田中求之的日々の雑感

このページは田中求之的日々の雑感の2007年02月分のアーカイブです。

ここに記されているのは、あくまでも田中求之の個人的な意見や感想です。
田中の所属する組織や田中の公的な立場の見解ではありません。

田中が購入したり読んだり気になった本の題名に bk1 やアマゾンへのリンクが付いている場合がありますが、これらのリンクにはアフィリエイト(ブリーダー)の ID は埋め込まれていません。リンクは記録や紹介を目的にしたものです。

【田中求之的日々の雑感】  【田中求之的日々の雑感 アーカイブ一覧】

07年02月01日 09時40分 着信

本格的に雪が降り始めた。やっと、という感じではあるが。

朝一番にこのページの1月分のアーカイブを作成。その際、研究室に転がっていたアップルの17インチの Studio Monitor をつないで見たのだが、表示の調整がうまくできないし、おまけに電源の ON/OFF を繰り返すというトラブルが発生したので、もとの 13 インチのモニターに戻した。やれやれ。古い機材が次第にただの粗大ごみに変わって行くなぁ。本体ならまだしも、使えないモニターってのは残しておいてもしょうがないもんな。

今日ももくもくと授業準備の予定。

07年02月01日 16時57分 着信

もくもくと授業準備のつもりが、提出しないといけない書類があったり、ゼミ生の就活サポートやらなんやらがあったり、4年生のゼミがあったりと、ドタバタと1日が過ぎてしまった。やれやれ。試験問題もそろそろ考えないといけないし、先週の講義の記録はまだ書けていないんだけど。とりあえず、明日の組織論は、組織構造と接触構造の二層性がはらむ問題という感じで、非公式的行動とか非合法的行動について論じる予定ではいる。それと進行次第で意思決定論も。

雪はそれほどは降らなかったが、降り続いている。明日の朝はすこし積もっているかもしれない。授業に来ない学生が多くなりそうだな。

07年02月02日 09時52分 着信

この冬初めての雪道の出勤。もっとも、道には雪が積もっていなくて、普段とたいして変わらない運転ではあったが。今も降り続いているので、帰りはもう少し積もった道(シャーベット状の雪で覆われた道)を走ることになるだろうな。

この後、組織論の講義なのだが、学生が少なそうだなぁ。内容は非公式的行動、非合法的行動あたりの話。それを組織文化の話に繋げるというのを思いついたので、午後は組織文化・組織理念といった制度論へと展開しようかと思っている。さてさてどうなることか。あと、公式組織における行動って、やっぱジャズだよなぁと改めて思ったので、その辺の話もちらっとしようかな。

07年02月02日 16時50分 着信

組織論の講義は、午前中のコマは組織構造と接触構造の二層化(というか、構造としての組織と、プロセスとしての相互行為、の問題)を論じ、午後のコマは公式的行動と非公式的行動について論じるというので終わってしまった。講義としては比較的スムーズに展開できたかなという感じ。もちろん、論じられなかった点やうまく展開できなかった点は多々あったのだが。試験を意識したのか普段より多めの学生が来ていたような気がする。試験については実施方法などはアナウンスしておいた。今年度も記述3問、持ち込みはA4用紙1枚、公式予想問題の公表、というので行く。

組織論の講義はあと1回(正確には2コマ)で終わり。今年度もようやくここまでたどり着いたという感じ。ちょっとだけ肩の荷が下りて楽になった感じがする。

07年02月04日 09時23分 着信

今日は日曜日だが研究室へいそいそとやってきた。先週の組織論の講義の準備をしていて、ふと、ドゥルーズ&ガタリのミルプラトーの「リトルネロ」の概念が、ひっかかったのである。ルーマンの組織論というか公式組織における協働の議論と、リトルネロが、どうつながるのか分からないが、自分の中で何かが共鳴している。それで、今日は、久しぶりに、どっぷりとドゥルーズ&ガタリを読むことに決めてやってきたのである。さて、なににであうことになるのかな?

