田中求之的日々の雑感

このページは田中求之的日々の雑感の2007年07月分のアーカイブです。

ここに記されているのは、あくまでも田中求之の個人的な意見や感想です。
田中の所属する組織や田中の公的な立場の見解ではありません。

田中が購入したり読んだり気になった本の題名に bk1 やアマゾンへのリンクが付いている場合がありますが、これらのリンクにはアフィリエイト(ブリーダー)の ID は埋め込まれていません。リンクは記録や紹介を目的にしたものです。

【田中求之的日々の雑感】  【田中求之的日々の雑感 アーカイブ一覧】

07年07月02日 11時28分 着信

週末はゆっくりと過ごした。『陰陽師 夜光杯ノ巻』、『マヤ (NHKスペシャル失われた文明)』、『ポアンカレ予想を解いた数学者』を読み終えた。TVではNHK特集のインカのやつが放送されていたのでとりあえず録画だけはしておいた。陰陽師はいつものことながら堪能した。娘達が妻の両親といっしょに出かけている間に妻とゆっくり買い物などにいったりもした。

『ポアンカレ予想を解いた数学者』は、いまひとつ楽しめなかった。ポアンカレ予想自体が何がもんだいになっているのか分かりにくいということもあるのだろうが、数学者が書いているせいか、中途半端に数学的な感じで、そこが少し辛いかなぁ。やっぱサイモン・シンのようなライターのほうが、読み物としてはうまく書くよな。まぁ、読み物を期待していた自分が間違っているのかもしれないが。

今日の Mac の授業は自由演習ということで、好きなように触らせ、聞きたい事があれば自分に聞いてもらうという授業にする。

明日の基礎ゼミでは電磁波がらみの話を取り上げることにした。フレミングの法則あたりから話を始め、IH調理器の原理まで展開するつもり。学生は理科ネタは食い付きが悪そうだなぁ。

07年07月03日 16時24分 着信

基礎ゼミでは電磁波をテーマに、電界、磁界の話からはじめて電磁波とは何か、電波も光も電磁波だということ、電磁波のエネルギー利用の身近な例としての電子レンジ、IHといった話をする。細かなところまで厳密に話をすると大変だし、大雑把な話だと分かりにくいし、と微妙なテーマではあったかな。ま、電子レンジとIH調理器の原理がわかってもらえたらいいか、という感じではあるが。これで基礎知識強化の演習・講義は終了。来週は試験。

ゼミでは七夕の話を現代のドラマに書き直すとすればどんなふうにするかというテーマで、各自に話を作り込んできてもらった。大学案内の写真撮影があったので、ホワイトボートに関係の切断の意識とメンバー制とのつながりの図式を書いてみたりもした。

バーナードのページは、まもなくコメント付けが終わりそうだ。昨日の版からバージョンを付すことにした。コメント付けが終わったら 0.9 にして、見直しに入って 1.0b、一通りの修正が済んだら 1.0 でリリースの予定。自分の中で、こうしたオンラインのコンテンツを作成するのと、フリーウェアを作成するのと、まったく同じ感じがする。どちらも、基本的には、自分がやってみたかった(作ってみたかった/書いてみたかった)というのがコアにあって、やったからには誰かに見てもらえたら嬉しいなということが繋がっている。どっかで誰かが楽しんでくれたら(少しは役に立ったと感じてくれたら)、それでいいやというのが基本的な姿勢なのもいっしょ。もちろん、フリーウェアを作るのとコンテンツを書くのでは、作業の中身は違うけどね。

07年07月04日 13時09分 着信

今日は一日、自分の研究や作業に使える日である。うれしい。午前中はバーナードのノート。とりあえず当初の予定だった部分まではコメント付けが終わって v0.9 として登録したが、やっぱステータス・システムに関する論文も拾っておいた方がいいよなぁという気になったので、それも含めることにした。やれやれ。我ながらこの展開には苦笑。

明日は看護学校の講義だが、キャリア・マネジメントと自分という物語という切り口で、前回の物語論に続ける形で働くことについて論を展開してみようと思う。さて、うまくいくかな。

