田中求之的日々の雑感

このページは田中求之的日々の雑感の2008年01月分のアーカイブです。

ここに記されているのは、あくまでも田中求之の個人的な意見や感想です。
田中の所属する組織や田中の公的な立場の見解ではありません。

田中が購入したり読んだり気になった本の題名に bk1 やアマゾンへのリンクが付いている場合がありますが、これらのリンクにはアフィリエイト(ブリーダー)の ID は埋め込まれていません。リンクは記録や紹介を目的にしたものです。

【田中求之的日々の雑感】  【田中求之的日々の雑感 アーカイブ一覧】

08年01月01日 08時03分 着信

年が明けた。正月である。しんしんと雪が降っている。この冬初めての本格的な雪が正月というのも悪くない。広告記事だらけの新聞を読んで、さて本でも読むかというところである。

月が変わった夜中の12時に、この雑感の月ごとのアーカイブを作るスクリプトを走らせているのだが、昨日の CGI の作り替えの際に、そのスクリプトも変更しており、うまく走るか心配だったのだが、無事に12月のアーカイブページが自動作成・登録されていた。ほっと一息。サーバも今のところ落ちてはないみたいだしね。

08年01月01日 14時28分 着信
新年の雪の越美北線

雪が降ったり止んだりする中を家族で近くの神社と寺に初詣に。夕方から妻の実家に泊まりに出かける。久しぶりに雪の中をぶりぶり走ることになりそうだ。

08年01月01日 15時49分 着信

愚者の方に「2007年に読んだ本で印象に残ったもの」を投稿した。ちなみに、2007年に田中が私費で買って読んだ本のベスト10(文学・文芸およびルーマン関連は除く)は以下のように決定したのだった。

Rank書名筆者
 1『世界屠畜紀行』内澤旬子
 2『マルクスの亡霊たち』ジャック・デリダ
 3『一六世紀文化革命 山本義隆
 4『数学ガール』結城浩
 5『エニグマ・コード』ヒュー・S=モンティフィオーリ
 6『エレクトリックな科学革命』デイヴィッド・ボダニス
 7『そして世界に不確定性がもたらされた』デイヴィッド・リンドリー
 8『築地』テオドル・ベスター
 9『感染地図』スティーヴン・ジョンソン
10『マルクスの『資本論』』フランシス・ウィーン

ベスト1は、非常に激戦だったが、やっぱ2007年はこの本が出た年だよなということで『世界屠畜紀行』に決定。

08年01月02日 14時24分 着信

昨夜は妻の実家に泊まりに行く。今日は自分だけ、少し早く帰ってきた。自宅前の雪かきなどしてから『小林秀雄の恵み』を読み続けている。橋本治の本はすんなりとは読めないので、どうしても時間がかかるのだが、この本は特にその感じが強い。橋本治−小林秀雄−本居宣長の3名の記述や立ち位置がもつれながら論じられていく本だからだ。でも、この本は自分にとって収穫の本であるのは事実。小林秀雄が自分にとって放っておいてもいいオジサンであることを確認できたからだ。別に小林秀雄をどうするのよ?という問いを突きつけられていた訳ではないが、高校時代の受験生必読本の『考えるヒント』以来、こいつはいったい何なんだと思っていたのが、ようやくすっきりした。凄い人かもしれないが(そう思う人にとっては)、すくなくとも、自分には、別に凄いとか思わなくていいんだということは確認できたのだった。ああ、すっきりした。

08年01月03日 10時34分 着信

今日は雪もやんだようだ。雪で磨かれて奇麗になった(笑)愛車のシビックフェリオsir ↓

Civic Ferio Sir

今日はのんびりと本を読んだりして過ごす予定。明日から仕事(いきなり教授会だ)。

08年01月04日 10時42分 着信

今日から仕事始め。研究室は冷えきっていて寒いなか、先ほど、サーバのメンテを行う。CGI にもまた少し手を入れた。午後には教授会、夕方には学部の新年会。それまで自分は講義ノートの整理と授業準備だな。

友人の玉岡さんから FutureBASIC が Free になったとの知らせが届いた(→"FBtoC Project & FutureBASIC Freeware")。自分は REALbasic を使っていたので FutureBASIC は試したことがなかったのだが、今のバージョンでも 68K のコンパイルが可能になっているじゃないか。なかなかやるもんだね。試してみたいところだが、なかなか時間がとれそうもないなぁ。

08年01月05日 13時43分 着信

昨夜はリバージュ・あけぼので学部の新年会。帰りは越美北線で帰れるかと思ったのだが、都合のよいのがなくて、結局、福井駅から自宅までタクシーで帰った。もうすこし使いやすいダイヤで運行してくれたらなぁとは思うが、そういう自分が普段は車に乗っているのだから、偉そうなことは言えない。

