田中求之的日々の雑感

このページは田中求之的日々の雑感の2007年04月分のアーカイブです。

ここに記されているのは、あくまでも田中求之の個人的な意見や感想です。
田中の所属する組織や田中の公的な立場の見解ではありません。

田中が購入したり読んだり気になった本の題名に bk1 やアマゾンへのリンクが付いている場合がありますが、これらのリンクにはアフィリエイト(ブリーダー)の ID は埋め込まれていません。リンクは記録や紹介を目的にしたものです。

【田中求之的日々の雑感】  【田中求之的日々の雑感 アーカイブ一覧】

07年04月01日 10時16分 着信

4月になった。新年度が始まる。今日も研究室に来ている。

月が変わった午前0時にこのページの前月のアーカイブを自動作成させるスクリプトを CGI に組み込んでおいたのだが、無事にアーカイブを作っていた。よしよし。

昨日は自宅でのんびりとすごし、村上春樹のカルタ本と、それを買いに行った書店でつい買ってしまった「もやしもん」を読んでいた。

07年04月03日 14時56分 着信

昨日から自分の両親が福井に来ている。母親は、上の娘が幼稚園に入って自宅に帰ってくるのが早くなるので、留守番役ということで、しばらくこちらに居てもらう。言うなれば、自分にとって初めての親との同居である。娘達も慣れたようではある。もっとも、下の娘は進級に伴って担任の先生が代わったりなどあって、ちょっと変化が多くて戸惑っているようなところもある。

『ヤモリの指』を読んでいるのだが、生物の身体や器官の構造の凄さと、それを理解し応用しようとする人間の努力が描かれていて、面白い。本の題名になっているヤモリの指がなぜどんなところにもくっつくのかということの理由など、自分はちょっと感動してしまった。ファンデルワールス力なんてものがからむなんてね。てっきり高性能の吸盤がついているんだろう、と単純に考えていた。なかなか自然物のミクロというなナノレベルの構造はすごい。

07年04月04日 09時21分 着信

研究室について、ふと外を見たら、雪が降ってるじゃん。げぇ。タイヤはノーマルなんで積もったら困るんだが。まぁ、びちゃびちゃの雪なんで大丈夫とは思うが。

4月から准教授に役職の名称が変更になったので、Web のページなんかを変更しないといけないな。

07年04月04日 12時44分 着信

雪は積もるほどではないようなので、一安心。

4月から独立法人に移行したのに伴って、日々の出勤状況をオンラインで入力し申請するようになったのだが、説明会では Mac への対応はまだ保証できないようだった。正式に運用されてどうなったかなと、念のため Firefox 2 で作業を行ってみたら、特に問題なく作業は行えた。よかったよかった。

サーバのメンテナンスの際に、検索サイトからのキーワードを拾っているログを StuffIt で圧縮しながらアーカイブしていく処理を追加してみた。たしか StuffIt Engine をコントロールできる osax があったはずだと探して見つけ出し、OS 9 で動作することを確認し、スクリプトを CGI に書き加えた。まぁ、そうすることが必要ではないのだが、そうすることが楽しいからである。これがうまく行くと、色々なものを圧縮してアーカイブしたりバックアップしたりする機能を追加する予定。G3 になって余裕が出てきたパワーを使って遊んでいるようなものではあるが。

07年04月05日 12時07分 着信

わははは、見事に新しく加えたスクリプトでトラブって、サーバが止まってた。サーバ機のStuffIt Engine が Deluxe のやつじゃなくて、古いシェアウェア版の DropStuff のやつになっていて、呼び出された瞬間に登録ダイアログが出てしまったのが原因。やれやれ、スクリプト自体は問題なく作動したのだが、ダイアログが出てしまったのが原因でサーバのリスタートが出来ない状態になっていたようだ。ま、こういうこともあるのがご愛嬌ではあるが。

出勤管理のシステムを Safari で試してみたら、途中で「不正なアクセスです」というエラーが出てしまった。やれやれ。とりあえず Firefox でやるしかないな。

父親は今日で松山に帰るので、駅まで送っていってから研究室に来た。

07年04月05日 15時45分 着信

来週から授業が始まるので、その準備をしていたのだが、月曜日にまず Mac の授業が始まるので、恒例?の Mac Plus の起動テストを行った。今年は、思い立って、Mac SE も引っ張り出してきて、兄弟そろってブートしてみた。