07年07月05日 16時43分 着信

午前中は看護学校の非常勤。今日は「働くこと」というテーマで商品社会論(労働力という商品)とか仕事で自己実現という話はおかしくないか、といった話をする。比較的涼しい天気ではあったが、やはり汗だくになり、研究室に戻ってから着替えた。午後の4年生のゼミでは、山形出身のゼミ生が地元のさくらんぼを持ってきたので、そのうまさを皆で堪能しつつ、皆でいつものように和やかに。

Google のブック検索の日本語版ができたということで、さっそく試しに色々検索してみたが、これは確かに便利なサービスだなと思う。絶版になってしまった本がいっぱいのるといいんだがな。

07年07月06日 17時25分 着信

情報システムの講義は、記録型 DVD の記録の原理、私的録音録画補償金制度、次世代 DVD の動向を話して終了。DVD についてはこれで終了。さて、次回は何をやろうかな。実質的な講義はあと1回なんだよな。

サーバのメンテナンスの際に、サイトのトップページに更新情報などの文章を組み込めるように CGI に細工を追加。さて、今夜のトップページ更新の際にうまくいくかどうか、運用テストだな。

バーナードのステータスシステムの話を「読む」のページに書き始めたのだが、あらためてじっくり読むと、やっぱ面白いことを言ってるなぁとは思う。ただ、翻訳の文章のリズムが自分には合わなくて、妙に読みにくい。もちろん、バーナードの文章自体が、すっきりと読めるものではないんだけどね。このへん、自分がどこまで引用文に手を入れるか、思案のしどころだな。

07年07月09日 09時30分 着信

この週末は、『マリー・キュリー フラスコの中の闇と光』をやっと読んでから、『数学ガール』を読んでいた。たとえば高校生、あるいは大学1回生の時の自分がこんな素敵な本に出会っていれば、その後の自分の数学との付き合い方も変わったかもしれないなぁ。1回生の時、吉田神社で鳴き始めた蝉の声(をバックに聞こえた悪友たちの呼びかけ)に惹かれて、自分は数学にそっと別れを告げたのだった(って、ようは授業サボったわけで、サボったら当然次の回からわからなくなるわけで、わからないから勉強しなくなってしまったわけで……)。このところ、週末に上の娘の自転車の練習(補助輪を外して乗る練習)をやってきていたのだが、この週末、娘は自分で漕いで倒れずに走るようになった。ふっと、なにかをつかんだように、走ることができるようになった。それを見ていて、うまく説明できないけれど、『数学ガール』を読んで行くうちに沸いてくる「なるほどぉ」という、あの何かがつかめたような感覚、たぶん何か新しいものが開けていく感覚、それを娘も感じてるのかな、と。まぁ、勝手な親バカの思い込みだろうけど。『数学ガール』は恋愛ものというストーリーになってるけど、個人的には氷室冴子の『多恵子ガール』シリーズのキャスト(っていうか、あの雰囲気)でやってもらいたかったと、思ったりもして。

今日は mac の授業。来週で終わりなんだが、最終回は、なぜ私はマックなのかという個人的な話を延々と聞かせる予定なので、実質的な演習は今日が最後。最近のソフトのテンプレート指向みたいなものを取り上げる予定。

そういえば、NHK でやっていた YMO のやつの録画もみたんだが( HAS のライブ以外は流して)、少しゆるい感じがいいなと思った。あと、衛星でやってたのを録っておいた「茄子 アンダルシア」と「ほしのこえ」も楽しめた。

07年07月09日 10時40分 着信

bk1から本が到着:

情報システムがらみの本(このシリーズは基本的に素晴らしいと思う)と経営組織論がらみの本。

07年07月10日 16時36分 着信

基礎ゼミとゼミの日。基礎ゼミはこれまでの内容のをもとにした試験。ゼミでは夏休み前恒例の「無人島で1年間過ごすとしたら何をするか」というテーマ。こういうテーマだと、馬鹿らしいことにどこまで真剣になれるかという点で個人差が出てくるのも面白い。

今週の看護学校の授業で『ぼくを探しに』をとりあげようと思って、資料を作っていた。

07年07月11日 16時02分 着信

今日も一日、自分の作業の日。会議資料を作ったり、バーナードのページを書いたり。バーナードのやつは、ステータス・システムの書き抜き&コメントが終わったので、v0.95として登録しておいた。しばらく時間をおいて、読み直したり、文章に手を入れて、いこうと思う。