夜中に目が覚めて年末に買っておいた『ベース・カルチャー』を読み出したら、これが面白い! ジャマイカの音楽史の本ということになるのだろうが、文化、宗教、経済や政治の状況などもからんで、ジャマイカの音楽(スカとかレゲエとか、自分はあんまり熱心に聴いたことはなかったりするんだが)の変遷が語られていく。翻訳も読みやすいと思う。2段組で560ページぐらいあるボリュームのある本だが、この週末はこれを読みふけることになりそうだ。いきなり2008年の収穫の一冊に出会ってしまったのだった。こういう本との出会いがあるから、人生って楽しい(大げさ)。読み終わったら iTS でレゲエとか買ってしまいそうだなぁ。

08年01月06日 09時29分 着信

今日は自分が娘達の面倒をみている。娘達が仲良く遊んでいるあいだは『ベース・カルチャー』を読み続ける予定。遊ぶのに飽きたら、買い物に連れ出すことになるだろうな。のだめSPを録ったやつもあるし。ま、そんな感じで普通の週末。週明けには授業が始まり、卒論指導も再会。やれやれである。

そういや、冬休みになったら Leopard にアップグレードしようかと考えていたのだが、当分見送ることにした。どうせなら Intel Mac を手に入れるまでは今のままいいか、という気もしている。

08年01月07日 12時17分 着信

今日から授業開始。講義はないが、卒論指導と授業準備である。明日のゼミでは時事問題の解説を特別に行うことにして、アメリカ大統領選挙の仕組みを取り上げる予定。前にもゼミでやったなぁと思い出しながら、もう4年かと思う。

今週の組織論の講義では、経営者の役割とリーダーシップを取り上げるつもりである。経営者(トップ)というポジションの機能(役割)と、リーダーシップとをきちんと区別した上で、なんで経営者神話みたいなものが語られるのか?という切り口で論じられたら面白いかなと思っている。ルーマンの『公式組織』では、少なくとも表には出てこないテーマであるので、どうしてもバーナードなんかを使うことにはなるのだが、昨年にバーナードのノートを作ったおかげで、バーナードとの距離の取り方や利用のしかたについて見えてきたこともあるので(何でもやってみるもんだなと思う)、そのへんを活かせたらいいのだが。さて、どうなるかなぁ。昨年末の講義のノートの整理も終わってないし、時間に追われそうな気もする。

08年01月07日 15時21分 着信

そういえば NFL のプレーオフが始まってるはずだと、ひさしぶりに NFL 関連のニュースなどをネットで見ていた。最近は F1 同様にまったく観なくなってしまったので、プレーオフ進出のチーム名を見てもどんなプレーヤーがいるかは分からないのだが、グリーンベイ・パッカーズがプレーオフに出ていたのでサイトなどをみてみたら、今でもブレット・ファーヴがQBをやってるじゃないか! パッカーズがスーパーボウルを制した 1996 年ごろ、自分が一番好きだったQBである。スーパーボウルに出てきて欲しいところだが、とりあえず、プレーオフのパッカーズの試合は録っておくことにしようと思う。研究室のモニターの隅にBSの NFL の放送を映しながら、もくもくと夜中まで研究室で過ごしていた頃が懐かしいなぁ。

08年01月08日 10時28分 着信

今日はゼミの日。それまでに講義の準備やらあれこれと。リーダーシップ論の再確認も必要だな。

リーダーシップといえば、昨日の卒論指導の学生は上杉鷹山の財政改革をとりあげたものを書いているのだが、論文の最後に鷹山のリーダーシップについて考察する部分がある。基本的には、自分の弱さをオープンにすることで皆に動いてもらえる体制をつくったというあたりになるのだが、そのリーダーシップの本質ってなによ?といったところで、学生自身の言葉では弱いということで、何か経営学者の意見を引いてまとめようということになって、バーナードの『経営者の役割』を引っ張り出すことに。自分の資料・研究ノートのページから「第17章 管理責任の性質」の解説の部分を印刷して渡して読ませて検討した結果、有名な以下の記述を引用して、考察の支えにすることにした:

目的のある協働は構造的性格のある限度内においてのみ可能であり、それは協働に貢献するすべての人々より得られる諸力から生ずるのである。協働の成果はリーダーシップの成果ではなくて、全体としての組織の成果である。しかし、信念を作り出すことができなければ、すなわち、人間努力の生きたシステムがエネルギーおよび満足をたえず交換し続けうる触媒がなければ、これらの構造は存続することができない、否、一般に成立すらしない。生命力が欠乏し、協働が永続できないのである。リーダーシップではなくて協働こそが創造的プロセスである。リーダーシップは協働諸力に不可欠な起爆剤である。