田中求之の Mac Plus と Mac SE はまだちゃんと動くのだ

Mac SE を起動したのは、それこそ数年ぶりになるはずだ。それでもちゃんと内蔵のハードディスクから起動できた。システムは System 6.1.8 英語版を改造したもの。ZeroByWord が入っていて懐かしくて遊んでしまった。フォントが TrueType じゃないので、ビットマップがないとギザギザになるのが懐かしかったりして。Mac の授業では、必ず、初回に Mac Plus をブートしてみせて、Mac OS の源流(といっても、System 6 なんだが、まぁ、System 7 以前ということで、初期に含めていいだろう)を感じてもらうところから始めるのである。

07年04月06日 10時38分 着信

暖かい春らしい陽気。今日は大学では入学式が行われている。

先日読んだポルノグラフィの研究書『シークレット・ミュージアム』(ウォルター・ケンドリック)の中に以下のような一節があった(アメリカで精力的にポルノ摘発を行ったカムストックに関する章):

……彼(カムストック)はわれわれがヨーロッパの文脈で確認したひとつの衝動を典型的に示す事例だった。すなわち、あらゆる種類の情報拡散を制限しようとする衝動、何を描いているかとはほとんど無関係に表象物の入手可能性を制限しようとする衝動である。カムストックは、彼より洗練されたフランスやイギリスの同時代人たちと同じく、根底においては情報がいたるところにばら撒かれるという事態をもっとも恐れていたのである。こうした展望は、すべての障壁が破られ、すべての差異が排された構造なき世界という悪夢のようなイメージを喚起する。性がそのような悪夢の中心となるのは当然だった。性は、現代的な脅威が姿を現すずっと前から、すでに制御不能と物質の拡散を意味していたからである。カムストックはこの旧来からの恐怖にぴったりのメタファーを郵便制度に見出した。国中に広がっていて、誰でも利用可能で、公的であると同時に私的でもある郵便制度には、(奇妙に聞こえるかもしれないが)何かしら性的なところがあった。性は野放しにされることで混沌を生んだ。郵便も監視されなければ同じ事態を招きかねない。アメリカ初の反セックス十字軍戦士が郵政省の特別執行官だったというのは、まったくふさわしいことなのである。彼が仕事のために鉄道で何万マイルも旅したこともまた偶然ではない。鉄道網は郵便網に非常に似ており、また両者が一致することもしばしばあったからだ。そして鉄道が性的であることは一般によく知られているところである。

(ウォルター・ケンドリック『シークレット・ミュージアム』pp.192-193)

細馬さんの『絵はがきの時代』を読んでから、郵便や郵便制度というもの、しいては通信ネットワークというものが喚起する欲望のようなものに目がいくようになっているようで、こういう文章に出会うとピキっと反応してしまうのであった。

で、今読んでいる『言葉を使うサル』(ロビンズ・バーリング)は言語の起源の考察の本なんだが(まだ最初の方を読んでいる段階)、その中に、コミュニケーションは産出ではなくて了解が先であるという話があって、これにもピキっと来ているのである。メモとして書き写しておく:

 言語の初登場には、ずっとある難問がつきまとってきた。周囲に理解する技能がある者がいなければ、最初の言葉を話した者は、自分の最初の言葉が伝わることを、どう期待できただろう。コミュニケーションが、意味のある発声や身振りをしたときに始まるのではなく、誰かが他者の行動を意味があると解釈したときに始まる。そのことを認識すれば、難問は解決する。言語的に解釈される元の行動が、そもそも何かを伝える意図だったことはありえない。新しい種類の合図を実験する産出者が単独でいたとしても、きっとコミュニケーションに失敗するだろう。そもそもそうしようとすることがありそうにない。ところがコミュニケーションが意図されていなくても、解釈する方が単独の場合なら、他者の動作を理解できることで相当の利があるかもしれない。進化のそれぞれの段階で、了解の技能に有利にはたらく淘汰圧あって、産出の技能に有利にはたらく淘汰圧よりも強力だったにちがいない。産出側は自分の意図をもらさないことで利益を得ることが多い。うまく解釈してこそ、利益は生じるのだ。
 了解の方が先であることは、言語に向う進化の道筋の上にあるあらゆる地点で、解釈が少なくとも一歩、産出に先んじている必要があることを意味する。行動が正しく解釈されている場合にのみ、動物はその行動を、意図してコミュニケーションする合図として用いることができた。

