田中求之的日々の雑感

このページは田中求之的日々の雑感の2007年03月分のアーカイブです。

ここに記されているのは、あくまでも田中求之の個人的な意見や感想です。
田中の所属する組織や田中の公的な立場の見解ではありません。

田中が購入したり読んだり気になった本の題名に bk1 やアマゾンへのリンクが付いている場合がありますが、これらのリンクにはアフィリエイト(ブリーダー)の ID は埋め込まれていません。リンクは記録や紹介を目的にしたものです。

【田中求之的日々の雑感】  【田中求之的日々の雑感 アーカイブ一覧】

07年03月01日 11時48分 着信

またサーバがフリーズしていた。やっぱ PostProcessor はヤバイのかなぁ。でも、検索キーワードのリアルタイム表示&採集は面白くて外せないんだが。さて、どうしたものかね。

そういえば、まだ読み終えていないのだが、『相互行為秩序と会話分析』(串田秀也)で分析されている会話における参加の組織化のありようは、まさにジャズのインタープレイだよなぁと、昨日のジャズ繋がりで思ったのだった。で、そういえば、そういう話をどっかで読んだような気もするなと思って、ひさしぶりに "Saying Something -Jazz improvisation and interaction-" Ingrid Monson を引っ張り出してきてページをめくっていたら、バンド演奏における即興を会話として論じた部分があった(その部分に下線がちゃんと引いてあった)。ミュージシャンが語るよい演奏についての言葉(メタファー)から、会話としての即興演奏を論じるというものになっている。"Good jazz improvisation is sociable and interactive just like a conversation; a good player communicates with the other players in the band. If this doesn't happen, it's not good jazz" (ジャズの良い即興というのは、社交的で相互作用的なもので、ちょうど会話のようなものだ。良いプレイヤーというのはバンドの他のプレイヤーとコミュニケートする。コミュニケーションが起きなければ、良いジャズではない p.84)、なんてストレートな表現もある。あと、「聴く」ということの重要さ、「語りかけること」等々、この部分はリーダーシップの話そのものみたいなところがあるよな。来年度の講義でこういう話もできたら面白いんだろうが、でも、学生にまずジャズを知ってもらうところからはじめないといけないか。

07年03月01日 16時44分 着信

ちょっとジャズづいてしまって、"Saying Something" とか Paul F. Berliner の "Thinking In Jazz" を読み直したり、ethnomusicology のサイトを調べて読んだりしてしまった。そういや、Organizational Jazz という本が出たりもしてるのね。なかなか面白かった。自分がそうやって本などを読みふけっている横で、ゼミ生たちが卒業旅行でプラハとウィーンに行く相談をしていた。Google Earth で観光地やホテルの位置を確認するのを手伝ったりしたのだが、こういう情報がすぐに手に入るのは、やっぱすごいことではある。チェコは自分も一度はいってみたい国なんだよな。

07年03月02日 16時37分 着信

臨時教授会があったりして、あれこれとドタバタしていたら一日が終わってしまった。

昼休みに何年かぶりに新しいスタックを作成。HyperCard のパレットのツールの使い方すら忘れていた自分が、感慨深かった。先ほど、「それでも私は MacOS Classic でサーバ運用なのだ」に登録しておいた。よくみたら、XFCN なのに XFNC とスタック名につけちゃってるよ。まぁ、それくらいにスタック作りは久しぶりだったのだ。CompileIt! での osax 作成時は、スタックと HyperCard は、道具として使うだけだからなぁ。

4年のゼミ生で一人だけまだ就職が決まっていなかった学生がいたのだが、ようやく決まったとの報告に来てくれた。ここまで決まらずにいたが、希望業種の仕事に就くことになってよかったというところ。就職が決まった途端に、学生辞めたくないという気持ちがフツフツと湧き上がってきたそうな。ま、そういうもんだ。