(バーナード『経営者の役割』より)

今週のリーダーシップ論も、いってしまえば、この辺の話にはなるが、もうすこしクールなものにしなくては、と思っている。

08年01月10日 09時54分 着信

昨日は京都へ行っていた。京都からの帰りは17:09発のサンダーバードに乗ったのだが、列車をホームで待っているとき、湖西線の普通列車がホームに止まっているのが目に入った。で、そういえば、大学院の頃、この時間の湖西線に乗って塾講師のアルバイトに行っていたなぁというのを思い出して、あれからもう20年近くになるのか、と。バイトしていた塾は湖西線の小野駅で降りて歩いて10分ほどのところにあった塾だ。中学生に理科を教えていた。D4になって奨学金がなくなり、それまでバイトしていた塾が都合により閉めてしまったので、新聞の広告かなんかでみつけて応募した塾だ。中学生の理科を教えるのは初めてだったので、自分も教科書や自由自在といった参考書を読み返しながら、けっこうドタバタしながら授業をしていた。授業が終わって10時過ぎの湖西線で京都駅に戻る(ほとんど人ものってないような列車で、途中の雄琴でオネーサンたちが乗ってきて声を掛けられたこともあったな、そういえば)と北大路行きの最終バスにギリギリ間に合って、それで下宿近くまでかえって、弁当屋で弁当かって下宿に戻って…… という生活だった。そういや、途中でJRのダイヤ改正かなんかがあって、山科で降りて京阪で3条に出ないとバスに間に合わないようになったなんてこともあったな。そういう当時のことが、湖西線の列車を見ていて、ど〜んと思い出されたのだった。あの頃、ODから先がどうなるかわからない状況だったけど、20年後の自分が今のような生活ができていることが分かっていたら、少しは気分も楽だったかな? それとも、そんなふうになってしまうのかぁと思ったかな? 結局、D4で大学院は単位修得退学し、大阪府の産業開発研究所の客員研究員になったので、その塾は1年しか勤めなかったけど。アルバイトで塾の講師をやって(もっぱら中学生相手の塾)、その時に自分なりに教えることに試行錯誤して(なんせ相手は中学生だから、容赦ない)、それが今の自分の授業のスタイルの原点になっている。小野の塾での1年は、自分のやり方で教えてなんとかなる、とやっと思えるような(実際、生徒たちの点数とかにも出てたし)、そういう1年だったな。もしかしたら、当時の生徒が、社会人としてホームにいたりするのかもしれないな、と思いながら、湖西線を見てたのだった。

08年01月11日 16時05分 着信

今日の組織論の講義は、午前中は中間管理職について論じ、午後はリーダーシップについて。自分の中でもまとめきれないままに授業に臨んだところがあるので、すこしドタバタとした授業になってしまった。リーダーシップについては、例年の通り、<対話的であることを通じて創造的であること>に行き着くわけだが、コミュニケーション論とのつながりなどを新たに展開した。ひさしぶりに2コマの講義をやるとつかれる。もっとも来週はセンター試験の準備のために午後は休講だけど。

新年度からのゼミ生の選択(くじ引き)を行って選考結果を提出。14名。さて、どうなるかね。

今日も卒論の指導も入っていたのだが、ようやく終着点が見えてきたという感じである。人を動かすって大変だわぁと、今日の講義じゃないけど、思う。

さて、この週末の連休はどうなるかしらね。とりあえず『ベース・カルチャー』は読み終えたいな。今年になってまだ買いたくなる本に出会ってないのが、なんとなく不満だったりする。

08年01月12日 13時02分 着信

自宅で『ベース・カルチャー』を読んでいるのだが、期せずして懐かしい曲に出あってしまった。"I Can See Clearly Now" である。Johnny Nash というアーティストのレゲエの曲だったことも初めて知った。自分がこの曲に出あったのは、高校生の時、父親がもっていた Junior Mance のピアノのアルバムの中に入っていたやつである。何度も聴いた曲で、Junior Mance の CD でこの曲が入ったものが見つかれば買うつもりでずっといたのだが、未だに出合っていない。自分の手元にあったのは、Holly Cole が歌ったやつで、これはこれでベースに彼女の声が絡んでいくのが気持ちの良い演奏で、気に入っている。で、『ベース・カルチャー』でレゲエがオリジナルということを知り、だったらいっぱいヴァージョンがありそうだと iTS で検索してみたら、まぁ、出てくる出てくる。日本のドラマのサントラ盤にまで入っている。カントリーの演奏のものも多い(iTS の「国」というジャンルがカントリーのことだと気がつくまでしばらくかかった)。レゲエのものが少ないくらいだなぁ。ほとんど全部を試聴してから、10曲ほど購入した。午後は、これを聴きながら読書だな。