(ロビンズ・バーリング『言葉を使うサル』p.37)

組織論の授業でコミュニケーションを論じる際にネタとして使えそうな話だなと思うわけである。

07年04月08日 15時43分 着信

昨日は家族でのんびりとした休日。娘達もおばあちゃんが一緒に暮らすのに慣れてきたようだ。

今日も基本的にはのんびりと休日。妻は仕事。自分は、朝、近所の神社の清掃に出かけ、それから下の娘と歩いて選挙に行って、それから娘達と母親と一緒に買い物に。午後は、布団でごろごろしたり、フローロングのワックス掛けをしたり。

07年04月09日 11時57分 着信

今日から上の娘は幼稚園へ。小学生と一緒に集団登校なのだが、集合場所には他の新入生の親や祖父母達も。自分も玄関先で娘の写真を撮ったりしていた。

大学では今日から授業。今日は午後に Mac 講座。まずは受講生の抽選から行うことになるだろう。自分の確認漏れで授業の教室が情報演習室になっていたのだが、それをそのまま使わせてもらって、まず情報演習室でメンバーを決定してから研究室に移動することにした。

金曜日には情報システムの授業が始まるので、初回は地上デジタル放送&ワンセグを取り上げようと思って、色々と調べていた。昨年は1コマだけで、おまけにプラズマと液晶の違いまで話すという詰め込んだものにしたのだが、今年は2回に分けようかと思っている。情報をアナログで伝送することとデジタルで伝送することの違いなどにも話を広げられるネタだからだ。さて、ちゃんと準備ができるかしら。

07年04月09日 12時15分 着信

bk1から本が到着:

どれもすぐにでも読みふけりたい本である。

07年04月09日 17時04分 着信

Mac の授業は7名が来た。1名だけ落とすのは忍びなかったが仕方ない。アミダで6名に絞り、研究室に移動して初回の授業。まずは OS が違うと何が違うことになるのかといった話からはじめて、Mac Plus を起動して Mac のコンセプトの概略の説明、98Note で MS-DOS 時代のパソコン利用の実演などをして、各自のマシンの割り当てとアカウント作成までで今日の授業は終了。来週から基本操作や環境設定に入る。

その後、明日の基礎ゼミとゼミの準備をして「NIKKEI DESIGN」と「デザインの現場」を読んでいた。デザインの現場には福井のおいしいキッチンが取り上げられていた。どちらの雑誌も刺激になる。

07年04月10日 12時33分 着信

今日はこれから基礎ゼミとゼミである。

金曜日の情報システムの授業の準備を進めているのだが、ハイビジョン絡みの規格(放送方式と家電の規格の双方)って、なかなか込み入っていて分かりにくいよなぁと実感。深みにハマると講義がまとまりつかない可能性があるので、フルHD、HDMI 端子と D 端子、HDV と AVCHD の話ぐらいを今年度は追加する予定。

07年04月10日 17時24分 着信

基礎ゼミ、ゼミともに、初回は和やかな雰囲気のうちに終了。ゼミは14名で昨年より増えたのだが、人数が多いというだけで雰囲気が違うのを感じた。さてさて、どういう流れになっていくのか、楽しみである。

07年04月11日 16時58分 着信

情報システムの講義の準備をしていた。今年度から新しく展開する内容なので、やはり時間がかかってしまう。それでも、なんとか一通りの目処はついたかな、という感じである。コピーワンスや地デジのタイムラグの話なども織り込めた。何よりも、自分の知識がすっきりと整理できるのはうれしくもある。

携帯電話に新しいゼミ生の情報を登録。自分は携帯シンクを使っている。こういうソフトを使わないと14名もの学生の情報を一気に登録するなんて無理だと思うのだが、学生達だったら平気で打ち込んでしまうんだろうな。

07年04月12日 16時30分 着信

授業の準備など。午後は4年のゼミ。就活の状況などを聞くが、なかなか苦労している様子。まぁ、毎年のことではあるが。

授業の準備で、デジタル化の本質みたいなことに触れようと思って文章を書いていたが、なかなか端的に書くことができない。一方、今日の日経にソニーが有機ELの年内量産化を発表という記事があり、次世代薄型TVの話もしておく必要がありそうになってきた。また、プラズマが一時期ほどの勢いもないしなぁ。……あれこれ気にし出すと切りがないので困る。

