田中求之的日々の雑感

このページは田中求之的日々の雑感の2002年分のアーカイブです。

ここに記されているのは、あくまでも田中求之の個人的な意見や感想です。
田中の所属する組織や田中の公的な立場の見解ではありません。

田中が購入したり読んだり気になった本の題名に bk1 やアマゾンへのリンクが付いている場合がありますが、これらのリンクにはアフィリエイト(ブリーダー)の ID は埋め込まれていません。リンクは記録や紹介を目的にしたものです。

【田中求之的日々の雑感】  【田中求之的日々の雑感 アーカイブ一覧】

02年01月01日 23時38分 着信

のんびりとした元旦を過ごす。

ごろごろして、てきとーに酒を飲んだり喰ったりしながら、娘の世話をしたり、読書をしたり、溜まっていたメール(特に nettime )に目を通したりしていた。iBook でメールを読むようにして、ごろごろしながらである。

『Web の創成』を読んでいた。

ま、年が明けたからと言ってなにがどうなるわけではないが。

02年01月03日 00時00分 着信

妻に実家に新年の挨拶にうかがう。近くの神社で初詣でも済ます。雪が本格的に降り始めたので(とはいっても 10cm も積もってないけど)、娘との初詣では見送ることにした。正月料理を御馳走になる。タコとナマコをたんまり食べて満足。

雪起こしが鳴り始めたので、停電が心配である。今度停電をくらったら、LC475 も持たないような気がする。今年は、マジで、サーバ機を取り換えようかと思っている。LC475 で突っ張るのも面白いのだが(限られた条件の中で、いかに満足できるパフォーマンスを出すための妥協点を見いだすかってのは、けっこうスリリングなチャレンジだ)、そろそろ、サイトの規模とアクセスする人の規模に追いつかなくなってきている。

02年01月04日 00時19分 着信

自宅でゆっくり過ごす。『ナレッジ・イネーブリング』を読んでいた。ちょうど(?)野中郁次郎が日経新聞で経営学の連載を始めていた。

夕食後はテレビ漬け。「平成教育委員会」と「どっちの料理ショウ」を見る。4時間以上もテレビを見続けたのは久しぶりという気がする。もともとテレビを見ない方なので。

外では1日雪が降り続いていた。それでも、まぁ、こんなもんかなという程度しか積もらなかった。

EIMS 3.1 の日本語版マニュアルの ML が立ち上がったので、さっそく subscribeした。

02年01月05日 23時22分 着信

昨日は停電に備えて、研究室のすべてのサーバ機のバックアップと、万が一に備えての予備サーバ機の準備を行ない、それからすべてのマシンをシャットダウンした。すべてのコンピュータが止まった研究室の静けさが不気味なくらいであった。あらためて、パソコンの音の大きさに(そしてそれに慣れきっている自分に)気がつく。

今日の昼間は、妻が用事で出かけている間、娘の世話をする。昼間は起きているようになってきたので、なかなか落ち着いて本も読めなかった。

夕方、時間がとれたので、研究室へ出かけて、サイトの起動。メールサーバは、パーティションを切り直して、システムを入れ直した。LC475 も無事に起動。

02年01月06日 22時10分 着信

『漢字と日本人』(高島俊男)を読んでいた。日本語について改めて考えさせられるよい本であった。

MD5 のソースをぽちぽちといじっている。

夕方に買い物に出かけて、また本を買い込んでしまった。本当は『史上最大の発明アルゴリズム』(デイビッド・バーリンスキ)だけを買う予定だったのだが…

いつものことではある。

02年01月08日 22時41分 着信

昨日は『タイトルの魔力』(佐々木建一)を読んでから『アルゴリズム』に取り掛かる。くせが強い文章だが、読み物としては悪くないといったところ。『タイトルの魔力』は、美学の本だが、刺激的な内容で満足の1冊であった。

今日は『ハーバードで語られる世界戦略』(田中宇・大門小百合)を読む。田中宇のメールマガジンを読んでいるので、彼がハーバードにいたときの話なども読んでいたので、それをくわしく読めるだろうと思い購入した本である。面白い。しかし、最近、新しい新書が次々と出てくるなぁ。それはそれで、面白いんだけど。

iMac と iBook の新しい機種が発表になった。iMac は、これまた思いきってデザインを変えてきたなぁ。いよいよ OS X がメインの OS になるようだ。やれやれ。

MD5 のソースを相変わらずいじっている。APOP の認証は処理の手順がわかり、なんとかやれそうな感触が得られたが、SMTP AUTH の方は、単純な MD5 ではないようなので、ちょいとめんどそうだ。

さて、これから『アルゴリズム』の続きに取り掛かろう。その前に、いも焼酎のお湯割りを飲まなければ (^_^;;

02年01月11日 00時24分 着信

昨日は、体調もいまいちだったので、自宅で読書。『アルゴリズム』を読み続けていた。この本、読めば読むほど、クセが強い本だと思う。それでいて、肝心の部分の説明が、今一つクリアーではない。ゲーデルの不完全性の話の部分など、う〜ん??ってな感じ。一方で、チューリングのチューリング・マシンの話などは端折りすぎではないかとも思う。でも、まぁ、こういう本は、確かに日本では出てこない本かもしれない。

『サクセス・バリュー・ワークショップ』(七瀬至映)をぱらぱらと読んでいたが、期待外れの本だった。所々に、なるほどと思わせるような表現がころがっているのだが、なんか上滑りな感じがする。本当にこういう表現しか伝えられないことなのか?という感じが強くする。買って損した。

今日は学長選挙に出かけてから、センター入試監督者打ち合わせ会。入試シーズンの本番である。今年は2日目の監督。

その後、ゼミ生の卒論指導。ようやく目処がついた。

夜は明日の社会思想の講義の準備。ホッブスのまとめと、ロックについて。高校の倫社の授業で習って以来、社会契約については折にふれ取り組んできたテーマだが、ようやく、自分なりに、すっきりと見えてきたという感じ。京大で指導を受けた平井先生がロックの労働に関して本を書かれていたこともあって、ロックってのはすごいやつという考えが染みついていたのだが(歴史的な影響力でもすごいものがあるし)、ようやく、突き放して見ることができるようになったと思う。民主主義のイデオローグとしてのロックを悪く言うのは、反民主主義的・反近代的・反啓蒙的という感じすらしていたのだが、改めて読んでみると、ロックって、けっこう政治的なやつだということが(当たり前といえば当たり前だが)する。人権問題の根本に横たわるやるせなさみたいなものも見えてきた。

02年01月13日 00時05分 着信

昨日は朝1コマ目から社会思想の講義をやり、4コマ目に組織論の講義をしたので、とても疲れてしまった。やっぱ朝1コマ目はこたえる。まして、講義を始めるとハイ・テンションになるので、後からどっと疲れが来る感じだ。

講義の後、情報センターの情報処理専門委員会に出る。学内のセキュリティ体制作りのための会議である。大学のメールサーバも SMTP AUTH になりそうなので、UVJ Mailer も対応させる必要があるなぁ、などと思いながら議論していた。

帰ってきてからは、日経デザインなどを読んでいた。来年度から、研究費での雑誌購入に、「デザインの現場」も追加する。

寝床で読み始めた『逆立ちしたフランケンシュタイン』(新戸雅章)が面白くて、半分くらいまで読んでしまった。最後まで読み切らずに寝てしまったのは、やっぱ若くないということかな。

今日は、娘の世話をしたりしながら、日経コンピュータ、日経インターネットテクノロジーなどの雑誌に目を通す。

NHK 特集の川久保玲(コム・デ・ギャルソン)の番組を視る。学生時代に、就職したらコムデギャルソンのスーツを買うぞと思っていて、福井に就職してから、スーツとジャケットを買ったんだよな。

02年01月14日 00時19分 着信

午後は研究室でサーバのメンテナンス。

帰りに COPA に夕食の買い物に行ったのだが、すんげぇ人であった。

自宅に戻ってから、高橋源一郎の『官能小説家』をよみ始める。高橋らしい小説。けっこう面白い。

mboxer に APOP の実装が完了。UVJ Mailer の SMTP AUTH の方は進まず。

02年01月15日 00時56分 着信

自宅でのんびりと休日。高橋源一郎の『官能小説家』を読み上げる。

SMTP AUTH の CRAM-MD5 を UVJ Mailer に実装する目処がつく。やはり @IT の解説記事が間違っていた。RFC を素直に読めばよかったとあらためて実感。水野さんの MD5 Plug-in のソースを参考にしながら CRAM-MD5 の Digest 用の Plug-inを作成し、テストに成功する。Base64 のデコード用 XFCN のバグに気がつくといったこともあって、今日は UVJ Mailer への実装はできなかったが、目処はついた。とはいえ、SMTP のセッションの扱いが変わる(サーバからのレスポンスが複数行にまたがることになる)ので、単純にはいかないようにも思うが。

mboxer の APOP 実装は、テストも問題ないようなので、明日にでも 1.1b3 として公開することにする。

冬とは思えない暖かい日であった。

さて、『逆立ちしたフランケンシュタイン』を読み上げることしよう。

02年01月16日 00時14分 着信

外書とゼミ。ゼミは「ファッション」というテーマを取り上げてみたが、なかなか面白かった。

APOP 対応の mboxer 1.1b3 を公開する。

UVJ Mailer への SMTP AUTH の実装に取り掛かったのだが、アカウントのパスワードの管理を含めて、けっこう手を入れる必要があることに気がつく。pref などの書式も変更する必要がありそうだ。バージョンを 3 にあげるたほうがよさそうである。

02年01月17日 00時05分 着信

教授会の日。

Keyed-MD5 の Plugin のテストを兼ねて、簡単なアプリを作って、ZoneRanger でモニターしながら動かしていたら、XFCN を Purgeable にしてあると、Purge がかかった後には、 Type 10 でクラッシュすることが判明。Plugin の方は問題がないようだったが、XFCN の方にこんな問題があったとは… HyperCard では、XCMD, XFCN とも Purgeable であっても何の問題もない(ComplieIt! は Defaultで Purgeable にセットする)ので、おそらく REALbasic の実装の問題だろう。

あわてて、UVJ Mailer と mboxer に使用している XFCN すべての Purgeable を解除する。やれやれ。

EIMS 1.31 を動かして、AUTH に対応していないサーバの EHLO に対する返答や、メーラーの動作などを確認する。

UVJ Mailer は、3.0 として作り直すことに決めた。

02年01月18日 22時26分 着信

昨日は妻の誕生日だったので、午前中にいっしょに買い物にいき、夜は鮨を買ってきて、シャンパンで乾杯して、のんびりと過ごした。

今日は朝1コマ目から社会思想の講義。担当分の最後なので、社会契約論の意義を簡単にまとめてから、試験。試験は自分なりの社会契約論を作らせてみた。

午後は、明日からのセンター試験の準備のために講義が休講になったので、卒論の指導や、サーバのメンテナンス。メールサーバを EIMS 3.1 にアップデートした。特に問題もなく動いている。

slashdot で、job に関する面白いスレッドが立っていたので、印刷して読み始める。何気なく印刷したら、Courier の 8 ポイントでベタに印刷したのに90ページほどになってしまった。

リチャード・パワーズの『ガラティア 2.2』を読み始める。パワーズを読むのは初めてだが、ぐいぐいと引き込まれる感じ。明日はこの本で過ごすことになりそう。

確定申告の用紙が郵送されてきた。今年もそういう時期になった。

UVJ Mailer の SMTP AUTH のテストを開始する。

02年01月19日 23時51分 着信

午前中は UVJ Mailer に SMTP AUTH を組み込む作業を行なう。テストも問題なく順調に行っている。この後の作業次第では、明日にでも 3.0b1 が出せそうだ。

その後、CRAM-MD5 の POP 認証について RFC を調べる。基本的に SMTP と同じことのようなので、mboxer を対応させることにする。EIMS 3.1 を使って、Telnetで試した限りでは、まったく問題ない。

これで、SMTP も POP も CRAM-MD5 認証対応にできる。

午後は、娘の世話などをしながら、『ガラティア 2.2』を読み進める。小説の醍醐味って感じ。

さて、明日はセンター試験の監督である。やれやれ、あれをやると疲れるんだよなぁ。

02年01月20日 23時24分 着信

今日は朝からセンター試験の監督。

監督が終了してから、研究室で UVJ Mailer 3.0b1 の登録。その後、買い物をして帰宅。

ちょっと疲れているので、パワーズ読みながら寝よう。

02年01月21日 23時55分 着信

研究室で明日の授業の準備をしてから、買い物をして帰る。ひさしぶりにマルシンへ行って、中国茶などを買い込む。こういう食材がいっぱいのお店にいくと、何となくわくわくしてしまう。業務用の食品が並んでいるっていうのが、妙にそそるんだよなぁ。

日経バイトを読む。GUI に関する特集は、問題点の指摘の部分は良くできていたが、今後の展望などの後半部分はしょうもなかった。

mboxer への CRAM-MD5 認証の実装に取り掛かる。

BBEdit 6.5 と Nisus 6.5 のアップグレードを申し込む。Nisus は愛用のワープロで手放せない。とはいえ、最近はアウトラインプロセッサのアイデアストームで原稿を書いて、Nisus で仕上げという感じになってきているが。BBEdit も長年愛用しているエディタである。

02年01月24日 10時37分 着信

昨日から風邪をひいて、9度の熱が続いている。さすがに寝てるしかない。

02年01月26日 21時32分 着信

23日水曜日の朝から、風邪で9度過ぎの熱が出て、ずっと寝込んでいた。これだけの熱が出たのは何年ぶりだろう? 少なくとも、大学に入ってからは記憶にない。風邪で病院に行ったのもずいぶんと久しぶりのことであった。熱は昨日の昼にはおさまり、今日は起きていられた。でも、まだ、鼻の調子がおかしいし、味の感覚が鈍ったままになっている。

熱でぼーっとした頭でリチャード・パワーズを読んでいたら、妙に、言葉の感覚と身体の感覚が一致しているような、不思議な感じであった。しかし、パワーズはすばらしかった。外の作品も是非読んでみたい。こういう作品が出てくるから、アメリカの現代文学は好きなんだよな。

金曜日の経営組織論も休講にした。病気で講義を休むのは、生まれて初めてだ。

熱が出て2日目になると、9度の熱が8度台に下がっただけでずいぶんと感じが違うのが感じられて、面白かった。普段、アレルギーの関係で7度台前半の微熱が出ることはあったのだが、8度9度の熱には縁がなかったため、体温計を見ても自分のこととは思えないようなところがあったのだが。おそらく、これほどの高い熱が出たのは、中学生のときに水ぼうそうをやったとき以来ではないかな。

そういう意味では、まぁ、これまで、そこそこ健康にやってきたとも言えるのだが。

今日は研究室に出かけて、書類に目を通したり、サーバのメンテナンスなど。今日からサーバ上で UVJ Mailer 3.0 で認証を使いながらの運用を開始。設定を行なっていて、インターフェース関連のバグなどに気がつく。

溜まっていた日経関連の雑誌をもって帰ってきたので、明日は雑誌三昧ということになりそうだ。まずは Software Designe から読み始める。

02年01月28日 00時48分 着信

ようやく風邪もきっちり直った。やれやれ。

今日は自宅でゆっくり過ごす。日経コンピュータ、日経インターネットテクノロジー、日経オープンシステムなどの雑誌に目を通す。

UVJ Mailer と mboxer の改良。どちらも認証によるアクセス時に、小さな鍵のアイコンを表示するようにした。また、UVJ Mailer の 68K で出ていたインターフェースのバグなども修正。明日にでも新しいベータとして登録するつもりである。

センター試験の追試も、何の報道等がないところをみると、問題もなく終了したようだ。これで、やっと、大学入試センター教科専門委員会委員の仕事から完全に解放ということになる。まぁ、センター入試の作問という仕事は、大変ではあったが、貴重な体験ではあったな。

02年01月29日 23時22分 着信

昨日は UVJ Mailer と mboxer の新しいベータバージョンを登録・公開。認証の実装が完了。

その後、ゼミ生のレポートをまとめる。

今日は外書とゼミ。外書は実質的に最後の授業である。半年間、自分には面白かったが、学生には、やはり難しかったかもしれない。少し反省。

ゼミは、各自のレポートの発表会。最近の構造改革に絡む社会の動きの中から、関心のあるものを取り上げてまとめたものを報告するということにしたのだが、なかなかしっかりとしたものになっていて面白かった。

夢枕漠の陰陽師の新しい本が出ていたので買ってくる。今夜の寝床の友はこれだな。

02年01月30日 22時24分 着信

今日は1日雪が降っていた。

社会思想の採点。思ったよりも時間がかかった。無難に書かれた答案が多かった。

『日本のピアノ 100年』を読んでいる。日本の西欧化の一つの文化史としても面白い。

02年01月31日 22時24分 着信

明日の授業の準備をしてから本屋へぶらっと出かけた。

『マイクロソフト帝国の反逆者たち』(マイケル・ドラモンド)を購入。この手の業界ものには弱いんだよな。さっそく読み始める。その他、例によって新書を何冊か。あと、「ギャラリー・フェイク」。もう惰性という感じではあるが、出れば買って読んでしまう。

BBEdit のアップデート版が Carbon アプリなので、やはり使いにくい。なんといっても、EGBridge で日本語入力できないのが致命傷。しょうがないので 6.1に戻す。Carbon Lib はいつになったらまともになるんだろう。

02年02月02日 21時45分 着信

昨日は経営組織論の講義。授業後、毎年行なっている授業アンケートを実施。例年、授業の改良点に関しては結構厳しい意見を書いてくる学生が多いのだが、今年度はなぜかコメントが少ない。評価は決して悪くないようなのだが…

帰りに妻の雑誌を買うついでに、指輪物語全9冊をまとめて購入。以前から気になっていたが読まずにいた本である。

今日は午後からサーバのメンテナンスなど。

REALbasic 4 へのアップグレードを申し込んで、ライセンスが届いたので、本体やドキュメントをダウンロードしていた。しかし、週末なのにけっこうネットが重い。やれやれ。

Rb のドキュメントなどにさっと目を通していた。とりあえず OS X 版は使わず、MacOS での開発に使うつもりである。

02年02月03日 21時34分 着信

午後は娘の世話。昼間は寝ないし、ぐずることが多くなってきている。

なかなか泣きやまない娘をあやしながら、贈与という言葉が浮かんできた。見返りも求めず、贈ったことすら相手に気づかれない、純粋な贈与。子育てというのは、そういうもんかも知れない。これを交換の鎖の中に取り込んで考えてしまうと、おかしなことになる。

色々と読みかけだった本を読み上げていた。

02年02月04日 23時05分 着信

午後は会議や明日の授業の準備など。

車を車検に出した。次の車検までの2年間はきっちり乗りたいと考えているので、オーバーホールもお願いした。代車が軽だったのだが、軽自動車の運転は初めてなので、なかなか新鮮である。やっぱ取り回しが楽。でも、エンジン音がうるさいなど、やっぱ感覚が違う。

指輪物語にどっぷりハマってしまったのであった。

02年02月06日 21時52分 着信

昨日はゼミと外書の年度内最終授業。

外書では翻訳を渡して原文と異なる部分を注記させるというテストにしてみた。あらためてベイトソンの翻訳と原文を突きあわせてみると、かなり違っていると感じたからである。学生も、かなり細かな相違まで書き込んできていた。

ゼミはレポート発表。なかなかよくまとまっていたという感じだ。

今日は、午後は臨時教授会とカリキュラム改革の懇談会。カリキュラムの懇談会の方は、うんざりという感じ。議論の焦点が全然絞られてないままである。

カリキュラムの改革も重要だろうが、教育の在り方についても考える必要があるのではないかと思ったりする。

夜はひたすら『指輪物語』である。他は一切ストップ (^_^;;

02年02月08日 21時42分 着信

昨日は経営組織論の講義ノートをまとめて公開したり、過去問題やアンケート結果のページをまとめたりしていた。

車検に出していた車が戻ってきた。やっぱ馴染んだ自分の車はいいな。オーバーホールしてもらったことで、調子が良くなった。

今日は経営組織論の年度内の最後の講義。時間が足りなくなりそうで焦ったが、なんとか予定していた内容を話し終えることができた。今年度は、比較的、出席者が多いように感じる。

UVJ Mailer の SMTP 認証がまったく問題なく動き続けているようなので、ソフト自体は、これで正式版にもっていってもいいかと考えている。ドキュメントを書き直すのが、けっこう面倒なのだが。

さて、この後は、今夜も『指輪物語』。ようやく2部が終わりそうだ。

02年02月09日 23時08分 着信

久しぶりに雪が降っていた。それにしても、今年は雪が少ない。

午後は研究室でサーバのメンテナンスなどを行なう。

早めに帰宅してから、妻が買い物に出かけている間、娘の世話をしながら雑誌に目を通す。日経デザインと日経コンピュータ。どちらも面白かった。

ようやく『指輪物語』が第3部に入る。今夜は無理でも、明日には終わりそうだ。…色々なことが滞ってしまっているからなぁ (^_^;;

02年02月10日 22時43分 着信

昼前から娘を連れて3人で買い物に出かける。妻の実家で一休みして帰ってきたが、ずっと娘はおとなしかった。

3月に高尾氏と研究会?をすることになったので、ルーマンと経営組織論をテーマにしようかと考えている。中断してしまった論文の中身と繋がる話でもあるし、経営組織論の講義ノートを整理していて改めて考えていた問題でもある。

さて、いよいよ指輪物語も最後の巻に入った。

02年02月11日 23時03分 着信

ようやく指輪物語が終わる。確かに面白い物語であった。なんか、Dune をもう一度読み直そうかという気分になってしまう。

今日はまとまって雪が降っていた。とはいえ、やはり、今年は雪は少ない。

『フランス料理は進化する』を読み上げる。これも面白かった。最近、新書が色々と出てきていて、けっこう面白そうなものがあるので困ってしまう。新書ぐらいすぐ読めると思って気軽に買ってしまうのだが、読む時間が取れなくて机に待機中のものがかなり出てきてしまっている。

ENIGMA の Best と Remix の両方を聴いていた。Best の方は、自分で作った CD とはかなり選曲が違っていて面白かった。Remix の方は、車で聞き流すのにはいいかなという感じ。

02年02月12日 22時14分 着信

今日は娘の100日参りということで、雪の中、藤島神社に。妻の厄払いも兼ねてお参りである。

神社の本殿の中に座っていると、装置というもののもつ効果をヒシヒシと感じた。あの空間演出が儀式というもののを支えている。これを安易に身体的なものに結びつけたくはないが、そこにそれが在ること・そこにそのようにして在ること、の重さを感じる。こうした装置をとことんそぎ落としていった先に見えてくるもの、それが気になって仕方がない。…それがあるとして。

金田一春彦の新書を読み上げる。日本語論として軽く読めるものであった。

倉橋由美子の『あたりまえのこと』を読み続ける。以前読んでいて、中断したままになっていた本だ。正論だが嫌みに聞こえるオバサン風なところはさすが。倉橋を読むのは、本当にひさしぶりだ。大学院の頃、いっしょに研究会などをやっていたNさんの奨めでいくつか読んだとき以来かもしれない。Nさんは、今、どうしているのかな?とふと思う。深夜のミスタードーナッツでフーコーの『言葉と物』の研究会をやってたりしたんだよな。あれから、もう10年以上になるのか。

02年02月14日 22時57分 着信

今日は明日の試験問題の作成などを行なっていた。

昨日から読み始めた『パスタの迷宮』が面白い。このところ、なんでか、食文化関連の新書を読みあさっているのだが、これは文化史の本として面白いと思う。色々なものがパスタを軸に繋がっていくのが快感をよびさます。

昨日、プリンタ用の用紙を買いに行ったついでに、新しい iMac に触ってきた。なかなか思いきったデザインだなぁという印象だったが、それより、OS X がサクサク動くこと! やっぱ G4 の 800MHz ぐらいないと OS X は使えないんだなぁ、と実感。

昨日は /. JP のモデレートに関するトピックをすべて打ち出したものを読んでいた。会議室の在り方について、なかなか面白い内容であった。

02年02月16日 23時12分 着信

昨日は組織論の試験。毎年、1問は自由記述に近い問題を出して入るのだが、今年度は桃太郎の話を取り上げてみた。桃太郎が鬼退治をするまでに、組織(キジ、イヌ、サルのメンバー)の管理の点で、どのような問題に直面し、どのように対処したのかを考えさせるというものだ。出題者としては、各メンバーは黍団子に釣られただけで、鬼退治自体へのモチベーションは持っていなかったという点と、それぞれの相性が決して良いものではない(犬猿の仲ってぐらいだから)という、この2点が攻めやすいかなと考えての出題なのだが、果たして学生の解答はどうなのだろうか?