08年01月12日 15時50分 着信

結局、I Can See Claerly Now は12曲購入した。色々な演奏があってなかなか楽しいのだが、日本人の女性の粟村杏衣が歌うバージョンがパワフルでかっこいいのに感心してしまった。黒人とは違うのだが、独特の日本的ソウル的ブラックネスとでもいうべきものがある。色々なひとが出てきてるんだねぇ。

08年01月13日 11時33分 着信

『ベース・カルチャー』をようやく読み終えることができた。たっぷりのボリュームに濃い内容の本だったが、堪能したぁという感じである。自分はジャマイカの音楽を熱心に聴くわけでもないし、詳しいわけではないので、文中で語られている様々な曲がどんな曲かは分からないわけで、その意味では、音楽史の本を非音楽的にしか味わえないわけだが、それでも一つの分化史として、十分に楽しめた。

続いて、先日、京都で買ってきた『カメのきた道』(平山廉)を読みはじめた。カメという動物について、進化の観点から解説した本だが、改めていわれてみると、確かにカメという動物は面白い動物である。それに気づかさせてくれた本である。

午後には地元の新年会。雪が舞う寒い天気。

08年01月14日 09時08分 着信

昨日の夕方から地区の新年会へ。総会の後、地元の人たちとビールや酒を飲みながら話をしていた。少しずつ、地元に溶け込んでいく感じ。もちろん、それは色々な役を引き受けることにつながるわけだが……

昨夜のうちの録っておいたパッカーズとシーホークスのプレイオフの試合を見ている。いやぁ、ファーヴはやっぱすごいわ。10年という月日が流れたとは思えない、自分が知っている、自分の好きなファーヴがそこにいた。スーパーボウルに行って欲しいな。

08年01月15日 10時21分 着信

昨日、普段の週末と同じように、家族で買い物に出かけたのだが、買い物に行ったショッピングセンターでストリート・ダンスの上演(っていうのか?)が行われていた。時間がなかったのでじっくりは見れなかったのだが、ふと思ったのが、ストリート・ダンスをショッピングセンターでというが、いかにも福井っぽいかなぁということ。ダンスに限らず、ストリートで楽しんだりパフォーマンスするものというのはいくつかあるわけだけど、福井には肝心のストリートにあたる場所がないような気がする。少し前になるのだが、大学で会ったゼミ生に「今日はなんの授業だ?」ときいたら、「授業じゃないけど、暇なんで大学に来た」という返事が返ってきて、がく然としたことがある。けど、確かに、自分の大学の周辺には、特に用事はないけど何となくブラブラたむろするところなんてないし、とりあえずそこに行けば誰かいそうだという場所は大学しかないのも事実(下宿生で車を持っていないと、本当に大学ぐらいしか行くところはない)。そういうのって、なんか哀しいよなぁと思う。「意味もなく、ただなんとなく時間を潰しに行ってもいい場所」ってのがストリート系のパフォーマンスの場所だと思うのだけど、それがたとえば駅前にあれば(って言っても、場所があるだけじゃなくて、人が来ないとだめだけど)、もっと色々と楽しいことがあるのかもしれないな。

今日は時間割が月曜に変更なので、授業などはない。卒論指導である。研究室が寒い。

08年01月15日 11時35分 着信

この週末の I can See Clearly Now のマイ・ブームの続きというわけではないのだが、そういえば Amazon.com が MP3 の音楽販売をやってるなぁということで(大手レーベルの DRM 無しの販売で話題になっていたし)、検索してみた。iTS のものと同じのがほとんどであったが、KC Sunshine Band (懐かしい)のものなど、やっぱ一部、日本の iTS では買えない曲もあった。迷ったけど、とりあえず見送った。iTS が国によって販売レーベルの制限を加えているのに対して(っていうか、日本では SONY 関連のものが駄目になっているのが困るわけだが)、Amazon だったらとりあえずアメリカで販売されているものも購入できそうだったので、こっちのほうが使えるかもしれないなぁとは思う。DRM 無しというのが大きな流れになってきたのは喜ばしい限りではある。