07年04月13日 09時13分 着信

カート・ヴォネガットが死去したとのこと。チリン・チリン。Timequake はいまいち良いとは思えなかったが、それでもヴォネガットはアメリカの作家の中で好きな作家(翻訳がでたら無条件に買う)の一人だった。個人的には、『スローターハウス5』と、『チャンピオンの朝食』、『ジェイルバード』、『青ひげ』なんかが好きな作品である。チャンピオンの朝食は、学生の頃、翻訳がでるのが待てなくて、辞書を引きながらペーパーバックで読んだのも懐かしい。スローターハウス5は映画にもなっていて、傑作ではないのかもしれないが、良い映画だったと思う(もっとも、深夜にTVで見たことがあるだけだが)。今夜、部屋の本棚にある彼の本をとり出しながら、静かに、感謝の気持ちを送ろうと思う。

今日はこれから情報システムの初回の講義。さて、今年度はどれくらいの学生が来るかな。

なまめかしい春めいた空気。桜が散り始めている。毎年、桜が散る風景を目にすると、頭の中にはバッハのバイオリン・コンチェルト(ピアノ・コンチェルトBWV1058)の第3楽章が鳴り響くのであった。そして、学生時代、塾講師のバイトを終えて、ウォークマンでこの曲を聴きながら、夜中に、桜の散る疎水沿いの道を下宿に歩いていた時に目にした花吹雪がフラッシュバックしてくるのである。

07年04月15日 13時40分 着信

金曜日の情報システムの講義は地デジの導入部分まで。デジタルとは何かという話が思いの外、長くなってしまった。

昨日は上の娘の授業参観日。自分も出かけていって幼稚園での娘をみてきた。しかし、幼稚園の先生も大変な仕事だよなぁと思ってしまった。

以前に PowerBook G4 を納入してもらった業者にメールで iBook G4 の HDD 交換の値段を問い合わせたら、私費で払うと書いたこともあってか、工賃が高くなるので自分で交換した方が安く上がりますよ、という返事をもらった。そこで、昨日、駅前のマルツ電波に行って 2.5inch 80G の HDD を購入し、ホームセンターで T8 のトルクドライバーを購入。分解の仕方についてネットで調べていたのだが、自分が調べた範囲では、ifixit のマニュアルがダントツに分かりやすく親切だった。日本のブログとかにも分解記事は山のようにあるのだが、初めてノートの分解&HDD 交換に臨もうという人間の指南書になるようなページは見つけられなかった(どっちかというと、自分は分解&交換できるんだぜぇという自慢ノリが多いような気がしたら、まぁ、ブログなんかだと当たり前か)。

今日、買い物のついでに研究室によって iBook G4 をとってきて、買い物の時にはホームセンターで製図用テープを買ってきてから、いよいよ HDD 交換へ挑んだ。ネジを外していくのは簡単なんだが、やはりケースを外すのが、力加減やポイントがわからず苦労した。CD の挿入口付近にキズがいくつかできてしまった。あとは、iFixit のマニュアルにしたがって淡々とネジを外しては、製図用テープで順番にまとめておくという作業を続け、作業開始1時間ほどで、ようやく HDD を取り外すことができた。

田中求之が iBook G4 の HDD 交換にいどんだのだ

HDD 本体を交換し、組み立てるのは 30 分もかからずに済む。ネジを段階ごと/場所/種類ごとに製図テープで貼って整理しておいたのは、我ながら良いアイデアだった。ネジを探したり迷ったりしなくて済む。で、ドキドキしながら iBook の電源を入れると、無事に立ち上がって、フォルダーアイコンが点滅する状態に。そこで OS X 10.4.6 のインストール DVD ディスクを挿入して、インストーラーからディスクユーティリティに入り、新しいディスクが認識されているのを確認し、初期化。パーティションは切らず。で、今、システムをインストールしている最中なのである。なかなか楽しい作業だった(まだこの後、Softwere Update とか追加ソフトのインストールとか控えてるけど)。