07年03月04日 19時07分 着信

一気に春という天気。気温が20度だって。家の紅梅も満開。

田中求之の家の紅梅が満開
07年03月05日 11時49分 着信

昨日は一日娘達をみていた。放っておいても二人でなんとなく遊んでいるようになった。暑いぐらいの一日だったので、自分は窓をあけてごろごろしていた。

「聞いてみる?」の方に、自分でも公開していたことを忘れていた REALbasic のモジュールへのお礼が。WSM のやり取りのなかで作ったり登録をアナウンスしたままになっているものも結構あるなぁと改めて思った。UVJ Mailer は 3.3 のベータのまんまだしなぁ。そういうのをピックアップしたページを作ろうかしらとも思ったのだが、まぁ、公開をアナウンスしてあるページから落としてもらった方が中身がよく分かるはずなので、あらためてページを起こすのは止めておこう。

今日の夕方は4年のゼミ生と、卒論打ち上げ名目の焼き肉なのである。

07年03月05日 12時30分 着信

bk1 から本が到着:

『気まぐれコンセプトクロニクル 』、買ってしまったよ。たぶん、自分と同世代の人間はけっこう手を出しているにちがいないと思うのだが、さてさて。あとはコンピュータ業界モノとアメリカの人類学者が築地について書いた本。わくわく。

07年03月06日 16時15分 着信

昨日まで暑いくらいの天気だったのに、今日は雪が舞う。やれやれ。

午後はFD研修会。初年次教育に関して玉川大学の菊池氏の講演と質疑応答。初年次教育や導入教育というのは現在の大学における教育を考える上で大きな問題の一つであることを改めて考えさせられた。有意義な研修だった。だが、自分の大学のことを考えると、色々と問題点が見えてきたのも事実。部会・委員会を設けて問題解決というレベルの問題だけに難しいよな。それに、このところの法人化絡みの動きの中で、教員の教育向上というか大学向上のモチベーションがかなり下がってきている感があるのが、実は現在の最大の問題ではないかと思ったりもする。以前、自分の大学は、逃げ出すことを考えている教員がほとんどいないことが希望だと感じたのだが、その感じが薄れてきている。ロイヤリティという言葉は大げさだが、なんていうか、「自分たちの大学」という感じから、「自分たちの職場」という感じへ変化してきている(微妙なところなんだが)。

07年03月07日 09時38分 着信

今ごろになってこの冬一番の雪かよって感じ。

研究室から雪の積もった駐車場を撮った
07年03月08日 12時29分 着信

午前中は4月から導入される新しいオンライン事務システムの講習会に出ていた。

村上春樹訳の『ロング・グッドバイ』が発売になったようだ。福井の書店には今日出るのかしら? ま、帰りにチェックしてみよう。

今朝の日経新聞にジャン・ボードリヤール死去のニュースが載っていた。学生時代に一生懸命読んでいたが、最近の著作は読んでない。『消費社会の神話と構造』、『物の体系』、『生産の鏡』、『象徴交換と死』。このあたりは読んでたな。学部のゼミ論文で『生産の鏡』を取り上げて、彼のマルクス理解がおかしいといったことを書いた記憶がある。だが、やはり、なんといっても『消費社会の神話と構造』だろう。80年代の記号論ブームの中心の一冊ってところか。改めて読みたいかといわれたら、そうでもないというのが正直なところなんだが。

WebSTAR の File Info のキャッシュを小さくしておくとサーバが安定するみたいなので、こちらのキャッシュは思い切って OFF にして、代わりに? Data Cache を再び入れた設定に変更してみた。とりあえず様子見。

07年03月08日 15時13分 着信

自分のメールを管理させているメールサーバである EIMS の 3.3 が少し前に出ていた。現行の 3.2 からのアップグレードは US$60 である。うむ、迷うところである。現在の自分の使い方からすれば、3.2 のままでも何ら問題はない。外部から直接 SMTP/POP のコネクションが張られることがないという状況なので(外部に直接 SMTP でコネクションを張ることもない)、ようは自分のメーラーと大学のメールサーバの中継役という機能しか担ってないに等しい。なので、新しい機能として追加されたもので、自分にとって役に立つものはたいしてないのである。さて、どうしたものかね。そういえば、EIMS もついに 68K のサポートは切った。これで、メジャーな MacOS Classic サーバソフトで 68K をサポートするものは無くなったといってもいいだろうな。