明日の看護学校の授業では『ぼくを探しに』を使って、まず自己確認=肯定の問題を論じて、そこから強引に倫理的と責任的というテーマに展開しつつ、非責任的なものとしてのオヤジ・オバサンまでを話そう、と思いついた。ささやかな自分のもちネタに、一本の新しい線が引けたときのちょっとした喜びを感じつつ、講義ノートを書いていた。で、ついでに、授業には間に合わないのだが、『ぼくを探しに』の原書の The Missing Piece をアマゾンで購入することにした。これまで、幾度となく、買っておこうと思いながら買ってなかった本なのだが、たぶん、これからも色々と読んで使うことになるだろうと思ったからである。

カタログハウスという通販の会社があるのだが、ここから時々、商品を買っている。今日も4品ほどネットで注文。自分用として枕と座イスを注文した。さて、到着が楽しみ。

iPhone 絡みの記事が山のように出ているが、その中で、User Experience というタームを使っているものを見かける。それで、次回の Mac の授業の最終回では、Design というものを User Interface と User Experience という2点にわけて考えて、Mac っぽいって何だろうという話をしようかなと思ったのだった。そういえば、User Experience をおもてなしと訳しているページがあって、なるほどねと思ったのでもあった。

07年07月12日 17時05分 着信

午前中の看護学校は、とりあえず『ぼくを探しに』をネタに自己肯定とかためらいの話をし、最後は倫理と責任の話でくくった。

研究室に戻って午後の会議に備えて休んでると、今年の3月に卒業した学生が研究室に尋ねてきた。わけあって就職せずに卒業した学生なのだが、希望していた職種での就職ができたとのことだった。パソコンが好きな学生だったので mac の使い方を教えてやったりしていたのだが、職場のパソコンが Mac で教えてやったことが役に立ってるとのこと。よかったよかった。

そういえば、来週で今年度の Mac の授業は終了するのだが、この秋に出る予定の新しい OS は、今の G3 の iBook たちには無理っぽい状況になってきている。そうでなくとも、iLife06 の一部がすでに使えない状況である。となると、授業をするのは難しくなるかもしれないなぁ。一部のソフトのバージョンが古いままぐらいのことだったらまだしも、OS が古いままとなるとねぇ。特に今回は Finder 関連の UI などが変わるし。機種の更新はとうてい無理な状況だしな。今日来た学生のように、学生時代に Mac に触れておいてよかったと言われるようなこともあるので、なんとかうまくやれないか、考えたいとは思う(でも、お金がないという根本問題は解決できないけど)。

07年07月13日 15時47分 着信

Amazon に注文してあった The Missing Piece が届いた。

原文で読み返すのは久しぶりだが、あらため翻訳との微妙な差異(と倉橋由美子の翻訳のうまさ)に気がつく。

情報システムの講義はファイル交換ソフトを取り上げて P2P の原理と、情報流出問題の背景を解説した。これで講義は終了し、来週はこれまでの講義内容を振り返りながら、補足(講義後の業界の動き等)を行う。試験に関する情報もアナウンスしたので、講義ノートの修正と公開とともに、試験問題の作成もやらねば。

金曜日はサイトのメンテナンスを行うのだが、今回のメンテナンスの際に CGI (PostProcessor) に手を加え、robots.txt へのアクセスがあった場合に、そのアクセスのブラウザーを表示するウィンドウを追加した。これでどのような検索サイトのボットが来てるのか、参考程度にはなるだろう。今のところ、過去の30件を表示するだけで、ログなどは残さない仕様にしてある。こういう仕掛けを追加してもサイトのパフォーマンスには影響が出ないというのは、やっぱ速いマシン(っても G3 だけどさ)はありがたいものである。

8月5日に行われるオープンキャンパスで、今年も模擬ゼミを担当することになった。今日、その告知用のポスターができ上がって手元に届いたのだが、プロレスの興行のポスター風に仕上がっていて笑ってしまった。模擬ゼミではケータイビジネスを取り上げる予定。