そういえば、地球温暖化対策にみんなも取り組もうと呼びかける「LOVE・アース・ふくい」というキャンペーンが行われている。その運動自体にどうこういうつもりはないのだが、TVで流れたCMで、キャラクターであるフクイラプトル(の骨格)が、温暖化対策に取り組まないと自分たちのように滅びてしまうよ、という趣旨のことを言っているのに、かなりの違和感を感じる。確かに恐竜は「滅びた」のはちがいないけど、それは恐竜達のせいではなく、巨大隕石の衝突による急激な気候変化というのが今では定説ではなかったか? 仮に隕石説をとらないにしても、恐竜達自らの活動がもとで恐竜が滅んでしまったわけではないことは確かだし、恐竜に知恵がなかったから生き残れなかったわけではけっしてない。なので、恐竜が滅びへの警告を人間に言うのであれば、環境の変動によって滅びるときには滅びるもんだよ、という話(進化とは偶然の積み重ね)になるのが筋のように思うのだ。そういう意味で、自分としては、恐竜が地球温暖化に警告を発するというCMというのがすごい違和感がある。ささいなことかもしれない。温暖化対策という正義の前ではぐだぐだ言わないのが正しいのかもしれない。でも、こういう些細なイメージの積み重ねが、進化とか恐竜のイメージ(今でもビジネスの話では「大きくなりすぎて小回りが利かず環境適応ができなくなったもの」を「恐竜」にたとえていたりするしねぇ)が曲がってしまうように思うのだけどね。

07年02月04日 18時25分 着信

というわけで、ドゥルーズ&ガタリに浸っていた一日だった。それはそれで楽しい時間ではあったが、だからといって、なにかつかめたかというと、さぁってというところではあった。ま、こういうのもいいかね。

とはいえ、学生の就活サポートが飛び込んできたりして、それなりにドタバタしたりもしていたのだった。

07年02月05日 10時32分 着信

今年はスーパーボウルの中継を見ることなく研究室に来た。学生の指導や試験の準備など、するべきことが山積みだからだ。やれやれ。

スティーブン・レヴィが iPod に関する本を出していたことを知り、amazon で購入した。その時思ったのだが、このところ、洋書は買ってないということ。以前は日本の本も amazon で買っていたということもあって、そのついでに洋書を買うということもあったのだが、bk1 で本を買うようになって洋書の新刊への関心が薄くなって、買うこともなくなった。

07年02月05日 12時12分 着信

スーパーボウルはコルツが勝ったのね。なんか雨の中の壮絶なターンオーバー合戦みたいな試合だったようだ。さっき、昼休みになったので、研究室にある Sony のモニター(TV機能付き)でBS1をつけて結果だけ(とハイライト)は確認した。

07年02月05日 15時10分 着信

bk1から本が到着:

久しぶりのオープンソース本と、ひさしぶりの数学本、ってところ。また丸善が娘達のために買っている「こどものとも」と「ちいさなかがくのとも」をもってきてくれたのだが、「ちいさなかがくのとも」は たむらしげる が書いていて、なんだか「こどものとも」みたいで面白かった。

07年02月06日 12時12分 着信

今日の午後は今年度最後の3年生のゼミなんだが、金沢のほうで北陸企業の合同説明会が行われるようで、欠席をあらかじめ申し出た生徒が何人かいる。やれやれ。今年は例年よりも企業の動きが早いように思う。

昨日届いた『オープンソースの成功』を読んでいるのだが、う〜ん、どうなんだろ、と思うような記述もある。とりあえず最後まで一気に片づけるつもりである。

ちょいと思い立って、「愚者のぐしゃぐしゃ」と「動的授業連絡版」のページ一覧が更新日時の新しい順で表示されるようにプログラムの修正を行ってみた。AppleScript でファイルのソートを行っているのでちょいと遅いが、まぁ、そんなに頻繁に呼び出される部分ではないので、これでいいだろう。プログラミングは楽しいな、と改めて思った。

07年02月06日 16時56分 着信

今年度の組織論の講義も今週で終わるので、ルーマンどっぷりの体制から少し抜けて、改めてチューリング・テストに取り組んでみようと思う。論争史の整理もあるのだが、それよりも "The Essential Turing" (B. jack Copeland ed.) が刊行されたおかげで、これまでは手書き原稿でしか読めなかった文書が活字でちゃんと読めるようになったので、改めてチューリングの文書をきちんと読み直す作業から入る。それらを踏まえて、自分なりに納得できる形で整理したいと思う。さて、どうなるかな。