『東京広尾 アロマフレスカの厨房から』を読み上げる。イタリアンレストランのシェフの談話だ。面白かった。

昨日の夕食は、『パスタの迷宮』を参考にしながら、カルボナーラをソースから作ってみた。ちょっと失敗気味(卵が固まりかけた)が、なかなか美味しいパスタになった。

今日は、午後は娘を連れて3人で絵本を買いに本屋へ。親の方が興奮してしまい、色々と買い込んでしまった。このときもらってきた福音舘のカタログを見ていると、昔読んでいた絵本に「再会」して、ちょっと興奮。「昔読んだ絵本は?」と聞かれても絶対に思い出せなかった本たちなのだが、表紙の絵を見ただけで、あ〜〜〜っと記憶が甦ってきた。人間の記憶って不思議なモノである。

日経BP社から出ている『記者の眼』を、オンラインで購入し、昨日から読んでいる。いってしまえば、編集後記をまとめたようなものなのだが、なかなか面白い。しかし、たった2年のことでも、ずいぶんと様子が変わってきているネット/コンピュータ業界ってやつを感じたりもする。そういや、こういうのが話題になってたよなぁって感じの記事もあるのだ。

篠沢秀夫『フランス三昧』を寝床の友に。フランスについて、色々と新しい見方を見せられて愉しめる。

02年02月17日 23時23分 着信

今日の午後は研究室へいってサーバのメンテナンス。

丸善のオンライン・ストアで、6冊ほど本を購入。2万円ってところかな。どうも専門書だと万単位の買い物になっても全然歯止めがかからない (^_^;; ティッシュペーパーや洗剤を買うときには10円単位の違いを気にしたりするくせに。

まぁ、趣味(でもないんだけど)ってのはそういうものか。

その後、買い物を済ませてから自宅に戻って、読書。『フランス三昧』とか『記者の眼』など。溜まっていた各種MLのメールにもようやく目を通す。

02年02月19日 12時40分 着信

自宅から大学へつながらないので、夜、メールの送受信ができなかった。不便。

研究費で購入したソニーのネットワーク・ファイルサーバ( StorStation FSV-E1)が届く。さっそくセットアップして試そうとマニュアルを読み始めたところ、とんでもないことに気がつく。なんと、AppleTalk では Public フォルダへの Guest によるアクセスしかできない!! 個別のユーザー管理ができるのは Windows のクライアントに対してだけであることが判明。 うううう、使えないよぉ、これでは。事前のスペックの確認が甘かった。でも

http://www.sony.co.jp/sd/products/Professional/DataArchive/BC2/BC2-3/FSV-E1_80/

の表示や、送られてきたカタログを見ていたかぎりでは、AppleTalk や NFS での制限があるなんて分からなかった(気がつかなかった)。

まぁ、学内のファイルサーバにする予定なので、私以外の同僚にはまったく問題ないことではあるのだが。

AppleShare を走らせている今のファイルサーバを、このソニーのやつにリプレースして、マシン(G3)は、mtlab の後継機にするという計画は、あっという間に消えてしまったのであった。

やれやれ。ソニーってところで、警戒してしかるべきだったのかな。ファームのアップデートとかありそうもないしなぁ。くぅ。

雪がかなり降り出してきた。

02年02月21日 23時41分 着信

昨日の夜は、妻の両親・祖父母と芦原温泉の芦泉荘に泊まりにいく。久しぶりの温泉である。行きがけにスラムダンクと指輪物語の追補編を購入して持っていく。

今日は、Java のプログラミングについて学生にアドバイス。言語の仕様というよりも、プログラムへの落とし込み方(どのような処理で実現するのか)というレベルの指導だったので、Java でもなんとかなった。

その後、SONY のファイルサーバをセットアップして、色々とテストしていた。AppleTalk では、巨大な Public フォルダ(ボリューム)としてマウントされる。せめて Admin の資格と Guest の資格だけでも区別できれば、Admin はRead&Writeで Guest は Read Only での公開という使い方も可能なのだが、それすらもできない。読み書き自由自在の巨大なボリュームが、ただできるだけである。正確なスループットは計測していないが、転送速度などは問題ないようだ。Virtual PC を使って Windows でのアクセスも試してみた。

MacOS X 10.1.3 が出ていたので、iBook に入れてある OS X のアップデート。なんかアップデートの時にしか OS X ではブートしていないなぁ。

02年02月22日 23時16分 着信

暖かい一日だった。朝、資源ごみを出してから京都へ出かける。京都はすっかり春の気配にあふれていた。

床屋へ行ってから本屋と CD 屋回り。今回は CD の収穫がたんまりといったところ。

なによりも嬉しかったのはソルト・カルトネッカーの新作が手に入ったこと。ハンガリーのピアニストなので、新作は東京でも行ってないと手に入らないだろうなと思っていたら、日本のディストリビューターがついたようだ。さっそく iTunes で取込みながら聴いているが、やっぱいいわぁ。

深町純が Calm という TV ドラマのテーマ曲をソロ演奏したアルバムが出ていた。深町純のピアノで聴く「明日があるさ」とか「ヘッドライト・テールライト」ってのも悪くはない。でも、なんか、この人は、こういういかにも売れ狙いのことはやらないかなと思っていたが、考えてみれば、かつての New York All Stars だってけっこう売れ線狙いのものではあったな。

その他、パット・メセニー・グループの新作、買いそこねていたエディ・ルイスとリシャール・ガリアーノのデュオ(ドレイファスのデュオものはいいよな)、リチャード・エリオットのバラード集、トリオ・モンマルトルなど。しばらくはゴキゲンに過ごせそうだ。

本の方は、スティーブン・レビーの『暗号化』! 名著『ハッカーズ』の著者がPGP を追いかけたドキュメントってんだから、読まずに済ますわけにはいかない!この週末は、何をさておきこれである。帰りの列車で読み始めたが、さすがに筆の運びがうまいし、読みやすい。

その他、池田清彦『新しい生物学の教科書』、買いそこねていた高橋源一郎の『日本文学盛衰史』、たまたま目に付いて購入した(これがあるから本屋回りはやめられない!)『問題解決への数学』など。

行きの列車の中で読もうと思って持っていった榎本博明『<ほんとうの自分>の作り方』は、物語と自分について、面白い論であった。看護学校の哲学の授業で使えるネタだな。あるいは、経営組織論の授業にも組み込めるかもしれない。

京都駅前の T-Zone をぶらついていたら、流体軸受の 80G のハードディスクが2万円ほどで売られていて、思わず買いそうになってしまった。でも、そんだけディスクがあっても使うあてがないんだよな、今の自分には。

来週の高尾氏の研究会に備えて、ルーマンとバーナード理論についてのメモを作らなければ。でも、その前に、UVJ Mailer の仕上げもやってしまいたいな。

02年02月24日 00時06分 着信

午後は研究室でサーバのメンテナンス。現役継続が決まった AppleShare のメンテなども行なう。

その他は『暗号化』にどっぷり。

02年02月24日 23時10分 着信

今日の午後は娘の面倒を見ながら『暗号化』を読み続けていた。この本は、単にPGP だけでなく、民間の暗号開発とアメリカ政府・企業の暗号開発/管理のせめぎ合いのドキュメントだ。こういうのは、スティーブン・レビーはうまいよなぁ。

本棚の整理をして、Book Off へ売りに行く本を選択。基本的に、だぁ〜っと読んでスカっとて OK って感じの小説ばかりである。それでも結構な冊数になった。購入金額だと数万円ってところか。

娘をあやしながら深町純の Calm を聴いていたが、やはりよい。TV ドラマは全く見ないので、ほとんどの曲は初めて聴く(街角や TV で耳にしたような気がする曲もあったが)が、どれも深町純の作品になっているという感じ。良くも悪くもジョージ・ウィンストンぽいなぁ。深町純といえば、吉野朔実の『月下の一群』のイメージ・アルバムを、CD で再発して欲しい。LP はいまだに手放さないで持っているのだが、聴く装置がないしなぁ。80 年代前半の作品(ソロ集なども出てた)をぜひとも再発して欲しいと思うのだが…

02年02月25日 23時10分 着信

二次試験。出題者なので、試験中は待機。その後、採点。9時に切り上げたが、疲れた。明日も1日、採点である。

02年02月26日 22時48分 着信

今日も朝から試験の採点である。3時頃に無事に終了。だが、さすがに疲れて、何もする気がしない。

帰ってきてからも、娘をあやしたりして過ごす。これから読書で今日は終了。

02年02月27日 23時04分 着信

午後は情報センター運営委員会。その後、学生の Java の相談や、学生の Mac のメンテナンス。

夕食の買い物に行ったら吉田明生の Yasha が出ていたので、『ザ・ゴール2』などと一緒に購入。

今夜の友は『日本文学盛衰史』。面白く読めるのだけど、『官能小説家』を先に読んでしまったこともあって、ちょっとダレぎみかな。

02年02月28日 23時14分 着信

AppleShareIP を動かしているベージュのG3で、WSM のアーカイブの Sherlock 検索ができるようにしてみた。検索結果がファイル名のリストにしかならないのはイマイチなのだが、検索速度が速いのと、キーワードに日本語が使えるというのは便利。

ただ、やはり、ページ名や、ページの冒頭部分だけでも表示できたら便利だろうな。Sherlock の API のドキュメントを読んでみて、REALbasic でなんとか CGI が組めないか検討してみることにした。飯森さんの予告されている検索ツールが出れば、おそらく AppleEvent で連携できるような気もするのだが…

溜まっていた雑誌に目を通し始める。まずは Software Designe。

EGWord と EGBridge のバージョンアップが届いたのでインストール。EGBridge が新しくなったので、MacOS 9.2 でのスクリプト編集プログラムなどでの入力の不具合も解消された。BBEdit も 6.5 が使えるようになった。

EGWord を OS X の方に入れて動かしてみたが、なんか画面(インターフェース)がごちゃごちゃしてうるさい感じ。昔は愛用していたワープロなんだが、今となっては使う気にはなれないなぁ。

02年02月28日 23時20分 着信

そういえば、今日はモンスターの最終巻を読んだ。う〜む。こういう終わり方にするわけかって感じであった。

02年03月02日 00時16分 着信

午後はサーバのメンテナンスなどを行なう。丸善のオンラインで注文していた書籍の一部がとどく。ルーマン関連の書籍が2冊あったので、できれば日曜日までに目を通しておきたいが、間に合うかな?

といいつつ、松井道夫『おやんなさいよ でも つまんないよ』をまず読むことにする。オンライン株式取引で一躍躍り出てきた松井証券の社長の本である。

丸善からの本があったにもかかわらず、夕食の買い物の際には本屋によって、F1 の雑誌やわかつきめぐみのコミックを見つけて買ってきて読んだ。

日曜日の研究会にむけて、バーナードとルーマンについて考えをまとめようとしている。ちょっと気取ってタイトルを付けるなら、「バーナード After ルーマン」という感じか。

バーナードの『経営者の役割』は、経営組織論の古典として、様々な読みを包容する深さを持っている。しかし、現時点で、その可能性の中心は、やはり、彼の組織の定義にある。

「二人以上の人々の意識的に調整された活動や諸力のシステム」

この定義を、あえて、

「二人以上の人々の意識的に調整された行為のシステム」

とおき直すことで、ポイントはクリアーになる。組織には人が含まれない、つまり、組織とは人間(個々の意識といってもよい)にとって、外在的な出来事であるということをはっきりさせているという点にこそ、この定義の意義がある。特定の意識(個人)が、思うがままに管理できるようなものではない、各人の思惑などを超えたところで進行していくシステム=出来事だということだ。言い換えるならば、社会性を帯びた現象だということである。

そして、行為のシステムとあえて措定しなおすことで、システムという在り方がクリアーになる。個々人の振舞いを行為としてすくい上げ、つなげていく、その行為の連鎖として接合していくことにこそ、組織というシステムのポイントがある。行為−連鎖の生成と、組織の存立とは、同じことだということが。行為をかき集めて組織ができるのではない。行為という要素の確定と、組織というシステムの存立は同じことなのだということである。

この定義によって、ルーマンのコミュニケーション論による展開が可能になる。ルーマンのコミュニケーションの核心は、コミュニケーションは意思にとって徹頭徹尾、外在的なプロセスであるということにあるからだ。意思の伝達がコミュニケーションなどではない。

関係の外在性という視点によって、バーナードをルーマン以後の目から読み直すことが可能になる。そして、バーナードの組織論は、この外在的なプロセスを、いかにガーデニングするかという点にある。だからこそ、最後の最後は美学でありセンスの問題であるとまで言わなければならなかったのである。

外在性とは、言い換えるならば、創発である。この点については、さらに展開が必要だろうな。

02年03月04日 00時16分 着信

午前中は高尾氏と私的な研究会。ひさしぶりにルーマンと組織論の濃い話ができて嬉しかった。その後、買い物をしてから自宅に戻って、F1 の中継を見ていた。ちゃらちゃらした番組構成にうんざり。レースは大荒れで、それはそれで面白かったのだが。

その後、雑誌に目を通したり、コンピュータのメンテナンス。考えてみれば、自宅のコンピュータのメンテナンスもゆっくりとはできない状態が続いているわけだ。

日経デザイン、日経コンピュータなどを読む。

02年03月05日 00時32分 着信

昼食前、初めて娘をだっこして外の散歩へ出かける。

越冬させているコクワガタが、無事に生きていることを確認。このままうまく越冬できると嬉しいな。まだ小学生の頃、クワガタムシが越冬する話を雑誌か何かで読んだときには、信じられなかったのだが、こうして実際に自分で越冬させることができそうだというのは、ささやかな感動。

REALbasic と FutureBASIC で Toolbox を活用するためのテクニックを紹介した本を購入。

昨夜から『ザ・ゴール2』を読んでいる。企業小説としても、そこそこ楽しめる本である。不自然に理屈っぽい会話が入ってくるのは、まぁ、仕方がない。

02年03月06日 01時06分 着信

午後はゼミ生の就職に関する相談など。

『Toolbox 最新活用テクニック』(水野貴明・重松修)をパラパラと読んでいたら、プログラミングの虫が疼きだしてしまった。ネットでかき集めてあったソースなどを参考に、Base64 変換の REALbasic 用 Plugin を作り、UVJ Mailer と mboxer でテストを行なう。今のところ、問題ないようだ。ZoneRanger でメモリーの状況を監視しながらテストしても、リークしている様子はない。最も、Socket の処理が遅いため、Base64 変換を Plugin にしてみても、たいして早くなったとは思えない。

4月の教員用パソコンのリプレースに向けて、マックユーザー向けの注意をまとめたものをメールで流す。5年のリースのため、更新による環境変化は恐ろしいくらいのものがある。なんせ、OS X がデフォルトで立ち上がってくるようになっているわけだし、周辺機器のインターフェースは全く変わってしまっているわけだ。

自分は Windows のノート型を申請しておいた。Windows パソコンに研究費や私費を投入する気にはなれないからだ(でも、Windows パソコンがないと困ることも多いので)。

『ザ・ゴール2』ももう少しで終わる。なんだかインスピレーション(愛用のソフトの一つであるアイデア・プロセッサ)の宣伝にも使える内容になっている。

02年03月06日 23時43分 着信

午後は臨時教授会。卒業者判定と前期入試合格者判定。今年もゼミ生から留年が1人。昨年の留年者は今年も卒業できず。やれやれ。

UVJ Mailer 用の実験を兼ねて Shift-JIS を JIS に変換する処理を MemoryBlockで行なうコードを書いてみた。MemoryBlock を切り張りするメソッドなどはないので、エスケープシーケンスを挿入するために、単純な文字列の連結処理を延々とやることになる。だから、いくら MemoryBlock で処理してもそれほど早くならないだろうと思っていたら、案の定、G3 で試してみたら XFCN よりも断然遅い。15K バイトのテキストを変換させる処理を 100 回繰り返させたところ、XFCN だと(68K コードへのスイッチとエミュレーションが入るにもかかわらず) 102 ticksだったのに対して、MemoryBlock のコードの方は 4104 ticks もかかってしまった。呼び出しのオーバヘッドなどもあるだろうから単純には言えないが、約40倍の開きが出てしまう。やっぱ、REALbasic で文字列の処理をやると遅いんだよなぁ。というか、せっかく MemoryBlock で処理を行いがら、文字列の連結を使わざるをえないのが遅い原因だろう。

気になって、XFCN と Plugin の処理速度差を調べてみたが、こちらは、圧倒的にPlugin の方が早い。Base64 の変換処理で20倍〜30倍の差が出る。やっぱPPC Native は早いぞ。

Renee Rosnes の A Beautiful Friendship を聴いていた。ミーシャの Everythingを演奏しているのが、けっこういいかんじ。聴きやすいけど、いまいち残らないアルバムってところか。日本企画のもんだからなぁ。

02年03月07日 23時27分 着信

昨夜は寝床で『凛冽の宙』(幸田真音)を読み上げてしまった。終わり方が中途半端な感じだった。

『意味の歴史社会学 −ルーマンの近代ゼマンティク論』(高橋徹)が面白い。ルーマンのゼマンティクをめぐって新しい見方(ようは日本では紹介されていないというべきか)が得られる。

02年03月08日 23時40分 着信

午後はサーバのメンテナンスやゼミ生の就職に関する相談など。今年は就職活動が早まっているようである。やれやれ。

帰りに南九州フェアをやっている Copa に買い物に行く。たいしたものはなかったのだが、芋焼酎を2本、それから懐かしくて買ってしまったボンタンアメと鰹の生利節。

松山に住んでいたころ、鰹の生利節をけっこう食べていたんだが、その後、久しく食べていなかったなぁ。

Shift-JIS から JIS への漢字コード変換を、文字列処理なしに MemoryBlock 上で処理するメソッドに書き換えて速度を測ってみたが、やはり XFCN よりもおそい。(それでも、最初のバカ単純な処理方法よりは早くなったが、まだ6倍ほど XFCNの方が早い)。ということで、XFCN のままいくことに決める。

SMTP の認証の PLAIN による認証を UVJ Mailer に組み込んでみようかと色々と調べていたが、やはり SSL 上でなければ何のセキュリティ対策にもならない方法であることから、実装は見送ることにした。

『ヒカルの碁』16巻を読む。

『意味の歴史社会学』を読み進める。面白い。

Harold Mabern Trio の Falling in Love with Love を聴いている。悪くはないし、ジョージ・ムラーツのベースは渋い。でもなんか、ぐっとくるものがないんだよなぁ。日本企画物ってそういうのが多いような気がする。

02年03月09日 23時31分 着信

午前中は妻と娘と、近くのグリーン・センターへ散歩。歩いていけるところにこのような公園があるというのは恵まれているのかもしれない。

午後は、同僚の先生とクワガタムシの幼虫の採集へ。九頭竜川の中洲の柳の立ち枯れの木を割っていくと、けっこういる。冬眠中の成虫もみつかった。なかなか楽しかった。昆虫採集に出かけるなんて、ほんとうに久しぶりである。

夜の NHK 特集で RV で移動しながら生活しているアメリカ人についての番組を見る。アメリカでしかできない生活だろうなぁと思う。ああいう生活もいいかなと思うが、たぶん、自然しかないと発狂してしまうだろうな。車で移動する生活で本を買い込むわけにはいかないだろうし。

02年03月10日 23時21分 着信

昼過ぎから家族で買い物へ。

BookOff へいって、もう読まないと思った小説などを売る。段ボール3箱ちょっとで1万円ちょっと。まぁ、こんなもんかな。

その後寄った本屋で、また本を買い込んでしまう。妻が新聞の書評で取り上げられていて面白そうだったよと言ったクラフト・エヴィング商會の本を手にしてみたら、なかなか面白そうだったので4冊ほど。『じつは、わたくしこういうものです』、『らくだこぶ書房\21世紀古書目録』、『クラウド・コレクター』、『どこかに○いってしまった○ものたち』。その他には『「無限」に魅入られた天才数学者たち』、『心でっかちな日本人』(山岸俊男)、『ガリレオの娘』を購入。『ガリレオ…』は、娘の手紙を基にしたガリレオの伝記。『信頼の構造』で刺激的な信頼論をみせてくれた山岸氏の本にも期待。

しかし、まだ読んでない本が、あいかわらず机の上には積み上がっているのであった。

帰ってから、さっそく『じつは、わたくしこういうものです』を読む。なんか贅沢な時間を味わえる本であった。

UVJ Mailer の 3.0b3 をビルド。明日、公開する。

02年03月12日 00時54分 着信

経営組織論の試験の採点の仕上げ。かなりムラがあると感じた。不可の数がこれまでよりも多いが、一方で満点を与えられる答案もあった。桃太郎の問題は、経営組織論の枠組みに無理やりはめ込もうとして、かえってつまらなくなってしまっているものが見受けられた。

昨夜の寝床から『「無限」に魅入られた天才数学者たち』を読んでいるのが、やっぱ面白い。今夜の友もこれである。

ゼミ生から、就職活動のエントリーシートのゼミに関する欄にどのように記入すればよいのか尋ねるメールを受け取る。ゼミのタイトルは「経営組織論演習」なのだが、中身はほとんど違ったことをしているたので、ゼミ生も困るだろうなとは思う。とりあえず、以下のような回答をしておいた:

…、問題は、うちのゼミは、全然、経営組織論をやっていないということにあるわけだ。「好奇心を活性化し、自分の意見をまとめて伝える能力を鍛える」ってのを目的に僕はゼミをやっているので、ゼミでの「課題」「内容」に関しては、以下のように書いておくとよいと思う。

 ゼミの課題:身の回りの出来事に対する関心を広め、自分なりに考えてみる

 ゼミの内容:自分の身の回りの出来事(政治・経済・文化)や、自分について、毎回、与えられたテーマに基づいて自分の意見をまとめ、発表し、議論する。

大学の授業内容、特に地方の大学においては、妙に即戦力だとか社会に出て役立つ知識だとかを求められているとする意見が強くなってきている。しかし、学生達を見ていて感じることは、なんていうのだろうか、そもそもの基礎体力が欠けているということである。教養が無い、と言ってもよいかもしれない。社会や自分の身の回り、あるいは自分自身について、あまりにも何も考えてないし、考えるための道具を持っていない。キャリア形成がどうたらこうたらという話をする前に、まず一定の教養と好奇心の力は鍛えておくべきではないかと感じる。そこで、ゼミの内容を、専門書や論文の読解を止めて、毎回のテーマ発表に切り替えたのだが、なかなか中身を一言で理解してもらえるように言い表すのは難しいかもしれない。

ルネサンスを知らなかったり、ダーウィンの進化論や、フロイトの精神分析について聞いたこともないという人間が、仕事バカになっても、人生は楽しくならないと思うのだけどな。役に立たないこと、無駄なこと、そういったことの蓄積がない人間というのは、遊びが無いハンドルやブレーキみたいなもので、実はかえって危険なのではないかと思う。

02年03月13日 00時18分 着信

後期入試の日。今年は何の担当もなかったので、1日自宅ですごす。娘の相手。散歩に出かけたりした。

公舎のすぐ裏手の小川にキジのつがいが住んでいるのだが、今日は、公舎の庭に入り込んでいた。野生のキジをじっくり見るなんて、考えてみれば、初めてかもしれない。

朝方には、ウグイスが鳴いていたのを、この春、初めて聴いた。

う〜む、考えてみれば、ある面において、確かに恵まれた環境ではあるな。

月曜日に大学へ MO を持っていくのを忘れたので、UVJ Mailer の 3.0b3 を登録できなかった。そこで、今夜、手を入れたものを、明日、登録する。色々と試した結果、多少の速度は犠牲にしても XFCN を外したほうがよいかなと思えてきたので、漢字変換部分は、すべて XFCN を止めて MemoryBlock での処理に切り替える。

『「無限」に魅入られた天才数学者たち』の原題は The Master of Aleph だということに気がつく。オーム真理教がアレフと改名した今の日本では、さすがに原題の直訳では出版できないだろうなぁ。もっとも、アレフで無限に結びつけて考えられる人が少ないという事情もあるだろうが。

02年03月13日 23時27分 着信

丸善に注文していた本が届く。『創造的論文の書き方』(伊丹敬之)、『法理論のルーマン』(福井康太)。どちらも面白そうだ。ますます読みたい本が溜まっていってしまう。

『「無限」…』の原題は Master ... ではなく Mistery でした。これじゃぁ、ますます直訳は無理だな。アレフの謎では、誰が見たってオウム本だもん。

『心でっかちな日本人』を読み始める。予想通り、なかなか面白そう。

UVJ Mailer 3.0b3 を公開。これでほぼコードとしては完成というところかな。あとはちょっと手直しして(たいてい、それで変なことをやっちゃうわけだけど)、ドキュメントの作成にかからなければ。

02年03月14日 23時46分 着信

午後は臨時教授会。

結婚記念日なので、アトムボーイで鮨を握ってもらい、酒を買って帰る。のんびりとした、おいしい夕食であった。

なかなか落ち着いて読む時間が取れないのだが(自宅での時間は、このところプログラミングにさいていたこともあるが)、『意味の歴史社会学』は、ルーマンについての自分の理解を整理するのに役に立っている。

02年03月15日 23時49分 着信

資源ごみを出すために早起きしたので、今日は一日、なんだかだるい感じであった。

午後は研究室でサーバのメンテナンス。MIME 変換も書き換えた UVJ Mailer が問題なく動いているようだ。68K での処理速度も、まぁ、こんなもんだろう。

『心でっかちな日本人』や『法理論のルーマン』を読んで過ごす。『法理論…』の方は、最初の部分でルーマンのコミュニケーション/社会システム論が手際よくまとめられていて、なかなか読みやすい。

02年03月16日 23時40分 着信

松山から両親が娘に会いに来た。自宅でのんびりと歓談。

『心でっかち…』を読み進める。モジュールの話には素直に納得はできないが、少なくとも心の話に帰着させるよりはすっきりとしているように思う。

02年03月18日 01時38分 着信

同じ公舎に住んでいた同僚の先生が移られることになって、今日の昼食は、その送迎会ということで、サニーサイドで昼食。その後、買い物などへ。

批評空間の III-3 が届いていた。

夜は F1。日本人(日本関係チーム)をピックアップしたちゃらちゃらした番組作りは止めて欲しい。

寝床の友は『法理論のルーマン』。クリアーな本だと思う。

02年03月18日 23時29分 着信

The Sad Parable of OS/2 とそれに対する slashdot のコメント群が面白くて読みふけってしまった。

The Sad Parable of OS/2 http://www.linuxandmain.com/features/os2retro.html

大学院の頃、日経バイトを取りはじめ、最初の頃に乗っていた記事が OS/2 の話だった。まだ出ていない頃だったはず。OS/2 はこんなにすごくなるみたいな記事やら、ISA バスの次に来るものは?といった記事を読んでいたのが懐かしい。OS/2 と Windows 3.1 のケンカ別れは、確かにパソコン史の一つのターニング・ポイントであるのは事実かもしれない。

今夜の寝床の友は『ガリレオの娘』。ルーマンの本ではすぐに寝てしまう(笑)

UVJ Mailer 用に書いた漢字コード変換のメソッドをモジュールにして公開。

Eudora 5.0 へのアップグレードを申し込む。

02年03月20日 13時39分 着信

昨日は朝から金津高校へ行き、総合学習の中間発表を見学させてもらう。一部の発表にはコメントも。今、高校で、このような授業が行われているのか、ということにはちょっと驚く。先生方の熱心な指導あってのものだろうが。

夕方から、ゼミ生と夕食会。都合がついたのが2名だけであったが、楽しくイタリアンを食べる。

その後、自宅に戻った頃からだるくなり、微熱が出たので、早く寝ることにしたが、熱が下がるまでなかなか寝つかれなかった。

今日も、なんだかだるい。

02年03月22日 00時14分 着信

昨日は体調がよくなかったので、教授会後、歓送会をキャンセルして自宅に戻り、夕食後、さっさと布団に入ってコンピュータ関連の雑誌や批評空間を読んでいた。

今日は、体調も元に戻ったようだったので、妻の実家に顔を出したり、買い物をしたりしていた。

UVJ Mailer 3.0 のマニュアルを一通り書き上げる。あとはスクリプトの解説だ。

さて、『ガリレオの娘』を読もう。この本のガリレオ像は新鮮である(もっとも、そうだろうなぁ、後世が勝手に異端の革命者に仕立てたんだろうなぁ、というのはとても納得できることではあるが)。

ヒメタローから届いた、個展の案内の絵はがきがカワイイ。

02年03月23日 02時16分 着信

午後はサーバのメンテナンスなど。研究室でメインで使っている G3 400 に OS Xをインストールして、環境を整えていた。

UVJ Mailer 用に半角カタカナを全角カタカナに変換する REALbasic の Plugin を作成した。といっても、TransliterateText を呼びだしているだけなのだが。参考にしたソースに誤りがあったため、何故動かないのか、けっこう悩んだ。やっぱ、他人のソースを鵜呑みするのは危険だと、あらためて認識。

Plugin ができたので、これで UVJ Mailer PPC 版の方は、68K のコードリソースを呼びだす部分は無くなったはずである。

02年03月24日 01時36分 着信

雨やあられが混じる肌寒い一日だった。

午前中は、なんとなくのんびりと。『ガリレオの娘』を読み上げる。

午後は家族で買い物に出かける。娘の離乳食用の器具など。

UVJ Mailer 3.0 の仕上げに取り掛かる。スクリプトの解説文書の改訂などを行い、欠けていたオブジェクトの操作のコードを書き上げる。やはりドキュメント作成というのは、ソフトウェア完成のための重要なステップだと改めて認識。実装していないのに気がついていないものがあったのに気がついた。ドキュメントの作成は面倒ではあるが、やはり、きちんと文書に書きながら、自分のソフトウェアをちょっと距離を置いて見る(ドキュメントを書く際には使う人にとって少しでも分かりやすいようにという視点に立っている/立とうとしているから)ことは最良のデバッグの手段の一つであることは間違いない。

研究室の G3 に OS X を入れたので、iBook から OS X を削除する。単純に、関係するファイルをすべてごみ箱に放り込んで、ごみ箱を空にするのを実行したら、1時間以上かかってしまった。13万程度のファイルの削除の処理になってしまっていたってあたりが、やっぱ UNIX 系の OS (UNIX って、なんでもかんでもファイルにしておくっていうイメージがある)だなぁと思う。

02年03月24日 23時48分 着信

のんびりと自宅で過ごす。ポール・オースターの本を読んでいた。読み始めるといっきに引き込まれるのはさすが。

UVJ Mailer のドキュメントを仕上げた。これで正式版を公開できる。明日の午後にでも登録する予定だ。

02年03月26日 00時56分 着信

今日は卒業式。学生達の華やいだ雰囲気を味わう。

UVJ Mailer 3.0fc を公開。ドキュメント合わせて、最終的なベータ版。といいつつ、自宅に戻ってから、タイムゾーンを取得する部分を AppleEvent(osax) から Pluginへ変更する。Tool Chest や Toolbox Assistant などを久しぶりに漁る。

02年03月27日 01時07分 着信

車のタイヤの交換。今年は春の訪れが早いので、これでも遅いくらいだろう。

その後、家族で買い物へ。久しぶりに泡盛(古酒)を買う。なかなかおいしい。

電器屋にデジカメの予備の電池を買いに行ったついでに、書籍コーナーをのぞき、『もうひとつの Macintosh 物語』、『Mac OSX Carbon Programming Guide』、そして『Mac OSX 徹底活用ガイド UNIXスタイルの使いこなし術』を購入。『Carbon Programming』は、かつてコーシンで名をはせた小池さんの本だ。MacJapan の連載記事や『Toolbox 100 の定石』(まだ捨てきれずに持っている本の一つだ)は、自分のプログラミングのスキルアップにずいぶんと貢献してくれた。この人の本なら信頼できるし、取り組みがいがあるという感じ。『活用徹底ガイド』は、OSX をUnix という観点からの解説書として悪くないかなと思って購入した。

UVJ Mailer のコードの仕上げ。今まで放っておいた Drag & Drop 回りの処理などを再点検し、書き換える。クリップボードのテキスト・データを送信する機能を追加。

02年03月28日 02時39分 着信

入試に関する会議。

『MacOSX Carbon Programming Guide』を読み始める。予想に違わず良い本だと思う。

UVJ Mailer のコードの最終点検。NthField を、MemoryBlock と AppleEventDescListを使ったコードに書き換える作業などを行なう。バイナリファイルの添付機能の実装の目処もついているのだが、この時点で新しい機能を組み込むのは危険と判断して、とりあえず 3.0 では見送ることにする。

02年03月29日 02時12分 着信

Eudora 5.0 が届いたのでインストール。4.3 ととの違いはたいして感じない。

昼食は、娘も連れてグリーンセンターへ行き、家族で食べる。

午後は『法理論のルーマン』を読んだり、プログラミングをしたりして過ごす。『法理論』によって、脱パラドックスが抱えている問題点がクリアーになったような気がする。この本は、基本的には、クリアーな記述の本だと感じる。

REALbasic の文字列処理の方法による処理時間の比較を行なってみる。Nthfieldを用いたもの、MemoryBlock で処理したもの、AppleEventDescList によるメソッドのもの、と3つの比較を行なった。行ごとにデータを分けるような単純な処理では、やはり MemoryBlock による処理が、どのバージョンを通じても安定して早い。また、DescList を使った処置は、やはり、MemoryBlock の倍ぐらいになる。それでも、2.x 以降の NthField の遅さに対しては、圧倒的に優位であることは確認できた。

02年03月30日 01時27分 着信

午後はサーバのメンテナンスなど。

夕食に再びカルボナーラ作りに挑戦。味付けにちょっと失敗(塩とコショウをもう少し利かせるべきだった)ではあったが、おいしく食べられた。やはり卵のうまさを味わうパスタなのだと、あらためて認識した。

UVJ Mailer の最終仕上げやら、Rb 2 での InternetConfig 利用などを試す。UVJ Mailer でバイナリの添付ファイルを送信するための補助ツールを試作。

02年03月31日 01時05分 着信

NHK TV の「ほんまもん」の最終回が気になって早起きしてしまった (^_^;;

午後は研究室で雑用など。

夕食は野菜をたっぷり炒めて入れたラーメンを作る。美味かった。

今年度から研究費で講読することにした雑誌が届いていた。「デザインの現場」をひさしぶりに読む。やっぱ面白いわ。その他にも日経 BP がらみの雑誌が多数届いていた。

UVJ Mailer を使って添付ファイル付きのメールを送信するためのソフトを作成する。InterNetConfig を呼びだす部分を REAlbasic の Declear を使って実装したのだが(『Toolbox 活用最新テクニック』を参考に)、どういうわけか(?)、これが 68Kでは動かない。とりあえず PPC 専用のソフトとして出すことに決める。基本的な機能の実装と動作テストは完了。

02年04月01日 00時49分 着信

昨夜〜今朝は寝床で『もうひとつの Macintosh 物語』を読了。

今日は AttachMailer の仕上げなどを行なったり、日経コンピュータ、日経デザイン、日経インターネットテクノロジーなどを読む。

今夜は F1 が生中継。う〜む、最後まで起きていられるかな?