07年07月16日 11時00分 着信

土曜日の午前中は娘達をつれて近くの公民館に子供会の映画上映会に行く。交通安全やらの啓蒙的なアニメと、ピーターパンのアニメ映画。合間にゲームなどもあり、娘達は楽しんだようであった。夕方からは下の娘の保育園の夏祭り。あいにくの雨で踊りなどが館内で行われたため、人がぎっしりで熱かった。焼鳥の販売は秋吉の移動販売車のものなので楽しみにしていたのだが、期待通りのうまい焼鳥だった。

昨日は、金津創作の森のギャリーで展示が行われている「KITTY EX.」に行ってきた。東京で行われた際のすべての展示が来ているようではなかったが、それなりにたくさんの展示があって楽しめた。やっぱ実物を目にすると得られるものが違うよなぁと実感。オフィシャルガイドブックを購入。金津創作の森に行ったのは初めてだったが、散策しても気持ちの良い公園になっていた。まもなく始まる展示のオブジェを創作中だったりして、なかなかそれもすごかった。その後、買い物などをしたりして帰ってきた。

今日は娘達は妻の両親と華蓮公園へお出かけ。その間はのんびりしている。午後はどうなることか。

07年07月17日 12時18分 着信

火曜日だが月曜日の時間割で進行するという変則的な日。この後、午後に Mac の授業がある。午前中は情報システムの講義ノートの整理と公開、バーナードのページの修正(『経営者の役割』第4部も突っ込むことにした)など。

寝床で『ファーストマン』を読み続けているのだが、アームストロング船長本人のことはもちろんのこと、アポロへと繋がるアメリカの宇宙開発の過程なども面白く読んでいる。

07年07月17日 12時24分 着信

そういえば、日曜日の買い物の際に、お茶屋でマスカット緑茶というマスカット・フレーバーの緑茶を買った。水出しで飲むと美味しいとのことで試してみたら、確かにうまい。水出しの緑茶っていいよなぁということで、今日はペットボトルの水を買ってきて、朝、緑茶のティーバックを一つ入れておいて、先ほどの昼食の際に飲んでみたら、クセがなくておいしい。これからはペットのお茶ではなくてこれでいこうという気になった。紅茶やウーロン茶でも試してみよう。

07年07月17日 16時49分 着信

Mac の授業は User Interface と User Experience の話とか、アップルにおける Jobs の存在のことなどを話し、あとは感想などを聞いたりして和やかに談話して終了。毎年のことではあるが、Mac を触って一番の違和感はマウスの右クリックがない!ということだと学生達は言っていた。

情報システムの今年度の講義ノートをすべて公開したので、昨年度分は削除したのだが、検索サイトから飛んでくるユーザーのために、リダイレクト用の RAW ファイルを作成しておいた。RAW ファイルというと、今ではデジカメの画像記録ファイルを言うのが一般的だが、WebSTAR では、ファイルに記述しておいた内容をそのまま(ヘッダ部分も含めて)送信するようにできるのが RAW ファイルなのである。ここにリダイレクトを指示した HTTP ヘッダを書いてわけである。久しぶりに作成した。しばらくしたら削除する。講義ノートの一括版もつくって登録しておいた(といっても、自分用に必要だったからなのだが)。今週の授業はこれを辿りながらポイントの確認などを行う予定。

07年07月18日 14時21分 着信

今日はこのあとに教授会。それ以外は自分の時間である。明日の看護学校の講義の準備や会議のための資料を作成していた。明日の看護学校の授業は夏休み前最終であるが、血液型人間学を取り上げて、その歴史やレトリックを検討してから、「分かる=分ける」という観察と納得の話まで引っ張れたらいいなと考えている。

昼休みに Keith Jarrett の Blue Note のライブからのセレクションを自分の車で聴くために作成していたのだが、Peak Express で拍手の部分をカットしたりして、なんとか 73分強のご機嫌ななつを作ることができた。Peak Express + Jam という組み合わせは、自分にとっては手放せないソフトである。

昨日作成した RAWファイルの URL の記述にミスがあったことがわかり修正。ついでにレスポンスヘッダも 302 ではなく 301 に変更しておいた。

『アレキサンドリア四重奏』の最終巻が出たので bk1 で注文したの。サイトがリニューアルされてから初めての買い物だったのだが、ログインの時のパスワードが間違っていると言われて少し焦った。ベータテストのアカウントで設定したパスワードが送信されたのが原因のようだ。やれやれ。ついでにちょいとほかの本も買ってしまったのはいつものことである。