07年02月07日 16時32分 着信

『オープンソースの成功』をざっと読み終わったのだが、なんだか大げさな議論をしているわりに、そうかなぁ?という感じが残る本だった。その後、Turing が NPL にいたときに書いたレポートである "Intelligent Machinery" を読み始めた。少しずつ、チューリング熱を自分の中で高めていこう。

1月26日の組織論(責任論)の記録を書いた。あとは先週の分を書いて、試験問題を考えなくては。

今日もまた就活絡みの学生の相談相手。

そういえば、昨日、同僚が FlexScan L767 を使わないまま研究室に置いてあったのを借りてきて、このサイトのサーバにつないだ。画面が広いとスクリプトのメンテナンスなんかが楽になるかなとおもってのことである。サーバにしている G3 DT だと、なぜか G3 B&W よりも解像度の選択肢が少なくて、びしっとクリアな表示にはならないのがちょっと不思議で残念(なんでだろ?)。

07年02月07日 16時52分 着信

Amazon から本が到着:

スティーブン・レヴィが iPod について書いた本。わくわく。

07年02月08日 11時53分 着信

今日は明日の組織論の授業と試験問題を考える。後4年生の最後のゼミがある。ドタバタしそうだ。

The Perfect Thing を昨夜の寝床で読もうとしたのだが、あえなく撃沈。この週末にじっくり読むことにしよう。Shuffle という切り口で iPod を論じるというのが面白そうだという感触はある。

ITPro に「Windows Vista 開発史」という連載コラムが載っていて、これが面白かった。OS の開発のドタバタは Apple でのお馴染のことではあり、なんだかかつての Copland のドタバタ(自分がちょうど Apple にデベロッパ登録した頃、この騒ぎの真っ最中だった)を思い出させる話ではあった。

07年02月09日 15時57分 着信

組織論の講義は午前中にリーダーシップの話をして、午後は試験問題の事前公開とその説明を兼ねてこれまでの講義内容を簡単にふりかえって終了。やれやれ、やっと終了までたどり着いたというところである。今年の試験は3問を解答させることにしたのだが、そのうちの2問は選択式にし、全員に解答を求める応用問題を1問とした。応用問題として、今年は以下のようなものを出すことにしてみた:

田中君は、5人の仲間と会社を始めた。同じ夢を分かち合い、気持ちが通じあった仲間で作った組織なので、すべての役割分担(誰が社長になるかも含めて)は、年に1回、皆でくじ引きをして決めていくことにした。この「くじ引きによる分担」がもつ利点と、この仕組みがうまくいくための条件を考えよ。

さて、どんな解答が出てくるかな?

過去の雑感に、Matt Neuburg の AppleScript The Difinitive Guide の中にかかれていた AppleScript に取り組む人へのアドバイスの超訳を載せたことがあるのだが、それに関する問い合わせがあった。書き込んだ雑感のデータはサイトから削除してしまったので、今では見られなくなっている。連絡があるまで自分もすっかり忘れていた。「愚者のぐしゃぐしゃ」の方に再録しておこうかな。

07年02月09日 16時32分 着信

イエロー・マジック・オーケストラの RYDEEN 79/07 を買っちゃった。ついでにラテンなやつも2曲。わはは。

そういえば、先日、「時をかける少女」のアニメ版の映画がいいらしいねぇ(DVDが出たら見てみようと思ってる)という話を学生としていたとき、学生たちは最初の大林版「時をかける少女」の映画も、原田知世を知らなかった。原田知世って、ほら、今だとブレンディのCMにでてる人、って言ったらやっとわかってもらえたが、かつてアイドルだったとか、歌手もやってたとか、そういうことはぜ〜んぜん知らない。アイドル時代の原田知世のコンサートに行ったことがあって、写真集ももってるぞ、という自分なので、そうなんだぁ、とため息が出たのだった。ま、しょうがないけど。

07年02月11日 09時41分 着信

日曜日なのに9時前にはいそいそと研究室へやってきた。今日は組織論の講義の記録を書いてしまうつもりだが、その前に、このサイトの CGI のスクリプトを変更する予定。そして The Perfect Thing を読み進めるのだ(やっぱ面白いわ、この本)!