期末試験の採点を黙々とやっている。皆、それなりの出来だなぁというのが正直な感想。くじ引きで役割分担の問題も、なかなか読ませる答案がちらほら。

07年03月09日 15時37分 着信

午前中はFDの会議。今年度最後の会議で、これで自分はFDの委員は終了ということになる(まだ報告書を書かなければならないが)。教務委員会のWGの時から、このところFD関連の委員を続けてきたことになるが、ここで一区切りかな。自分なりに得るところはあったのだが、大学全体のFD活動に関してはまだまだという感じなのが残念。ただ、会議は、少人数ということもあってか、実りのある議論や意見交換ができる場であった。来年度以降、FDが義務化されるわけで、そういう意味では、FDに関する会議も、普通の会議になっていくのかもしれないけれど。

サーバのメンテナンスを行う際に、動的なコンテンツ作成・管理に関するスクリプトに改良を加え、これまでスクリプト中にハードコーディングしてあった情報を設定ファイルからの読み込みに変更した。これでサーバのリスタートなしに、新しいコーナーをどんどん追加していける。もっとも、いまのところ、2つで足りているのではあるが。サーバの方は、File Info cache を切ったのがよかったのか、安定して動いているようだ。この週末、無事に動き続けるかどうかがで、このままいくかどうかを決めよう。

07年03月11日 09時56分 着信

昨日は家族で買い物に出かけ、自分は村上春樹訳の『ロング・グッドバイ』を手に入れ、午後から夜にかけて読みふけり、読み終えた。『長いお別れ』は昔読んだことがあったが、かすかな感触のようなものしか残っていなかったので、筋書きも含めて、十分堪能できた。また、読みながら、村上春樹の作品の記憶と響きあう感じがして、それもふくめて楽しめた本だった。 ……あおそらく、この週末は、多くの人がせっせと自分の日記やブログにこの本の感想を書き込んでいるのだろうな。

明日は後期試験なので、今日は大学は静かだ。

07年03月11日 12時10分 着信

天気予報通りに荒れてきた。外は吹雪いている。明日の後期入試は大変そうだ。

iPhoto や iTunes が、起動時に option を押しておくことでライブラリが切り換えられるということを、今ごろになって知って、それでこれまではアカウントを切り換えることで対処していたゼミ生の写真のライブラリなども、自分が普段使うアカウントで管理できるようにした。iTunes のライブラリ分割もやりたいところだが、これはさすがにサイズが大きすぎて難しいなぁ。

07年03月12日 17時57分 着信

大学は後期入試。自分は確定申告の作成(パソコンで作成するのは簡単なんだが、一緒に提出する書類を揃えたりするのが大変だった)と提出など。体調がいまいち。風邪を引いたかな。

07年03月13日 11時26分 着信

昨日は確定申告などでドタバタした一日だったが、今日は研究室で静かな一日。

色々な人がすでに言っている(書いている)ことではあるが、国税庁の確定申告のパソコンでの作成ページはなかなかよくできていて、感心したのだった。自分の場合、確定申告をするのは初めてではなく、以前は、申し込み用紙を見てなんじゃぁこりゃと頭を抱えながら手書きで記入したことがあるので(初めて確定申告したのは『Macintosh インターネットサーバー構築術』の印税が入った時だった)、余計に、こんなに簡単に作成できるなんて、と思ったというのはあるだろうが。源泉徴収票のどの欄の数値を拾えばいいのかといった細かなガイドにも感心した。もっとも、オンラインで納税手続を行う e-tax の方は、関心持って調べたのだが、現段階では話にならないものだなぁ。毎年確定申告を行うことにでもなれば別だが、これじゃぁ、普通は使う気にはならんだろう、こんなもん、というのが自分の正直な感想である。