07年07月19日 16時44分 着信

bk1から本が到着:

『アレキサンドリア四重奏』がメインだが、それ以外にもネットで見かけたりして面白そうだったものを。

看護学校の夏休み前最後の授業は、血液型人間学を取り上げ、生物学的な血液型の話、受容の歴史、そして能見親子の説の解説、などをやって、気質と性格という心理学の話に進めて、最後は、性格とは物語的に構築されるものではないかとして物語論に進めて、性格は変えられる/性格に本当はない、といった話で終わった。予言の自己成就とか、そういう話も織り込みつつ、ちょうど1コマ分として奇麗に流れたという感じ。これで看護学校は夏休みなので一息つける。

午後は4年生のゼミが和やかに。山形出身のゼミ生が、地元の麦工房というところのラスクを持ってきてきれたのだが、これがうまかった。色々な会社があるものだな。

07年07月20日 14時14分 着信

情報システムの最後の講義は、これまでに取り上げた内容のキーワードなどをざっと振り返りつつ、講義後の動きなどを補足する内容にした。この週末には公式予想問題を作って公開する予定。これで前期の講義はすべて終了。やれやれ。来週の補講期間は一息つけるかな。

研究費で購入することにした『霊長類進化の科学』京都大学霊長類研究所編が届いたので、昼休みに読み始めてみたのだが、霊長類研究の今に関して色々と知ることができそうで、楽しみな内容の本であることを確認した。序章の書き出しの「あまり意識されていないが、いわゆる先進国の中で野生のサルがいるのは日本だけだ」という文章で、まず、いわれてみればそうだな、と。この夏休みの昼休みの友かな。

07年07月23日 09時45分 着信

上の娘は夏休みに入ったので、昼間は家にいることになる。そこで自分の母親が手伝いに来たのを土曜日は迎えに行き、それから買い物に行ったりして過ごす。日曜日の午前中は勤労奉仕で近所の神社の草むしり。今日になって筋肉痛。今朝は娘達をつれてラジオ体操に。何年ぶりだろうか? 第二のほうはけっこう忘れていた。そんなこんなでドタバタの週末。

娘達の相手などの合間を縫って、『オタクで女の子な国のモノづくり』 を読み(切り口が新鮮で面白かったが、今後の指針のような話は、ほんとうにそうかな?と思わされた本)、『アレクサンドリア四重奏 4 クレア』を読み終えた。4月からの『アレキサンドリア・カルテット』との再会もこれで終わり。今回、再読してみて、素晴らしい小説だとは思うが、じゃぁたとえば無人島に行くことになったときに持っていきたい本の中に入るかと言われたら、自分にとってはそこまでの小説ではないなぁというのが正直な感想である。でも、また何年かして、ふと読み返したくなる本だろうな。

今週は大学は補講期間なので、自分は授業などはない。試験の準備など。

07年07月23日 16時08分 着信

そういえば、ルーマンの翻訳がまた一つ出ていたので、反射的に購入。バーナードのページが 1.0a でひと区切りついたので(といっても、まだ細かな修正が必要だけど)、ふたたびルーマンってことになるかな。

07年07月24日 15時15分 着信

今日は休みをとって家にいた。午前中は自宅の1年点検。スウェーデンハウスの担当の人がきて、丹念に家を見て回り、窓の開閉にひっかりがあるところなどをその場で修正してもらった。大きな修理は必要な箇所は見つからなかった。点検が終わってから、昼食をとり、夏休みで家にいる上の娘と、自分の母親と一緒に買い物に。帰ってきてから自分は本を読んでいる。今日は梅雨の晴れ間の気持ちの良い天気。北からの高気圧がば〜んという感じで空気が澄んで涼しい。そういえば、明後日は娘達の子供会で海に行くのについていくので(今週は休みを2日もとるのだ)、今日は何年ぶりかに水着を買ったのだった。

07年07月25日 15時09分 着信

bk1からルーマンの本が届く:

政治論だが官僚制や組織の問題も当然のように扱っているので、またルーマン読みにどっぷりといくことにする。

自宅で『シマウマの縞 蝶の模様』を読んでいるのだが、そうか、そうなっているのか!という発見があって刺激的な本である。発生の遺伝子のあり方から進化を考えるものになっているのだが、改めて発生のメカニズムってすごいなぁと思う。

MacOS X の Dock のごみ箱の横にアプリケーションフォルダを登録しておくと、マウスダウンすればフォルダ内のアプリケーション一覧が出てきて、そこから選択することでアプリを呼び出せる。これを Apple の Quick Tips of the week で初めて知った。まだまだ気がついてない(知らない) Tips は多そうだなぁ。

07年07月27日 10時19分 着信

bk1から本が到着:

デリダの『絵葉書』の翻訳が出たぁ!!ということで、反射的に購入。また、このところ行為に関心を高めている最中なので、行為論の本ということで『行為論的思考』も買ってみた。ルーマンの福祉国家が終わったら、どっちから行こうかな。

昨日は休みをとって娘達の子供会の海水浴についていった。朝から雨が降るあいにくの天気ではあったが、娘達は海で楽しそうに遊んでいた。自分も海に漬かったり、波打ち際に娘達と座って波に洗われるのをはしゃいだりと、楽しく過ごした。海に行くなんて、考えたら、学生時代以来か。ひゃぁ。そういう人生を過ごしてきたわけだ、私は。まぁ、いいけどさ。

07年07月30日 11時34分 着信

昨夜は選挙速報を見ながら自分の母親と酒を飲んでいたので、今日は少し体が重たい。大学は試験期間に入った。

週末は娘達といつものように過ごす。ルーマンの『福祉国家における政治理論』をとりあえず読み終えた。オートポイエーシスのタームが入り込む前の著作なので、システム論の部分はある意味で分かりやすい。メモを取りながら再読の予定。その他、昨日は、バーナードのページの訳文の修正などを行っていた。

ADC Select Membership が8月7日に切れる。どうしようかと迷ったが、まぁ、色々とメリットがあるのは違いないので、今年も更新することにした。更新の手続(購入)で Apple Store に回されたのには少し戸惑ったが、先ほど、無事に Activate も終了した。

『行為論的思考』も読み始めたのだが、この本のキー概念である体験選択が、なるほど、という感じ。まだ最初のベルグソンなどを題材にした議論を読んでいるところだが、自分なりに考えながら読んで行く楽しみがある。自分の感触としては、ドゥルーズがヒューム論で論じていた受動的に主体性が立ち上がってくるという議論(先行する受動性という意味での唯物論)や、アルチュセールの呼びかけ、あるいはスペンサー・ブラウンの原初的命令といったあたりの議論に繋がると思うのだが、さて、どうかしら。

07年07月31日 16時00分 着信

スッキリとした夏空。暑いけど気持ちの良い天気。今日は朝から試験問題の作成。その後、ルーマンの『福祉国家』の再読をしてから、『行為論的思考』に本腰を入れて取り組む。体験選択という概念はなるほどと思うのだが、その体験を生の事実とかベルグソンの開かれた社会に結びつけて論じるのは、筋としては分かるのだが、自分としては受入れ難い。「他でもありうる」という蓋然性の体験、差異の体験、といったあたりで自分なら押さえるかなぁ。「主客や自他の区別の溶解」といった表現には、引いてしまう自分がいる。

8月の経済クラブの講演は「動機づけについて 〜大学の授業の現場から考える〜」にしてもらった。授業改善などの話を土台に、学ぶことへの意欲の問題などを論じつつ、最後は(せっかく再読したとこなので)バーナードの道徳創造としてのリーダーシップあたりの物語論へとつなげてみたいと考えている。さて、聴いてもらえるような話になるかな。

07年07月31日 16時04分 着信

そういえば、デリダの『絵葉書』だが、ちょっとした休憩や気分転換をしたいときに手に取って、読むというのをやっている。案外、こういう読み方でいいのではないか、と思う。その時々に読んだ言葉が、自分の中のどこかに届くかもしれない/届かないかもしれない、けど、とりあえず読んでおこう、ってな感じ。