02年04月02日 00時43分 着信

UVJ Mailer 3.0 と AttachMailer を公開する。これで一区切り。

『法理論のルーマン』を読み進める。なかなかまとまって読む時間が取れないのが残念だ。

02年04月03日 00時54分 着信

あちこちの桜が本当に奇麗。

StuffIt 6.5 をオンラインで購入。OS X 版も、とりあえずダウンロードしておいた。

FirstMonday の4月号が公開されていたのでチェック。一昨年あたりに盛んに言われていたデジタル・デバイドについて、これまでの IT にアクセスできる人/できない人という区別だけではなく、オンラインでのスキルの差によるデバイドが存在するのではないかという調査の論文に目を通す。丹念なリサーチだとは思うが、あんまり面白みはない論文だった。

ただ、確かに、ある種のスキルや教養(と敢えて言ってみたい)の違いが、ネットなりコンピュータなりの活用方法(有効利用度)に差を生み出すのは事実だろう。たとえば、英語が苦手かどうか(少なくとも英文を読むのが苦痛か否か)で、得られる情報量には圧倒的な差がつくこともある。いくら日本のネットショップよりもインターフェースが洗練されていて分かりやすくなっているとはいえ、海外のオンラインショップでの買い物は英語が良くわからないと難しいだろう。英語の問題に限らない。情報の胡散臭さや鮮度、あるいはもっと漠然とした、なんて言うんだろう、手触りの違いみたいなものを感じ取るには、受け手の側のポテンシャル(知識や経験みたいなもの)も少しでも高い方がいいのは事実だ。

でも、それは、何らかのハウツーのマスターによって身に付くものではないような気がする。ま、とりあえず、教養と呼んでみたりするんだけど、ようするに、役に立たないものや無駄なものへの好奇心っていうか、面白がる心みたいなものが、どれだけ鍛えられているのかが勝負なんじゃないだろうか。

佐藤勉編『コミュニケーションと社会システム』のルーマンの部分だけを読み始める。

Kenny Garret の Happy People と Joe Sample の the pecan tree を買ってきて聴く。どちらもいい感じ。勢いで、Amazon.com で、どうしても見つけられなかった Hilliard Ensemble がバッハを取り上げたアルバム(と、もう1枚 (^_^;; )を注文してしまう。

02年04月04日 00時52分 着信

「商売のおもしろさとは、やった仕事をひとに認められることに尽きるのではないかと。」(福地享子『築地魚河岸猫の手修業』)

「それゆえ、社会システムは、関与者の個々の選択からではなく、まして関与者それ自体からでもなく、関与者たちの選択活動の連動という出来事から成り立っていると考えなければならない。ルーマンは、この連動という出来事をコミュニケーションという概念で言い表す。」(佐久間政広「社会システムの形成における自己準拠の問題」)

まさに、この2つの文章は、コミュニケーションという出来事の不思議さ、ある意味において驚き、そして、そこから来る悦びを捉えているという点において、同じことを語っている。

そうなんだよなぁ。結局、この出来事の驚きにすべては集約されてしまうんじゃないかなぁ…

UVJ Mailer 3.0 を利用した、予約メール用の CGI のサンプルを作成して公開する。AppleScript で CGI を書くのは久しぶりなので、最初は戸惑ってしまった (^_^;;ついでに UVJ Mailer のちょっとしたバグまで見つけてしまった (^_^;; やれやれ。

夕食の買い物のついでに寄った本屋で、買いそびれていた「天才柳沢教授の生活18」やら、『築地魚河岸猫の手修業』、そして宮台・宮崎『われらの時代に』を購入。さっそく『築地魚河岸猫の手修業』を読み始めたが、やっぱ、こういうのって、面白い。

02年04月05日 01時13分 着信

サイトのトップページのデザインを変えてみた。再編成作業の第1段というところ。

技術関連のコンテンツを整理するというのが最終的な目的なのだが、とりあえず、トップページでは友人達の作品を紹介したページへのリンクを外す(正確には分かりにくいところへ隠す (^_^;; )ようにした。このページの意義は、すでに薄れてしまっていると判断したからだ。

午後は教務関連の打ち合わせなど。

丸善に注文していた本が届く。さっそく『オープンソースプロジェクトの管理と運営』を読み始める。きちんと書かれているような感じだ。

02年04月06日 02時08分 着信

1日オフにあてる。

昼食は、花見ということで丸岡城へ。風が強かったが天気は良く、桜も奇麗であった。その後、いったん自宅に戻ってから買い物へ。大和屋でコーヒーや鉄観音などを買ったりする。

昨夜から mboxer の改良に手を付けている。手動でダウンロード処理ができるようにした(というか再び機能を復活させた)り、CAPA コマンドを発行して AUTH の対応を予め調べるようにした。

02年04月07日 01時01分 着信

大阪から妹夫婦が甥を連れて遊びに来る。

ONE PIECE 23巻を読む。

mboxer の改良。

なんていうか、春休み!って感じかな。

02年04月09日 00時54分 着信

昨日はサーバのメンテナンスや教務関係の書類作成など。 slashdot の Perfect Mail Client に関するスレッドを、例によってベタ打ち出しして読んでいた。メールソフトに関しては、皆それぞれに思い入れがあるせいか、なかなか色々な意見が出てきて面白い。

Eudora を使い続けているのだが、これも、まぁ、慣れ親しんでいるからという理由が大きい。それと、メールをテキストで保存するため、いざとなれば他のソフトでも読めるというのは大きな利点だと思う。

今日は Firewire のコードを買ってきて、iBook を G3 につなぎ、iBook のディスクのメンテナンスを行なう。さすがに Firewire の転送速度は速い。しかし、ディスクの容量がGサイズになってくると、ディスクのオプティマイズにもえらい時間がかかるなぁ。

研究費で購入している雑誌に目を通す。日経コンピュータ、日経ビジネス、日経コミュニケーション、それに今年度から取り始めた日経IT21。日経コンピュータが面白かった。ちょっと色々な雑誌に手を出しすぎかもしれないが。

ぽちぽちとサイトの再構築をやっている。今日は About 関連のページを久しぶりに更新。LC475 に関するページなどを最近の状況にアップデートした。

02年04月09日 22時30分 着信

朝から教務関連の履修ガイダンス。やれやれ。

夕方、妻と娘とともに買い物へ。妻が買い物をしている間、娘をのせたベビーカーを引っ張りつつ紀伊国屋を回っていたら、やはり、思わず何冊か購入してしまう。

前から買おうと思っていたリチャード・パワーズの『舞踏会へ向かう三人の農夫』とパワーズ読本を見つけたので、一気に、まぁいいかって気になって、買っていなかったポール・オースターの『リヴァイアサン』、それに映画で有名になってしまった『ビューティフル・マインド』、そして『キャピタル ダンス』を購入。

『ビューティフル・マインド』は、ナッシュ均衡(マルクス経済学を学んだ私でも知ってる)の、あのナッシュの自伝的ノンフィクションである。

丸善に注文した『ロゼッタ・ストーン解読』と『マルクスの遺産』も店頭にあったのをみて、ちょっと失敗したかなと思ったが(丸善からはまだ届いていない)、まぁ、どっちにせよ、他にも読むべきものが色々あるわけで、手元にあってもすぐに読むわけではないと自分に言い聞かせる。リチャード・パワーズがあれば、他は負けでしょう。

mboxer に UIDL をどうくみこむか、思案中。

02年04月10日 23時52分 着信

研究室の整理など。研究費で講読している雑誌がずいぶんと溜まってしまって、そうでなくても本の置き場に困っているのに、ましてや、という感じである。今年度の講読雑誌だけでも

  • 日経ビジネス(ま、経営学科だしね。それにけっこう面白い)
  • 日経コンピュータ
  • 日経オープンシステム
  • 日経コミュニケーション
  • 日経デザイン
  • 日経IT21
  • Software Design
  • デザインの現場

(他にもあったような気がする (^_^;; )

溜まる一方である。コンピュータ系が多いのだが、読んで刺激を受ける割合が高いのは、デザイン系の雑誌である。

Amazon.com に注文してあった Morimur が届く。The Hilliard Ensemble がバッハの無伴奏バイオリンパルティータと絡むという内容のもの。シャコンヌを協奏していたりもする。予想通りの内容に満足。

昨夜から読み始めた『ビューティフル・マインド』も、予想通り面白い。映画になったということで、もう少しドラマ仕立てになっているのかと思っていたが、トーンを押さえた著述になっているように感じられて、そこがよい。

mboxer に POP Set の実装を開始する。

そうか、インターネット空間の組織論、ということにすれば、色々な問題系をまとめることができるのか、と思う。もっとも、インターネット特有の組織論ではなく、インターネットという環境によって見いだされる本質の方にこそ関心があるのだが。バーチャルと現実の区別がつかない云々みたいな、バーチャル特異論には、うんざりだ。インターネットも、一つの現実だ。それも、コミュニケーションする存在が、むき出しでうごめいている場なんだよな。

02年04月11日 23時38分 着信

明日から始まる情報システムの講義の準備。今年は、少し内容を変更して、技術的な話だけでなく、文か・社会的な話にも踏み込んでみたいと考えているのだが、果たしてどうなることか。明日は軽いイントロダクションだけで済まそうと思っている。

コンピュータが、ある意味でただの道具になってしまったことは、確かに良いことだとは思うが、それでもただの道具として使うことができないというあたりに問題がある。ゲーム機のように限定をかけたものにしてしまえば、それだけ、ユーザーにとっては使いやすいものになるのだが、だが、それではコンピュータの可能性を殺してしまう。ソフトウェア次第で柔軟に「形」を変えられる道具であるということ、そこにコンピュータの面白さや可能性があるわけだが、それを享受するには、どうしても使い手に負担をかけることになる。だからこそ、情報教育みたいなものが必要になるわけだが。

1年生の履修に関する相談や、ゼミの卒業生の訪問などもあった。

02年04月13日 00時27分 着信

今年度の情報システムの第1回目の講義。軽いイントロだけで済ます。初回とあって学生が一杯であった。

その後、サーバのメンテナンスなど。

『ビューティフル・マインド』読了。

前期の外書で使う "Emergence" (by Steven Johnson) を読み始める。アリの話、都市の話、コンピュータの話などが、うまく絡み合わされていきながら、創発現象について語られていくのは、なかなかうまいという感じ。エンゲルス、チューリング等、取り上げかたもいい感じ。

02年04月14日 00時19分 着信

自宅でのんびりと Emergence などを読みながら過ごす。SimCity の話も出てきて、面白い。ただ、やっぱ英語の本は読む速度が遅いのが、自分でもいやになる。最近、あんまり原書を読んでないからなぁ。読み込めば速度が上がるのだけど、ちょっと間を置くとすぐに下がってしまう。そういう意味では、読書もフィジカルな行為なんだと実感する。

mboxer の改良もぽちぽちと。

寝床の友は『キャピタル ダンス』にする。

02年04月15日 01時54分 着信

午後は妻が用事で出かけている間、娘の面倒をみていた。このところ、妻がいないと泣きやまないといった状況が続いていたので心配だったが、なんとかうまく乗り切れた。やれやれ。

『キャピタル ダンス』読了。なかなか面白い経済小説だった。最後がちょっと一気に畳み込みすぎって感じはしたが。

学生から、就職活動で、経営組織論について聞かれたら何と答えるのがいいのか、質問のメールが来た。回答は以下の通り:

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経営組織論ってことでいくのであれば、僕の授業の内容が理論的なものだけになかなか簡単に話をするのは難しいんだけど、

● 組織の問題があれこれおこるのは、人間関係(人間のコミュニケーションの問題)は、人と人との「間で起きる出来事」だからだ。→個人個人は悪くなくても(良い人であっても)、組織(コミュニケーション)になると、どちらが悪いというのではなくても、色々な問題が起きてくる。

ってのが、僕の組織論の基本だから、そういう話にするのがいいかもね。

一人ひとりは悪くなくても、組織として動いたとき、色々と問題が起きてくるたとえば今問題になっている省庁(官僚)の問題も、基本的には同じ原理じゃないかと思ってる。

てな感じで広げられるかな?

あとは、試験の問題にもしたけど、

組織がうまくいくためには、合理性(目的の達成)、人間性(働いている人の満足感・充実感)、社会性(社会的責任を果たす、回りから認められる)、の3つが満たされないとだめだ

ってことなんかは、組織論ぽい話としていいかもね。特に、今、社会性が不十分な企業が問題になることが多い(不正だとか、情報の隠蔽だとかね)ので、この3つめの社会性を蔑ろにする企業は絶対に生き残れないって話はいいかもしれない。

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02年04月15日 23時49分 着信

初夏のような暑い日だった。そうか、いつのまにか、「暑い」なんて言葉が出てくる時期になったんだよなぁ。

明日の外書とゼミの準備など。

帰宅途中に100満ボルトに寄って、インクジェット印刷用の用紙やら、ついでにUSB 接続の SmartMedia リーダ、それに 128B の smartmedia などを購入。いつのまにか 128B のものが出てたんだ。デジカメだと 160 枚強の撮影が可能になるし、この容量なら、マシンからマシンへのデータ/ソフトのコピーにも使えるなぁ。こんなサイズに 128B ってのすごいなぁっと思う自分は、ちょっとついていってないかも。

Google Web API を試す。SOAP で Google の検索機能などを活用する API である。SDK をダウンロードし、アカウントを作成して、API 利用のための Key を発行してもらう。自宅に戻ってからドキュメントなどを調べて、REALbasic で簡単なサンプルを作成して試していたが、確かに便利かもしれないと感じた。ただ、現実的には、HTTP での通常のアクセスに付加的なパラメータをくっつけて利用した方が便利だろうな。自分のサイトのコンテンツを Google で検索させる方法がようやくわかったので、明日にでも、WSM に追加するつもりである。

WSM (Web Scripter's Meeting) のトップページのデザイン(というか色使い)を変更する。サイトの他のページとのバランスを保つために、ブルー(#666699)を基調にしたものに変更する。

slashdot.jp の半角カタカナに関する議論のスレッドを、例によってベタ打ち出しして読む。色々な立場からのコメントが入り交じっていて面白かった。

WSM に書き込んだのが刺激になって、EIMS から iMode への転送用のソフトの試作をちょろっと行なってみた。Timer が腐っている(Rb 4 なら大丈夫なのかな?)のがネックだが、機能自体はけっこう簡単に実装できそうだ。

昨夜から寝床で『舞踏会へ向かう三人の農夫』(リチャード・パワーズ)を読み始めた。もちろん、ぐいぐいと引き込まれていく。やっぱすごいわ。できれば原書で読みたいところだが(特に、Goldbug Variations)、今の自分の状況では、なかなか読み切れないだろうな。小説を原書で読まなくなってけっこうたつからなぁ。今夜も、このメールを送ったら、パワーズ三昧だ。

なんで自分はこんなにインターネットにこだわるのか? たぶん、それは、インターネットを、単に新しいメディアだとかビジネスチャンスだとは思ってなくて、一つのムーブメントだと思っているからだろう。今、目の前で起こりつつある、この「出来事」に、自分なりに係わっていたい、そういう気持ちがコアにある。だからこそ、このサイトを立ち上げ、今まで、自分なりにやってきたのだと思う。確かに、研究対象として無茶苦茶面白い現象だとは思うし、いくつかのキーワードを振り回して経営学を語ることも可能だろう。オープンソースの組織論なんてのも悪くない(その手のハウツーやガイド本がけっこう出てきているけど。でも、原理的な考察を行なったものがないのは不満だ)。でも、そんな損得というか自分にとってのメリット/デメリットがどうこうというよりも、ただ、自分はそうしたい、自分なりに「一員」でありたい、そういうことなんだと思う。

02年04月17日 00時35分 着信

新年度最初の外書とゼミの日。外書の方は、テキストを配って、授業の進め方などを簡単に説明して終わる。ゼミの方は、イントロの後、各自に自分を食べ物にたとえるというテーマで話してもらって終わる。どちらも恒例の写真撮影。さっそく画像の編集を行なって自宅に持って帰って印刷する。

SmarMedia リーダを購入したので、撮影した画像を取り込むのが簡単なこと。MacOS 8.6 だと認識しないのがネック(USB Manager だけアップデートすればよいのだろうが)だけど。

丸善に注文してあった『ロゼッタストーン解読』(シャンポリオンの解読の話)と塩沢由典『マルクスの遺産』が届く。どちらも楽しみにしていた本。とりあえず、『ロゼッタストーン解読』から読むことにする。小学生の頃、ツタンカーメン発掘記でシャンポリオンのヒエログリフ解読の話を読んで以来、興味を引かれる話題の一つだ。ロンドンの大英博物館に行ったときにも、ロゼッタストーンは忘れずに見てきた。実物は思っていたより小さかった。

自宅に戻ってから、昨日に続いて、Google Web API を利用する(試す)アプリケーションを REALbasic で組んで、色々と試していた。Rb 1.1.1 を使っているので、UTF-8 の変換がネック。言語指定を行なうと、Search Request には SJIS の文字列をそのまま渡しても OK のようなのだが、出力指定に SJIS を指定しても、UTF-8で返ってくる。まぁ、XML が UTF-8 が標準みたいなもんだからしょうがないけど。

『コミュニケーションを科学する』をパラパラと読んでいたら、プロローグに以下のような文章があった:

 新世紀を迎えた私たちには、コンピュータとは何か、人間とは何か、理想的なコミュニケーションとは何か、という根源的な問いに答えることが求められている。これらの課題に挑戦するなかから、コミュニケーションの壁を突破し、理想的なコミュニケーションに一歩でも近づける糸口が掴めればと思う。

う〜む、もっともらしいけど、やはり、コミュニケーションを「意思伝送」と考えているという点において、決定的に間違っていると思う。伝送技術の高度化は重要な技術的課題であることは認めるし、コンピュータと人間とのインターフェースの進歩も重要。でも、「理想のコミュニケーション」が、無媒介的な(つまりお互いの精神が透明につながる)意思の伝送だと考えるかぎりは、社会性という決定的なファクターが捉えきれないだろう。コミュニケーションに理想などない。その都度のコミュニケーションがあるだけだ。

02年04月17日 23時47分 着信

午後は教授会。

教授会の前の時間を使って、Google を利用した自分のサイトの検索機能を実装。また、いくつかのページを、新しい画像用に書き換えた。

明日から看護専門学校での哲学の講義が始まる。ずいぶん長いことやっているなぁと思い、講義ノートのファイルを調べてみたら、1995年に最初の授業ノートを作ってあった、8年目とは、自分でもちょっと驚いた。社会思想史を専攻していたということもあって、最初の頃は、それでも「哲学」っぽい授業にしようと気張っていた気がするが、今では、すっかり、自分の思うようにやっている。哲学史を講義しても面白いわけがないし、看護士になろうとしている学生達に何の役にもたたないことははっきりしているので、「普段考えてもいかなかったようなことを、考えてみせる」という講義にして間違っていないと自分では思う。コミュニケーションというものの不思議さと、他者というものの不気味さ=面白さに少しでも気がついてもらえればいいな、というぐらいでやってきている。

大学院で一緒だった磯村君から移籍の挨拶が届く。なんか、この春は、知り合いの移動が多いな。みんな、けっこう動くもんだな。自分としては、今のところ、現在の研究環境に満足しているし(特にネット環境は恵まれていると思う)、教育環境というのも変だけど、授業と学生達の反応にも、それなりの充実感を感じている。このままずっと今のままでいるという気持ちもないが、かといって移りたいとも思わない、そういう感じだ。とはいえ、大学を取り巻く状況は年々動いてきているわけで、いつ、なにが起こるか分らないとは思っている。まぁ、とりあえず、このサイト(っていうか LC475)を10年は動かして見せたいとは思っているけど。

夕食後に『ロゼッタストーン解読』を読了。シャンポリオンが、ロゼッタストーンそのものの解読を通じてヒエログリフを読み解いたのではないっていう事実に驚く。やっぱ伝説っていうか、逸話ってやつはあてにならないなぁ。大英博物館でロゼッタストーンを前にして感慨にふけったのが、なんだか損した気分。でも、シャンポリオンの伝記として、面白く読めた本であった。

02年04月18日 23時32分 着信

午前中に教務関連のあつまりをこなしてから、午後は看護学校の哲学。軽いイントロで終わる。

その後、大学に戻って4年生のゼミ。結局6人来た(時間がまちまち)。皆、就職活動に振り回されている状況のようだ。

さて、今夜は、パワーズの『舞踏会へ向かう三人の農夫』を読み続けることにしよう。

02年04月20日 01時54分 着信

情報システムの講義。今日は早起きしてから2度寝をしたため、イマイチ、調子が悪かった。自分でも、ちょっとまとまりに欠ける講義になってしまったと反省。

その後、サーバのメンテナンスなど。

ヒューバート・ドレイファスの『インターネットについて』が届く。早速読み始めたが、米国ハイデガー主義者で AI 批判者の彼だけに、やはりなぁという論点での批判が展開されている。簡単に行ってしまえば、インターネットには身体性がないということに尽きるようだ。序章の以下の文章に、この本の彼の立場が明確に出ている:

「そうだとすれば、問われるべき問いは、われわれは果たして身体なしで済ますことができるのだろうか、という問いであろう。」

このような問いでインターネットを考察したとき、出てくる答えは、読まなくても分る。

しかし、この問いのたてかた自体がおかしい。インターネットは、身体性を否定するものではない。身体性を「拡張する」もの、新しいコミュニケーションのチャンネルを我々に追加するものでしかないはずだ。確かに、身体性の軛から意識が解放される(=歯止めが利かなくなる)かのような感触を得る経験であることは否定しないが、それは身体性の変容であっても否定ではない。

ま、そういう意味では、この本は「明快な」本である。もちろん、批判の中身自体には、それなりに的を得ているものがある。

Google API を使う Rb のプロジェクトを、ポチポチといじっていた。今のところ、検索ツールとしての使い方ではある。

02年04月20日 23時33分 着信

のんびりと休日。午後は娘の散歩&買い物など。

Google API で検索する REALbasic のソフトの基本的な機能は実装が完了する。色々と検索してみて楽しんでいる。

02年04月22日 11時50分 着信

妻の母親の退職の慰労会ということでワシントンホテルのチャイナテーブルで昼食会。娘を連れての初めての外食であった。

妻の車を買い替えるという話が出たので、帰りに本屋で『間違いだらけの車選び』を買うことにする。で、いつもの悪いクセで、それ以外の本、『必読書 150』と、『印刷に恋して』を購入。前者は、批評空間関係の論者(=近畿大学国際人文研究所)のスタッフによる読書ガイド。これぞ古典という本が並んでいる。冒頭の対談が読みたくて買った本だが、面白かった。『印刷に恋して』の方は、印刷に係わる様々な現場のレポートの本である。『舞踏会へ向かう三人の農夫』を読み終わったので、寝床の友にするつもり。イラストも素晴らしい。

Google API を使う検索プログラムの改良を続け、最大で 100 件の検索結果を取り込む、検索結果を保存する、といった機能を実装する。けっこう使えるかなという感じ。ただし、日本語の処理は実装していない。でも、ルーマンで検索してみて面白いページなどが見つかっている。

02年04月23日 01時00分 着信

Apple のタイムサーバが狂ってしまったおかげで、メールサーバが影響を受け(24時間ごとに自動で時間設定を行なうようにしていたのが裏目に出た)、メールの配送がぐちゃぐちゃになってしまった。別のサーバを指定し、念のためシステムごとリスタートしたら回復。昨日のこのコーナーへの投稿の着信時間がいつもと大幅に違っているのは、このトラブルが原因である。

しかし、タイムサーバ、それも製品(OS)に標準で組み込んであるサーバが狂うというのは、管理がいいかげんすぎる。狂った情報を流すくらいなら、接続拒否の方がましである。もう2度とアップルのタイムサーバなんかあてにしないぞと思う。

明日の授業の準備。Emergence の準備と、Google API を使った Rb のソフトのテスト(プロジェクトは公開した)をかねて slim mold など関連語句を検索していたら、色々と面白いサイトに出会った。事典代わりに Google ってのはけっこう使えるなと思う。

大学から支給されるパソコン(情報端末という名目)がリプレースによって新しくなった。今回は Windows のノート型を希望した。Win WX Professional がインストールされた NEC のノート型が届く。軽く触ってみたが、これまでの Win とはやっぱ様子が違うのに、少し戸惑う。しかし、当分遊べそうだ(Software Designが Win に UNIX 系ツールを組み込む特集だったのは、なかなかタイムリーだったかも)。最近の液晶の画面は奇麗だと感心。

研究費で購入している雑誌が届いていたので、自宅ではそれに目を通していた。Software Design, 日経コンピュータ、日経インターネットテクノロジーなど。あと自宅で購入している日経バイトも。

Google API を使った検索ツールの開発を Rb4 に移して UFT-8 -> SJIS の変換なども組み込む。けっこう使いやすいものになってきた。日本語のテストとして自分の名前で検索をかけてみて、けっこうあるのに、なんとなくうれしくなってしまう。

02年04月24日 00時00分 着信

朝から教務委員会。午後は外書とゼミ。さすがに疲れたぁ。さっさと寝よう。

02年04月24日 23時04分 着信

新しく支給された Windows XP を少しずついじっているのだが、なんかしっくり来ない。SONY のファイルサーバも見えないし。

同僚に頼まれた PowerBook 2400 のオーバーホールを行なう。CD Drive がつなげれないので、仕方なしにシステムの CD のイメージをインストールするといった方法でなんとか MacOS 8.1 へのアップデートを行ない、インターネット関連やメールソフトの整備など。MacOS 8.1 だと、PB2400/180 でもサクサク動くなぁと感心。ただ、日本語変換がちょっともたつく感じ。改めて、なかなか良くできたマシンだなと思う。

明日の非常勤の講義の備えて、講義ノート作り。ネタはコミュニケーション論。以下のようなことを話す予定。

=============================================================================

コミュニケーションについて
   1:人間のコミュニケーションとは?
    
