ていれば使えたのに!と思うだろうし、来年度に作問をしないといけない教員(まだ決まってないか?)は、やったね、これバッチリじゃん、と思うのではないか。水村の文章に、漱石なんかの近代日本文学の文章、それに漢文や古文といったものを関連して出題するような国語の綜合問題を作るのにも使えるじゃん。来年度の現代文の作問にあちこちで使われてかぶりまくるだろうな。そして、水村の本に欠けている視点(といっても致命的なものではないのかもしれないが)が、今、書き言葉を真剣に読む機会として、大学入試問題があるということではないか、と思ったりしたのである。

08年11月24日 18時20分 着信

今日は娘たちと過ごしていた。明日の大学院の授業の準備や買い物に行って一日が終わった。天気が悪いので散歩にも行けず、ダラダラと過ごしてしまったという感じである。自宅には蓄熱暖房を入れているのだが、何とか蓄熱暖房だけですむかなというところである。家中が暖かいというのは気持がいいなぁ。メンテナンスの手間はあるにせよ、スウェーデンハウスの家にして良かったと思う季節になった。

08年11月26日 11時16分 着信

久しぶりにスッキリと晴れた。朝もやの中を大学までの道を車で走っていると、光の変化が楽しかった。GX200 を買って以来、風景の光と影に目が行くようになり、またひとつ世界との回路が増えたことが嬉しかったりする。もっとも、写真に撮りたくなっても、車を止められないというストレスも新たに感じるようになったわけで、回路が増えるって事はそれだけ不満の入り込む窓口も広がるということでもある。

昨日の午前中は大学院のWS。今年の労働経済白書を読むということで、同僚の教員と大学院の学生と、白書の記述やグラフをネタにあれこれと語り合うという内容であった。話が色々と拡散したりするのもWSならではという感じである。

週末に Keith Jarrett の Standards のライブの DVD を2セット(どちらも過去に発売されたものを2枚組のセットにして ECM から出たやつ)と、Marcus Miller の Master of All Trades を購入。DVD を3セットもまとめて買ったのは初めてかな。David Sanborn の新譜である Here & Gone を買うために HMV にアクセスしたのだが(もちろん、この CD も購入)、久しぶりに Jazz の新譜リストとかランキングを見ていて、ふらふらと買ってしまったのである。最近、本当に新しい CD を買わなくなった。車の中でも、手持ちのものからピックアップしたベスト集の MP3 ディスク(256K bps で MP3 にしてもかなりいい音だし、なんといっても1枚でたっぷり入る)をかけっぱなしという状況である。新しい Jazz への回路は、ちょっと閉じかけてしまっているって感じかな。

昨日の午後の学部の3年生のゼミは、婚活時代の結婚について皆であれこれと。学生同士のツッコミも多くなってきていい感じであった。

今日は教授会とFD懇談会。それまでは授業準備など。

08年11月26日 12時29分 着信

そういえば、iPod Touch のアップデート以後、Web などでかき集めた息抜き用の写真の一部が奇麗に表示されなくなった。たぶん、これはバグだろうな。サイズが一定以下のものが駄目になったみたいだ。もうじきアップデートでそうだな。

08年11月27日 14時28分 着信

曜日の雰囲気というものがある。研究室から見る駐車場の車の数とか、廊下を歩く学生や同僚の気配等、具体的には色々な要素が入り交じって、自分の中に曜日の雰囲気みたいなのを感じている。普段はそんなことを思いもしないのだが、何かがいつもとちがうなという感覚を辿っていくと、曜日の雰囲気みたいなものにたどり着くわけである。今日の午前中、それを感じて、学年歴を確認してみて、はじめて、月曜日の時間割に変更の日であったことに気がついたのである。ハッピーマンデーの導入以後、月曜日の休講がどうしても多くなるので、連休明けの集には時間割の変更が入ることがある。今日はその日にあたっていたのであった。幸い、後期は自分は月曜日には講義もないので忘れていて休講というへまをせずに済んだ。

bk1 が改装していて、CD や DVD を扱うようになっていた。アマゾン化が一歩進んだというところか。bk1で新譜のチェックまで始めたら、またポコポコと買ってしまいそうで、それだけは止めておこうと心に誓ったのであった。このところ、アンテナが反応する新刊が少ないのだけど、そういうときが危ないのだ。