07年04月16日 11時52分 着信

少し寒さが戻った天気。

昨日 HDD を交換した iBook に追加のソフトウェアをインストールしたり、Apple Remote Desktop のクライアントの設定を行ったりして、授業用のセットアップを行っていた。なんとか今日の午後の Mac の授業に間に合った。これで学生達とほぼ同じ環境の iBook の画面を見せながら授業が行える。今日は Finder と環境設定の説明を行う予定。

HMV から Zsolt Kaltenecker の新譜の輸入盤の入荷が遅れるとの連絡があった。もちろん入荷待ちの設定を行う。まぁ、いいかなという感じである。

そういえば、自宅にはヴォネガットの『スローターハウス5』の翻訳も原書もなかったのだった。誰かに貸したままになってしまっているようだ。やれやれ。ペーパーバックで買い直すかな。地元の本屋の早川文庫SFの棚には翻訳はありそうもないからなぁ。それにネットで調べた感じでは絶版になっている作品もあるみたいだし。早川が追悼ですべての作品の重版をおこなってくれることを期待したい。

07年04月16日 16時16分 着信

bk1から本が到着。1000円のギフト券があたったので買ってしまった本。

『メビウスの帯』はトポロジーに関するサイエンス本ということで期待しているのだが、さてさて。

Mac の授業は Finder の説明と環境設定の一部。なるべく早く触れるところまではもっていきたいという気持ちがあって、少し詰め込み気味に進行。次回は環境設定の残りをやって、その後はアプリケーションに入っていく予定。HDD 交換した iBook G4 は快調。HDD の容量が増えたのと、高回転になったのが利いてる感じがする。

07年04月17日 12時10分 着信

『コダワリ人のおもちゃ箱』(松浦晋也)を昨夜から今朝にかけてで一気に読んだ。メガスターやキューブサットといった、すでにノンフィクションの本を読んだことがある話もあったが、でも堪能できた。そして、自分の中にある何かを揺さぶる感覚を味わった。

bk1の新着チェックで山本義隆『一六世紀文化革命』2冊が発売になっていた。あわせて税込み\6,720-だが、これは読まねばなるまいと注文。で、調子に乗って、ルーマンの組織論に関する論集 "Niklas Luhmann and Organization Studies" をアマゾンで買ってしまった。こっちは税込み \7,429-。ひゃ〜やってもうた、という気分。

今日は基礎ゼミとゼミ。基礎ゼミではヨーロッパ近世史の大まかな流れの確認を行う予定。

07年04月17日 17時11分 着信

ゼミでは各自に他のメンバーに意見を聞いてみたいことを考えてきてもらい、実際に順番に意見を聞いていくというのをやったのだが、14名という人数が多いことと、けっこう盛り上がったりして、全員の分はできずに次回に積み残しとなった。なかなか反応が良いメンバーが集まったかな、という感じはする。そういえば、今日出てきた話題の中に mixi があったのだが、かなりの学生(少なくともゼミの女子学生は全員)が熱さの程度の差はあれ mixi をやっているのには少し驚いた。思わず、なんで自分は mixi をやらないのかについて話してしまった。

社団法人福井経済クラブから講演の依頼があったので引き受けることにした。地元企業の経営者が中心の会合で何を講演したらいいのか迷うところではあるが、講演は8月なので、まぁ、それまでに考えればよいか、というところ。

07年04月18日 17時15分 着信

今日は教授会。法人化の準備に関する議論がなくなったこともあって、すっきりと終わる。

アマゾンから "Niklas Luhmann and Organization Studies" が届く。じっくりと読みふけりたい本である。とりあえず、今は『メビウスの帯』を読んでいる。色々な話題が並べられた形式の本なので、軽く読み流しながらピキっときたらじっくり読むという読み方でこなしている。

明日は看護学校の非常勤の年度最初の授業。今年度から県立病院の隣に建てられた新校舎での授業になる。無事に時間に間に合うようにたどり着けるかな。

07年04月19日 12時55分 着信

新しい公舎での看護学校の非常勤。周辺は工事をしていたりして、駐車場にたどり着くまで県立病院を一回りしてしまった。奇麗でしゃれた公舎だった。昨年までのプレハブの校舎のとのギャップはすごいものがある。授業はいつものように哲学ということでどんな授業をするのかという話をしてから、各自に食べ物に喩えた自己紹介をやってもらって終了。