        どんなに誠意を尽くしていても誤解されることはあるし、どんなに気
        を遣っていても傷つけたり傷つけられたりする。それは人間のコミュ
        ニケーションの必然である。
        
        なぜなら、コミュニケーションは、人と人の「間で起きる出来事」な
        のであり、個々人の意志ではどうしようもない性質(社会性)を帯び
        たものだからである。
        
    2:人間は「狂っている」
    
        本能によってすべてが規定されているわけではない
            ・変態性欲は人間の特権
            ・毒でも喰ってしまう
            
        身体的な動作/反応ですら、文化的な規定を受ける
        
    3:言葉というもの
    
        言語を操る能力は本能的に与えられている
        
        しかし、どのような言語(言葉)を用いるのかは本能によっては定め
        られていない
            ・言葉は学習しなければ身に付かない
            ・英語と日本語のどちらが人間にとって「正しい」言語なのか?
            といった問いかけはナンセンスである。ただ言葉が違う、それだ
            けのことである。
            ・リンゴをなぜ「リンゴ」と呼ぶのか? そこには何らの物理
            的・生物的な必然性はない。リンゴを幾ら調べても。それを「リ
            ンゴ」と呼ぶことの根拠は見いだせない。
            ・もちろん、だからといって Apple と呼ぶのが「正しい」わけで
            もないし、pomme が正しいのでもない。端的に、「正しい」呼び
            方などないのである。ただ、「そう呼ばれている」ということで
            しかない。
            ・つまり、言語と対象との間には恣意性が存在する。
            ・この恣意性は、個人が好きにしてよいということを意味しない。
            ・日本語の集団の内部では「りんご」と呼ばなければならない。
            リンゴが「りんご」になったのは、歴史的な偶然の経緯だが、そ
            の言語の内部では、規範性をもって現われる。つまり、「従わな
            ければならない」という外部からの強制力を帯びたものとして現
            われる。
            ・なぜなら、根本的に恣意性を抱え込んだものは、ただ現在性
            (いま、そうであること)、流通性(それで通じるということ)
            のみによって支えられている。
            ・他の人にそれで通じる、そのことだけが最終的な根拠であるが
            ゆえに、「他の人に通じるように用いなければならない」という
            強制を帯びる。
            ・そして、各人が、そのようにして、りんごを「りんご」と呼び
            続けることが、「りんご」という言葉の「正しさ」を支える新た
            な力(再生産力)となる。
            
        このように、そもそも言葉というものが、外部から私たちの内部に食
        い込んできている(もちろん、それを受け入れるような作りになった
        存在ではあるのだが)ものなのである。
        
        いささか大ざっぱな言い方をすれば、私たちの動物としての層と意識
        の層との間には亀裂があるということ、亀裂がありながら繋がってい
        るということである。
        
    4:コミュニケーションは意思の伝送ではない
    
        コミュニケーションは、意識を「伝える」ことではない
        
        ラジオやテレビのような、機械によるデータの転送/伝送と同じ図式
        でコミュニケーションを考えてはならない。
        人間の意識は、互いに、徹頭徹尾不透明なものである。意識を無媒介
        的に接続しあうことはできない。
        そうである以上、伝送モデルでコミュニケーションの成立を考えよう
        とすると、神を導入するしかなくなる
        そもそも、「伝わる」ということは、言葉の意味が正しく伝わって概
        念が伝達されることだけに限らない
        意味とは別に、意図も伝わらなければ、「伝わった」ことにならない
            ・やくざに「夜道は気ぃつけや」と言われたら、それが脅しであ
            るとして受け取れないと、「伝わった」ことにはならない。
        そして「伝わったかどうか」そのこと自体を、コミュニケーションの
        中で確認していくしかない。
            ・あるいは、コミュニケーションに接続する行為によって
        あるコミュニケーション的行為にあるコミュニケーション的行為が
        次々と続く場合、先行するコミュニケーションが理解されているのか
        どうかの吟味が、そのつど行われている。
        相手の理解(受け取ったこと)が、最終的にコミュニケーションによっ
        て何が伝わったのかを決定する。つまり、発話者の意思だけでコント
        ロールできるものではない
    5:コミュニケーションの3要素
        情報(意味)
            ・何を伝えようとするのか、という選択
            ・選択された内容そのものの意味だけにかぎらず、その内容を選
            択したということ自体がメッセージになる
            ・たとえば、エレベータで乗り合わせた人と天気の話をする→当
            たり障りのない話題をえらんだということが、「意味」をもつ
            ・気まずくなったときに、別の話題を持ち出すといった場合

伝達(意図) ・どのように伝えようとしたか、という選択 ・意味はわからなくても、意図がわかればコミュニケーションを 続けられることもある ・他でもない自分に向けて、何かが伝えられようとしている、そ のことが感じ取れた時点でコミュニケーションが作動する ・100%のコミュニケーションもない代わりに、0%のコ ミュニケーションもない ・赤ん坊が自分を見て泣いている、そのことが、何かの伝達 として受け止められる(でも、何を伝えているのか分らなく てオロオロする) ・意味と意図の重層性、情報と伝達の差異、それが「発見される」 とコミュニケーションは起こってしまう ・何気ない身振りによる勘違い ・恋愛の妄想モード→すべての動作に「意図」を読もうとする ・あらゆるコミュニケーションは、伝達という様相において、自 己表現と化すとも言える ・人格は、コミュニケーションの選択の帰属点として形成さ れる ・私が私であるということの根幹にあるのは、この帰属点の 継続性である ・時間的・呼応的な相互規定の累積において、物ではない< 人格>としてある 理解(受容) ・なにを伝えられたとして受け取ったか→どのような行為/コミュ ニケーションを接続するかという選択 ・そのこと自体もコミュニケーション(的行為)を通じて表明す るしかない ・コミュニケーションで「何が伝えられたのか」を最終的に決定 するのは伝達である ・伝わってなんぼ コミュニケーションとは、この3要素によって形成されるプロセス ・発信者と受容者のどちらの意思にも解消できない ・根源的な社会性=外在性を帯びた「出来事」なのである 6:かけがえのなさと呼応性 いったん作動したコミュニケーションを取り消すことはできない どんなささいな出来事であっても無かったにはできない コミュニケーションという出来事で起こったことを解消できるのはコ ミュニケーションだけである コミュニケーションが継続するかぎりにおいて、「なぜ」という問い かけ=遡及的な問直しにむかって開かれている 人格を持っているということ、極論すれば人間であるということは、 この「なぜ」という問いかけを、常に引き受ける(問いかけにこたえ る)覚悟をもってコミュニケーションしているということ ・根源的な責任 名前=問いかけの宛先として、その名前を担い続けるということ 7:日常性の装置 なぜ私たちは毎日の生活(コミュニケーション)をつつがなくおくれ ているのか? 「普通」、「みんな」という装置=一般的な予期 世間、世界という規範による拘束 外れるものを排除することが正当化される 「普通」をあてにして、「皆」の一人として振る舞うことで、相手も また、「当然」の返答をなすのが「普通」だと思うことで、心安らか にコミュニケーションが行えている。しかし、それは他者に対して耳 を塞ぐ(他者を切り捨て排除する)ことでもある。
02年04月25日 22時27分 着信

看護学校の非常勤の日。学校に向かっていたら、下り坂でいきなり車のエンジンが止まってしまう。これは JAF かなと思い、その前にディラーに連絡して対応を相談しようとバタバタしていたら、なんとかエンジンがかかって、授業にはぎりぎり間に合った。

授業はコミュニケーションについて。準備していったノートの内容を一通り話す。もっとも、話ながら新しいことに気がついたりするのは毎度のこと。自分の講義のノートを欲しいのは、実は自分自身だったりする。喋りながら思いついたことやひらめいたことを、その場で板書しているからだ。やはり、学生達を前にして、なるべく分ってもらえるように言い直そうと努力したり、説明を考えたりすることが、一人で考えたり読んだりしている場合とは違った刺激を与えてくれる。そういう意味では、講義も研究の一環だとも言えるかな。

講義後、車のディーラーへ。結局、電気系(イグナイター・ユニット)の不良ということで、部品の交換。点火を制御するユニットがいかれてしまっていたようだ。修理費は、部品代と工賃で \8,400 だった。まぁ、エンジン回りの電気系丸ごと交換(これだと5万円ぐらいかかるらしい)よりは安くあがったというところだ。

しかし、何の前触れもなく、いきなりエンジンが止まってしまったのは焦った(おまけにすぐにはエンジンがかからなくなった)。国道などの大通りではなく、交通量の少ない山道だったので、他の車などへの影響や事故の危険性がなかったこと(そのことに気を遣わなくてもよかったこと)は、幸いではあったが。

Photoshop 7.0 へのアップグレードの案内が届く。う〜ん、MacOS 9.2 でも動くようなので、申し込もうかとは思っているが、実際のところ、Photoshop の機能を使いこなしているとは言えないから、もったいないといえばもったいないかも。

02年04月27日 00時19分 着信

情報システムの講義。今日は OS とアプリなど、ソフトウェア一般に関する内容。その後、サーバのメンテナンスなど。

寝所で読んでいる『ハイデガー=存在神秘の哲学』が面白い。ハイデガーの解釈としての意味は分らないが、自分がハイデガーを読んだときに感じるものを一番的確に言ってくれているという感じがする。

さて、いよいよゴールデン・ウィークである。読書三昧といきたいところだが。

02年04月27日 23時28分 着信

妻が風邪で寝込んだので、娘と二人で買い物に出かけたりしていた。

あとはごろごろとすごす。

02年04月28日 23時16分 着信

一日、ダラダラと過ごす。『ハイデガー=存在神秘の哲学』を読み上げ、『m2 われわれの時代に』(宮台真司・宮崎哲弥)を読む。m2 の方は、思っていたよりは面白くなかった。

その後、塩沢の『マルクスの遺産』にとりかかる。

自分はマルクス主義者ではないし、マルクスに「かぶれた」とも思わないが、それでも、学生時代にマルクスの著作を読んだこと(大学に入って『経済学批判』を大月文庫で読んだときに、面白くてわくわくしたのを今でも憶えている)、また大学院入試の勉強ということで『資本論』をノートを取りながら読んだり、教科書的なマルクス経済学を勉強した(なんせ、菱山先生のスラッファの経済原論は単位を落とした)ことは、自分にとってやはり大きな体験だったことは否定しない。まぁ、陸奥A子のノート(「りぼん」の付録)に資本論の書き抜きを作っていくなんてのは、ちょっと変かもしれないけれど。塩沢が言うように、再生産という観点でシステムを分析する視点、そして、資本主義というシステムのとてつもない巧妙さなど、マルクスのもっている「可能性」自体は、自分のどこかに染みついている。ロンドンに行った際には、ミーハーだと思いつつも、しっかりマルクスの墓参りもしたしね。また、『資本論』は、いつかは、もう一度、真剣に向き合いたいと思っている。そういう意味では、自分にとっては、マルクスは全然終わっていない。確かに、経営学というのは、マルクス主義者にとっては唾棄すべき資本の手先の学問でしかないのかもしれない。飯野先生が、マルクス主義の人にいかに経営学をバカにされたか、そうした人たち相手に経営学に学としての体系があることを示すのにどれだけ戦わなければならなかったのか、ひょうひょうと、だがしみじみと、黒姫の別荘にうかがった際に語っていたのを思いだす。自分としては、経営学は経営術ではないし、組織なりコミュニケーションなりが存立しうること自体の「驚き」を解き明かすという点で、マルクスの資本主義への姿勢と大きな違いはないと、密かに思っていたりはするのだが。

そんな、色々なことが過りながら、読み始めた。

同僚が、学会の参加受付を自分のサーバでやりたいというので、CGI の作成を引き受けた。前に日本水産学会の大会受付のシステムを組んだことがあるので、今回も同じようなシステムにするつもりである。ただ、今回は、AppleScript (FaceSpan)ではなく、REALbasic で組んでみようと考えている。新しいチャレンジがなければやる気が起きないからね。

02年04月30日 00時32分 着信

家族で越前海岸へドライブ。ドライブに出かけるのは、娘が生まれてから初めて。天気も良く、気持ちが良かった。越前町へ入ったところで「ひもの舘」という干物を売る店に出くわして、おもわず立ち寄る。マアジ、カマス、サバ、ホッケの干物を購入。夕食にアジの干物を早速食べたが、おいしかった。厨の海岸で写真を撮ったりしてから、妻の実家に寄って、帰宅。

海岸沿いの町並み(道は狭いのだが)を走るのは、やっぱ楽しい。免許を取って初めて走ったときには、けっこう緊張したが、今では、走りにくそうなところをきっちり走るのが楽しくなってきている。まぁ、もうじき2度目の免許更新なんだから、当たり前のことではあるが。

夕食を食べながら、富士山の樹海に関する NHK の番組を見ていた。粘菌の映像に思わず見入ってしまう。やっぱ面白い生物である。外書の授業に使いたくなるような映像であった。

CGI 作成の準備で、これまでに作成したソフトのコードから、再利用できそうなコードをプロジェクトに移す作業を行なう。Rb 1.1.1 と 1.0 の二つを立ち上げておいて、プロジェクト間でメソッドを Copy & Paste していた。Rb も複数のプロジェクトを効率良く扱えると良いのになぁ。1つしかプロジェクトが開けないという制約は 4 になっても変わっていない。

02年05月01日 02時05分 着信

研究室へ出かけて、頼まれていた CGI の作成準備などを行なう。申し込み用のページの作成に思いがけず時間をとられる。やっぱテーブルを使って FORM を整えていく作業ってのは、エディタでタグを書くやり方だと時間をとられるな。でもページのタグは自分で書くというポリシーは守りたい。

ゼミ生が二人、卒業見込み証明書などの印鑑のためにやって来たが、就職活動には苦労しているみたであった。

自宅で CGI の Rb での作り込みを開始。最初は Thread で処理しようかと思っていたが、そこまでしなくても PowerMac であればけっこうなパフォーマンスがでるようなので、Thread (Send Partial)はやめようかと思う。CPU が早いのは七癖隠すってな感じ。

高校の同窓会名簿のアンケートハガキ(業者が送ってくるもの)を記入しながら、なんか、ちょっとだけ、自分が遠くに来てしまったような感じがした。ま、確かに高校の頃は、自分が雪かきをするような土地に住むことになるとは思ってもいなかったもんな。

02年05月02日 01時14分 着信

妻の育児の休業日ということで娘の世話など。娘と二人で買い物に出かけたりする。

『「勝ち組」大学ランキング』(中井浩一)を読む。タイトルはいかにも売れ線狙いのあざといものだが、中身は東大の大綱化以降の教養学部の動きなどを追ったもので、なかなか面白いものであった。大学を取り巻く状況について否応なく考えさせられるものであった。人事ではない問題である。

『気分はもう戦争2.1』(矢作俊彦×藤原カムイ)を読む。大友の『気分』は名作であったが、こちらはなんかイマイチという感じ。大友の、あの黄色人種をねっちりと描いた絵がもっていた雰囲気が感じられない。ストーリー的には、なんていうか、相変わらずの矢作って感じなんだけどね。

同僚のための CGI の改良。やっぱプログラミングは楽しい。

塩沢の『マルクスの遺産』は、やはり刺激的な本だ。イデオロギー論(アルチュセールにグラムシのヘゲモニー論を接合した感じ)など、よく書けていると思う。ただ、色々と気を配りすぎて少し散漫な感じもする。

思い立って、サイトの運用を始めたころのメールのバックアップを調べていた。ようはいつごろから正式に運用を開始したことになるのか、自分でも忘れていることを確認したいと思ったわけである。94年の11月の後半のメールでは、ホスト名を書いているところを見ると、ホスト名を登録して正式に運用を開始したのは94年の11月とあたりのようだ。

02年05月03日 00時00分 着信

午前中は妻が習っている文房流の華展を見に行く。いったん昼食のために自宅に戻ってから、明日の準備で大野まで焼き肉用の肉を買いに行く。天気が良く、気持ちの良いドライブであった。

夕食後、NHL で津軽三味線の番組を見る。渡部香津美とのデュオでチック・コリアのスペインを演奏したやつなど、なかなか聴かせる演奏が多くて良かった。人気が出てきているのも納得。

Rb での CGI の作り込みを少し行なう。やっぱ AppleScript よりは見通しがすっきりしたプログラムになる(ただし、クラス間に散らばったコードの管理はちょっと大変かも)。

さて、明日は妻の実家の田植えの手伝いである。

02年05月04日 00時22分 着信

朝から妻の実家の田植えの手伝い。昼食は焼き肉バーベキューで、焼き肉を堪能。

Rb での CGI の実装の最初の段階(プロトタイプの実装)が完了。Rb だとデータの扱いが楽になる部分は確かにあるなと実感。

02年05月05日 00時12分 着信

午後は研究室へ出かけていってサーバのメンテナンスや、同僚のための CGI のセットアップ。最初、どうしても Mac の IE 5.1 ではうまく動かずに悩む。サーバ(ASIP)をリスタートしたら問題解決。なんでかよくわからん。

『PHP を使おう!』という本を読んでいる。PHP の概略を説明した本だ。分かりやすい。PHP のリファレンスなどではなく、コードもサンプル程度しか載っていないが、PHP がどんなものかは良く分る。こういう「見通しを与える」本というのは、結構重要ではないかと思う。具体例を示したり、ハウツーが書かれている本というのも、確かに便利であるし、具体例を通じて学ぶことも重要ではあるが、まず全体的な俯瞰というか見通しがなければ、なかなか知識が有機的に結びつかないで、その場限りの場当たり的なものになってしまう気がする。講義も同じことだなぁ。

02年05月06日 00時38分 着信

午前中はのんびりと布団の中でポール・オースターの『リヴァイアサン』を読んで過ごす。なんとなく買いそびれていた本である。でも、やっぱいいわ。ぐいぐいと引き込まれていく。

午後は家族で出かける。途中で CD 屋に寄ったが、珍しく何も買わなかった。

夜は CGI の作り込みなど。

02年05月06日 23時10分 着信

午後は研究室で明日の授業(外書)の準備。アラン・チューリングの名前が出てきたので Google で検索して(もちろん自作の検索ツールを使って)色々なページを読んだりしていた。彼が最後にパブリッシュした The Chemical Basis of Morphogenesisという論文が、本(Emergence)の中で言及されていたのである。しかし、チューリングというのも面白い人間である。

ついでに Charles Babbage についても、ひさしぶりに探索。ebook で彼の著作がでていることを知り、さっそく購入。また丸善に原書の購入も申し込む。また千葉商科大の人が彼についての論文(原価計算論のようだが)を書いているのを知る。明日にでも図書館でチェックしなければ。

CGI にメールアドレスのチェック(文字の適合性をチェックするだけだが)を組み込む。また、電話番号と FAX 番号のチェックも組み込むことにした。エラーチェックは一通り実装完了である。

slashdot で Community Networks and Websites? というスレッドがたっていたので、例によってベタ打ちで印刷し、読み始める。まぁ、こんなもんかなという内容。

02年05月07日 23時40分 着信

外書とゼミの日。外書ではチューリングの名前が出てきたところで、おもわずチューリング・テストなどの話をしてしまう。チューリング・マシンの話は、さすがにややこしくなるのでしなかったけど。中沢新一の『森のバロック』の粘菌の章は、このテキストを理解するのに格好のサブテキストになるかなと思いながら授業をしていた。

ゼミは、学生達に新書を一冊買って読んでくるという課題の発表。新書というものを初めて手にしたという学生も少なくない。まぁ、そんなもんかな。岩波新書、中公新書、講談社現代新書、ちくま新書の4つのなかからどれか選んでくるという限定を付けていたら、講談社現代新書のなかから選んできた学生が一番多かった。

ひさしぶりにじっくりと『コミュニケーションと社会システム』を読み進める。

02年05月09日 00時30分 着信

一日オフにした。

家族で住宅展示場「家の森」へと出かけたのだが、定休日で閉まっていた。しょうがないので、パリオ・シティーでトイザラスなどをチェックする。

自宅に戻ってからは、じっくりと『コミュニケーションと社会システム』など、ルーマン関連の文献などに目を通す。明日の看護学校の哲学の授業の準備も兼ねてである。

明日の哲学の授業では、前回に引き続いてコミュニケーションをテーマにするのだが、今回は、本来的な他者性をいかに回避して生きているのか、ということを取り上げる。「普通」に生きることが、「普通」の再生産になっており、「普通」に没頭しているかぎり他者の不気味さ=物質性=複雑性には直面しなくてよいようになっている、そして、それはある種の排除に他ならないという話である。実践的イデオロギー論でもある。

02年05月10日 00時41分 着信

看護学校の授業の日。予定を変更して、毎年恒例(?)の、家族・友人・恋人をモノに例えさせるという授業にした。授業後、倫理についての授業の要請を受ける。倫理という言葉こそ使っていなかったが、内容的には倫理に触れたことをやってきたので、今年度からは倫理という言葉をちゃんと使ったものにすることにする。とはいえ、せっかくやるからには、自分なりの倫理論(?)を展開したいと色気が出てきている(笑)

今年度から新たに購入し始めた雑誌が届いていた。日経Bp 系のものばかりではあるが、日経システムプロバイダ、日経 Windows プロである。後者は、普段なじみが無い OSの雑誌だけに新鮮。その他、NIKKEI DESIGN が届いていたので、これにも目を通す。やっぱ NIKKEI DESIGN は刺激を受ける。日経コンピュータと日経IT21は今日は読めず。も〜雑誌だらけである。

同僚のために開発している CGI をアップデート。メールドレスの適合性のチェックやフリガナの欄の入力のひらがな->カタカナ変換などを組み込む。

02年05月10日 22時59分 着信

情報システムの講義。汗だくになってしまった。この時期から、講義は体力勝負みたいになってくる。

その後、サーバのメンテナンスなど。倫理(生命倫理)に関する資料をネットから落としてきたり、同僚のために作成している CGI の概要説明の文書を作成。

自宅に戻ってから、日経IT21 と日経コンピュータに目を通したり、『意味の歴史社会学』のゼマンティク論の部分を再読したりする。

やっぱ講義をやった後は、なんとなく疲れている。

02年05月12日 00時02分 着信

午前中は布団でごろごろと、昨夜から読み始めた "Ada -The enchantress of numbers prphet of the computer age" を読む。史上初のプログラマと呼ばれることもある、Augusta Ada Byron について、書簡を追いながら、バベッジとの関係などを書いた本である。書簡の英語も比較的読みやすく(でも、ついていけないところはある)、面白い。時間はかかりそうだが、読み上げるつもり。

午後は家族で買い物。大和屋で水立てコーヒーメーカーを購入。ダッチコーヒー(ウォーター・ドリップ)をいれるためのものである。以前から気になっていたものなのだが、思いきって買うことにした。

帰宅後、さっそく仕掛けて、夕食後に飲む。おいしい〜。大満足であった。

夜は、ひさしぶりに A-Train で遊ぶ。10年前のゲームであるが、まだ、なんとか動くのはすごい。やり始めると熱中してしまう。

02年05月13日 01時42分 着信

昼までゆっくり寝てから、午後は住宅展示場へ。家を建てたいと真剣に考えているわけでもないし、家を建てるべきだとも思っていないが、あるモデルハウスの空間の素晴らしさを体感して、いいもんだんぁと思ったのは事実。まぁ、モデルハウスのような家が建てられるはずもないのだが。

帰りにトヨタ・カローラの店によって、車を見て帰る。

なんか、日本人的な休日って感じの一日であった。

02年05月14日 00時22分 着信

午後は教務関係の会議。その後、/.J の Linux に関するスレッドや @IT の Webサービスに関する記事などに目を通す。また、Inside MacOS X : UNIX Porting Guide がでていたので、落として印刷。UNIX プログラマ向けの OS X の解説書という感じの文書だが、UNIX という視点からの OS X の解説が面白い。

先日 BS2 で放送されたシンガーソングライターの名曲集の番組を妻が録画して、暇を見ては見ているのだが(なんせ6時間近くの番組だったので一気には無理)、なかなか懐かしい歌が並んでいる。高校・大学時代に聴いたことがあるものが次々に出てくる。知らない歌のほうが圧倒的に少ない。大学に入ってからは、それほどラジオやテレビで歌を聴かなくなったし、大学院時代は、もっぱらJazz にマハっていた(ステレオにチューナーを付けもしなかった)のでなかなか日本の歌を耳にすることもなかったのだが、それでも、なんだかんだで聴いたことがあるもんだなと、あらためて感心。とはいえ、さすがに、80年代後半になると、知らないものが増えるのだが。

そういえば、先日の NHK のミュージックカクテルとかいう番組で、ホール&オーツの歌と映像が流れていた(これも妻の録画で見たのだが)。中学生の時、まだたいして知られていなかったホール&オーツの Rich Girl や Sara Smile が好きだったんだよな。その後、爆発的にヒットを飛ばして、気がつけば耳にしなくなったという感じであった。

うむ。音楽の思い出というのは、語り始めると、誰もが冗舌になってしまう、そういうものだなぁ。

02年05月15日 00時56分 着信

健康診断のため外書は休講。ゼミのみ。ゼミでは、この1週間に新聞の1面に載った記事から興味を持ったものを紹介し自分の感想や意見を述べるというものだったが、やはり中国の領事館問題を取り上げた学生が多かった。まぁ、この事件は、メディアをうまく利用した支援グループの勝利みたいなところがあるから、当然ではあるが。新聞に載った写真を「最初は何かのポスターの写真かと思った」という意見を述べた学生がいたが、まさに、ポスターかと思ってしまうほど、見事な構図の写真だったもんな。

BSD と GPL のライセンス(とそこに表明されている思想やスタンス)を分析した論文のページを見つける。色々な引用がなされていて分量が多いのだが(だが、その分、資料的価値があるとも言えるが)、なかなか面白い。とはいえ、RMS のFree Software = GPL をプルードンのアナーキズムの現代版と位置づけるあたりは、まぁ、妥当というか新鮮味がないのは事実。分量が多いので読み切るには時間がかかりそうだが、具体的な分析の部分に期待。

02年05月16日 00時46分 着信

教授会、それに続いて新任教員の歓迎会。

あすの看護学校の授業の準備。道徳と倫理を、「ひと」の話とからめて導入する。倫理については、色々と迷ったのだが、結局、その根本は「自分の力を"正しく"使うこと」(あくまでも引用符付きの正しさ)とすることにした。

道徳の持つ他律的な規範の力に対して、ある種の自律的な、自己鍛練的な力の問題であることを打ち出したいと考えたためである。職業倫理(生命倫理)の問題や、社会的責任の問題も、この倫理の定義をスタートにして、なんとか論じられるだろうと思う。英語の Ethics (=エチカ)の持つニュアンスを、なんとかくみ取りたいと思うのだが、さて?