昨日、bk1から本が届いていた:

『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!』は、昨夜のうちに面白く読んだ。音楽産業の本は、4月からの情報システムの講義も考えて買ったもの。朝から読んでいるのだが、ビジネスという観点から書かれているため、技術的な話が正確とは言いかねるところもあるが、経済学部の授業で取り上げるには参考になる記述や切り口がある。斎藤美奈子の本は新刊で出たときに見落としていたものを買った。週末の買い物で新書も3冊ほど購入していたのだが、それらは日曜日に一気読みしたのだった。ちなみに以下の3冊:

07年03月14日 14時04分 着信

MacOS X 10.4.9 のアップデータが公開されたので、普段使っている PBG4 のアップデートを行い、特に問題がないようなので、4月からの授業の準備も兼ねて、授業用の iBook もすべてアップデートすることにした。すると、自分が授業中に使っていた iBook G4 がブートしない。電源を入れてアップルマークが出るところまでは行くのだが、そのあと沈黙。音から察するに、ハードディスクが逝ってしまったようで、ディスクのアクセス音が全然しない。念のためシステムのインストーラーディスクで起動したら、ちゃんとインストーラーは起動するが、ディスクユーティリティでやはりエラーになる(ディスクの修復は出来たように見えるのだが、試しにアクセス権の検証をやらせようとすると、マウントできないでエラー)。やれやれ。ディスクの交換かぁ。自分でやって見たい気もするが、面倒そうではあるな。ま、とりあえず、今日のところは放っておいて、他の iBook G3 などをすべてアップデート。ドタバタしたが、そういうのを楽しんでいる自分がいる。

また、これまで Windows XP の外付けとしてつないで、もっぱら iTunes のファイルを収めてあった USB ハードディスクを、PBG4 につないで使うことにして、初期化して、さっそくホームディレクトリのバックアップなどを行っておいた。

ついでに?、ふと思い立って Web Scripters' Meeting の全発言ファイルを Zip アーカイブ(っても、XP で圧縮フォルダにしたのだが)を作成し、公開しておいた(WSM Archiveに登録)。

川端裕人と森見登美彦の新刊が出ていたので、bk1 で購入。指名買いの二人ってところか。

07年03月14日 14時23分 着信

そういえば、『ビル・ゲイツ、北京に立つ』を読み終えたのだが、なかなか面白かった(邦題は、ちょっとピント外れな感じもするんだがな)。マイクロソフトが中国に研究所をつくって、中国とのつながりを築いていく過程をおったものなんだが、中国でのビジネスのあり方を描いたビジネス本でもある。最後にはGoogleも出てくるしね。

07年03月15日 12時52分 着信

後期の経営組織論の学生の授業評価の集計結果が届いた。自分が予想したほどは悪くなかった。ほっと一息。自由記述欄の記入が少ない状態が、全学で実施するようになってからずっと続いているのは残念ではある。批判であってもなにか書いてくれると刺激になるんだが。もっとも、すべての授業で評価をする学生のほうにしてみれば、いちいち書いていられないというところか。新学期からは、自分で作ったオリジナルのものを学期途中で実施しようかと思う。

iBook G4 のハードディスク交換を自分でできるかどうか、少し調べてみたのだが、やはり特殊な工具がいるのと、作業自体が面倒であることから、どうしたものかなと悩んでいる。かなりやってみたい気持ちではあるんだが。

07年03月16日 11時37分 着信

このところ安定していたサーバが、今朝、突然落ちた。WebSTAR Message を見る限り、メモリー絡みのエラーの気配が濃厚。やはりメモリー関連にバグがあるっぽい。File Info Cache を切ると、それが顕在化しにくいというところか。毎日夜中にサーバを再起動させるようにするのも悪くないかもしれない。ま、奇麗に落ちてくれるのなら一定時間が経てば再起動はかかるようにはなっているんだけど。……こういう、ソフトを手なずける工夫というのは、考えようによっては無駄(バグがないなら悩まなくて済む問題)なんだが、手持ちの知識とツールでなんとかやりくりしようとあれこれ考えて試すのがそれなりに楽しい作業でもある。エラーや問題が起きたときにこそ、学ぶべきことと、試されることが多いというのが、自分がサーバ運用で学んだことだ。週末なので落ちたついでにサーバのメンテナンスを行う。