08年01月15日 17時32分 着信

卒論指導は、とりあえず一人は終了。

このところ、メールサーバの SMTP のコネクションがエラーになる(コネクションを張ろうとするとエラーで拒否される)という状況が続いていたので、メールサーバを再起動し、ARD でメールサーバの EIMS の各種モニターウィンドウを開いた状態で半日ほど様子を見ていた。すると、大学のメールサーバからのコネクションの一部が Timeout したにも関わらずコネクションが切れないままになるという現象が起きていた。どうやらこの幽霊コネクションが増えていって Max のコネクションの制限枠を塞いでしまっていたようだ。やれやれ。同一サイトからのコネクションの数を減らし、Web サーバ(で動かしているメール送信ソフト)や自分のメーラーからの SMTP コネクションは Submit のポートを使うように変更した。また、念のため、キーボードとモニターをつないだ状態にして、しばらくはいつでもサーバをいじれるようにしておいた。Web サーバが一段落したら、メールサーバのドタバタかよぉ、という感じではあるが、まぁ、そのへんがかわいいところではある。SMTP Submit を利用できる UVJ Mailer を作っておいてよかったよかった。

08年01月16日 13時01分 着信

今年の Mac Expo の目玉は MacBook Air、映画のレンタル、AppleTV の改良、Wireless-NASの Time Capsule といったところだった。なかなか。Keynore Address も相変わらずうまい。Time Capsule は研究室に一つ欲しいかなぁというところである。

今週の組織論の講義の準備と試験問題の準備、午後は教授会。なんとなくドタバタと過ぎていく。面倒な書類作成もある。やれやれ。

08年01月16日 16時09分 着信

メールサーバがこのところ不調になってきたのは、何かが最近になって変わったのが原因のはずだと考えて、色々と調べていたら、今はもう使っていないアカウント(WSMのメール配信などのテストに使っていたアカウントが残っていた)にスパムが10M近く溜まっているのを発見した(ありふれたアカウント名を使っていたので、偶然に有効なアカウントしてスパマーに見つかったらしい)。スプールのファイルそのものを削除するという手もあったが、念のため mboxer で POP でアクセスして一括消去を行った。これ以外に、特に最近になって変化したことは見つからなかったので、これでしばらく様子を見てみることにする。パソコンのトラブルは、常に、なんらかの原因があって、それを読み切れるかどうかが試されるわけだが、さて、今回の読みはどうかな?(EIMS が巨大スプールでエラーを起こすかどうかの事例は調べていないのが詰めが甘いところなんだけど)。

そういえば、来年度のシラバスを作成する時期になってきたのだが、Mac の授業のシラバスには、最新の Leopard(10.5) ではなくて Tiger(10.4) での授業だから気をつけてね、という趣旨の文章をゴシックでど〜んと書いておいた。Leopard の新機能を取り上げる必要は感じないのだが、Finder のインターフェースが変わったことだけは気になっている。ま、実際に使用されているのは Tiger の方がまだ多いから、とりあえず来年度はいいとは思うが。

08年01月17日 10時20分 着信

朝起きたら雪が積もっていた。久しぶりに雪道を出勤。雪が止んで遠くの山まで白一面の景色の中を I Can See Clearly Now を聴きながら運転するのも気持ちがいい。

明日の組織論の授業の準備をしているのだが、うまくまとまらなくて苦労している。午後には卒論の指導が入っているので、それまでには終わりたいのだが、さて。

このところのメールサーバのトラブルは、昨日のスプールの整理がビンゴ!だったようで、あれ以来、幽霊コネクションは発生していない。もう少し様子を見てから、問題が起きなければモニターとキーボードを外して ARD での監視にもどす予定。自分の読みがあたっていたときってのはやっぱ気持ちがいいもんである。パソコンはこれがあるから楽しい。

08年01月18日 15時14分 着信

今日の組織論は午前中のみの1コマだったので、試験問題のうち事前に公開する基本問題6問を書いたものを配り、その問題のキーワードを中心に解説していく形でこれまでの講義内容を振返った。学生は2問を選択して解答することになるのだが、さて、どの問題を選んでくるのか楽しみではある。来週の講義が最終回になるので、最終回では組織と個人(組織と私たち)という内容の講義をしようと思っている。さて、まとめきれるかな。

研究室に戻ってサーバのメンテナンス。Web サーバの方は順調。だが、メールサーバのトラブルは、完全解決とはいかなかったようで、幽霊コネクションが1つ発生していた。ただ、以前のように幽霊コネクションが増えていくという現象は起きていないので、とりあえずこのまま様子見。こうなると、大学のメールサーバの方の問題という可能性もあるしね。