OS X Server 用のラックマウント機がアップルから発表になっていた。ハード的なスペックはなかなか面白いと思う。

02年05月16日 23時42分 着信

朝からレントゲン撮影へ出かける。学生と一緒なので時間がかかった。

いったん自宅に戻って昼食をとってから看護学校へ。「普通」の話から始めて、道徳や倫理、そして責任の話まで一気に展開する。ちょっと雑な展開になってしまったかなと反省。蒸し暑くて、汗だくになってしまう。

研究室に戻って、メールを読んでいたら、Amazon.com からの広告メールについふらふらと惹かれてしまって、気がつけば2冊注文していた。"Digital Biology" by Peter J. Bentley と "Blondie24: Playing at the Edge of AI" by David B. Fogelである。どちらも CyberCulture に分類される本だと思うのだが、この手の本には弱いんだよな。

福井商工会議所の人の訪問を受ける。今年度、商工会議所が行なう「 IT 活用による地域活性化支援事業」の IT 活用経営革新推進委員の任を受けることにする。色々な企業からの参加がありそうなので、面白そうではある。

丸善に注文していた本のうち、『ダ・ヴィンチの二枚貝』(スティーブン・J・グールド)と『我々はなぜ道徳的か −ヒュームの洞察』(神野慧一郎)が届く。神野氏の『ヒューム研究』は、修論の時にお世話になったので、ひさしぶりに名前を見かけて注文してしまった。ヒューム論は、いまでも、ついチェックしてしまう。

で、懲りずに、帰りに買い物ついでに寄った本屋で山下和美の短編集と「不思議な少年」を購入。あ、土屋圭市『Pride』なんてのも買ってしまった。

02年05月18日 00時41分 着信

情報システムの講義の日。今日からインターネットの話に入る。家庭のパソコンをインターネットに繋ぐ方法の解説が ADSL や FTTH の登場で前年よりふくれあがってしまった。

来年度、Mac の管理入門の授業を行なうという計画があり、今日、その授業に使うための iBook を受け取る。14 インチ画面の iBook である。さっそく OS X のアップデートなどを行なっていたが、やはり最近のマシンは OS X でもストレスなしに動くなぁと感心。画面も奇麗である。

同僚のための CGI 開発を行なう。テストには MacHTTP 2.5b9 を使っているのだが、なんのストレスも感じない。やっぱ、いい Web サーバだよなぁ。

日経ビジネス、日経システムプロバイダなどに目を通す。

ゼミの4年の学生に就職状況に関してメールしてもらっているのだが、皆、苦労している。就職活動時期は早まったのだが、内定(内内定)をとった学生は少ない。なかなか厳しい状況である。

02年05月19日 00時05分 着信

妻が講習会で出かけたので、午後はずっと娘の世話。機嫌良く過ごしてくれて、ほっと一息というところ。娘が寝ている間に、日経オープンシステムなどに目を通す。

夜は溜まっていたメールに目を通す。Script 関係の ML も OS X が主流になってきているなぁ。

02年05月20日 00時18分 着信

朝から娘の世話。合間を縫って『入門 Carbon』をつらつらと。

NHK BS でカーペンタースの特集番組を見る(同時にビデオも録画)。懐かしい曲が次々と流れる。初めて洋楽にはまったのがカーペンターズの Yesaterday Once Moreを偶然にラジオで耳にしてからだった。ラジカセを買ってもらって、嬉しくて、色々と聴いて録音していたころだ。小学校6年生の時だな。親に買ってもらったカーペンターズのベスト版のカセットテープを何度聴いたことか。中学校一年の1学期の後期試験が終わった日に、自分にとって初めての LP レコードとして、ホライズンを買ったんだよなぁ。 …そういうことが、次々と思い浮かんでくる。

同僚のための CGI の作り込み。

さて、ジェイグールドを読みながら寝ることにしよう。

02年05月21日 01時27分 着信

委員会が2つ。そして明日の授業の準備など。

妻のリクエストもあったので、カーペンターズのセレクション CD を作成した。2枚組のベスト版をもとに、1枚の CD を編集したのだが、改めて聴き直していて、過去のことが、鮮明にフラッシュバックしてきた。LP を買いに行った日の天気のことや買ったレコード店のこと、シングル盤のジャケット… 改めて音楽のもつ力に触れたような気がした。もう28年になることを、こんなに活き活きと思いださせるってのは、やっぱすごいよなぁ。思いだそうとしても思い出せないことが、たった1曲のポップで、あっというまに甦ってくるんだから。

今年も Jazz を紹介する授業をやろうかな、と思っている。

02年05月22日 00時23分 着信

外書とゼミの日。ゼミでは、毎年恒例(っても学生にとってみれば初めてなんだが)の、家族、友人、恋人、そして自分/自分の人生を、こちらが提示したモノに例えさせるという演習。今年度は、ラジカセ、パソコン、ラーメン、大学、京福バス、新聞の6つの中から選ばせるものにした。やはり面白い。

帰りに久しぶりに二の宮の勝木書店まで足を延ばす。服部真澄の『バカラ』を購入するのが目的だったのだが、気がつけば、他にも…

  • 『だれが「本」を殺すのか 延長戦』佐野眞一
  • 『新版 コミュニティ・ソリューション』金子郁容
  • 『脱文学と超文学 −21世紀文学の創造4−』
  • 『マネーロンダリング』橘玲
  • 『「書く」ということ』石川九楊
  • 『春の微笑』清原なつの
  • 『フリーウェア』ルーディ・ラッカー

を購入。

清原なつのを読むのは久しぶりという感じだ。かつて「りぼん」や「ぶーけ」で読んでいた作品(コミックで買った覚えもある作品もけっこうあった)である。「花岡ちゃんの夏休み」以来、好きな作家だったんだが、いつのまにか縁遠くなってしまった。早川文庫で再会するとは思わなかったなぁ。

02年05月23日 01時14分 着信

京都へ出かける。馴染みの床屋へ行ってから、CD 屋へ。10枚購入。

  • "My Life" Chie Ayado
  • "Over Crystal Green" Will & Rainbow
  • "Keith Jarrett Selected Recordings"
  • "Somewhere" Gunnar Bergsten
  • "Soft Sound From A Blue Cornet" Sweet Jazz Trio
  • "Gotta Travel On" Ray Bryant Trio
  • "Moonlight In Vermont" Johnny Smith Quintet
  • "Beautiful World" Take 6
  • "Dal Vivo!" Giovanni Mirabassi
  • "Simple Mood" Joerg Reiter Trio

という内容。綾戸智絵のは、「人間の証明」のテーマや、Slow Dancer (ボズ・スキャッグスの名曲)が入っていたので迷わず手に取る。Over Crystal Green は、マイケル・ブレッカーが A Song For You をやってるので、これまた迷わず。

昨日、けっこう本を買い込んでしまったので、今日は、本のほうは何も買わず。

代わりに(?)、京都駅前のソフマップで 80G の流体軸受けのハードディスクを購入。帰宅後、さっそく G3 に取り付ける。80G なんて容量を自分のパソコンが持つなんてねぇ… 流体軸受けなので、確かに音は静かである。

往復の列車の中で読んでいた『「書く」ということ』は、立場としては受け入れがたいが、内容はなかなか面白いものであった。

スティーブン・ジェイ・グールドが死亡。このところ、寝床の友に『ダ・ヴィンチの二枚貝』を読み続けていたこともあって余計に哀しい。まだ60だったのに。

明日の哲学の準備。倫理の話から目的と手段の話へ展開する予定。

同僚のための CGI の作り込み。オブジェクト指向をマスターしたなどと言うつもりはないが、確かに便利だなと感じている。仕様の変更などが、極めてクリアーに行なえるもんな。自分にとっては、機能の間のコミュニケーションをなるべく抽象化(一般化)できるのが楽だなという感じだ。

02年05月23日 23時30分 着信

看護学校の哲学の講義。倫理との絡みで目的/手段について。ちょっとまとめ切れなかったかなぁと反省。

大学に戻って明日の講義の準備など。内定をとって就職活動を終了したゼミ生がやってくる。今年はみな厳しいだけに、ほっと一息というところ。他の学生もがんばって欲しいな。

Software Design、日経コンピュータ、日経バイトに目を通す。

02年05月24日 22時22分 着信

資源ごみを出すために早起き。どうしても溜まってしまうので(特に、最近、ワインを良く飲むし、ビールも美味しい季節になってきたんで)、けっこう時間がかかった。

娘と遊んだりしてから、もう一度軽く寝てから、大学へ。情報システムの講義、そして教務委員会。暑い一日だった。

なんとなく疲れているので(やっぱ講義をすると疲れるな)、読書をして寝ることにしよう。

講義の際には、マイクを使わず、地声だけで喋るようにしている。声量は十分足りているようだが(学生から声が聞こえにくいという指摘を受けたことは一度もない)、まだうまく声がコントロールできていないような気がする。ただ声を張り上げている、ってな感じだ。講義も一つの芸(ライブ!)である以上、もう少し声の使い方をうまくコントロールできたほうが良いのかな?とも思う。ヴォイス・コントロールの講座なんてヤツを受けるといいのかな。

02年05月25日 23時58分 着信

午後は娘の世話。夕方、研究室に行って、サーバのメンテナンスや授業の準備。

外書の Emergence の準備をしていて、MIT の教授が粘菌のシミュレーションのプログラムを作ったとの記述があったので調べてみたら、StarLogo にたどり着く。確かに Slime とか flock (鳥の群れ)もサンプルにある。これは面白そうだとばかりにダウンロードして、ドキュメントを印刷して持って帰った。うまく動くようなら授業で動かしてみようと考えたのである。ところが、自宅で動かすと、うまく動かない。 Mac Common Lisp で組んであるソフトのようなのだが、shared Lib が見つからないとのエラーがでてしまう。残念。 MacOS X 用もあるので、こちらを試してみるつもりである。

昨夜の寝床で『カバラ』を読み始めたら、やっぱ面白くて、なかなか寝れなかった。それでも読み上げれなかったのは、やっぱ歳かな。

『だれが「本」を殺すのか 延長戦』を読み始める。刺激的である。

懐かしい後輩からのメールが届く。Google で名前を検索してコンタクトしてきたみたいだ。こういうのがあるのがネットの醍醐味だね。

02年05月27日 00時17分 着信

妻の車を買い替えるためにトヨタカローラ店へ。スパシオを購入する。その後、買い物をして帰宅。

F1 モナコグランプリ。モントーヤはまた勝てない。期待してるんだけどな。

昨夜のうちに『カバラ』を読み終えたので、今夜からは『マネー・ロンダリング』。

02年05月28日 00時13分 着信

今日はオフにして、家族で宮崎村の陶芸祭りに出かける。ピノリで昼食(娘を連れては初めてだ)をとってから、清水町経由の山道で宮崎村へ。長皿を買うという目的だったのだが、結局、1万ほど陶器を購入。猫招きなんかも買ってしまう。

Amazon.com から注文してた書籍が届く。

  • "Linked -The New Science of Networks"
  • "Digital Biology"
  • "Blondie24 -Playing at the edge of AI"

の3冊。どれも面白そうでワクワク。じっくりと読みふける時間が無いのが哀しい。とりあえずLinked から読み始めようかと思う。

同僚のための CGI の改良。Joerg Reiter Trio の Simple Mood や Giovanni Mirabassi の Dal Vivo! などを iTunes で MP3 に落としながらプログラミング。ほぼ骨格は固まったかなという感じである。

昨夜は『マネー・ロンダリング』を結局読み上げてしまう。『ゴミ投資家のための人生設計入門』(良書だと思う)の共著者だけあって、海外投資や資産運用に関する記述は、やや情緒になりがちな記述ではあったが、なるほどと納得させる内容であった。

02年05月28日 23時52分 着信

外書とゼミの日。ゼミでは「専業主婦という生き方について」をテーマに、意見発表を行なわせた。

アラン・チューリングのチューリング・テストについて述べた有名な論文、Computing Machinery and Intelligence を、コミュニケーションの外在性(=間で起こること)という観点から読めるのではないかと思い、論文を読んでいた。それにしても、奇妙というか、面白い論文である。

StarLogo の一つ前のバージョン(2.0.4)であれば、MacOS 9.2 でも問題なく動くことを発見。さっそく粘菌のシミュレーションなどを動かしていた。表示領域を広く取ると、さすがに G3 でも処理が遅くなるなという感じはしたが、数百のAgent(亀)が、並列処理で動いていく様を見るのは、ちょっと感動ものではある。色々と遊んでみたい。

昨夜から読み始めた Linked は、予想に違わず、なかなか面白い。グラフ理論の話が出てくるのだが、固有名で知らないものが多い。でも、有名なケーニヒスベルグの橋の話(7つの橋をどれも一回だけ渡ってすべてを渡るルートはあるか?)が出てきたりして、楽しい。

02年05月29日 23時27分 着信

午後は学部情報演習室の管理と、カリキュラム改革に関する懇談会。なんかとっても疲れた。

「デザインの現場」、NIKKEI DESIGN と、デザイン関係の雑誌を2誌、読みふける。やっぱ面白いし刺激的である。

/. にメールの保存方法に関するスレッドが立っていたので、例によってベタ打ちして読み始める。1メール1ファイルとか、mbox とか、色々な方法についての意見があって面白い。

02年05月31日 00時03分 着信

看護学校の非常勤の日。今日は人権思想の思想史。昨年度の社会思想でやった講義内容のダイジェストである。

体調がいまひとつで、おまけに暑かったので、終わってからグッタリであった。

帰りに川原泉の「ブレーメン II」の3巻がでていたので買って帰る。

だるいので、はやく寝ることにする。

02年06月01日 22時19分 着信

昨日は体調がイマイチだったので、早めに布団に入って Blondie24 を読んでいた。AI と進化プログラミングに関する本ということになるのだと思うが、色々な話題を幅広く丁寧に触れてあって、なかなか面白いし読みやすい。

今日も、基本的には、ごろごろと読書。

同僚の CGI の本稼働が今日からという連絡を受けて、急きょ、仕上げを行なってからセットアップを行なった。トンボ市民大会福井敦賀大会のオンライン受付のCGI である。Web での顧客データの流出事件(それも明らかに管理が杜撰なのが原因)が続いているので、データの扱いには気を配った。

明日にでも、ファイルメーカのデータベースを作成して、それとの連携部分を実装する予定(ネット経由でデータ転送を行なう方法を実装したくてうずうずしているんだけど…)。

02年06月03日 00時05分 着信

今日も一日、ごろごろと Blondie24 を読んでいた。

松苗あけみ『純情クレイジーフルーツ 21世紀編』が出ていたので、思わず買って読んでしまう。相変わらずだぁ、と感心。

昨日セットアップした CGI の設定ミスがわかり、あわてて修正。その後、他の修正個所も出てきたので、本稼働は明日に持ち越しである。

02年06月03日 22時25分 着信

昨夜は結局 Blodie24 を読み上げてしまった。進化アルゴリズムで生成されたプログラムがチェッカーの妙手を繰り出す様は、活字で読んでいても引き込まれてしまうものがあった。

今日は明日の授業の準備。外書の授業に備えて、StarLogo の slime のモデルを作り替えていた。もともとのサンプルは、個体数(密度)が一定以上になると集合運動が開始されるようになっていたが、個体数は固定し、その代わり、放出する化学物質(Cyclic AMP に相当するもの)の濃度を変えられるようにした。濃度が一定以上濃くなると、集合運動が起きるわけである。Emergence での記述にそったモデルになった。

『考える力をつける数学の本』(岡部恒治)を買ってくる。一部で話題になっている本だ。軽いパズル物として読めそう。

トンボサミットの CGI に検索機能を組み込み始める。

02年06月05日 00時06分 着信

外書とゼミの日。外書の授業では StarLogo で Slim Mold のシミュレーションを動かして見せたりした。

ゼミでは、やはりワールドカップの話題が中心となった。まぁ、しょうがないか。帰宅して夕食を食べる間、やはり(?)日本とベルギーの試合を観てしまったもんな。

睡眠のリズムが狂ってしまったせいで、昨夜は、朝方まで『考える力をつける数学の本』を読んでしまった。面白いというか、そうだよなぁ、数学っていいよなぁっと思った本であった。

WSM Watcher の改良をひさしぶりに行なう。最終アクセス日時(これ以降のすべてのデータをダウンロード使用とする)を変更できるようにした。これで、アクセスの感覚が開いた場合でも、最近のものだけ手っ取り早く落とすことができる。リリース版は Rb 2 でビルドしたが、手元のものは Rb4 でビルドしてみた。カーボン版も作ってみたが、やはり起動に時間がかかる。

丸善に注文していた『進化論という考え方』(佐倉統)が届く。買いそびれていた本である。

02年06月06日 01時06分 着信

『進化論という考え方』を読み上げる。進化論という切り口で横断的に見ていく手口は鮮やかだと思うが、少々、強引ではないかという気もする。が、面白く読めた。

それで、明日の看護学校の授業は、進化と進歩というテーマで、進化について、我々がいかに誤った考え(社会ダーウィニズム=ラマルキズム)にはまっているかといった話をすることにした。そこから、血液型相性診断(持ちネタの一つ)の話へとふって、安易な生物学的な話になぜ惑わされるのかという話をすることにした。

WSM Watcher 2.02 をリリース。

02年06月07日 00時41分 着信

暑い一日だった。看護学校の哲学の授業。その後、研究室でゼミ生と進路に関する話など。

CGI の作り込みなど。疲れていて、あんまり力が入らず。

02年06月08日 00時08分 着信

真夏のような暑い日だった。

情報システムの講義。講義の後はぐったりしてしまった。その後、サーバのメンテや同僚のための CGI のチューニングなど。

「ヒカルの碁」、「頭文字 D」、それに高橋源一郎『君が代は千代に八千代に』などを買ってきて読む。

昨日、看護学校で進化論について講義していて、改めて思ったのだが、進化論の意義(?)は、人が単純な生命体から進化してきたということよりも、今、こういう人なるものが存在することが、全くの偶然の積み重ねでしかない、ということの方が大きいのではないか。ただ、たまたま、ここにいる、そういうことだ。そこに何の意味もないということのこの解放感・爽快感。

02年06月10日 00時30分 着信

昨日は朝から公舎の草取り。2時間あまりの作業で汗だくになってしまった。午後はダラダラと過ごす。夜は公舎の懇親会であった。

今日は、妻の実家に出かけ、近くのお寺の護摩木法要へ。その後、買い物などして帰宅。ワールドカップの日本−ロシアの試合を観てしまう。その後、CGI の改良とデータベース登録スクリプトのチューニング。

この後 F1 なのだが、さて、最後まで起きていられるかな…

02年06月10日 23時32分 着信

明日の授業の準備。土曜日の草刈りのせいで筋肉痛。

研究室のメインのマシンの OS を MacOS 9.2.2 にアップデートする。導入してからずっと 8.6 で使ってきたのだが、ネットワーク経由で AppleScript を動かす機能(同僚のために作成した CGI で初めて使ってみて、その便利さに目覚めた)を使いたいとか、ASIP の残骸を奇麗さっぱりクリアしたい、そろそろ大掃除の時期、などの理由で、思いきってアップデートした。

9.2.2 をクリーンインストールして、古い 8.6 のシステムフォルダから、設定ファイルや機能拡張、コントロールパネルなどを移していく、という毎度の(?)の手順で、何の問題もなく移行は完了。だが、これで、Expresso は完全に使えなくなってしまった。デスクトップにカレンダーが表示されるスケジュールソフトとして長年愛用してきただけに、ちょっと寂しい。今後はフリーウェアになったPerManNote を使うことにする。

明日のゼミに備えて『<ほんとうの自分>のつくり方』を読み返す。明日のゼミのテーマは自分史を語らせるものだからだ。学生の自分という物語を編集する能力を鍛えるにはどうすればいいのか、なんてことを考えていた。

丸善から見計らいで来ていた組織論の論文集のセットを2つとも研究費で購入することにして手続きを行なう。両方で30万近くする… ついでに(?)、大月書店の CD-ROM 版マルクス=エンゲルス全集 ver.2.0 の購入も申し込む。今年度の研究費は、もっぱら図書で消えてしまいそうだ…

Photoshop 7 のアップグレードが届いたのでインストール。

02年06月11日 23時51分 着信

外書とゼミの日。北陸も梅雨入りとかで、蒸し暑い。授業をしていてもぐったりしてしまう一日であった。

夕食後、テレビでワールドカップの試合を観てしまった。見始めると、ついつい見てしまう。

『脱文学と超文学』を読み始める。焦点になっている時期が、自分が学生時代を過ごしていた時期に重なることもあって、引き込まれてしまう論が多い。まぁ、特定の時代を「転換点」などとして特権化すること自体の胡散臭さはあるんだけれども。

02年06月13日 00時11分 着信

午前と午後に2つの会議。やれやれ。

/.J の IT に関するスレッドを読んでいた。まぁ、良くも悪くも、ようするにただの道具なんだよね、ってことにはなるかと思う。以前から講義などで言っていた「情報技術は組織を変えない。組織が変わろうとするとき/変えようとするとき、情報技術が役に立つのだ」ということは、間違っていないと思う。

『脱文学と超文学』を読み終わる。なかなか読みでがあった。

あすの看護学校の授業の「科学技術と倫理」に備えてノート作り。

02年06月14日 00時05分 着信

看護学校の授業。その後、研究室に戻って明日の授業の準備。ウイルス(セキュリティ)に関する最近の状況(特に Windows 関連)を色々と調べていた。

丸善に注文していた『発声と身体のレッスン』(鴻上尚史)が届く。ボイス・トレーニングの本である。講義などをしていて、常々、ちゃんとしたボイス・トレーニングを受けたら良いのではないかと感じていたのだが(なにせ講義は芸だもんね)、鴻上が書いた本ということで注文してみた。最初から、まっとうな(というと失礼だろうが)ボイス・トレーニングの具体的な方法が書かれた本である。

02年06月15日 00時32分 着信

情報システムの講義。蒸し暑くて汗だくになる。ウィルスの話だったのだが、最近の状況などを踏まえて話をしていると、結局、1コマ全部がウィルスの話になった。しかし、ウィルス対策ソフトを使うしかない、と述べなければいけないっていうのも、なんだか難儀な世の中ではある。ワールドカップ日本戦を控えていたこともあるのか、やや学生は少なめではあった。

講義終了後、自宅に戻って、TVで日本−チュニジアの試合のサッカー観戦 (^_^;; 夕食後も、韓国−ポルトガルの試合も観てしまう。なんとなく、サッカーってのも面白いもんだとは思うようになった。

同僚のための CGI の改良など。

最近の寝床の友である Digital Biology が、なかなか面白い。人工生命あたりの本だと思っていたのだが、コンピュータそのものを一つの「世界」と捉えていこうとする内容のようだ。視点が刺激的である。

02年06月16日 00時13分 着信

午後は買い物に出かけたり倉庫の整理など。妻の新車が届く。

Hancock, Brecker and Hargrove の Directions In Music を購入し聴く。

同僚のための CGI の改良。追加を頼まれていた機能の実装を完了。

さて、Digital Biology を読むぞ。

02年06月16日 22時32分 着信

のんびりとした休日。妻の新車の試運転も兼ねて、妻の実家に行ったり買い物へ。

『構築術』の原稿を引っ張り出してきて、MacHTTPチューニングガイドとして改訂する作業を始める。MacHTTPの config の説明部分を2.5に合わせて内容を書き換え、公開するつもりである。

Digital Biology を読み進める

02年06月18日 00時01分 着信

明日の授業の準備や書類作りなど。

同僚のための CGI のバージョンアップを行なう。なんとか問題なく動いているようだ。運用中の仕様変更ってのは気を遣うし、やはりテストが十分に行なえないっていうのは不安でもある。

「批評空間」が届いていた。今夜はこれと Digital Biology ってところかな。

02年06月18日 23時54分 着信

外書。emergent なシステムの adaptive な行動というような若干抽象的なシステム論に入ってきているので、学生達にはなかなかハードのようであった。

ゼミはワールドカップのために休講とした。まぁ、4年に一度のことだし、日本での開催なんてもう当分ないだろうし、こういうのもいいだろうな。

というわけで、雑用を簡単に済ませてから帰宅してサッカー観戦。夜の韓国−イタリア戦まで見てしまった。

「批評空間」に載っていた「無人島と砂漠」というドゥルーズ論が面白かった。トゥルニエ論にも出てきた「構造としての他者」という問題設定の面白さに改めて気がつく。アメリカで、ルーマンをポストモダンに引きつけて解釈する論者がいるのだけれど、それももっともだと思う。

丸善に注文してあった『未完のマルクス』と『世界の儚さの社会学 −シュッツからルーマンへ』が届く。『未完のマルクス』は、マルクス=エンゲルスの遺稿や全集の編纂を軸にしたマルクス思想史(書誌史?)だ。さっそく読み始めてしまったが面白い。今夜はこのまま読み続けるつもりである。『世界の儚さの社会学』は、なんといっても、タイトルが秀逸。ルーマンの<できごと>のありようを的確に捉えているように思う。こちらも楽しみである。

02年06月20日 00時01分 着信

朝、早く目が覚めてしまったので(娘のせいでだんだん早起きになってきている)、寝床で『未完のマルクス』を読み上げた。書籍(全集)の編纂というのは、確かにある思想なり哲学なりがどのように受容されていくのかという点に関して、大きなファクターであることは間違いない。たとえば、自分の場合は、やはり大月から出ていた文庫や全集でマルクス=エンゲルスに触れていたわけだし(『資本論』は岩波書店の向坂訳ので読んだが)、そういうのが影響しているというのはあるだろうな。さらに、日本の場合は、翻訳という問題もある。ドゥルーズだって、ルーマンだって、訳者に恵まれていれば、もう少し違った受容がされてたのではないかと思う。原書を読めよ、ってのが正論なのはわかっているけど。

情報教育に関する意見交換会、そして教授会。ふぅ。

日経ビジネス、日経コンピュータ、日経オープンシステムに目を通す。

02年06月20日 23時39分 着信

看護学校の哲学の講義。今日は商品社会論ということで、資本主義の歴史とか、原理とか、商品ってものの特性とか、そういう話。もちろん、ネタはマルクスである。

この講義の準備をしていて、買ったままで読み切っていなかった『所有のエチカ』(大庭・鷲田編)をもう一度ちゃんと読み通してみようかという気になった。講義では全く触れなかったのだが、私的所有というか、所有という問題は、色々とアクチュアルな問題に通じるように思われる。

BSD Magazine に MacOS X の記事が載っているということで、さっそく購入して読む。なかなか面白いものであった。ついでに OCR ソフトを購入。

明日は商工会議所で IT 関連の委員会に出席。

02年06月21日 23時04分 着信

福井商工会議所の「IT 活用による地域活性化支援事業」の IT 活用経営革新推進委員会に出席する。IT戦略的活用モデル事業、eビジネスプラン発掘事業の2つに係わるものである。色々な業種の人が集まってきていて、刺激になりそうである。

会議の中で FORM のデモンストレーションと説明があったが、確かに面白そうではあるが、自分が買いたいとは思わなかったというのが正直なところである。

その後、大学に戻って、サーバのメンテナンスや、雑用など。

02年06月23日 23時14分 着信

昨日は、朝日町のプラントピア(植物園)に出かけたりしてのんびりと過ごす。今日も、読書したり買い物に出かけたりする。初めて妻の新車を運転。

『世界の儚さの社会学』を読了。<できごと>を巡る時間論として、そしてフッサール、シュッツ、ハイデガーそしてルーマンという系譜について、刺激的な本であった。

その他、『一億三千万人のための小説教室』(高橋源一郎)、『ビール職人、美味いビールを語る』(山田一巳、古瀬和谷)などを読む。久しぶりに『プログラミング作法』(カーニハン他)を引っ張り出して読んだりする。