120G の外付けをつないだということで、iTunes の新しいライブラリを作って、試しに Apple ロスレスエンコードによる取り込みをおこなってみた。ざっと聴いた感じでは、やはり AAC や MP3 とは音が違うなぁという感じ。ただ、データのサイズが元の半分程度になるので、ディスクスペースはとる。こちらのライブラリは、当分、セレクトしたアルバムを登録しておくのも悪くないかもしれない。まずは、Keith Jarrett、D.D. Jackson、Zsolt Kaltenecker、Brad Mehldau、それに深町純あたりかな。

07年03月16日 11時56分 着信

bk1から本が届く:

自分としては珍しく?小説だけ2冊。どちらもこの週末のお楽しみというところかな。

07年03月16日 13時15分 着信

前にゼミ生たちと研修に行った際、その時にとったデジカメの写真をスライドショーにして DVD にして配ったのだが、そのせいで?、ゼミ生は Mac だとそういうことができるのを知って、自分たちの旅行の写真を DVD にしたいからと、研究室にやってきて Mac でゴソゴソするようになった(もちろん、最初は自分が指導しないとつかえないのだが)。今日も、プラハとウィーンに卒業旅行に行っていた学生がデジカメのメモリーカードを持ってきてやってきて、Mac に取り込んでいた。写真を少し見せてもらったが、プラハの町並みが奇麗なこと。行ってみたいなぁ。お土産として岩塩をもらった。パスタに使うことにしよう。

07年03月16日 15時38分 着信

「福井県映像ライブラリー運営委員」を引き受けることになり、来週の火曜日には会議があるのだが、今日、福井県生活学習館の松田課長と田嶋主任が、挨拶と説明を兼ねてわざわざ研究室まで来られた。会議は来年度の授業計画に意見を出すものになりそう。偉そうにあれこれ言ってしまわないように気をつけなくては。

07年03月17日 11時26分 着信

今日も研究室に来ている。大学は静かだ。

bk1新着チェックをしていたら、ロレンス・ダレルのアレキサンドリアカルテットの新訳が発売になっていたので、速攻で購入手続をとった。わくわく。あと、MBA の教科書の翻訳という『ビジネス統計学』という本が出ていたのだが、普段はこんな本には見向きもしないのだが、著者の一人がアミール・D.アクゼルだったので、おや?と思ったのだった。『フーコーの振り子』とかのポピュラーサイエンス本の著者で間違いないようだ。うむ、彼が筆者なら(正確には筆者の一人)読んで見たい気もするが、上下のそれぞれが4千円を超えるからなぁ。新年度になったら研究費で購入して、基礎ゼミあたりで活用することにしようかな。統計学については、実は、ちょっと関心が芽生えてきていたりもするのだった。

「田中に聞いてみる?」に AppleScript に関する質問が来ていたので、回答を書いた。OS X 10.3 でのスクリプトの問題だったので、G3 B&W の 10.3 を起動して、実際に少しスクリプトを書いて試してからの回答となった。短いスクリプトなんだが、自分の好みというものが出ているのには、我ながら苦笑。

昨夜のうちに『〈新釈〉走れメロス 他四篇』森見登美彦は一気に読み通した。毎度の森見作品のノリを堪能。出来具合に少しムラがあるようにも思った。個人的には「山月記」と「走れメロス」が好きだな。