07年04月20日 13時58分 着信

午前中の情報システムの講義は、用意してあったネタすべてを話すことはできなかった。AVCHD や HDMI 端子、あるいは直前に追加したケーブルテレビでのデジタル放送の視聴の話などは省略した。省略した事項については講義ノートを見るように言ったので、講義終了後、今年度の講義ノートを公開した(2007年度「情報システム」講義ノート)。今年度は講義ノートのトップページを作成し、そこから個別の話題のページに入るように変更した。この方が、後になってページのリンクを変更したりする作業が楽に済むからである。

火曜日に bk1 で購入した『一六世紀文化革命』がまだ届かない。メール便だからしょうがないんだけど、週末までには届くかなと思っていたんだが。この週末のお楽しみに読みたかったのだ。

講義ノート公開の作業をしてからサイトのメンテナンス。サーバが安定するようになったので、メンテは楽だ。

さて、これからルーマン組織論なのである。

07年04月20日 16時28分 着信

文句を言ってたら『一六世紀文化革命』が届いた。やったね。

4月から出勤簿をオンラインで記入したり、給与の明細もオンラインになったりと、色々な事務作業がオンライン化されたのだが、なれていないこともあって戸惑うこともまだ多い。Safari が使えないので Firefox を使っているので、研究室では常時 Safari と Firefox を立ち上げて PBG4 を使ってたりする。Firefox 一本に絞ってもいいのだが、やっぱ Safari が馴染んじゃってるんだよね。

07年04月22日 05時26分 着信

昨日は家族で休日。もっとも、妻の両親が来て一緒に賑やかに昼食をとったりしたのだが。自分は黙々と『十六世紀文化革命』を読み進めていた。先ほど、1を読了。期待通りの作品で、自分の今年の収穫本リストに載るのは確定である。……16世紀のヨーロッパの文化の変貌を知ったからといって、たとえば明日からの人生に何の役に立つわけでもないし、知らずにいても困ることはないだろう。それでも、「へぇ〜、そうだったのか」という、あの自分が広がっていく感じは、確実に、自分を「よい」ものにしてくれていると、自分は信じているんだが、さて、どうなんだろうね。まぁ、そんな屁理屈並べんでも、「だって面白いやん」の一言で十分か。

金曜日に発売になっていたアニメ版の『時をかける少女』を購入し、昨夜、夕食の後に妻と娘達と一緒に見た。これは、すごいわ、確かに。……というのが自分の感想。原田知世の『時をかける少女』と、見事に共鳴しあっている。見終わってから、色々な形(言葉)にならない思いがむくむくと身体の中を走り回るような、あの感じに浸っていた。

07年04月22日 18時43分 着信

上の娘が咳込むようになったので午前中に愛育病院の救急へ。その後は、自宅で昼寝をしたりしながら『十六世紀文化革命』を読み進めた。2に入った。

今日は暑いぐらいの天気。なんか身体がついていけない感じである。

夕方、自分の PBG4 で『時をかける少女』のエンディングなどを改めて観る。やっぱ傑作だわ、このアニメ。それと、あの夏空の風景のリアリティはなんなんだって感じ。

07年04月23日 17時01分 着信

今日は Mac の授業。環境設定の主要なものをさらっとこなしてから、テキストエディットでファイルの保存ダイアログの説明や、文字入力の際の注意点など。次回は safari と iTunes の予定。授業の最後の 30 分ぐらいは好きなように触っていいよという時間にしたのだが、皆、だいたいが safari でネットだったので、それならと Safari を次回に取り上げることにした。

『十六世紀文化革命』は2の真ん中あたりまで。描かれている文化革命というのは、基本的には、この時期に、一般の職人や技術者が本の形で情報(経験的・実践的な知)を伝達し始めたということが17世紀以降の科学革命などの下地になったということになるかと思う。スコラの大学が新しい知の基盤を作ったのではない、ということかな。強引に考えれば、現在のネットだとか大学だとかの状況を考えることにも通じると言えるか。まぁ、間違いなく、すでに?、今年の収穫の本であることはちがいない。

07年04月24日 17時01分 着信

基礎ゼミとゼミの日。基礎ゼミはヨーロッパと東アジアの国の位置を確認するという地理の演習。ゼミは前回の続きの他人に意見を聞いてみたいことと、10年後の自分を予想してみるという二本立て。どちらも盛況であった。