卒論の提出締め切りが今日なのだが、ようやく今年度の指導も終了した。やれやれ。

同僚の研究室の iMac がネットに繋がらなくなったというので、その対処。色々と調べたところ、ケーブルが怪しいとにらんで、ケーブルを自分の研究室にあった予備のものと交換したら、無事に問題は解決。この作業の際に、同僚が使っている MacBook にも触ったのだが、やっぱ早いなぁと改めて思う。授業用の iBook 7台をすべて MacBook に更新できたら素敵だろうな。

そういえば、丸善に予約してあった広辞苑が届いた。広辞苑を買うのは実は初めてだったりする。紙の辞典をめくるのは、やっぱ独特の楽しさがあるなぁと改めて感じた。

08年01月19日 12時42分 着信

bk1から本が到着:

この週末のお楽しみ。まずは『ふしぎな生きものカビ・キノコ』から読みはじめた。今年はセンターの監督はあたらなかったので、のんびりと過ごせるのであった。

08年01月20日 12時28分 着信

昨日のうちに『ふしぎな生きものカビ・キノコ』を読み終えた。菌類ってやっぱ不思議で面白いなぁとあらためて思う。原文を見ていないので何とも言えないのだが、いまひとつクリアさに欠ける文章だったのが残念ではあった。続けて『ジェネシス・マシン』へと進んだのだが、こちらは遺伝子工学、計算科学、チューリング・マシン、グラフ理論等々、色々な話題が交差し、その中心にバイオ・コンピューティングがあるという本で、そうか、そう繋がるのか、というのがまず楽しめる本になっている。今日はこれを読み続け、終わったら『会社はどこへ行く』にとりかかる予定。

08年01月21日 14時15分 着信

パッカーズ、まけちゃったよ。ペイトリオッツとのスーパーボウルを堪能するという希望はかなわなくなってしまった。残念。

今日はいろいろな雑用をやらないといけないが、授業の準備もある。今週末の最後の組織論の講義では、株式会社というものをとりあげるのもよいかなと思って奥村宏の『会社はどこへ行く』を読んだのだが、株式会社批判としては当然のごとく面白いのだが、組織論の講義にはなかなかつながらない(会社人間を共同体主義の側面からのみ批判するだけで、公式組織というメカニズムのもとでの行動選択というものが出てこない)。会社人間論みたいなことを論じようかとは思っているのだが、さて、どうまとめるかね。

08年01月22日 12時16分 着信

『今日から使える熱力学』を読みはじめたのだが、確かに順を追って説明がしてあって、なるほどなどと思いながら読み進めることができる。高校の時の物理や化学で習ったことの記憶(習ったことだけではあるが)も蘇る。ただ、この手の本にありがちな、教師と学生の対話みたいなのが所々に出てくるのだが、これが余分にしか思えない。なんか笑いを媚びているようないやな感じすらするのが残念。

今日は午後はゼミ。就活の面接の問題集のようなものから問題をピックアップして皆で考えてみようという予定。

ある作業のために iBook G4 を立ち上げたら、どうやらバッテリーがおかしくなっているようで、100% に充電しても、あっというまに 0% に減ってしまうという現象が出ていた。電源をつないだ状態であれば使えるので、授業などには支障はないとは思うが、交換するべきかどうか、思案のしどころである。そういえば、ここ24時間ほど、メールサーバの幽霊コネクションの問題は発生していないのだが、そうしたら Web サーバが昨夜のうちにこけていた。やれやれ。

08年01月23日 16時29分 着信

一日、授業準備。組織論の最終回は組織と個人というテーマで相互浸透の議論を下敷きにした話と、会社という組織と働くことについて話をしようと考えて、あれこれとメモを書いたり文献を読み返したりしていた。うまくまとめきれるかな? 最後だけに、これまでの議論を振返りつつ、個人にとってという視点から見直す議論にできればいいのだけど。

なんか色々ともやもやしてるのだけど、目先のことにドタバタしていて、すっきりしないなぁという毎日。今週で講義が終わるので、それで一息つけるかなとは思うのだが。前に、ゼミで学生たちに、面白い仕事を探すのも悪くないけど、仕事を面白がることも大切ではないか(なんでも面白がれるのが人間の好奇心のすごいところだよん)みたいな話をしていたのだが、面白がるにはそれなりの気力というか余裕というか、そういうものが必要だよなと思う。こんなことして何の意味があるの?という問いを振り切って面白さに暴走していくだけのエネルギーみたいなものがいるよなぁと実感する今日この頃である。やれやれ。