07年03月17日 16時21分 着信

期末試験の採点結果の入力などをしていた。

『桜川ピクニック』(川端裕人)を読み終えたのだが、なんていうか、素直に楽しめないというか、色々と感じ・考えさせられる小説だった。男性の育児/子育てがテーマの短編集なのだが、子育てに関わることの微妙さみたいなものが描かれていて、読んでいて、居心地が悪いのだった。それは、小説の中に描かれている男性達の心境にたいして、同感したり反発したり、あるいは不思議に思ったりと、自分の中にある種の当事者意識みたいなものが、どうしても生まれてしまうからだろう。自分は、男性も育児に参加だぁ!といった意識/決意をもって子育てに関わっているわけではない。そうするのが自分たちの家族には楽だろうということでやってる。また、もっぱら妻が仕事の日の家族の夕食を作ること(ちなみに今日は上の娘のリクエストに応えてカレーにする予定である)と風呂の準備ぐらいで、普段は掃除や洗濯をしているわけではない。基本的に、自分にできることを、自分なりにやってるだけだ。それでも、どこかで、俺は子育てをやってるぞとぼそっと言いたくなるような気持ちがあったり、そういうふうに思ってしまう自分が恥ずかしかったり、と、なかなか一筋縄にはいかないものがあるんだな、これが。そういう、自分の中にある子育てに関する態度みたいなものを、あんたはどうよ?と問われているような気分になる小説だったのだ、『桜川ピクニック』は。

07年03月19日 10時29分 着信

昨日は勤労奉仕ということで、自宅の近くの神社の清掃に参加。熊手で地面に落ちた杉の葉をかき集めていたのだが、今日になると見事に背中とか筋肉痛。普段使わない筋肉を使ったからか。なんか情けない。

清掃から戻って自宅のリビングで天窓越しの空を見上げながらぼーっとしていたのだが、暖かい家にして良かったなぁとしみじみ。

自宅では『築地』を読み続けているのだが、文化人類学者の書いた本だけあって、日本の食文化に関する記述などもあって、それを読んでいると、いわれてみるとそうだよなぁという発見があって面白い。この本は当たりだったと思う。

今日のこの後会議、午後は教授会、夕方から学部の歓送会。ドタバタ。

07年03月20日 10時58分 着信

今日は午後からユーアイ福井で会議。午前中はFDの報告書の作成。その横で、学生達は iPhoto で旅行の写真のスライドショー作りをしている。

「田中に聞いてみる?」に2つの質問。さくっと回答しておく。

07年03月20日 18時30分 着信

ユーアイ福井に出かける前に事務室をのぞいたら、bk1から本が届いていた:

この本というか、アレキサンドリア・カルテットについては、たぐり寄せ始めたら切りがないほどの思い出がつながっている。……かつて河出書房新社から出ていた海外文学のシリーズにラインナップされていたもの。この『ジュスティーヌ』を買って読んだのは、京都に大学の合格発表を見に行って、下宿を決めて、松山に帰る時だった。京都の本屋で買って、帰りの列車の中で読んでいた。その後、残りの巻も順番に読んでいった。河出書房新社の同じシリーズに入っていたブローディガン、サリンジャーも読んだ。……そんなこんなあれこれが、この本には繋がっているのだ。で、今、そういうものが頭の中で蠢いて、隙あらば湧き出してこようとしている状態で、新訳を読み始めるのだった。明日はこれに漬かるぞ。

07年03月20日 18時57分 着信

……大学に入った頃に読んだ本の記憶が今の自分の中に澱んでいて、それがどういう形とは言えなくとも、今の自分の何かを確実に形作っている。たぶん、そういう出会いができることが、「豊かさ」というものではないかと思う。そういう意味で、いきなり話が飛ぶようだが、今の福井県には、文化の豊かさへの眼差しが欠けているのではないかという思いを、今日のユーアイ福井の映像ライブラリー運営委員会の会議でも感じたのだった。過去の資産を利用し食いつぶすことにどん欲であっても、これからに向けて種を蒔くことをどれだけ考えているのか。もちろん、この問は、大学にも向けられるべきものではあるが。

07年03月22日 09時02分 着信

昨日は自宅で『アレキサンドリア・カルテット』を読みふけっていた。堪能。こんな小説だったのか、という再発見のようなものがあった。もっとも、20年以上前の記憶なんてあてにはならないけれどね。