07年02月11日 14時13分 着信

組織論のリーダーシップに関する講義の記録を書いていて、ふと思い出して Apple Human Interface Guideline (1st) をめくってみたら、やっぱりあった、あった。Apple Desktop Interface の想定する「人間像」という話なんだが、ようするに、これはインターフェースの果たすリーダーシップについての記述として読めるわけだ。たとえば、

they are most productive and effective when the environment in which they work and play is enjoyable and challenging.

なんてのは、そのまんまリーダーシップが実現するべき環境の話である。考えてみれば、リードするというのは、アフォードし、ガイドすることなんだから、インターフェースのあり方とリーダーシップがつながっているのは当たり前なんだけど。

動的授業連絡版とか「愚者のぐしゃぐしゃ」にテキストファイルを流し込んでページを作ることができる仕組みを追加実装。これで WebSTAR の CGI のデータの容量制限(約10Kバイトを越えるとアウトになる)を越えたページを作ることができるようになった。

で、今日の残りは、The Perfect Thing なのだ。

07年02月12日 11時17分 着信

今日は朝から娘達と過ごしている。妻は仕事。レゴで遊び、買い物に行って帰ってきたところ。上の娘は外でキックボードで遊び、下の娘はソファーで昼寝。このチャンスを利用して自分は The Perfect Thing を読んでいる。もうすぐ終わる。なんていうか、レヴィの iPod への愛情にみちた眼差しが全体のベースになっていて、そこに色々な論考や記述が乗っかって、という音楽のような本だと思う。これは、ぜったいにどこかが既に翻訳をしている最中だとは思う。もっとも、かなり変化が激しいネタを扱っているので、今年中(できれば前半)に出ないと(iPhone が出でるまで)、ちょっとおいていかれてしまう部分もあるかもしれないね。

07年02月13日 12時46分 着信

bk1 から本が届く:

図書館戦争シリーズの最新刊と、わにわにシリーズ、とどちらもシリーズもの。ああ、しあわせな、わにわに。

検索サイトからこのサイトに飛んできたときの検索キーワードを拾って表示する PostProcessor を組んでみた。UTF-8 を Shift-JIS に変換する機能は飯森さんの TEC osax を使っているのだが、この osax が 68K では動かせなかったため、これまで実装していなかったのだ。今のところアクセスがあった際にリアルタイムで表示する機能だけだが、これ、ログを残すようにしておくと楽しめるかな。

07年02月14日 11時41分 着信

昨日の夕食は学生達と秋吉に行って焼鳥をバクバク。しあわせな時間。でも、食べ過ぎたのか今日は胃の調子がおかしい。秋吉で食べたあと、学生達を家に招待してお茶。無垢のフローリングにまったりと座り込んで雑談していた。夜は『図書館危機』を一気読み。

昨日、このサイトのサーバに検索キーワードを表示する PostProcessor を追加したのだが、その影響か、さきほどサーバが一度落ちた。やれやれ、もうすこし様子をみてみる必要があるな。 といいながら、PostProcessor にはキーワードのログ機能(記録機能)を追加してみたりしていたのだが。

07年02月15日 16時35分 着信

サーバに PostProcessor をつけたら、やはり突然 WebSTAR が落ちるという現象が続いている。奇麗に落ちるので再起動がかかってサイトの運用はそれほど中断せずに済んでいるのだが、気持ちが悪いことにはちがいない。でも、検索キーワードがリアルタイムで見られるのは面白いので、PostProcessor は外したくないしなぁ。思案のしどころである。

学生の対応などでドタバタと一日が過ぎたという感じ。

チューリング・テスト関連の文献読みなどをはじめている。「計算する機械と知能」が書かれた前後のチューリングの動向や発表論文などについて整理することから作業を始めようかと考えている。いずれにしても、明日の期末試験を終えて授業関連のことが一区切りついてからだな。サーバのログを見ていると、学生達が一生懸命に?講義の記録ページや研究ノートを見ているのがわかる。