情報システムの授業に備えて携帯電話の状況の確認を開始。各キャリアの動向などは明日、じっくりとまとめる予定。しかし、この業界も動きが激しいね。

『十六世紀文化革命』はいよいよ終盤。あと少しなので一気に読んでしまいたいが、なかなかそうもいかないのがもどかしい。

『時をかける少女』をみたせいで、ゴールドベルク変奏曲がすぐに浮かんでくるじゃないか。

07年04月25日 16時37分 着信

朝からずっと携帯業界の動向やら最近の技術やらを調べて確認してノートにまとめを書く作業を延々と続けていた。講義では深いところまでは話さずに概要を話すだけなのだが、どこまで絞り込んだ話にしてよいのかが分かるためには、自分がなるほどと納得する程度には突っ込んで調べないといけないのだ。おサイフケータイやら GPS 搭載義務やら SIM ロックやら、触れたい話題は数多い。また電気通信事業者協会が発表しているデータから MNP 以降のキャリアの契約数の変化を追ってみたりして資料にしたりも。なんか頭がいっぱいだ。

1年前に卒業して名古屋の広告関連会社に就職した学生が、北陸の営業周りのついでに研究室に寄ってくれた。営業的な話し方がすっかり板についていて、こいつも社会人になったなぁと感心。業界のことなど、話を聞くと面白い。こういう再会があるのが教師という仕事の愉しみでもあるな。

07年04月26日 16時48分 着信

今日も基本的には授業の準備。携帯端末のメーカー別シェアなども調べたり、KDDI の決算報告書から数字を拾ったりしていた。面白い作業ではあるが、疲れた。今週の授業では現状やMNP以降の動向、それに歴史などを話す予定なので、今週分はほぼ資料が揃ったという感じである。

午後は4年生のゼミだったが、就活の愚痴やらなんやらで、なごやかに終わる。多くの企業が内々定を出し始めたようで、まだ目処がつかない学生には焦りが生じ始めている。ここがふんばりどころと、毎年ながらの話をする。

ようやく『十六世紀文化革命』を読み終わる。自分の科学史観に大きな転換をもたらしてくれた本であった。あとがきに熱く語られているように、科学と技術について考えるためにも重要な本だと思う。こういう本との出会いがあることの幸せ、悦び。

07年04月27日 15時24分 着信

情報システムの授業は、携帯の契約数や端末機メーカーのシェアの動向、携帯の歴史を話して終わる。資料として配った契約数の動向やメーカー別シェアの動向をまとめたものは、PDF にして授業連絡版に登録しておいた。次回はトピック形式で色々なことを話していく予定。もしかしたら3回の講義になるかな。

サーバのメンテナンスや自分の PBG4 のバックアップなどを行う。MacOS Classic で使っていた Voodoo のようなバージョン管理ソフトはないかなぁと調べていたのだが、OS X だと、やっぱ UNIX のバージョン管理ソフトを使うのが王道という感じではある。う〜む。こまめにインクリメンタル・バックアップをとっていくようにするという手があるか。

明日からGWだが、特に予定はなし。ようやく落ち着いてルーマン組織論の本を読めるかなぁ。

07年04月29日 10時10分 着信

昨日は娘達と3人でこってりと過ごしていた。買い物に行った際にピタゴラDVD2を買ってみんなでみたりして過ごす。

今日も家族でのんびり休日。いい天気だ。周りでは田植えが一気に始まった。

07年04月30日 14時40分 着信

今日は妻と娘達は妻の両親とお出かけ。自分だけ自宅に残ってのんびりしている。なんかマンガを読みたくなって、こういうときに重宝している「じっぷ・じっぷ」に出かけて、平積みしてあった山川直人に捉まってしまって『コーヒーをもう一杯』I,II,II 『ナルミさん愛してる その他の短編』の4冊を購入。大崎梢の『サイン会はいかが?』も目に付いたので購入。自宅に戻って、天窓を開けて窓も開けて天井に抜けていく風を愉しみながら無垢のフローリングの床をごろごろしながら買ってきた本を読みふける幸せな一時。娘たちが帰ってくるまでまだ2じかんちょいある。このままいけば大崎梢も読み切れるな。