先日買った DVD を iPod Touch に入れるために、リッピングしたデータを HandBreak でエンコードしてムービー化しているのだが、授業用の iBook G4 を使うと、1枚に12時間ぐらいかかってしまう。で、ふと、そういえば XP があるじゃないか、と研究室の XP を立ち上げ、HandBreak をインストールして、リッピングしておいたファイル(フォルダ)を処理させてみたら、まぁ、速いこと速いこと。Time Capsule から読み込んでエンコードしたものをローカルのディスクに保存させているのだが、Gビットのネットワークなので転送速度はボトルネックになってないようだ。iBook G4 の10倍以上の速度でエンコードしている。研究室の XP は、けっしてハイスペックとは言えないものではあるが、今年入ったばかりのマシンなので処理速度もそれなりのものになっている。この XP は、自分の研究室では、先日入ったスキャナが繋がれて、ドキュメント処理装置としての地位を確保していたのだが、エンコードのようなデータ変換処理マシンとしても活用の余地がありそうだ。

08年11月28日 16時04分 着信

朝から雨が降っていたのだが、午後になって荒れてきた。この週末も天気には恵まれそうもない。散歩できそうもないなぁ。

組織論の講義は動機づけの話。動機づけの一般化、権威の一般化といった公式組織の話を展開して、最後にモチベーションとインセンティブに関する経営学の話を行って終了。経営学の話の部分では、細かな話に入り込まずに、ざっくりと概略と問題点の焦点にしぼった話をした。次回は意思決定、責任か非公式組織の話の予定。

来年度のゼミ生の応募で第一希望は8名であった。相談に来た人数は例年並の40名程度だったのだが、実際の希望者は少なめとなった。第一希望者8名は全員受入れ。第二希望者がどれくらい来るかな?

そういや、オノナツメの「さらい屋五葉」の新刊が今日あたり出る筈だ。帰りに本屋を覗いてみよう。

週末なのでサーバのメンテナンスを行ったのだが、そろそろハードディスクをメモリーカード(今風に言うと SSD ってことになるか)に置換したいなぁと真剣に思ってきた。なんか不穏な気配を感じるのだ。でも、SCSI 内蔵用のメモリーカード・アダプターって入手困難だからなぁ。なんか考えよう。

08年11月29日 17時42分 着信

今日は大学で、この秋に亡くなった川平先生をしのぶ会に出席。所属や研究分野が違うため、大学では委員会などでしか一緒する機会はなかったのだが、公舎にすんでいたときに、同じフロアだったこともって、雪かきなどで一緒したことが多かった。また娘たち、特にまだ小さかった上の娘は奥さんにずいぶんとかわいがってもらって、保育園の行き帰りなどに声をかけてもらって話をしたりしていたのである。会に出席していた人の思い出の話など聞きながら、そうしたいろいろなことを思い出していた。ご冥福をお祈りする。

今日はこの後、ゼミ生が出演する演劇を見に行く予定。演劇を見に行くのは、学生の時以来か。その前に、駅前で少し用事を済ませる予定なのだが、また本を買ってしまいそうだ。

08年11月30日 15時40分 着信

昨夜はゼミ生の一人が出演していた演劇を観に行ってきた。パンフレットなんかをろくに見ないで劇を観ていて、これって自分が学生の頃にブームだった野田秀樹の劇の感じだなぁなどと思っていたら、後になって脚本が野田秀樹で、彼の劇団も公演していたものだということを知ったのだった。いやぁ、演劇に関心のある人なら、「パンドラの鐘」というタイトルでまず判ったんだろうけど、知らないってこういうことなんだよね。まぁ、それでも野田秀樹を引きずり出しただけ、自分なりに何かを区別できて覚えていたってことかな。

昨夜は佐藤賢一がフランス革命を描いたということで買った『革命のライオン』を読み出した。その前に、福井新聞の書評の自分がお気に入りのコーナーに載った本で、なぜか大和田の勝木書店で平積みになっていた『船に乗れ! 1 合奏と協奏』藤谷治を読み始めていたのだが、なんとなく佐藤賢一も読み始めたのだった。オノナツメの「さらい屋五葉」の5巻も読み、今日は妻が仕事場の同僚から借りてきていた「私立轟高校図書委員会」を読み、そういや昨日は「バガボンド」も読み、と色々な本が入り乱れて自分をくすぐる週末なのであった。

そういえば、昨夜は演劇を観るために久しぶりに夜の駅前に出かけたのだが、なんか、駅前、つまんないね。学生たちも言ってたけど、これじゃぁ、確かにショッピングセンター行ってた方が、まだ楽しいだろうな。