サーバが昨日の朝から落ちていた。う〜む、やっぱ WebSTAR 4.4 はあかんなぁ。3.02 に落とすかなぁ。

07年03月22日 16時34分 着信

午前中は新年度から新しく導入されるオンライン事務システムの説明会。勤務状況の報告などを行うもの。午後は、学生の DVD 作成のサポートや就活のサポートをしながら雑誌を読んだり、Web サーバの再起動を自動的に行うスクリプトを作成したりしていた。今夜から、定期的に、一日に1回、WebSTAR の終了→再起動を行うようにしてみた。はたしてどうなるかな。

明日は卒業式。ゼミ生のカメラマンに徹する予定。

07年03月23日 16時06分 着信

今日は卒業式。朝からデジカメを持ってゼミの学生達を撮っていた。天気も良く、みな穏やかな晴れやかな顔。

07年03月23日 18時46分 着信

卒業のゼミ生たちが花束を贈ってくれた。ありがとう!

07年03月25日 13時13分 着信

昨日はゆっくりと自宅で過ごしていた。今日は妻が仕事で自分が娘達を看ている。午前中は一緒にレゴブロックなどで遊び、夕食の買い物に行き、昼ご飯を作って食べ、娘達はお昼ね。自分も少し寝ようかと思っている、というところ。午前中に少し大きな地震があったので、上の娘は少し驚いたようだ。下の娘は「揺れたねぇ〜」と喜んでいるぐらいなんだが。震源は能登沖ということで、けっこう近い場所での地震だったようだ。

卒業式の時のゼミ生たちの写真をスライドショーにする作業に入った。

07年03月26日 17時12分 着信

今日は上の娘の転園式。これまで市立の保育園にお世話になっていたのだが、4月から、市立の小学校に併設されている幼稚園に入ることになる。自分は福井に来るまで(というか、妻と結婚するまで)、公立の小学校に幼稚園が併設されているというのは聞いたことがなかった。福井市でもすべての地区がそうではないようだが、今住んでいる辺りは、小学校に1年だけの幼稚園があって、小学校に上がる前の1年はそこに通うのが普通(小学生と一緒に集団登校する)。保育園と違って夕方まではみてもらえないし、かといって小学生ではないので学童保育には入れない、という非常に中途半端というか、共働きの核家族なんてものは存在しないかのような制度(共働きでも祖父母が家にいるのを前提としてる)だったりする。まぁ、文句言ってもしょうがないけどね。子育ての環境だけだったら、福井市よりは松岡(今の永平寺町)の方が、少なくとも共働きの核家族には優しかったとは思う。

転園式が終わった上の娘と、午後は一緒に。自分は車のタイヤの交換をしたり。いっしょに餃子を作り、下の娘を保育園に歩いて迎えに行ったり。おだやかな春の日であった。

07年03月27日 12時11分 着信

bk1から本が到着;

ドキュメンタリー、ポピュラーサイエンス、ポルノグラフィに関する論考てなぐあいに、毎度の雑多な買い方なのだ。

卒業式の DVD の編集が完了し、今、レンダリングさせている。これが時間がかかるわけだな。 卒業したゼミ生が自分の卒業旅行の写真の整理&DVD化のために研究室に遊びに来ている。

今朝はまずサーバのメンテナンスを行ったのだが、WebSTAR を一日に一回再起動させるようになって、運用が安定してきたかなという感触。再起動の際に、サイトのメンテナンスなどを行う処理を追加しているのだが、それも問題なく動いているようだ。これでしばらくは様子を見ようかな。チューリングに関する考察を再開するための準備も行った。

07年03月27日 16時30分 着信

FD活動の回顧の文章を書いていた。書きたいことがあるような、書くまでもないような、そんな気持ちで、キーを打つ手が何度となく止まってしまった。結局、全体的な感想のようなものになってしまった。