08年01月24日 16時16分 着信

今日も色々な雑用をこなしながらも授業準備。相互浸透の議論を再検討していたのだが、まだ、うまい落とし所がみつからない。ルーマンをそのまま講義してもしょうがないので、どのように話をまとめるかなぁというところである。人間は社会や組織の環境である(部分ではない)ということを軸に話を展開しようと思うのだが。後半に予定している会社という組織の話は、ほぼ筋が見えてきたのだけどね。

そういえば、今読んでいる『今日から使える熱力学』の中でエンタルピーという概念が出てくる。エントロピーがあれだけ比喩的な概念として使われているのに対して、こっちは専門用語に留まっている(と自分は思うのだが)のは、なんかもったいないような気がする概念である。この概念を知っただけでも収穫はあったかな。読み進めるうちに数式が増えてきて、さすがに細切れの読書ではついていけなくなってきている(だからこの式は何なの?という理解だけでは、美味しさが半減するような気がするのだ)。まぁ、とりあえず最後まで読み切って、時間があったら再読しようとは思うのだが。

08年01月25日 14時45分 着信

昨日来の荒れた天気。今朝は圧雪でつるつるになった道を運転してきた。久しぶりにL2モードにしたままで走っていた。まだ雪は続いているが、峠は越えたような気配である。吹雪いていたわりには雪は積もらなかったようだ。

今年度の組織論の講義を終了。午前中は会社という組織について、競争の道具としての組織という切り口で論じた。この切り口を見つけたことによって、公式組織論といわゆる経営組織論のつなぎがうまくいったという感じがする。午後は、自分の組織論の講義の基本的な考え方をあらためて確認してから、組織と個人の関係はシステム間関係であることを見誤るなといった話をして講義のしめくくりとした。試験範囲外の内容で荒れた天気であったにもかかわらず、ほぼ普段と同じぐらいの学生が出席していた。今年度は比較的出席学生が多いまま終わったなぁ。もちろん、時間割上で重なる科目が少なかったということはあって、母集団というか受講登録学生の数が多いので、出席率という点ではあんまり変わらないのだろうが。ま、なにはともあれ、講義が終わって一区切りついた。毎学期、もっと楽に講義をすればいいのにと思いながらも、それができないのが自分なのだった。さて、試験問題や公開用のノートの整理をやんなきゃ。

08年01月26日 09時25分 着信

昨日帰りも雪が降り続いていたが、圧雪は溶けていたので、楽ではあった。ただ、自分の車は ABS とかついてないので、雪道なんかだとブレーキの踏み方が悪いとすぐにロックしてスリップするので、ブレーキングは慎重になる。昨日は右足が緊張していた。

bk1から本が届く:

早川のノンフィクションは、毎月一冊は買っているような気がするが、ここはやっぱりハズレが少ないとは思う。今回の『大気の海』も、大気を扱ったノンフィクションなのだが、出だしから引込む書き方が素晴らしい。今日は自宅でこれを読みふけるのだ。

08年01月27日 14時29分 着信

『大気の海』は一気に読み終えることができた。空気の成分とか電離層とかについて読ませる本になっているのが素晴らしい。今年の収穫に入る気がする。続けて『香りの愉しみ、匂いの秘密』に録りかかったら、こちらもなかなか当り!って感じの本。香りについてのエッセーがまとまった本だが、化学的な解説あり(トップノートは分子式が小さい物質だとかね)、商品の話、業界の話などなどが語られていて、なるほどねぇと読ませる本。今日はこれを読み続ける予定。

……と、読む本はあるにもかかわらず、家族で買い物ついでに本屋に出かけて、新書と以下の本を買ってしまった:

どちらも軽く読めそうな本。こういうのも読みたくなるのだ。そういえば、テレビで「鹿男あおによし」をやっているのを見たのだが、けっこう原作をいじらずにうまくドラマにしてある感じで、楽しめた。

08年01月28日 11時46分 着信

『香りの愉しみ、匂いの秘密』を最後まで読み切ったのだが、匂いとは何か? 人はなぜ匂いが分かり/区別できるのか、ということにかんして、分子の振動周期が匂いとして感知されるという立場からの説明になっていて、なるほど! そういう考えはあるよなぁと感心しながら最後まで読んでいた。これまで、単純に、鼻の受容器が分子を感知しているだろうと思っていたが、そんなに単純な話ではないことは十分に理解できて、自分の匂いというものに関する見方が変わってしまった。いやぁ、正直、こんなに刺激的な本であるとは予想していなかったので、おもわぬ喜びである。こういうのがあるから止められないんだよな、本読みは。