で、まだ積み上げてある数々の本の処理も済んでないのに、今日の買い物のついでに寄った本屋で…

  • 『バッハとの対話 バッハ研究の最前線』(小林義武)
  • 『寝ながら学べる構造主義』(内田樹)
  • 『「時」の国際バトル』(織田一朗)
  • 『寺田寅彦は忘れた頃にやって来る』(松本哉)
  • 『身体感覚を取り戻す』(斎藤孝)

を購入。ついでに『英辞郎』も購入。そういや日経バイトも届いていたんだった。う〜む、時間がどれだけいるんだか。でも止められないんだよな。

『ビール職人…』は、ビール作りの妙のようなものが感じられて面白かった。やはり、職人の言葉って言うのは、モノに対する謙虚さと愛着と対抗心とが混じった、開かれてある姿勢が気持ち良い。対話的とはこういうことだよな、という感じである。

高橋源一郎の『小説教室』は、高橋ってホント小説が好きなんだなぁということが(というか、そのことしか書いてないようなもんなんだけど)伝わってくる本。高橋が愛おしそうに語る語り口から、小説ってそういうもんなんだよなぁと何かを納得させられてしまうところがあった。

さて、今夜は、これから F1 である。

02年06月25日 23時06分 着信

昨日は授業の準備や会議。何となく疲れたので、夜はごろごろと読書。『寺田寅彦は忘れた頃にやって来る』を読了。『寝ながら学べる構造主義』を読み始めたところで寝てしまった。

今日は外書とゼミの日。外書は、Introduction をほぼ終了。せっかくなので、前期の残りは、Emergence の後の部分から、面白そうなところをピックアップしてやってみようかと思う。

ゼミは新書を読んでくるというテーマ。なかなか色々な本が飛び出してきて、自分としては面白い。

英辞郎を使うための簡単なアプリケーションを作成。英和辞典として前方一致で検索するという機能だけに絞り込んだものを作る。シンプルだが、普段の仕事にはこれで十分という感じである。AppleScript 対応にして他のソフトからでも呼びだせる検索エンジンに仕立てようかと思ったが、実際の自分の使い方を考えると必要性がないので止めた。英辞郎のデータは素晴らしいものがある。

OCR ソフトを入れたので(それにしても、最近の OCR ソフトの認識力っていうのはすごいなぁと改めて感心させられた)看護学校の哲学の授業のための文献(文章)集を作ってみようかと考えている。たとえば…

『ビール職人、美味いビールを語る』(山田一巳、古瀬和谷)光文社新書 より

 「自分がうまいと思うビールをつきつめていったら、今のビールになった。それ以外に個性なんてないじゃないですか。地ビールらしい味にしようとか、大手とは全然違う味にしようとか、そんなことを考えてつけた個性なんて、本当の個性じゃないでしょう。
それにビールの個性なんて言うのは、つけようと思ってつけるべきものじゃないんです。もちろん、もっとキレのいいビールをつくろうとか、もっとコクのあるビールにしようとかいうことは私も考えます。でも、自分の理想に近づけようと思ったら、職人がよく対話してやらなきやいけない。職人が話しかけ、ビールの声を聞いて、時には酵母の気持ちになってみたりしてね。それぞれの持ち味を大事にしながら、よく対話してやる。そうやって時間をかけてつくつていくと、ビールの方が少しずつこちらの言うことを聞いてくれるんです。職人が一方的に思い通りにしようとしたって、絶対にうまいビールはできないですよ。
原料と水と酵母が出会って自然にビールになっていこうとしているところに、職人も加わっていく。それくらいのスタンスでつくるのがいいんじやないかと思っています。」

といった文章を集めたものを考えている。「倫理とは何か」に対する答えを示すのではなく、各自で考えるときのヒントみたいなものである。

02年06月26日 23時47分 着信

次回の情報システムの講義に備えて携帯電話について、歴史やらプロトコルやら調べていた。あすの看護学校の授業も携帯の話にするつもり。

朝、寝床でごろごろしながら『寝ながら学べる構造主義』を読了。良い入門書だと思う。読むと、すっきりと見通しが利くという感じ。ドゥルーズやデリダに触れてないとか、構造主義の仮想敵(?)とも言うべきハイデガーに触れてないとか、細いことを言い出せばきりがないだろうが、そういうものをばっさりと落として、エッセンスを奇麗に取りだしている本だと思う。

『新・サルトル講義』(澤田直)を読み始める。自分の中にあったサルトル像を一新させてくれている。

02年06月28日 01時42分 着信

看護学校の授業。その後、研究室で明日の授業の準備など。

英国人の同僚から、iBook に英語システムを入れて欲しいとの要望を受けていたので作業を行なう。Firewire で G3 に繋いで、G3 から 9.2.1 を入れて 9.2.2 にアップデートという手順で無事に作業完了。OS X との切り換えも問題ない。

国内で販売するマシンでも、インストールする OS は選べるほうがよいのにな、と言ってみて、OS X ならそんなこと問題にならないじゃんと気がつく。確かに、OS Xは、それなりに進歩はしてるわけだね。

携帯電話に関する講義ノートをまとめる。PDC と cdmaOne の違いなどに踏み込むと話が長くなりそうなので、そういう技術的な話は短めにまとめる。むしろ、位置情報の登録といった、普段は気がついていないが携帯を使う上で知っておいた方がよいこと(通話していなくてもガンガン電波を出していることを知っているだろうか?)をきっちり話すことにする。

Keith Jarrett の Selected Recordings を聴く。ヤン・ガルバレクの入ったカルテットの演奏がけっこういいなぁ。CD が欲しくなってきた。そろそろ買い出しかな。ボーナスも出たことだし。

娘がはいずりを始める。なんか、日に日に進歩してるのには驚く。

02年06月28日 23時37分 着信

情報システムの講義。今日は携帯電話について。今回から冷房が入ったのだが、それでもやはり講義をすると汗だくになってしまう。

その後、サーバのメンテナンスや授業の準備。次回の外書ではエリック・クラプトンのTears in Heaven を訳させることにして、歌詞や歌の背景などを調べていた。歌の背景を説明した英文とともに学生に提示して、訳させてみるつもりである。

02年06月30日 23時12分 着信

午前中はごろごろ布団で読書。

午後は妻の新車の外装のメンテナンスを行なってから買い物に行ったりする。最近、日曜日の夕食は鉄腕Dashをみながらというのが恒例になっている。その後、やはりワールドカップの決勝戦を観てしまう。

Digital Biology を再び読み進め始める。Emergence や Self-Organization の話が出てきて、外書で読み進めている Emergence とオーバーラップしてきていて楽しめる。

6月も終わったなぁ…

02年07月01日 23時45分 着信

明日の授業準備など。

ゼマンティーク=エクリチュール=物語というつながりが気になって、『<ほんとうの自分>のつくり方』(榎本博明)を読み直していた。この辺の話を整理して、「<自分>の捕まえ方」というような内容の講義を哲学でするのも面白いかなと思っている。

心理学の本を読んでいたためか、帰りに『心理療法個人授業』(河合隼雄+南伸坊)を購入し読み始めてしまう。こうして、関心が向いた先から次々と手を出してしまうのは悪いクセなんだが、やめられない。ついでに(笑)、『その仕事、好きですか?』(南ゆかり)、『ネクスト』(マイケル・ルイス)を購入。さらに、先ほど、オンラインで斎藤美奈子の『文壇アイドル論』を注文し、せっかくだからと(これが理由として通じると思うところが、すでにおかしいのかもしれないけど)、『文章読本さん江』、『モダンガール論 〜女の子には出世の道が二つある〜』、『読者は踊る〜タレント本から聖書まで』も注文する。

そういや、昼間、『システム障害はなぜ起きたか−みずほの教訓』も注文したんだった。

やれやれ。ま、いいか (^_^;;

02年07月02日 22時38分 着信

外書ではエリック・クラプトンの Tears In Heaven を訳すという授業にしてみた。歌の背景を紹介した文書といっしょに渡して訳させてみた。最近の曲だという感じがしていたので、学生は皆知っているかと思っていたら、意外と知らない。まぁ、1992年の曲を最近と思うのが間違っているんだなと改めて思い知らされる。ただ、最近CM で使われているレイラ(デレク・アンド・ドミノス)は聴いたことがあるという反応だった(もっとも、原曲を持っていないので、聞かせたのは、ラリー・カールトンの演奏のものだったんだけど)。

ゼミでは、経営学って何?っていうことで、各自に、意見を述べさせる。たいていの学生が経営学って面白いとは言えないという意見を持っていた。まぁ、経営学をやりたくて経営学科に来ているわけではないっていう学生がほとんどなんだから、しょうがないことではあるけど。あらためて、面白さ、あるいは自分が面白がっているところ、それを授業でうまく伝えなければいけないなぁと感じた。学生の中で、経営学、あるいは個々の授業を、位置づける文脈というか、仕舞っておく引きだしというか、それがそもそもないわけである。

今夜は『ネクスト』(マイケル・ルイス)である。

02年07月02日 22時40分 着信

そういえば、Apple Developer Connection で送られてくるサンプル集が、今回はDVD-ROM であった。OS X 用デヴェロッパ向けなんだけどね。確かに、これ1枚でOK って感じの内容であった。

が、こっそりと(?) Think MacOS 〜MacOS があるじゃないか〜 なんていうページを作り始めていたりする。

02年07月04日 01時10分 着信

午前中は会議。いったん昼食に戻ってから、午後は授業準備など。明日の哲学の授業に備えて、物語というテーマでアイデンティティ論をまとめる作業。うまくまとめきれていない気もするが、自分なりには、筋が通って納得している。

Tanaka's osax の動作に関して、ドイツの人から問い合わせのメールが届く。バグが残っていたかと思ってテストしてみたが、自分が試した範囲では問題がない。なんでかなぁ?

さて、『ネクスト』の続きを読もう。これ、むちゃくちゃ面白い。我々が、いかに身体(存在)という装置を通して物事を行なっているか、そしてネットがその装置性を明らかにするものだということが良く分る。言葉(=行為)がすべてってことのラジカルさとでもいうべきかな。

02年07月04日 23時35分 着信

看護学校の哲学の授業。授業後に学校のスタッフの方と話していたとき、退学した学生が、哲学の授業好きで、そういう方面をどうしてもやりたくて進路変更し、退学したとの話を聞いた。ちょっと複雑な気分ではある。看護学校の生徒達への一般教養科目ということで、哲学とは言いながら、いわゆる「哲学」の授業ではないことをやっているからだ。思想史に触れることはあるが、哲学史はまずやらないしなぁ。退学した彼女が、大学の哲学科を目指さないことを祈りたい気分である。

大学に戻ってから、サイトの会議室の修正などを行なう。検索エンジンの普及によって、Windows の人がいきなり会議室の話題の中に飛び込んでくることが増え、コメントなどを書き込むこと、またそれに対する対応の仕方などの問題が起きてきていたのに対処した。とらいえず、会議室の趣旨や発言に関しての注意事項などを、少しは目に付きやすいようにしたつもりである。どこまで実効性があるのかは運用を続けてみないとわからないが。

その他、Think MacOS にちょここちょこと書き加えたり。

『システム障害はなぜ起きたか −みずほの教訓』が届いていたので、今夜はこれからじっくりと読みふけることにする。

02年07月05日 23時47分 着信

暑い一日だった。

情報システムの講義。エアコンが入っていても講義をすると汗だくになってしまう。

同僚のために作成した CGI にバグがあることが判明し、自宅に戻ってから修正。その後、研究室へ行って登録し直す。やれやれ。

One Piece 24 巻が出ていたので買って読む。

昨夜のうちに『システム障害はなぜ起きたか』を読み終わる。結局、経営(人)の問題なんだよなぁと改めて実感。福井県立大学も、今年度は、事務処理システムのオンライン化が進められることになるが、はたしてうまく「受け入れられる」のかちょっと不安。学長のトップダウンの指示がなければ、おそらく、色々な場面で抵抗がありそうな気はする。

02年07月06日 23時17分 着信

午後は研究室へ行って、サーバのメンテナンスや来週の授業の準備など。

情報システムの講義ノートの公開用の原稿(HTML)を整理していた。ADSL の話題や今年度から組み込んだ携帯電話の解説を書き加えていると、ページのサイズがどんどん大きくなっていく。すでにテキストだけで 95K もある。まだウイルスの話などを書き換えていないんだけどなぁ。学生は、試験前には、たいてい、この講義ノートを印刷して読んでくるんだが、このままでは地球環境に優しくないなぁ。まぁ、しょうがないけど。毎年のように状況が変わる内容なので、教科書なんて使ってられないもんな。

試験問題も考えなくてはならないな。

02年07月08日 23時08分 着信

昨日はまったりと休日を過ごす。『身体感覚を取り戻す』(斎藤孝)を読む。その後、Emergence の残りを読んでいた。

夜は F1 。またしてもモントーヤは勝てず。しかし、荒れたレースはシューマッハはうまいなぁ。

今日は自宅で娘の世話など。同僚から借りている『検証 なぜ日本の科学者は報われないのか』を読んだりしていた。

「情報システム」の講義ノートの修正が、講義完了分に関しては終了。

02年07月10日 00時09分 着信

今日も蒸し暑い一日だった。

外書とゼミの日。ゼミでは10年後の自分を予想させてみたが、思っていたよりはしっかりした予想をしてくるという感じだった。

/.J の Apache の脆弱性にからんでのサーバ管理に関するスレッドを読む。管理のための資源やコスト、マンパワーに関して、色々と考えさせられるものであった。

斎藤美奈子の『文章読本さん江』が届くので、さっそく読み始める。おもしろ〜い。

暑くて、なんかぐったりである。

02年07月11日 00時04分 着信

朝から会議。午後も会議。やれやれ。

看護学校で図書の推薦を頼まれていたので、リストを作成。学生達が読みやすい本ということで、新書が多くなった。以下のような本を挙げておくことにした。

モダンガール論 〜女の子には出世の道が二つある〜
斎藤 美奈子
マガジンハウス
ISBN 4-8387-1286-3
哲学の練習問題
西 研
NHK 出版
ISBN 4-14-080354-1
「わからない」という方法
橋本 治
集英社(集英社新書)
ISBN 4-08-720085-X
ボランティア もうひとつの情報社会
金子郁容
岩波書店(岩波新書)
ISBN 4-00-430235-8
市民科学者として生きる
高木仁三郎
岩波書店(岩波新書)
ISBN 4-00-430631-0
ウンコに学べ!
有田正光/石村多門
筑摩書房(ちくま新書)
ISBN 4-480-05916-4
身体感覚を取り戻す 腰・ハラ文化の再生
斎藤 孝
日本放送出版協会(NHK Books)
ISBN 4-14-001893-3
料理人誕生
マイケル・ルーマン(渡辺葉訳)
集英社
ISBN 4-08-773338-6
『料理人誕生』は、ちょっと違うかなぁという気がしたが(それを言い出せばほとんどの本が「ちがう」んだけど)、プロになっていくってことの意味というか過程みたいなのが、料理ってものを通じて感じられる良い本だと思ったので入れることにした。『フェルマーの最終定理』とか『ビューティフルマインド』のようなサイエンスのノンフィクションとか、グールドのエッセイ集なんてのも挙げたいところなんだけど、学生はまず関心を持たないだろうから、外すことにした。

この3月に卒業したゼミ生からメールが届く。元気にやっているようだ。やっぱ、就職してから振り返った時、学生という時間の「贅沢さ」に改めて気がついた様子。ま、そんなもんだけどね。

02年07月11日 23時39分 着信

看護学校の哲学の授業。夏休み前最後の授業である。授業の残りの回数も少なくなってきたので、今日は、学生から出されたテーマに答えてくというものにした。やっぱ恋愛がらみのものが多くなるなぁ。

来週の月曜日に福井新聞から住民基本台帳ネットワークについての取材を受けることになったので、改めて色々な資料をネットで集めていた。まだ十分に資料などの整理は出来ていないのだが、大ざっぱな感想としては、IT をトップダウンで入れて現場は困惑して混乱が増すだけ、っていう日本の会社にありがちな話と同じじゃないかという気がする。自己責任だ説明責任だ情報公開だといいながら、メリットばかりうたってデメリットやリスクの説明がない(リスクのない技術などないということを思い知らされたのがこの10年ではなかったのか?)、あるいはトップの方できれい事を言うのは簡単だけど押し付けられる現場の人間にしてはたまったもんじゃないだろとか、結局、業者が太るだけ?という疑問やら。国民背番号制とプライバシー保護という大きな問題を「抜きにしても」、なんだかなという感じではある。

『侍はこうして作られた 〜アクワイア制作2課の660日戦争〜』が届く。ゲーム開発のドキュメントだ。最近の大掛かりになったゲーム開発の現場の現実が描かれているようなので、楽しみにしていた本である。さっそく、今夜はこれで決まり!

02年07月13日 00時37分 着信

朝から会議。午後は情報システムの講義。ネットワークとビジネスの話である。今年はナレッジ・マネージメントを外して、替わりに ERP と ASP の話を入れた。また、CGIの細かな解説を外し、3層構造の Web システムの解説にした。この辺の話は毎年調整して行く必要があるので面倒な部分ではある。

講義終了後に、毎期行なっている授業アンケートを実施した。回収した回答にざっと目を通したかぎりでは、今年度もそこそこ良い評価をもらえたかなとは思う。もっとも出席者だけのアンケートなどで、その点は割り引いて考えないといけないが。今回から本格的に取り上げた携帯電話の解説は好評のようであった。

研究費で購入した『CD-ROM 版マルクス=エンゲルス全集 v2.0』が届く。さっそくデータのフォーマットを調べてみたら、何のことない TIFF ファイルであった。ようするに、かつての全集の全ページをスキャンして TIFF に落としたものである。TIFFのフォーマットが PC 用のフォーマットなので、Mac の OCR ソフトで直接開くことはできないが、そういうのは GraphicConverter で一括変換すれば済む話。さっそく、自宅の G3 にコンバートしながら取り込む作業を始める。しかし、v2.0 というんならせめて PDF にするとか、もうすこし使いやすいものにしないかなぁとは思う。もっとも単純なスキャン画像だったからこそ、For Windows であっても Mac で利用できるわけだから、文句は言えない。独自フォーマット+独自ビューワーという最悪のパターンでなくてやれやれである。

サーバのメンテナンスの際に、会議室の各話題のページのトップに表示される画像を取り換えた。サイズを大きくしたので、すべてのページのタグの書き換えが必要になり、AppleScript で処理を行なう。スクリプト自体は非常に簡単なものなのだが、なにせページ数が膨大なので、LC475 では1時間あまりの作業になってしまった。う〜む、メンテナンスだけ G3 でやりたい気分である。

02年07月14日 00時58分 着信

午後は研究室で住民基本台帳ネットワークに関する資料に目を通していた。

夕食の買い物のついでに寄った本屋で、講談社選書メチエのシリーズを3冊と『理想なき出版』(アンドレ・シフレン)を購入。選書の方は『カレーライスの誕生』(小菅桂子)、『<標準>の哲学』(橋本毅彦)、『ギリシャ正教 無限の神』(落合仁司)である。

『侍はこうして作られた』を読み上げた後から、さっそく『カレーライスの誕生』に取り掛かる。読みやすいとは言えない文章だが、内容は面白い。

『侍…』は、今のゲーム作成現場の雰囲気や実情がヒシヒシと感じられるものであった。

娘が初めて熱を出してしまって、親としてはアタフタしている。

02年07月15日 00時03分 着信

娘の面倒を見ながら1日だら〜りと過ごす。

『カレーライスの誕生』を昨夜のうちに片づけ、今日は『<標準>の哲学』を読み、『ギリシャ正教 無限の神』へと読み進める。『<標準>の哲学』は、テイラーの話など、技術史以外の観点でも得ることが多かった。

『ギリシャ正教』は、まだ読み始めたところだが、これが思わぬ拾物だったかもしれないと感じている。宗教論としても秀逸かな。数学の無限の話とギリシャ正教が結びつけられて論じられていくのは、ちょっとワクワクって感じである。

夜、NHK スペシャルの変革の世紀の知的所有権に関する番組を見る。ローレンス・レッシグなども出てきて、なかなか中身があった番組だった。Red Hat のボブ・ヤングも出てきたしね。オープンソースがジェファーソン主義と言われる背景などもよくわかる作りになっていた。

02年07月17日 11時44分 着信

フレゼムウイルスのせいでドタバタしていた。

月曜日は、まず福井新聞の取材。住基ネットの運用に関して、自分の考えなどを述べる。どれくらい役に立ったのか、というか、どういうように「使われるのか」楽しみではある。

その後、授業の準備など。情報システムの講義ノートの修正作業をやっと終えて公開する。かなりの分量になってしまった。さて、試験はどうしたものやら…

夕方、新しいウイルスが広がったせいで、大学のメールサーバが一時的に停止。その際に、学内のメールのルーティングが変更されたのであったが、それに気がつかず、会議室のメール配送が配送できずにキューに溜まり始めていたのだった。

また、自宅からリモートアクセスサーバで接続を行なった際に、メール送信(SMTP)が全く出来ない状態に。

仕方がないので、さっさと布団に入って『ギリシャ正教 無限の神』を読み上げる。

火曜日は外書とゼミ。台風がらみで学生は少なかった。外書はこれで前期の授業は終了。来週は試験である。

ゼミの後、研究室に戻ったところで、学内のメールのルーティングの変更を知り、あわててサーバを確認したらキューが山のように溜まっているのを発見。リストサーバの設定を変更するとともに、EIMS のルーティングの設定も変更。そして溜まっていたキューは、やむなく廃棄。

教授会用の資料作成などの仕事が入ったため、市町村合併に関する松岡町の説明会には出られなかったのが残念。

自宅からメールが送れない状況は改善されていなかったので、mboxer の改良などをちょっと行なってから、布団へ。『ギリシャ正教』に刺激を受けて、『論理学入門』(三浦俊彦)を読み始める(以前、途中で止めていた)。

なぜか寝つけなくて、軽いものでも読もうと、"Free as in Freedom Richard Stallman's Crusade for Free software" を読み始めたら、はまってしまった。面白いし読みやすいと思う。

02年07月18日 00時08分 着信

午後は教授会。やれやれ。

昨夜から読み始めた Free as in Freedom の、まだダウンロードしていなかった ページを落として、すべて印刷。今夜は、これだね。

ML で自然数に0は入るのかという質問を投げ掛けたら、その答えとのからみで 公理的集合論の入門ページを教えてもらった。なんか集合論づいてるなぁ。 まとめて印刷して読むつもり。

他大学の学生から、商店街の経営の支援として、ネットワーク会議室のことを 尋ねるメールが来ていた。以下は、その返事として書いたものの一部。

=======================================================================
At 15:00 +0900 07/16/2002, ●● wrote:
>僕は、それを商店街にも応用できないかなと思いました。日本中のどこからでも
>今自分が困ってる事を書くことができ、それに対して答えてくれる人がいるとい
>う環境を作る事で、少しでも商店街の人が前向きになってくれるのじゃないかと
>思ってます。

商店街経営のオンライン相談所を作ろうということですね。

今、インターネットには、探してみれば何でもあるという状況ですから、もしか
したら、もうすでに京野さんの言うようなオンラインの相談所(=会議室、掲示
板)は存在しているかもしれません。会議室をインターネット上に作ることは、
今ではそんなに難しいことではありません。無料で掲示板を作れるところも
あるようです。

また、私のサイトのように、もしインターネットに常時接続ができている環境で
あれば、自分のパソコンを使って会議室を作ることもできます。もちろん、パソ
コンやインターネットに関する知識は必要になります。

しかし、いくら会議室をインターネット上に開設するのが簡単だからと言って、
それですぐに「役に立つ」会議室ができるものではありません。まさにお店の
経営と一緒で、建物を建てたからといって、そのお店がうまくいく(=賑わう)
とは限らないということと一緒ですね。●●さんの問題意識も、おそらく、
「実際に役に立つ会議室」をいかに作るかということだとは思います。そこで、
簡単ですが、私なりに考えている「うまくいく会議室の作り方」の基本だと思う
ことを2つだけ述べておくと…

・しっかりした世話人(相談にのってくれる人)がいること

いくら場を作ってみても、そこで実のあるコミュニケーションができなければ
意味がありませんし、人は集まってきません。インターネットの場合には、
対面の場合と違って、相手がいないところで、パソコンに向かって言葉を書く
ことになりますから、余計に、相手の反応が気になりますよね。ですから、
何か書き込みがあったときには、すぐに反応してコメントを返してくれる、
極端な場合には「それは大変ですね」といったあいづちでも構わないと思い
ますが、とにかく反応してくれる人が、いつも会議室にいることが大切でしょう。
インターネットの会議室というのは赤ん坊といっしょで、かまったりあやしてく
れる人が多くいると、それだけ機嫌よく育つものだと思います。

・皆が、お互いに体験や悩みを分かち合おうという意識をもつこと。良い意味で
 ギブ&テイクの精神をもつこと

自分の悩みさえ解決すれば良い、あるいはてっとり早く自分の探している答え
が欲しい、そういう姿勢で人々が集まってきていても、会議室はうまく行きま
せん。自分の探している答えを自分で見つけるために、人の話に耳を傾け、
あるいは自分の状況などを話してみる、そういう姿勢で人々がやっていかない
と、場はうまくいきません。とかくインターネットの何とかってやつは、問題
に対する即効薬であるかのように考えられがちですが、そういう考えではだめ
です。

風邪を直すのは風邪薬(や注射)ではないって知ってますか? 風邪は体内に
入り込んだウイルスによって引き起こされるのですが、風邪薬は、このウイル
スを直接やっつけるものではありません。身体の持っている免疫作用(=治癒
能力)がウイルスと戦うのをサポートするだけです。つまり、風邪は、あくま
で本人の身体が「治す」もんなんですよ。

会議室もそれといっしょだと思います。商店街の人たちが抱えているそれぞれの
問題は、結局のところ、それぞれのお店の人が取り組んで解決していくほかない
問題だと思います。その取り組みを支援する(=勇気づける、アドバイスをする、
体験談でヒントを与える…)場として作るのであれば、オンラインの会議室も
やくに立つと思います(風邪薬を飲めば、辛さが減って、身体が楽になって、
治す力が湧いてくるってのと一緒)。

なにやらまとまりのない文章になりましたが、ようするに、インターネット上だ
ろうがどこだろうが、人の集まりをうまくやっていくためのコツは、基本的
(原理的)には、そんなに違うものではありません。基本をおさえてうえで、
インターネットらしさをいかにうまく使っていくかが、ポイントでしょう。
そういう視点で、色々な理論的な文献を読んだり、事例を調べたらよいと
思います。

02年07月19日 01時06分 着信

午後は会議と、先週行なった「情報システム」の授業アンケートの集計などを行なっていた。今年度は81名の回答であったが、感想欄にコメントを書いてきた学生が多かった。批判で一番多いのは、今年度も板書のしかたと漢字の間違い (^_^;;

「情報システム」の今年度の試験問題は、記述式にすることにした。

先日の福井新聞の取材が記事になっていた。色々なコメントを強引にまとめたなぁという感じだが、まぁ、新聞の記事なんてそんなもんだろうと思う。趣旨が不明瞭になってしまったのではないかと思う部分はあるが、間違っているわけではないし。

そういえば、住基ネットは、サーバもクライアントも Windows 系で構築するという話がネットで流れていた。う〜む、う〜む。もちろん、Mac にしろというのではないけど。