内沢旬子『世界屠畜紀行』が欲しいのだが、bk1 では購入できない状態になっている。やれやれ。アマゾンでもすぐに出荷されるわけではないようだ。やれやれ。

07年02月16日 16時18分 着信

サーバが落ちるのは必ずしも PostProcessor のせいではなく、むしろ WebSTAR の Data cache Plugin の動作に関係がありそうなことが判明。そこで Data Cache を外して運用することにした。ついでに Suffix Mapping も整理し直すなど、サーバの諸設定に変更を加えた。さて、どうなることか? PostProcessor は復活させた。仮想メモリーも OFF にしたらどうかしらと試してみたら、Finder がメモリー不足だといって起動がきちんとできない状態になった。うむ、OS 9.2 はやっぱ仮想メモリーを ON の方が安全のようだな(まだまだチューニングの余地はありそうだが)。

今日の午前中は組織論の試験。問題を事前に公開しておいたので、学生達はサクサクと解答していたようだった。午後は会議。その後、サーバのメンテナンスを行ったわけである。

07年02月18日 11時33分 着信

昨日は娘達の保育園の発表会だった。

今日は研究室に来ている。このサイトの Web サーバのチューニング(キャッシュ、KeepAlive それに CPU 占有率のバランスの落とし所をさぐっている)、組織論の試験の4年生分の採点などなどの予定。

『世界屠畜紀行』が bk1 で購入できる状態になっていたので、速攻で注文。もちろん?、ついでに何冊か一緒に買ってしまった。

07年02月18日 15時13分 着信

このサイトの運用を G3 に変更した時に、Web サーバの WebSTAR も 4.4 にアップしたのだが、その際、それまで使っていた 3.02 と、そんなに違いはないだろうということで、あまり細かいことは気にせずに使ってきた。今日、サーバのチューニングを行う際、たとえばデータキャッシュの挙動が 3 とは違うなぁということでマニュアルを引っ張り出して読み直してみたら、やっぱり 3 とは動作が変わっていたのだった(4ではサーバがなんでもかんでも勝手にキャッシュする方式になっていた)。うむ、やっぱこういう思い込みが怖いよなぁ。あらためて確認を行いながら設定を色々と変更して、たぶん、このへんが良いだろうという落とし所は見つけたつもりである。また、学外からのアクセスがコンテンツフィルタを兼ねた Proxy 経由になっているということに配慮して、コネクションの設定なども変えてみた(この件のことを今までは全然気にしていなかったのだが、もしかするとサイトのパフォーマンスにかなり影響が出ていたのかもしれない)。それと、検索サイトから飛んできたアクセスの検索キーワードの最新の40個を表示するページを CGI で組んでみた。しばらく運用してみるつもり。ページを眺めていると、ときどき漢字コードの判定に失敗していると思われる処理がある(おそらく Shift-JIS なのに UTF-8 とみなしてしまったものだな)。この辺は、改良の余地があるな。あと、そのキーワードでどのページに飛んできたかも分かるようにしておくと面白いなぁとは思ったのだが、PostProcessor にあんまり負荷はかけたくないし(なんせ AppleScript で組んでるしね)、思案のしどころ。

午前中に bk1 に注文した本は、午後には宅急便で発送してもらえたようだ。明日には届くかな。楽しみ。

そういえば、先日の組織論のテストの選択問題の中の一問として、「リーダーシップの本質を『おいしいカレーを作ること』を例にして説明せよ」という問題を出した。出題者の意図としては「それぞれの素材のうまさを引き出しながら、自分の好みを活かしつつ、まとめあげていくこと」ぐらいで押さえてもらえばよいと思っていたのだが、先ほど、すこし採点をしていたら、この問に対して、自分が作るのではなく人に作らせること、という趣旨の解答が出てきた。うむ。そうきたか。人に美味しく作ってもらうのはどうすればよいかまで論じてあれば点を与えるんだけど、これだけではダメだな。

07年02月19日 11時30分 着信

昨日の帰り際にちょっと色気を出したサーバの設定に変更しておいたのだが、見事に、自分が研究室を出てまもなくサーバがフリーズしてしまっていた。やれやれ。やっぱ調子に乗ってはいかんな。せめて web サーバだけが奇麗に落ちるようにとどめておかなくては。