授業の準備をしなくてよいのは、やっぱ気分的にかなり楽だな。

08年01月29日 09時46分 着信

自分は MacSE といっしょに EGWord を買って以来、ずっと EGbridge を使い続けているのだが、その egbridge の販売がついに終了してしまうことになった。エルゴソフトから正式な発表。仕方がないなとは思うが(実際、最近のことえりはかなり使えるようになったことは、Mac の授業で実感していたのだが)、淋しい。EGWord は今では全然使わなくなったのだが、それでも MacSE 時代の自分のメインのワープロだった。Nisus がメインのワープロになったのも、発売当初、アメリカ産にもかかわらず egbridge でインライン入力できるという仕様になっていたからだっだ。Mac を買って以来、常に使い続けてきたソフトが egbridge であるわけで、愛着というよりも、なんか自分にとっては Mac の一部みたいなもんになっている。またひとつ、区切りが来たなという感じである。

昨日の午後は厚生病院で肝臓の診察。かなり待ち時間があったので、先日買った新書を読み、それから『阪急電車』を読んでいた。なんていうか、つぼを押さえたものになっていて、楽しめた。阪急電車にも久しく乗ってないなぁ。

08年01月30日 17時31分 着信

朝から溜まっていた書類書きをじたばたしながらなんとか全部済ませる。やれやれ。その後、しばらく中断していた講義ノートの整理を久しぶりに。組織における個人行動の部分が、ほぼまとまりかけてきた。このまま勢いで論文に突入できるかな?

昨日のゼミでは、『阪急電車』の余韻もあって、以前にゼミのネタでやっていた恋愛小説風の文章を仕上げるというネタをやってしまった。年度最後のゼミなので、お気楽なネタでもいいだろうと思ってのことだ。自分では思いつかないような切り口の解答などもあって、自分はけっこう楽しめた(ツッコミもいっぱいできたし、勢いでかつての「りぼん」の話とかまでしてしまったよ)。

(主人公は県外出身の男子学生とする)福井県立大学という名前を初めて聞いたとき思ったのが、なんかビミョーってことだった。進路の相談の時、担任の山田がその大学の名前を口にした時のことだ。そのビミョーな感じが、さえない自分にはなんだか合うように思えて、そこにしますと答えたのだ。

問:どんなふうにビミョーなのか?

これに対しては、圧倒的に多かったのが、福井という土地がビミョーという解答だった。あと、どの辺のレベルの大学なのかすぐには分からないとか、国立でもない私立でもない県立ってのがビミョーだとか。何かを「ビミョー」という観点で見直してみる(あえてビミョーだとしてみる)っていうのは、けっこう面白くて発見があるので、個人的には何かを考えるときに使う手の一つなんだが、この問題は、思ったほど答えが散らばらずに、ちょっと狙いが外れたかぁというところだった。これ以外に、出会いの物語を設定させるとか、あと、メインの問題は以下のようなものにしたのだが、こちらはけっこう答えのパターンがひとそれぞれで、そこが楽しめたのだった。

その日が来た。
先にユカがきていた。
ベンチに少し緊張したような顔で座っていた。
僕は無言でユカの横に腰を下ろした。
しばらく二人で何も言わずにただ黙って通り過ぎる人を見ていた。
学校帰りの高校生達が賑やかに過ぎていった。
全速力で走る子供を母親が追いかけていった。
最初に口を開いたのはユカだった
「    」
「    」と僕。
ユカは小さくため息をついた。
そのまま、また二人とも黙って座っていた。
店内放送が迷子のお知らせを流した。
仕事帰りのオバサンの客も増えてきた。
僕は立ち上がると、「バイトに遅れるとまずいんで、俺、いくわ」と言った。
ユカは顔を上げなかったが、僕が
「    」と言うと、僕のほうを見て、その日はじめて笑った。少し堅い笑顔だった。そして
「    」といった。
僕は歩き出した。
ふと振り返ると、ユカがこっちを見ていた。
僕は軽く手を振った。ユカも手を振った。
そして僕はいつものようにバイトに行ったのだった。

問:その日とはどんな日? 状況にふさわしいセリフを埋めよ。

どこまでディテールを考えているか(考えられるか)がポイントになるわけだが、そこに学生達の「自分にとってありそう/リアルなこと」が浮かんできて、なるほどねぇという感じであった。

08年01月31日 17時21分 着信

午前中は講義ノートを整理したり文献を読んだりしていたら終わった。午後はゼミ生の就活の相談。そこにゼミの卒業生がちょうどいい具合に来てくれたので、あれこれと話が盛り上がって、ゼミのような時間を過ごした。講義準備から解放された反動が来てるよなぁという感じの一日だった。