02年07月19日 23時30分 着信

午後は今期最後の情報システムの講義。試験に関する情報など。その後、サーバのメンテナンスを行なってから、会議へ。会議がけっこう長くなって疲れた。

情報システムの講義は、結局、予め提示しておいた10問の中から4問を選択して答えるという形式にしてみた。持ち込みは一切不可。さて、どうなるか。

REALbasic 4.5 がリリースされていた。またアップグレード料金の徴収かよぉ。

02年07月20日 23時35分 着信

クソ暑い一日だった。午後から研究室へ行くつもりだったが、あまりに暑いので、自宅で Free as in Freedom を読んで過ごす。夕方、家族で買い物へ。トイザラスで娘のおもちゃを購入。おもちゃを買うのは初めてである。

日経バイトが届いていたので目を通す。なんだか、この雑誌もつまらなくなった。ネットワーク系の情報誌としては日経インターネットテクノロジーやオープンシステムあるいはコミュニケーションに較べると中途半端だし、かといって、ハードウェアの記事が深いわけでもない。特に今年になってからはひどくなってきている気がする。混沌の館を読むためだけの雑誌になる日も近いかもしれない。パソコンを取り巻く状況が変わったことや、日経XXを山のように出してしまっていること(たとえば日経 Windows プロの内容は、かつては日経バイトが押さえていたものだと思う)などが原因だろうな。面白そうなネタを全部専門雑誌として独立させた結果、混沌の館しか残らなかったというところか。次回の購読契約の更新はしないつもりだ。

02年07月22日 01時35分 着信

夏の休日ってところか。白峰を越えて辰の口を回って帰ってくるドライブへ。スパシオをじっくりと運転したって感じである。

午前中にデジカメの電池を買いに行ったついでに『2ちゃんねる中毒』を購入して読み始める。

シューマッハがチャンピオンを決めちゃったよ。う〜む、すごいとは思うが、なんだかなぁ。

02年07月22日 23時14分 着信

明日の外書の試験問題を作成したりする。

Amazon.com の web Service が公開されていたのに気がついて、さっそく SDK を落としたりキーコードを発行してもらったりする。ドキュメントを読んだらREALbasic で実装してみよう。

Apple Developer Connection の Select Member の更新を行なう。OS X が中心になってきているので迷ったのだが、年間 $500 であれだけの情報を手にできるのはやはりお得だと思い、更新した。

今夜は、これから、『理想なき出版』(アンドレ・シフレン)を読むのだ。

02年07月24日 11時13分 着信

外書の試験とゼミ。ゼミは「無人島で1年を過ごすとしたら何をするか?」というテーマ。夏休み前のお気楽テーマである。まぁ、そんなもんかなぁという感じの解答ではあった。

斎藤美奈子の『文壇アイドル論』が届いたので、さっそく読み始める。やっぱ、この人の本は、外さない面白さ。

日経コミュニケーションが「電子メールのトラブルを断て」という特集を組んでいた。ある意味、どうしようもない状態になっているなぁ。

金曜日に福井テレビの番組の収録に出ることになる。住基ネット問題の番組。福井新聞の記事からのつながりだろうな。

02年07月25日 00時20分 着信

情報システムの試験の準備や住基ネット関連の情報収集など。

今年度もワープロ検定の指導をゼミ生中心に行なうことにした。夏休みを利用して指導を行ない受験させる。昨年の経験をもとに、もう少し効率的な指導が行なえると思う。

MacOS について総括(ってほど大げさなものではないが)を行なうために、System 7.5.5 から MacOS 9.1 までの Technote に目を通す作業を始める。とりあえずMacOS 8.6 まで読了。Technote を読み返していると、ああ、そういえば、そうだったなと記憶が甦ってくる。

Amazon.com から Science 関連の新刊案内が届いていたのを見ていて、サイトをブラウズしに出かけ、思わず何冊か購入してしまう(円高になっているのも後押ししたのは事実)。

新刊(間もなく出る) "Investigations" Stuart A. Kauffman を購入するつもりが気がつけば、

  • "Hidden Order: How Adaptation Builds Complexity" John H. Holland, Heather Mimnaugh (Editor)
  • "Turtles, Termites, and Traffic Jams : Explorations in Massively Parallel Microworlds" Mitchel Resnick, Mitchell Resnick
  • "The Complexity of Cooperation" Robert M. Axelrod
  • "Emergence: From Chaos to Order (Helix Books)" John H. Holland

の計5冊を購入。どれも楽しみではある。しかし、これだけ購入しても、全部で$70.04 で、送料込みでも $99.48 である。やっぱ専門書は洋書の方が安いなぁ。

もっとも、『理想なき出版』を読んでいたら、短期的な営利に走る出版社が増えてきていているのは、アメリカでも変わらないようだが。

02年07月26日 01時23分 着信

福井テレビの方と明日の番組収録に関する打ちあわせ。その後、就職先の決まったゼミ生3名が研究室に来たので、しばし歓談。

明日の収録に備えて、資料を読み返したり、住民基本台帳法の改正時の公聴会の記録などを読み返していた。

元ちとせ「ハイヌミカゼ」を聴く。評判になるだけあって、この声はすごい。

02年07月26日 23時17分 着信

情報システムの試験の実施。人数が多いこともあって、監督と言えどもけっこう暑かった。

試験終了後、福井テレビにて「タイムリー福井」の収録。明星大学の大橋先生、県庁の前田氏といっしょ。言うだけのことは言ったかなという感じ。こんどの日曜日に放送予定とのことである。

MacOS 9.0, 9.0.4, 9.1 の Technote に目を通す。この時期、かなりの変更が加えられていることを実感。

それにしても、暑い毎日である。

02年07月28日 22時37分 着信

昨日は恒例の京都行き。馴染みの床屋に行ってから本屋や CD 屋など。BAL の地下のVirgin メガストアが閉店直前だったのに驚く。ここの Jazz の品ぞろえはけっこう好きで、気に入っていたお店だったんだけどなぁ。そういうこもあって、今回はCD の収穫はいまいち?だった。といいながら、

  • "Cinematique" Chris Minh Doky
  • "yaya3" yaya3 (Joshua Redman and others)
  • "You and The Night and The Music" Alan Broadbent
  • "Casa Dolce Casa" Trio Montmartre
  • "Heartfelt" Fourplay
  • "Left Alone Revisited" Archie Shepp & Mal Waldron

を購入。ソルト・カルトネッカーの新作は見つからなかったので、仕方なしに HMVからオンラインで購入することに。しかし、店頭の新作チャートに載っている CD の購入を申し込んで、配達予定日が8月19日!! どういうシステムで販売しているのか、首をひねりたくなる。メルマガで新作情報流したりする意味がないじゃん。おまけにホームページはごてごてと重いしなぁ。

書籍の方は、

  • 中沢新一『緑の資本論』
  • 熊野純彦『ヘーゲル <他なるもの>をめぐる思考』
  • 澤田直『<呼びかけ>の経験 サルトルのモラル論』
  • 笠井潔『オイディプス症候群』

笠井の本は矢吹のシリーズの新作ということで、久しぶりに買ってみた。高校2年生の時に、野性時代に載った「バイバイ、エンジェル」を読んで以来、このシリーズだけは読むようにしている。推理小説仕立ての思想劇ってなところが気に入っている。もっとも、現象学的うんぬんは、いまいち説得力を感じないのだが。

で、夕べからさっそく笠井の本を読み始めたわけである。

で、今日も、一日、布団でごろごろしながら読んでいたわけである。

金曜日に収録した「タイムリー福井」を視る。記録された自分の声というのは、いまだに馴染めない。番組は、まぁ、こんなもんかなという感じだった。与えられた役割を無難にこなしている自分がちょっとおかしい(笑)

NHK スペシャルで、ギアナ高地のテーブルマウンテンの縦穴についてのドキュメンタリーを視る。う〜む。すごいなぁ。確かに、こう言うのをみると、地球の神秘なんて言葉を口にしたくなるが、「神秘」は、あくまでそれを神秘に感じる人間の側にしかないもので、いってみれば、自分の想像力・理解力を越えるものを神秘といってしまうのは、ある種の傲慢でしかないよな。知性とか神とかそういうのが無くても、こういうことが起きるんだということに、すなおに感激するほうがいいと思う。

さて、今夜は、この後、F1 である。

02年07月30日 06時45分 着信

午後はサイトのメンテナンス。会議室のアーカイブ作成にそなえて、ファイルの再配置などの作業を行なう。なんせ一つのフォルダーに5000を越えるファイルをぶちこんであるといういびつな状態になっているので、Finder での作業が無茶苦茶重い。こういうときは、MacOS X みたいに、ターミナルで作業できたらなぁと思ったりもする。

『オイディプス症候群』(これって、推理小説としてはあんまりできが良くないと思うのだが、どうなのかしら)を読み終わって、中沢新一の『緑の資本論』にとりかかる。

02年07月31日 22時36分 着信

昨日はワープロ検定の指導の説明会と経営学科の歓迎会(研究会と宴会)。帰ってきたら疲れが出て、そのまま寝てしまった。

今日は会議室のアーカイブの作成など。新しいアーカイブを作成して登録。

NIKKEI DESIGN や「デザインの現場」が届いていたので目を通す。

02年08月01日 23時02分 着信

午後はワープロ検定の学生の対応など。夕方に会議。けっこう長引いて疲れた。

MacHTTP の新しいベータが出ていたので取り換える。また、ソースコードもUpdateして新しいものを取り込む。MacTCP にも対応しようとしていて、Thread Mgr とのからみで苦労しているようだ。

『緑の資本論』を読了。『<呼びかけ>の経験』へ。贈与、呼びかけ、誘惑などの一連の概念が、コミュニケーションを軸にして、少しずつ、形を浮かび上がらせて来る。こういうのを constellation というのだろうな。

UVJ Mailer に初歩的なバグが潜んでいるのを発見。会議室での質問を受けて HTMLメールの送信を試していて気がつく。家に帰ってコードを点検してみたら、かなり基本的なところでバグっていた。send raw data という、生のままデータを送信する機能が、余分な変換を行なっていたのである。mboxer との連携でメール転送を行なう際には send raw file の方しか使っていなかったので、今まで気がつかなかったようだ。やはり自分が使わない機能をヘタに実装すると、テストが不十分になるなと、改めて反省。ちょうど日経コンピュータのテストに関する特集を読んでいたこともあって、余計に実感。

02年08月03日 01時24分 着信

日中は『<呼びかけ>の経験』を読んだりしながら娘の子守り。

UVJ Mailer のバグの修正を行なうとともに、Content-Type と Content-Transfer-Encodingの指定を行なえるコマンド(イベント)の実装を開始する。3.1 としてリリースする予定。

『世界の儚さの社会学』のルーマン関連の論文の再読を開始。ハイデガーがらみの時間論=できごと論は、なるほどとは思いながらも、少し違和感を感じる。

02年08月04日 01時20分 着信

午後はサーバのメンテナンスなど。

トマトの水栽培(つくば科学博で有名になった巨大トマト)がちょっと気になって調べたりしていた。植物を育てることとマネージメントのアナロジーに使えるかなと思ったからである。ガイア思想と繋がっていたりして、ちょっと勘弁してくれよぉという感じではあったが、なかなか面白かった。正反対とも言える永田農法についてもちょっとだけ調べてみる。ユニクロ(あいかわらず収益は低下傾向のようだが)が手を出しているということもあって、けっこうなページがヒットする。

UVJ Mailer の改良もポチポチ。手を付け始めると色々と手を入れたくなる悪いクセが出てしまう (^_^;;

ひさしぶりに金津町の宮脇書店へ。書棚の構成などが少し変わっていた。ここは、そんなに大きくないけど、けっこう目配りが利いた新刊を入れていたので好きな本屋だったのだが、今日行ってみたら、新刊のコーナーは、なんか普通の本屋になってしまっていた。

『マティーニを探偵する』(朽木ゆり子)を買ってくる。

中学生のころ香川に住んでいて、宮脇書店には、ずいぶんと通ったなぁ。

『ヘーゲル <他なるもの>をめぐる思考』を読み始める。きっちりとした本なので、寝転がって読むわけにはいかないのが難点か (^_^;;

02年08月05日 00時13分 着信

のんびりと休日。

『マティーニを探偵する』を読了。

ひさしぶりに洗車をする。これまではワックス入りシャンプーを使っていたのだが、今回は、シャンプーしてからきちんとワックス掛けを行なう。ところが、慣れないことをしたせいか、ワックスを塗り終わって乾くのを待っているときに通り雨。おかげで、雨が乾くのを待ってからワックスをふき取るという手間がかかってしまった。ま、それでも、さすがにきちんとワックスをかけると奇麗にしあがる。

NHK スペシャルで楼蘭についての番組を見る。番組の構成にはやや首をひねる内容ではあったが(まぁ、延々と砂漠を映した番組を作れないのはわかるが)、なかなか面白かった。

UVJ Mailer の改良。とりあえず 3.1b をビルド。

『世界の儚さの社会学』の再読やら、『ヘーゲル <他なるもの>をめぐる思考』などを読む。

02年08月06日 00時55分 着信

『世界の儚さの社会学』の再読や『<呼びかけ>の経験』を読み進めたりする。

UVJ Mailer 3.1b1 をリリース。プロジェクト内のメソッドをモジュールを使って整理する。かなりすっきりした。

昼間は暑いが、夜になると涼しくなるのが嬉しい。

02年08月07日 00時49分 着信

HMV から Zsolt Kaltenecker の Triangular Expressions が届く。期待通りのアルバムである。

今年の春に卒業したゼミ生が研究室に顔を出す。元気に仕事をやっているようであった。

帰宅したら、Amazon.com から本が届いていた。さっそく John H. Holland のHidden Order を読み始める。

UVJ Mailer のエラーメールの処理にバグ(というか機能不足)を発見。エラーになったメールの内容を編集できるようにしていた部分が問題を引き起こす場合があるのだった。そこで、思いきって、エラーになったメールの内容を編集できる機能を削除した。送り先などの最小限の修正のみを可能とするものに変更。色々と機能の追加を無節操に行なってきたツケだなぁと、しみじみ。

02年08月08日 00時20分 着信

臨時教授会、同僚のコンピュータ・アンケート調査、ワープロ検定の講習テキストの準備など。

千葉商科大の佐藤正雄氏がチャールズ・バベッジに関する論文(「チャールズ・バベッジの原価管理思想」)を書いているということで、千葉商科大の論集から論文をコピーしていた。さっと目を通してみたが、やはりバベッジの全容を捉えたものとは言い難い内容のようであった。たとえば、マルクスが『資本論』の中でバベッジの著作に言及しつつ工場制の問題を論じていたことを見落としているなど、やはり経営学(原価計算論)という狭い枠でしか見ていないようである。

UVJ Mailer の改良。ファイルの内容を Content-Type と Transfer-Encoding を指定して送信するためのコマンドの実装など。そもそも最初に UVJ Mailer を作った時には想定していなかった機能を追加しようとすると、やはり、どうしてもいびつな実装になってしまう。機能を割り切ることで見通しが良かったものが、ごてごてと厚化粧をしていくうちに、やれやれといったものになってしまったような気がする。

02年08月09日 00時50分 着信

自宅で『ヘーゲル <他なるもの>をめぐる思考』を読み進めていた。う〜む、やっぱヘーゲルってのは面白いなぁ、しんどいやつだけど。カントの方が好きだというのは変わらないけど、カントにはないこだわりみたいなのが面白い。

ルーマンといいカント、ヘーゲルあるいはマルクスといい、ドイツ語が読めたらもっと楽しめるかもしれないとは思う。もちろん、フランス語が「読める」わけではないが。

UVJ Mailer に send data file コマンドの実装を完了。HTML メールの送信もうまくいく。このコマンドを使えば、AppleScript だけで添付メールも作成できるなぁ。

昼間は36度を越える暑さであった。でも、今日から残暑だったりする。やれやれ。

02年08月10日 01時29分 着信

サーバのメンテナンスなど。あまりに暑いので、さっさと切り上げて自宅に戻り、シャワーを浴びてからジントニックを飲んでぐだぁ〜っとしていた。

『ムーミンの哲学』が届いたので読み始める。かなりマジな哲学の本である。面白いとは思うが、筆者が前書きで述べている、哲学「で」なにができるのかを示した本、というには、あまりに哲学史の講義と、ファンタジーの読解と、陳腐な要約(詩ではないと思う)が、ただくっついているという感じがする。少なくとも、叙述の順序は、まずムーミンの話から入るべきだろう。誠実さは感じられるが読み手が見えていないような文章になっていると感じた。まぁ、それでも、いわゆる哲学の本としては悪くないかな。

UVJ Mailer 3.1b2 をリリース。サイトでのランニングテストに入る。

Toast with Jam が届く。さっそくインストール。外観は変わったが基本的な機能に大きな変化はないので戸惑うことはないようだ。ひさしぶりに Fusion の CD を作って焼いてみた。

02年08月11日 01時01分 着信

『ムーミンの哲学』を読んだりしてのんびりと過ごす。

溜まっていた nettime ML の記事のチェック。いくつか面白そうな記事を見つけた。とりあえず抜き出して保存。でも、これで安心してしまって、なかなか読まないんだよなぁ。

ルーマンの新しい英訳が出たようなのでさっそく購入。ついでに過去の英訳本もいくつかまとめ買い。楽しみ。

02年08月11日 22時41分 着信

絵に描いたような休日。午後は平泉寺〜千古の家〜山中とドライブ。

夕食も外食で済まし、自宅に戻って娘の写真のスライドショーを見たりする。

夏やね。

02年08月12日 23時50分 着信

後期の社会思想と組織論の講義の準備を兼ねてヘーゲルの『法哲学講義』の市民社会の部分を読んでいた。経営組織論の講義をするにあたっては、やはり商品社会(資本制)という経済システムの話に触れなければならないと思っていたので、今年度の講義ではちゃんと講義しようと思っているのだが、基本的には我々は商品であるということの意味を捉える必要がある。で、ヘーゲルの市民社会(欲求の体系)の話を確認しておこうと思ったわけである。読んでみて、あらためて、面白さとすごさを実感。本質的な論点はだいたい出そろっているという感じがする。もちろん、マルクスが批判したような限界などはあるだろうが、利己的な欲望主体が、商品として、他と係わり関係を形成する場合の諸問題について、きちんと述べられている。もちろん、要綱の部分ではなく講義録の部分の話だが。

Amazon.com から Stuart Kauffman の Investigations が届く。Preface にウィットゲンシュタインの名前がいきなり出てきたのにはちょっと驚く。どんな内容なのか、楽しみである。

Open Transport に関する Tech Note を集めて読んでいた。漢字 Talk 7.5.3 で初めて登場したときにはバギーで大変だったのを懐かしく思いだす。ちょうど『構築術』を書いていたころだ。

これで、OS と Open Tansport という、サーバ運用に関連するシステムの過去の状況の再確認の作業は一段落という感じなので、まとめてみようとは思うのだが、さて、うまくまとまるかな。

02年08月13日 23時58分 着信

お盆ということで妻の実家へ行き、夕食をご馳走になる。

毎日取り続けている娘のデジカメの写真を iPhoto を使って整理してみた。確かにデジカメの写真を整理してホームページしたりするには十分なソフトである。これに GraphicConverter のようなスライドショー機能がつけば言うこと無しか?

『江戸の春画』(白倉敬彦)を読む。奥が深い世界である (^_^;;

02年08月15日 00時45分 着信

妻と娘は妻の実家に行っていたので、自宅でのんびりと読書。ヘーゲルの『法哲学講義』の市民社会の部分をノートを取りながら再読。また、『コミュニケーションと社会システム −パーソンズ・ハーバーマス・ルーマン−』(佐藤勉編)を再読するなどしていた。ハーバーマスに関する部分を読んでみたが、やはり面白いとは思えなかった。

塩沢の『マルクスの遺産』の読んでいなかった部分をぽちぽちと読んだりと、なかなか手ごたえのあった一日であった。

02年08月16日 00時45分 着信

ヘーゲルに続いてマルクスを引っ張りだす。『法哲学批判』は国家論の部分なのでやめて、『経済学批判』の商品論に目を通し始める。また、岩井克人『貨幣論』もぱらぱらと。

でも、今夜は、これから Stuart Kauffman の Investigations を読むのだ。

02年08月17日 23時46分 着信

のんびりと休日って感じである。

昨夜、寝床で急に思い立って、ルーマンの『目的概念とシステム合理性』の再読を開始する。組織の存立条件と公式化について、目的を軸にきちんと整理しておく必要があるなと考えたからである。改めて読んでみて、経営組織論への根本的な批判になっていることを確認。

夕方の買い物のついでに CD 屋に行き、Lupin The Third Jazz の第4弾と、Brad Mehldau の Largo を買ってくる。さっそく Lupin から。でも、ボーカル入りはどうも好きになれない。やはり第1弾のピアノトリオのバージョンが、一番良いとは思う。

02年08月19日 01時39分 着信

昨夜、寝床で森絵都『DIVE!!』全4巻を一気に読んだので、今日は眠かった。で、だらだらと『目的概念とシステム合理性』を読んだりしながら、1日を過ごす。

昨日買ってきた Brad Mehldau の Largo がなかなか良かった。期待以上のアルバムであった。Trio での演奏もいいけど、こういうのも悪くない。

夜は松下電器の NHK Special を視る。あの松下がこういう状況になるとはねぇという感じである。

F1 はハンガリー。いまひとつ面白くないレースだった。

02年08月20日 00時58分 着信

台風の影響ですっきりとしない一日だった。暑くなかったのは助かったが、そのせいか、やたらと眠かった。

液晶ディスプレーの値段を見に行った電器屋で大谷和利『Macintosh的デザイン現考学』とアーロン・ヒレガス『MacOS X Cocoa プログラミング』を購入してしまう。自宅に戻ってさっそく『デザイン現考学』の方から読み始める。まぁ、こういう本を買ってしまうってことが、良くも悪くも Mac 好きってことなんだなぁっと思う。

02年08月21日 00時37分 着信

台風が去った影響か、無茶苦茶涼しい一日だった。布団でごろごろしているのが気持ち良いということで、自宅で読書ということにして、ルーマンの読解を続けていた。ようやく目的プログラミングということで彼が言わんとしていることが分かってきた。もちろん、まだ、掴んだとまではいかないが。だが、目的はルーマンを理解することよりも、ルーマンに沿って考えることにある。彼の議論を追いながら、自分で考えるヒントを掴み、考えるための「頭の筋肉の動かし方」が得られればよいわけで、その意味では、十分に得るものが多い。とはいえ、やや筋肉痛だが(笑)

昨日買った MacOS X Cocoa プログラミングは、店頭での予感通り、良い本だった。こういう本が欲しかったんだよね、ってな感じの本である。つまり、十分に使いこなしているひとが、ちゃんと蓄積を語ってくれるような本。技みたいなのを示してくれる本ということだ。たとえば「継承ではなく合成を用いることによって、開発者は Cocoa が提供するパワフルなクラスの動作内容を実際に理解することなく、利用できるようになるのです。」(継承 VS. 使用)なんてのは、なるほどと納得させられてしまう。

Brad Mehldau の largo がよかったので、彼のこれまでのアルバムを改めて聴き直し始めた。今日のところは Progression と Places。やっぱいいねぇ。

02年08月23日 00時30分 着信

自宅で『目的概念とシステム合理性』をノートを取りながら再読。やはりこれを読んでしまった後では、能天気にバーナードの組織論をそのまま教えてなんかいられないということを改めて確認する。目的と公式化に関して、やはり大幅な再考が必要になる。そもそも経営学の枠に収まりうるのかという疑問すら感じる。後期の経営組織論の講義は、なかなかハードな作業を強いられるかもしれないと思う。もちろん、これまで通りの内容で流すことも可能なのだが、それでは自分として納得がいかない。

夕食にはひさしぶりに焼き肉屋へ。う〜ん、うまかった。

MacOS X Cocoa プログラミングを読み進めているのだが、読むほどに、なるほど、こういう仕組みなのかと、改めて感心する。Delegate とか Notification といったものが分かってきた。

02年08月23日 23時42分 着信

ゼミ生の推薦状を書いたりサーバのメンテナンスなど。

iTune を使って iBook で CD を作成してみた。確かに手軽に焼ける。

Amazon からルーマンの Observation on modernity が届く。この週末はこれだな。

02年08月24日 23時53分 着信

寝床で、ふと以前に読んだ小説を読み返してみたくなることがある。で、ごそごそと本棚を漁って埃を払って読み返すというわけなんだが、昨夜の場合、片岡義男が急に読みたくなったのだった。とりあえず『海を呼びもどす』を読んで、それでも眠くならないかったので『ミス・リグビーの幸福 −私立探偵マッケルウェイ登場』を再読。もちろん、ずいぶんと久しぶりのことである。

『ミス・リグビーの幸福』に収められている短編はミステリ・マガジンに連載されていたもので、高校の頃、読んでいたものだ。高校生の時、角川文庫で出ていた(出続けていた)片岡義男の小説は、たぶん、ほとんど読んでいると思う。今となっては、内容も覚えていないけど、独特の乾いた感じの文章と、風景の手ごたえみたいなものの感触は残っているな。

そういや、大学に入ってしばらく、FM でやってた「きまぐれ飛行船」とかいう番組に片岡義男が出ていて、良く聴いていたな。ラジオが聴けるステレオを使っていた時のことだから、学部生の頃だなぁ。

最近では彼の日本語論は興味深く読んだが、小説の新作(そもそも新作を書いているのかな?)は読んでいない。

そういうことが、一気にはじけてしまう中で、片岡義男を読み直していたんだった。

今日は、体調も今一つだったので、布団でごろごろしながら、ルーマンを読んだりSoftware Design に目を通していた。Software Design のセキュリティの特集は、色々な話題が奇麗に整理されて並んだなぁという感じであった。

とりあえず、MacOS でサイトをやってる、それも大学のネットワークの中で運用している限りは、セキュリティにはそんなに神経質にならなくていいんだけど、これから OS X になってくると、話が全然変わってくるだろうなぁ。セキュリティ・アップデートも頻繁に出てるし。そういうこともあって、Mac のセキュリティのML に参加することにした。

Jaguar の発売日ということで、ネットではインストール報告などが飛び交っている。ま、そのうち、Develoer CD で送られてくるだろうから、そん時に入れたらいいかなとおもっている。それまでには問題点なども一通り明らかになるだろうしね。

サイトのトップページの <TITLE> の部分のスペルが間違っていることを、親切にも知らせてくださった方のメールで初めて気がつく。どひゃ〜〜。はずかしいぞ、これは。さっそく修正せねば。

02年08月27日 00時19分 着信

Amazon からルーマンの Social System が届く。『社会システム理論』の英訳である。英語版序文に目を通す。これと翻訳とを対比しながら、再読しようと思っている。

一方で Observation On Modernity も読み続けているのだが、確かに、英語で書かれるとすっきりするなぁという表現がある。もっとも、英訳者による解釈(上記のルーマンの序文にも書かれているが、ドイツ語での造語をフレーズ化したものなど)が入っているとは思うが。

サイトのトップページのスペルミスを修正する。

大学が VPN のサービスのテスト運用を始めたので、MacOS 用の VPN (PPTP) のクライアントの情報を調べてみたが、フリーウェアでは存在しないようだった。まぁ、今すぐに使いたいというものではないんだけどね。

研究室の AppleShare を動かしているサーバに MP3 のストリーミング・サーバを入れたくなって、色々と調べた結果、xStream という GNU のコードをもとにしてあるものを入れる。以前、REALbasic で作られたものを入れていたのだが、どうも動作が不安定だったので、別のものを探した。さっそく iTune でコネクトして鳴らしていた。Windows XP で聴くにはどうすればいいのか試していたのだが、よくわかんない。Windows Media Player で聴けるんじゃなかったなかぁと思いつつも、妙なスキンによるインターフェースもあって、放り出した。

02年08月28日 00時27分 着信

試験の採点など。あらかじめ問題を公表しておいたせいか、みな、成績がよい。高得点連発というところである。ま、いいか。

イチハラヒロコの『こんどはことばの展覧会だ』を久しぶりに読み直して(見直してという方が正しいか?)、そういえば最近は何をしているんだろう?と気になってネットで検索。おみくじ(引いてみたいなぁ)をやったりしてた。新しい本(『この人ゴミを押しわけて、はやく来やがれ、王子さま。』)も出ていたようだったので、さっそく丸善で注文。