07年02月19日 17時12分 着信

bk1から本が到着:

なんといっても『世界屠畜紀行』が読みたかったわけだが(パラパラした感じでは、これは絶対あたりである。やっぱこの人のルポはいいよな)、『ちがいの分かれ目』なんかも気楽に読める本として楽しみなわけだ。

何年かぶりになるのだと思うが、新しい osax を作成した。OS 9 でブートするようにした iBook 上にかつての開発環境を再現してあったのだが(Code Warrior の INIT が見当たらなくて Zone Ranger が使えなかったのだけど)、そこでファイルのリストを更新日順に並び替える osax を作ってみた。デスクリプタの開放し忘れといった初歩的なミスをおかしたりしたが、とりあえず動くものはできた。しかし、iBook で CompileIt! でコンパイルするとコンパイルの時間の短いこと! 最初、なんかミスをしたのかと思ってしまった。でき上がった osax は、休み時間などにテストを重ねた上で、このサイトのドキュメントシステムの CGI に投入する予定。osax の作成手順も思い出してきたので、ぽちぽちと Classic 用の osax なんかも作ったりしながら、このサイトの機能充実を図ろうと考えている。もっとも、その前に、サーバの安定運用の確保が問題なんだけどね。

学生の就活の対応、それとレポートを入れたフロッピーが読めなくなってパニックで飛び込んできた学生の対応(ファイルが壊れていて手の施しようがなかった)。

07年02月20日 10時53分 着信

昨日作った osax はさっそく実践投入。今のところ快調。やっぱ osax にすると早いわ。

『世界屠畜紀行』を昨夜から読み始めたのだが、予想に違わず素晴らしい本。なんといっても筆者の視点というかスタンスがいいよな。この本読まずに肉を食うなってな感じで学生にも勧めたい本である。

そういえば、昨日、組織論の試験の4年生以上の分を採点したのだが(卒業判定の関係で早めに採点しなければならない)、なかなか素晴らしい答案に出会えた。自分が講義で論じた内容の問題は、自分の文章を読まされるような気分になるのは仕方がないとして、応用問題のくじ引きで役割分担の問題の解答が、やはり、面白い。自分なりに解答というか考えるポイントは整理してあったのだが、そうか、この点は考えていなかったなぁ、という発見があったりする。こういうのが大学の試験の醍醐味だよなぁと思う。

07年02月21日 13時39分 着信

動的授業連絡板に登録してあった経営組織論の講義の記録を一つのページにまとめなおし、連絡板のページは削除した。ページの削除のコマンドを作っていなかったので手作業での削除になってしまった。次回のメンテナンスの際に、スクリプトを作っておくことにしよう。

午前中は会議。昼休みから学生の就活のサポート。そしてこの後、教授会。今日は何時に帰ることができるかな。

このサイトのトップページに、検索キーワードのページへのリンクを追加しておいた。サーバの設定を変えてから、PostProcessor は安定して動いている。喜ばしいことである。

07年02月22日 14時51分 着信

サーバのメンテナンス&新しいページの追加(「田中求之に聞いてみる?」)など情報環境の整備。先日コンパイルした新しい osax を Tanaka' Extra に入れて、1.05 として登録しておいた(「それでも私は MacOS Classic でサーバ運用なのだ」)。しかし、AppleScript での CGI プログラミングは楽しいな。

『リスクとしての教育』を読んでいるのだが、なかなか面白い。頭の中がむずむずしてきた(しばらくルーマン離れて、チューリングしようと思ってるのに)。

07年02月22日 17時08分 着信

今日で学生達は試験が終了なので、昼休みに研究室に遊びに来たゼミ生もすっきりした顔をしていた。で、そのゼミ生に、この本は絶対に読んでおいた方がいいよといって『世界屠畜紀行』を貸したのであった(関心を示したみたいなので)。

07年02月23日 10時35分 着信

またサーバが落ちていた。やっぱ昨日、いろいろと仕掛けすぎたかな。でも、落ちたついでに、さらに CGI の作り込みをして、昨日から実装を始めたQ&Aのページ関連の機能はすべて実装してしまった。