07年03月29日 09時35分 着信

昨日は急用で京都に出かけていた。暖かい春の日といった感じ。京大の近くで、新しい下宿の周辺を調べているらしい親子づれをみかけた。自分が大学に入って一人暮らしを始めたときのことを思い出す。もっとも、今の学生は、自分が入ったような、ふすま一枚で隣の部屋みたいな下宿には入らないんだろうが(探してもそんな下宿はないだろうな)。京都での11年間の学生・院生時代に2度の引っ越しを行ったが、いずれも家を壊すから(古くなったので)という理由で移ったのだが、そういう下宿生活も悪くなかったと自分は思っている。森見登美彦の小説を読んでいて下宿で思い浮かべるのは、古い畳とくすんだ壁、柱と壁の隙間から西日が差し込み、窓は木枠ですきま風(ついでに本を積みすぎて少し傾いた壁)、という自分のかつて住んでいた部屋の風景だったりする。

帰りに京都駅の近くの本屋で3冊本を購入;

ラカンの本は、買いたいなと思ったまま忘れていた本。『九月の恋と出会うまで』は、先日の福井新聞の書評欄の毎回楽しみにしているライターのコラムで紹介されていたので読みたくなったもの。この本と岡野玲子を昨夜読んだのだが、『九月の恋と出会うまで』は楽しめた。タイムトラベルものの恋愛小説として、そうきたかぁという感じ。

そういえば、京都に向う列車の中で、久しぶりに日経ビジネスを読んだ。携帯についての特集だったので買ってみたのだが、特集以外も面白く読めた。やっぱ面白いよな。でも、普段の生活の中では、なかなかこれを読む時間というのが見つけられないのが残念ではある。

07年03月29日 15時41分 着信

そういえば、昨日は、久しぶりに Jazz の CD を店頭で購入したのだった:

  • "Quartet" Metheny Mehldau
  • "Lucky Boys" Tim Whitehead Giovanni Mirabassi Quartet
  • "Memories of You" Ken Peplowski Quartet
  • "Live At Birdland" Steve Kuhn Trio
  • "Beyond The Wall" Kenny Garrett

ざっと聞いた感じでは、最初の3枚は当り!。キューンのトリオは悪くないけど、ロン・カーターのベースが自分には合わない(最近のこの人の演奏は、自分は好きになれないんだな)。ミラバッシのやつはしばらくお気に入りになりそうだ。しかし、CD を買うのは久しぶりな気がする。

egword universal 2 のアップデート版が届いたのでさっそくインストールした。自分にとっては大きな変更は無いような気がする。egword がしっかりしたワープロになってきたようなので、使うのも悪くないかなと思ったりもするが、なかなか使い慣れたソフトから移るのは面倒だったりする。今の自分は、やはり、ワープロなら Nisus Express を使ってしまう。

07年03月30日 17時22分 着信

今日は休日にして上の娘と金沢へ出かけてきた。電車でおでかけ、がコンセプトだったので、福井から金沢までは普通列車で。香林坊の大和の玩具売り場で1時間余り過ごし、食堂で昼食をとり、それから福音館へ行って1時間余り過ごしてから、帰ってきた。帰りは特急。上の娘はいつもとは違ったお出かけを楽しんだようだったので、よしよしというところか。

スティーブン・レヴィの iPod の本の翻訳が『iPodは何を変えたのか?』として出たようだ。う〜む、この邦題の凡庸さは何なんだろうね。そりゃ、この方が、いわゆるビジネス本ののりで売れるだろうって読みだろうが。"The Perfect Thing: How the iPod Shuffles Commerce, Culture and Coolness" という原タイトルとの落差のすさまじさには、唖然とさせられる。レヴィが、iPod は「シャッフルした」といってるのに「変えた」にしちゃダメじゃん。まぁ、それをいうなら、"Insanely Great: The Life and Times of Macintosh, the Computer That Changed Everything" だって凡庸な邦題になってたわけだが。なんか、一昔前の洋画の世界だね、これは。