今日は、とりあえず?、『リスクとしての教育』を読み終えたい。そういや、自宅では『ちがいの分かれ目』を読み終えて、以前に買ってあった『ウェブ人間論』を読み始めたのだが、なんだろね、この違和感は、という感触の本。

07年02月23日 13時51分 着信

最近、サーバが不安定なのでログを丹念に調べたりしていたのだが、その中に、/MSOffice/cltreq.asp と/_vti_bin/owssvr.dll がペアになっているアクセスが時々来ているのに気がついた。またどっかのウイルスに感染したマシンからのアクセスかしらと思い、念のために調べてみたら、これは Windows の Web ディスカッション機能というやつに関連したものだった。この機能を有効にした Explorer でサイトにアクセスすると、そのサイトに対して上記にアクセスがかかるようになっているらしい。やれやれ、そんな仕様にするかね、普通。

昨日作った「田中求之に聞いてみる?」の最初の質問が届いたので、いそいそと回答してしまった。とはいえ、自分のとった行動(即座に回答した)と、回答の内容(タイムラグを意図的に設けた)が食い違ってるやんか!と、回答した後から自分に突っ込んでしまった。まぁ、CGI のプログラムが計画通りに機能したのでよしとしよう。

07年02月24日 16時15分 着信

今日も大学に来ていた。明日が前期入試ということもあって、大学は人が少ない。自分は採点をやることになっているので、明日以降がみっちりと作業である。

『リスクとしての教育』を読んでいたが、リスク論として、そしてそれが教育という相互作用の問題に切り込むときにどのように用いられうるのかという点で面白く読める。

07年02月27日 10時30分 着信

日曜日は前期入試で、自分は採点担当。昨日の夕方までぎっちりと採点を行って無事に終了。不断使わない頭の筋肉を使ったという感じ。

今日は『リスクとしての教育』を読み終えたい。その他、色々とやるべきこと/やりたいことはあるのだが。もう2月が終わってしまうじゃないか。

07年02月27日 12時07分 着信

そういえば MacOS Classic 用の WebSTAR は 4.4 ではなくて、4.5 が最終バージョンだったのに気がついて、ネットを探しに行ったのだが、もうダウンロードできないようだった( 4D にプレスリリースのページなんかは残ってるんだけどね)。改良点の中にメモリーリークの問題を解決というのもあったので、こいつにすれば Data Cache で落ちる問題もクリアされるかなと思ったのだが。やれやれ、自分が普段使っていなかったので油断してゲットし忘れていたのが痛い。まぁ、とりあえず 4.4 のコアで安定したから、このまま続けようとは思うが。それにしても、コレクターアイテムと分かっていてもマメにバージョンごとに落としていた自分なのに、肝心なものを忘れていたとはね。

07年02月27日 14時43分 着信

住宅ローン控除のための確定申告をしなければならない。オンラインで書類を作成できるようなのだが、色々と用意しないといけない書類もある。確定申告をするのは久しぶりになるな。

07年02月28日 12時02分 着信

このところ、通勤の車の中では自分で作った D.D. Jackson の3枚組ベスト盤を聞いている。自分がもっている D.D. Jackson のすべてのアルバム(彼の名義になっているアルバムのみで、サイドやグループのものは外した)から時系列で選曲したものである。もう何度となく聞いた曲もある。でも、やっぱいいのだ、これが。今の自分にとっての Jazz というもののコアのようなものを楽しめる。自分は楽器の演奏は出来ないし楽譜も読めない、ただ聴くのが好きという人間(それも CD で)ではあるが、それでも自分が Jazz に感じるもの、自分なりの Jazz 観のようなものがあり、それが音楽とは関係ないようなものを考えたりするときにも、何かの手掛かりを与えてくれたりする。それを自分ではうまく言葉に出来ないのがもどかしいのだが、これだぁ!という表現は奥泉光『鳥類学者のファンタジア』に書かれている。女性ジャズピアニストが主人公の小説なのだが、この小説のなかで主人公が語る Jazz というものが、自分にとっての Jazz をうまく言葉にしてくれていて、時折、読み返したくなる本なのである。で、このところ D.D. Jackson の演奏に悦びを感じ、また引っ張り出してきてしまった。たとえば、以下のような文章:

 つまり、ジャズとは、わたしにとって「いいもの」なのであって、その「よさ」はどこか倫理的なものに関わっている気がする。ソロの場合はまた話が違ってしまうのだけれど、何人かでセッションする現場というのは、それぞれのプレイヤーが他人の音に耳を澄ませつつ、互いの放つ音でもって互いを活気づけ勇気づけていくわけで、きわめて対話的であり、対話的であること自体が創造的であるような過程である。個々のプレイヤーは「真」にも「美」にも奉仕するわけではなく、ただひたすら対話をすることで「いいもの」を生み出そうとしているとしたら、これはつまり、「善」に奉仕している考えてもいいのではないか。わたしはうまくいった演奏のあとでは必ず「いいことをした」と思うので、これはおいしい食事をしたあとや、充実したセックス(というのはあまりしたことがないが)のあとでも感じるけれど、気の合う友人と実のある会話のひとときを過ごしたときや、あるいは、互いのあいだにやっかいな問題があったりして、関係がぎくしゃくしてしまった人とねばり強く会話して、なにかしら和解できたとき感じる、「いいことをした」に一番よく似ているような気がするのだ。
 一定のルールの下で対話的に音を出し合い、その過程でルール自体を更新していきつつまた対話を重ねるという、インプロビゼーションの理想状態とは、語の本来の意味において倫理的なのではないだろうかとさえわたしは思う。美や芸術のためなら親でも殺す、といった孤高ぶりはジャズには似合わないのであって、一流のジャズ・プレイヤーは人当たりがいいというのがわたしの持論である。日頃の我が行いを深く反省しつついうなら、つまり、いつでも他人を、他人の音を、他人のふるまいを受入れる開放性と寛大さこそがジャズ・プレイヤーのいちばん大事な資格なので、芸術家肌のわがままも、職人肌の一徹な頑固さもいらない。気にいろうが気にいるまいが、自分とは違う異質な他人と一緒に世界をつくっていくしかないという、明るい覚悟こそがジャズの精神なのである

(奥泉光『鳥類学者のファンタジア』p.254 強調は田中)

これには、自分の考える組織論(協働論)のキモみたいなものが、ある(実際、リーダーシップの講義の「対話的であることによって創造的」というのはこの文章からもらっている)。この文章以外にも、この本には、ああぁ、ジャズが鳴ってるって感じるフレーズが出てくる。引用ついでにもうひとつ:

 この世界に廃墟じゃない場所はどこにもなく、生きている人間も、死んだ人間も、誰もが廃墟を旅している。旅人は疲れ切って柱の陰に座り込み、ふと耳にした音楽に慰められる。癒される。ジャズとは、きっと、そんな音楽だ。
 ジャズを聴く人間は孤独である。幸せな家庭を築き、多くの友人に恵まれた人も、ジャズを聴くときはやはり孤独だ。ジャズは陶酔を通じて人を覚醒させる。陶酔のさなかに覚醒をもたらす。人間の根本的な孤独をあぶりだし、荒れ野をさまよう孤独な旅人である実相に気づかせる。永遠に孤独であることの淋しさを、はかなさを、不安を緊張を、恐怖を苦痛を、癒してくれる。なにかを求めながら、なにも得ることができず、なにかを持っていると思っていたのに、なにもかも失っていたと気づいたとき、失意の底にあって、絶望の渕にあって、でも、柱の陰から聴こえてくる音楽に耳にすれば、心にほのかに明かりが灯って、これさえあればなんとかなるんじゃないのか、やっていけるんじゃないのかと、かすかな勇気が出てくるような音楽。きっと、それがジャズだ。

(同上 p.489)

……関係ないようにも思えるが、自分が、ルーマンのシステム論の、ダブル・コンティンジェンシーゆえに根拠無しにシステム(コミュニケーション)が立ち上がるという話なんかも、上の引用文で語られているような感じでの、ジャズだよなぁという感じを持っていたりするのだった。まぁ、何言ってるんだか、というところだけど。