その他、マイナスイオンについて調べたり(個人的には、やっぱり似非科学だという結論。単にマイナスの静電気を帯びた水滴ってところらしい。イオンって呼び方が紛らわしいし、怪しいとは思っていたのだが、やっぱりそうかぁというところ)、煎餅のサラダ味の謎(どうやらサラダオイルってことらしい)について調べたりしていた。

ルーマンの Social System 英訳本の Foreword (by Eva M. Knodt) を読む。うまくポイントを整理してあるという感じである。

02年08月28日 22時55分 着信

暑さがぶり返して、汗だくの一日だった。

クラリスインパクトの最初のバージョンのフロッピーをとりだしてきて、インストールしていた。機能的には、最終バージョンよりは劣るのだが、使いやすいし、ライブラリのニューアートが気に入っていたので、再び使ってみることにした。研究室の G3 MT を使ってフロッピーのイメージを作り、それをメインの G3 B&Wに転送してインストール。問題なく動くようだ。

同じケースにしまってあった上海 II のフロッピー(2DD!)を読み込んでインストールしてみたら、ゲームは問題なく動いた。もっとも、サウンドやアニメーションはまったく機能しなかったが。

こういう時に、フロッピー付きの G3 MT は重宝する。

Observation on Modernity の読解を続けている。

02年08月30日 00時09分 着信

福井県立美術館に「映像体験ミュージアム」を見に行く。映像表現に関する歴史的資料やら、現代作家の作品やらが並んでいて、なかなか楽しめた。

帰りに本屋で『虫眼とアニ眼』(養老×宮崎)、『パックランドでつかまえて』(田尻智)、『平家物語 9』(橋本治)、それに「Yasha」(吉田秋生)を買ってくる。Yasha はこれで完結。う〜ん、なんかドタバタしたまま終わったって感じかな。

そういや、「ベル・エポック」(逢坂みえこ)も終わったし、榛野なな恵も「パンテオン」という新しい連載に入ったみたいだし(いまいちだったけど)、色々と区切りが目立つかなぁ。

自宅に戻ったら Amazon からルーマンの Art As Socail system が届いていた。かなり厚手の本だが、目次を見た感じでは楽しめそうである。

夕食前の時間などで『虫眼とアニ眼』を読了。

で、今夜は『平家物語』である。

02年08月31日 22時40分 着信

昨日は『平家物語』を読み上げてから、『パックランドでつかまえて』を読む。それほど熱心にゲーセンに通っていたわけではないが、それでも懐かしい機種の話など出てくる。そういえば、一時期、友人とアメフトのゲームに熱中したのだった。レバーを左右に振ってタックルをかわしながら前進するというもので、かなりのレベルにまで進んだ。思いきり下がってパスをするという裏技めいたものまで会得したんだった。あそこまでやり込んだのは、後は花札とテニスのゲームぐらいかなぁ(どちらもファミコンレベルの非常にシンプルなものだったけど)。

今日は、妻が買い物に出かけている間、娘の面倒を見ていた。琵琶湖の鳥人大会の番組を見る。なんか好きなんだよな、こういうの。

さて、これから、ルーマンである。

02年09月01日 14時45分 着信

あらら、批評空間が終わってしまったよ。

02年09月02日 21時31分 着信

昨日は試験の採点の仕上げのために研究室へ。夜は F1。NIKKEI DESIGN を読む。なんでだろ、やっぱ面白い。美術系は自分はダメだと小さいころから思っていたのだが、デザインという切り口だと、素直に楽しめ刺激を受けられることに気がついたのは大学の時だ。で、Mac を使うようになって、パソコン通信でヒメタロウやるじるしさんと知りあって、色々な作品を見せてもらったりしているうちに、いつか、気がつけば、あ、そうか、こういうふうに絵を楽しめばいいのかということを分かったんだった。もちろん、今でも、美術が「わかる」とは思わないが自分なりに「楽しみ方」はわかったような気がしている。まぁ、Jazz だってそうなんだけど。フュージョンから入ったこともあって、シリアスな Jazz をきちんと分かるわけではないようには思う。80年代というとウィントン・マルサリスなんかがすごかったわけだけど、正直、自分としては良いとは思えなかった。それより、まだ、ブランフォードの方が良かったしな。

今日は松山より両親が娘に会いに来る。

Apple Developer Connection の CD で Jaguar (OS X 10.2) が届く。さっそくインストールしたい気もするが、どれにインストールするべきか。

Amazon からルーマンの Theories of Distinction と Love as Passion も届く。Art As Social System を読み始めたところなので、読むのは先になりそうだが、楽しみである。

02年09月04日 11時48分 着信

昨日は娘が熱を出してしまい、妻と二人で看病しながらルーマンの Art As Social System を読み続けていた。この本、大当たり!ってな感じで、コミュニケーションや観察に関する彼の理論体系が、クリアーに書かれている。Art ということで思い浮かべるのは自分の場合は Jazz だったりするのだが、それでも、な〜っるほど、そういうことか、の連続である。ラインマーカーでマークしながら読んでいるのだが、まるでぬりえ状態(笑)

夕食は、自分の両親と妻の両親とともに、和食屋で会食。本当は妻と娘も交えてのはずだったが、さすがに欠席となった。

帰宅後もルーマンどっぷり。

ルーマンを読んでいる間を使って2日がかりで iBook に Jaguar をインストール。まだインストールを終えただけなので、感触はわからず。スタートアップの Happy Mac が消えてしまったことに意見が出ているようだが、個人的には、OS X でも出てきたことに驚いたほうなので(そもそも、あれが Mac のかつての形だったことを知っている人がどれだけいるんだろ?)、別に気にならない。

02年09月06日 00時31分 着信

昨日も今日も娘の看病に振り回されたという感じ。

自宅でルーマンを読み続ける。

MacHTTP のユーザー定義アクションでの AppleEvent のパラメータがおかしいことを、ソースで確認の上で ML へ報告。さて、どうなることか。

02年09月06日 23時52分 着信

久しぶりにまとまった雨が降った。

サーバのメンテナンスなどを行なう。AppleShare IP を動かしている G3 も、ひさしぶりにきちんとメンテナンス。ファイルサーバとして動かしているぶんには、非常に安定しているのが嬉しい。

昨夜、MacHTTP の ML にユーザー定義アクション使用時の CGI 呼び出しのパラメータがおかしいという件をポストしたら、さっそく修正された 2.5.1b1 が出ていた。EasyBBS EX2 が動くことを確認。

日経インターネットテクノロジー、日経オープンシステムに目を通す。

で、ルーマンの Art As A Social System を読み続けるのだ。

02年09月07日 23時46分 着信

自宅でのんびりとルーマンを読んだり、娘と散歩に出たりして過ごす。

MacHTTP のソースをコンパイルしてみた。CodeWarrior Pro 5 で、ヘッダファイル名を少し修正するだけでコンパイルできた。ちょっとうれしかったりして。

MacHTTP の Config の設定を行なうツールがあれば便利かなと思うのだが、一番簡単に作れるのは、HyperCard だよなぁと思う。Windows のインストーラーみたいなのは一発でできちゃうもんな。Rb だと重すぎ。最近、HyperCard に関する意見を色々なところで見かけるが、やはり、良くできたソフトだと思う。カラー化と PPC Native 化の遅れが致命傷になったかなぁ。QuickTime Interactive としての HC 3 が出ていれば、もう少し違った展開になっていたかもしれない。

夕食後、NHK BS でナスカ平原の遺跡(例の巨大図がらみ)の番組を見る。遺跡の成り立ちに関する説として、なかなか説得力があったように思う。やっぱ、山、川、星なんだよなぁと思う。

02年09月10日 00時02分 着信

涼しくなって嬉しい…

学内の事務処理オンラインシステムのうち、成績処理に関するもののデモが始まった。さっそく試していくつかレポートをメールする。JavaScript で組まれているシステムだった。作り込みが甘いなぁという印象。もっとも、人のことは言えないのは分かっているんだけど。自分なら〜するけどなぁという点がいくつか気になる。

研究室に来た学生と Final Fanatsy の音楽などの話で盛り上がったので、ひさしぶりにアルバムを引っ張り出してきて聴いたりしていた。たまに聴くといいもんやね。

昨夜、ついに Amazon でスペンサーブラウンの Laws of Form を注文してしまった。翻訳も持っているのだが、英語で確認しながら読んでみたいと思ったからだ。ついでにルーマンの英訳も購入。結局、

  • "Risk: A Sociological Theory (Communication and Social Order)" Niklas Luhmann, Rhodes Barrett (Translator)
  • "Ecological Communication" Niklas Luhmann, John Bednarz(Translator)
  • "The Reality of the Mass Media (Cultural Memory in the Present)" Niklas Luhmann, Kathleen Cross (Translator)
  • "Laws of Form" George Spencer-Brown

の4冊を注文。Art As A Social System が、思いのほか読みやすいので、英訳はやっぱ暴力的に明快になっているのかしらと思いつつ、とりあえず Amazon ですぐに入手できるものは、すべて入手して読んでみることにした。

研究室からの帰りに本屋へ行って、『ゼミナール経営学』(後期の講義の参考資料)と『バックヤードの戦士たち』(吉田育代)を購入。『バックヤード…』は、ソニーの物流システムの改革の記録。SCM の研究会に引っ張り出されることになっているということもあって、読んでみることにした。

02年09月10日 23時27分 着信

ワープロ検定指導のテキストの準備など。

トンパ文字(風)の TrueType フォントが手に入ったので、名前などを表示させてみたりして遊んでいた。なかなか味がある。

セキュリティに関する ML での脆弱性の情報公開の在り方についての議論がなかなかおもしろい。微妙な点をいくつか孕んでいる問題だけに、難しいなぁというところ。

明日は大学の会議と商工会議所の会議。

02年09月11日 22時14分 着信

午前中は大学で会議。午後から福井商工会議所でIT活用地域活性化推進委員会に出席。「eアイデア de eフクイ発見」事業の応募ビジネスプランの審査などを行なう。

で、帰りに本屋へよったら村上春樹の『海辺のカフカ』が出ていたので購入。今夜はなにはともあれ、これである。

高校時代に『風の歌を聴け』に出会って以来、無条件に読む作者の一人が村上春樹である。『羊をめぐる冒険』は、いまでも、単行本は持ってなくて、「群像」掲載時のものを自分で綴じたものだったりする。『1973年のピンボール』も「群像」で読んだ覚えがあるから、それ以来、リアルタイムで作品と付きあってきた作家ということになる(ポール・オースターの場合は、翻訳という条件がつくからなぁ)。

02年09月12日 21時50分 着信

昨夜は『海辺のカフカ』を読み上げてから寝た。ひさしぶりに、小説に集中して読んだ気がする。言葉が頭に流れ込んできて、頭の輪郭というか、感覚というか、それを置き忘れて先に進んでいくような体験。

今日は、明日からのワープロ検定の講習会の準備など。

イチハラヒロコ『この人ゴミを押しわけて、はやく来やがれ、王子さま。』が届く。う〜ん、いい。ルーマンの Art の議論を読んでいるところということもあって、よけいに色々と感じ/考えさせられた。

HMV のオンラインショップで新譜をいくつか注文してしまった。

  • Steve Kuhn Waltz - Red Side
  • Steve Kuhn Waltz - Blue Side
  • Thelonious Monk Monk At Newport 1963 & 1965
  • Michel Petrucciani Live At The Village Vanguard
  • Norman Brown Just Chillin'
  • Joshua Redman Elastic
02年09月14日 23時31分 着信

研究室へ行きサーバのメンテ。メンテナンスは、ディスクのバックアップ(MO へと、ファイルサーバへの2重のバックアップ)、それとディスクのチェック(DiskWarrior)を行なっているのだが、今日のメンテナンスの際に、DiskWarrior が LC475 のディスクのディレクトリ情報を更新できないというエラーを出して、ちょっとびびった。念のため Disk First Aid などでチェックを行なって、再度、DiskWarrior をかけるとエラーは起きなかったので一安心。もう8年たったからなぁ、LC475 も。

帰宅後、家族で買い物へ。

NHL でロボコンを見る。いいよなぁ。高校時代にこれに出会っていたら、そっちへ進んだかも知れないなぁと思う。

Art As A Social System をやっとこや読み終えたので、Love As Passion へと取り掛かる。こちらは、ゼマンティークの問題が中心のようだ。Art as.. の方がデリダと似た問題系だった(実際、言及も少なからずあった)のに対して、こちらはフーコーとの対比ということになる。実際、序文でも触れられている。やや読みにくいかなという英文。

ルーマンを購入したせいで、カフマンの Investigations が中断したままになっているのだが(他にもたくさんあるぞ (^_^;; )、なんと翻訳がもう登場していた。どうやらほぼ同時発売ということだったようだ。翻訳のタイトルはなんだかなぁという大げさなものになっていた(前作の翻訳もそうだった)が。さて、翻訳を買うべきかどうか、迷うところである。 でも、買ってしまうんだろうな。

UVJ Mailer 3.1 の仕上げにかかる。自分のサイトで運用テストをしてみて、特に問題はないようだ。コードの体系を組み替えたためかどうかは良く分からないのだが、以前のものより安定している気がする。とりあえず、ドキュメント(説明書と、スクリプトのガイド)を更新する。

02年09月16日 22時17分 着信

昨日も今日も基本的にはのんびりと休日。

昨日は、夕方から妻が出かけたので、娘と二人で夕食をとり、風呂に入れ、寝かしつけていた。なんとかなるものだと一安心。

今日は、午後は妻と娘は出かけていたので、自宅でのんびりとルーマンを読み進める。夕方、買い物にいき、iBook のための AirMac カードを購入したり、妻の携帯の機種変更をしたりしていた。最近のケイタイの機能はなかなかすごいねぇとあらためて実感。

さて、ルーマンの Love As Passion である。今夜中には読み終わるかな?

02年09月17日 23時55分 着信

午後はワープロ検定の講習会。

HMV から CD が届く。わ〜い。

Amazon.com からスペンサー・ブラウンとルーマンの本が届く。わ〜い、わ〜い。

丸善に注文していた『ポスト・モダンの左旋回』(仲正昌樹)が届く。わ〜い、わ〜い、わ〜い。

で、懲りずに(?)、帰りに本屋で『臨機応答・変問自在2』(森博嗣)、『横尾流現代美術』(横尾忠則)、『造形集団 海洋堂の発想』(宮脇修一)を購入。

ルーマン読みにちょっと疲れたところなので、今夜は仲正&森あたりで過ごすことに決める。

02年09月18日 23時04分 着信

気持ちの良い一日だった。自宅で読書。

朝、『ポスト・モダンの左旋回』を読み上げる。柄谷の NAM に対する批判は、基本的には同意できる。NAM の話を初めて読んだときの「え? なんで?」という違和感はいまだに消えていないが、その一面をうまく論じてあると感じた。もちろん、だからといって、彼の言うようなローティの路線でいけるとも思わないのだが。

その後、『造形集団 海洋堂の発想』と『横尾流現代美術』を、Jazz を聴きながら読み上げる。どちらも色々と得るところ(刺激されるところ)があった本だった。

Joshua Redman の Elastic が、予想していた以上によかった。ごきげんな感じ。

Steve Kuhn Trio の Waltz の Bule side と Red Side を続けて聴いたが、Steve Kuhn らしいなぁと感じたのは Blue の方だ。やっぱ Gary Peacock の方が、彼に期待するワルツの演奏には向いているかな。Red の Eddie Gomez の演奏もゴキゲンで、これはこれでいいんだけれども。もっとも、Steve Kuhn に対する先入観(思い込み)が強すぎるのかもしれないけれど。

でも、この2枚は、なかなか良い企画だと思う。

モンクの At Newport 1963&1965 の、1965(未発表だった方)を聴きながら、UVJ Mailer の仕上げをポチポチと。

02年09月19日 23時37分 着信

会議や明日の講習会の準備など。

Amazon.com からルーマンの Ecological Communication が届く。これも面白そうだ。

日経バイトが届いていた。今月はプログラミング言語に関する特集(っても、.NET対応を中心としたものだけど)。ひさしぶりに面白い。

02年09月20日 23時47分 着信

ワープロ検定の講習会。文書作成の指導に入ったので時間がかかる。

1996〜8年ごろにリリースされた、WebSTAR 対抗のサーバソフトウェアを引っ張り出してきて、リリース前後の状況や動作を確かめたりしていた。マイクロソフトが出していた Personal web server for Macintosh が、今見ても、なかなか良い出来だと思う。

すっかり秋である。

さて、ルーマンだ。

02年09月22日 00時38分 着信

午前中に研究室に行ってサーバのメンテナンス。ついでに Windows XP のノートパソコンにも SP1 をインストール。SP1 のインストールは、けっこう時間がかかった。

午後はダラダラと過ごし、夕方から家族で買い物へ。娘にボールを買ったりする。ひさしぶりにシングルモルトを買う。

ルーマンの Theories of Distinction の中の論文を拾い読みしているのだが、その名もずばりの What Is Communication? が、彼のコミュニケーション論を端的に述べてあって、参考になる。

02年09月23日 21時10分 着信

今日は妻と交替で、スーパー銭湯「お仙の湯」に入りにいく。ひさしぶりにゆっくりと銭湯につかって気持ち良かった。近所の畑ではソバの花が咲き誇っていて、秋だなとのほほんと感じた。

チューリングテストとルーマンのコミュニケーション論をぶつけてみるということを思いついて、チューリングの Computing Machinery And Intelligence をひっぱり出してきて読み直し始めた。ルーマンのいうコミュニケーションで考えれば、機械が知性を持つ(と感じられるようにコミュニケートする)ことは、また意味が違ってくるのではないかという読みである。さて。

ルーマン読解は Ecological Communication へと進んでいる。「環境」をシステムがどのように「感知」し処理するかという問題である。面白いし、明快な議論が展開されているように思う(だいぶルーマンに慣れてきたか)。

02年09月25日 00時44分 着信

朝から会議。

午後は娘の世話。

で、UVJ Mailer の仕上げをポチポチ。なんか疲れているなぁ。

02年09月26日 00時08分 着信

カウフマンの Investigations の翻訳、『カウフマン、生命と宇宙を語る −複雑系からみた進化の仕組み』が丸善から届く。しかし、どこをどう考えたら、こんなタイトルを付けようという気になるんだろうか? だいたい、カウフマンといわれてサンタフェを思いつく人がどれだけいるんだろう?(もっとも、思いつくひとだけをターゲットにした本だとも言えなくもないが)。カウフマン本人がウィットゲンシュタインの『哲学探究』にならって Investigations にしたって言ってるんだから、素直に『探究』でもいいんではないかなぁ。前作の At home in the universe が『自己組織化と進化の理論』になってたのもすごいと思ったが(最初、翻訳とは気がつかなかった)。

そういえば、Investigations は新刊だと思っていたら、ようするにペーパー版が出るということだったみたい。もともとは 2000 年にハードカバーで出てたみたい。

ファイルメーカー Pro v6 のアップグレードの案内が届く。今回が MacOS 版の最終バージョンにあたることと、XML の読み書きができるようになったようなので、今回はアップデートしようかと考えている。個人的な用途としては、現在の 4.1 で十分だったりするのだが。

日経コンピュータ、Software Designe などに目を通す。

ちょっと調べたいことがあって、ディスクユニオンのホームページを見に行く。サイテーのトップページ。詰め込みすぎで、むちゃくちゃ重い。データのロードを途中で辞めてしまう。ディスクユニオンの Jazz のお店は、品ぞろえがよくて、東京へ行くと必ず寄っていた(新宿かお茶の水のどちらか)、お気に入りの店だったのだけど、なんか、一気にイメージが悪くなった。そういう意味では、やっぱ企業にとってホームページの印象って、ブランド管理などのマーケティングの点から、重要だよなぁ、と思う。

02年09月27日 23時32分 着信

昨日も今日も午後はワープロ検定の指導。なんていうか、学生達のレベルが着実にあがっていくのを目にするっていうのは快感ではある。講義ではない体験だよなぁ。

「西洋骨董洋菓子店」(よしながふみ)が4巻完結ということだったので、4巻まとめて購入。なるほど、話題になるだけの面白さだった。

ついでに『デジタルを哲学する』(黒崎正男)を購入。ルーマンにちょっと飽きたところで、箸休めって感じかな。

UVJ Mailer のドキュメントの改訂を進める。しかし、いつのまにか、長い文書になってきてるなぁ。論文よりも長いかも(笑)

…このところずっと、EasyBBS EX2 を REALbasic で組み直すという考えに取りつかれている。やりだすと絶対にハマるのが目に見えているんだが、それだけに悩むところ。他にもやりたいことがいっぱいなんだが。

02年09月28日 22時54分 着信

午後は研究室でサーバのメンテナンス。プログラミング関係のドキュメントを落としてきて印刷したりしていた。How to Think Like a Computer Scientistの Python 版など。

『デジタルを哲学する』は、思っていた以上に後ろ向きなスタンスが目に付いた本だった。機械論にあそこまで否定的でなくても良いのではないか。

このメッセージは OS X の mail から送ってみたりする。

02年09月30日 01時22分 着信

朝から、妻が習っている文房流のお茶会に足羽山に出かける。妻がお茶席に出ている間、娘と足羽山を散歩。雨上がりの曇り空ということで、少し蒸し暑かったが、気持ちが良い散歩だった。

帰ってから一眠りして、夕方は買い物へ。で、ついつい、『100年カフェ』(堀内貴和)、『旬の魚はなぜうまい』(岩井保)、『研修医 純情物語』(川渕圭一)を購入。『旬の魚』あたりから読み始めることにする。

昨夜は、面白い小説が読みたいと言った妻のために本棚から引っ張り出してきたカート・ヴォネガットの『青ひげ』を、自分で読み返してしまった。久しぶりにヴォネガットを読んだけど、やっぱいいよなぁ。

昨日から読み出した How To Think Like a Computer Scientist が、なかなか良い。プログラミングというものの基本的な考え方みたいなものを、うまく語っているという感じだ。プログラミング言語ではなくプログラミングの解説書としていいなぁと感じ。来年度の外書講読で使ってみようかな…

02年09月30日 23時34分 着信

午前中は前期卒業のゼミ生の卒業式に出る。

その後、明日のワープロ検定の講習の準備や、ネットで文献探索など。

昨夜は、一眠りした後で『100年カフェ』を読み上げ、その後、F1 アメリカの生中継をゴールまで見てしまったので、なんか睡眠のリズムがぐちゃぐちゃになってしまいそうだ。

Python について、ひさしぶりに色々と調べていた。Introducing Python という23分ほどのムービーがあったので落としてきて(238M っていうサイズにはまいったけど)、持って帰って見てみた。色々なインタビュー(エリック・レイモンドやGuido van Rossum なんかも出演)や寸劇なんかが入っていて楽しめた。良く出来たムービーだなぁと関心。

青空文庫やらプロジェクト・杉田玄白などをあたっていて、山形浩生の ascii.PC連載「コンピュータのき・も・ち」が、彼のサイトに全文掲載されているのに気がついて、まとめて印刷して読む。なんていうか、情報システムの講義で伝えたいことのエッセンスって、こういうことなんだよなぁと感じてしまった。

02年10月01日 23時11分 着信

今日から娘は保育園へ。10月中は時間を短めにして馴らしていくということ。朝、送っていって帰ってきてから、娘がいない家というのになんか不思議な感じがした。

午後はワープロ検定の講習会。大半の学生は目処がついてきた。

チューリングテストのからみで、サールの中国語(人)の部屋について書かれたMinds, Brains, and Programs をネットで探す。しっかり見つかるところが、やっぱ便利だな。結構長い論文である。

この文献を探していると、どうしても AI 関連のページに多く行き当たってしまうのだが、どれも、まぁ当然とはいえ、知能とは何か、心とは何か、という問題からチューリングテストには批判的なスタンスだったりする。

しかし、ルーマンのコミュニケーションを支点にして、問題のパースペクティブを変えてみるならば、知的に振舞う(function)するとはどういうことか、あるいは心を持っているように振舞うとはどういうことか、ということになって、結局、すべてがコミュニケーションの中において確定されるしかないってところにいきつくように思う。「知能を持つ」ことと「知的である」の違いは、コミュニケーションにおいて、最終的に区別は不可能ではないのか? そして、それでもコミュニケーションは可能であるということが、コミュニケーションの面白さではないのか。そんなことを考えている。

夕食の買い物の際、妻の雑誌を買うついでに、『さまよえるグーテンベルク聖書』(富田修二)を購入。グーテンベルクの聖書ってのは、印刷時代の幕開けを記した事件としては常識だったりするのだが、その聖書自体のモノについては知らないことが多かったりする。そういう意味で、面白い本である。

02年10月03日 00時04分 着信

ワープロ検定の指導など。

Searle の Minds, Brains, And Programs を読み始めたのだが、巷に流布している中国語の部屋の話とは、微妙にズレがあるような気もする。これは、チューリングのチューリング・テストに関しても感じることではある。どうも読みが思想史的になってしまうのかな? 論文自体は面白い。

いずれにせよ、コミュニケーションを、意識の伝達の媒体と位置づける(理想状態では無=透明になるべきもの)限りは、大きな問題を孕んでいると言えるように思う。個々人の内実がどうかという議論と、コミュニケーションにおいてどう捉えられるかという問題は、別の問題である(もちろん、「私」が他者の内実を認識=想定するのは、コミュニケーションを通じてでしかない)。

しかし、サールの中国語の部屋の話というのは、外書講読の授業を思わされるなぁ。手元に単語を渡されると、辞書を引いて日本語の言葉を出力する、でも、英語が「分かっている」わけではない。かつて、パソコンの翻訳ソフトの出来の悪さを語るのに、光陰矢の如し(Time flies like an arrow)が「時間蝿は矢を好む」と変換されることを笑うというのがあったが、実際の学生だと、「時間は飛びますし矢が好きです」と訳してくるぞ。どっちが筋が通っているか判別不能ではないかしら。生身の人間の方がチューリングテストに落ちる可能性はあるわなぁ。

明日は久しぶりの哲学の講義だ。

そろそろ後期の社会思想の講義の準備も始めなければ。

02年10月03日 22時18分 着信

看護学校の非常勤の哲学の授業の日。約3ヶ月ぶりの授業になるので、いまひとつ調子が出なかった。講義は今回で終了。毎年のことながら、もうすこし全体的にうまくやれたのではなかったのかという後悔は残る。一方で、今年は倫理まで話を広げたり、コミュニケーションについて今までよりも踏み込んで話ができたりと、ささやかではあるが、それなりに進歩(変化)はあったとは思う。来年度も引き受けることにした。

来週の授業開始に備えての準備など。外書で取り上げる部分を選んだりしていた。

月初めということで雑誌がどっさり。NIKKEI DESIGN と「デザインの現場」から読むことにする。

大学入試センターから試験問題評価委員会報告書が届く。概ね良好な評価だったのでやれやれというところである。これで、すっきり、さっぱりと「終わった」という実感。

02年10月05日 21時56分 着信

昨日はワープロ検定の指導など。丸善から『海馬 〜脳は疲れない〜』(池谷裕二×糸井重里)が届いたので、それを読んでいた。話題になっているだけあって面白かった。

外書講読のテキストの作成のために PageMaker 6.5 を引っ張り出してきて作業していた。ずいぶんと重いソフトだという記憶があったのだが、G3 だと軽く動いて快適である。自分でちょっとしたテキストや印刷物を作るにはこれでも十分すぎるなぁと実感。たいていの文書は Nisus で整形するっていうことにしてたのだけど、今回は欄外に用語の説明などを細く入れたかったのと、Nisus が日本語入力時に不審な動きをするのが嫌になって(昔のバージョンに戻そうかなと考えている)、PageMaker を使うことを思いついたのだった。

今日はサーバのメンテナンスなど。

ルーマンの The Reality of The Mass Media を読み始める。さすがに続けてルーマンを読み続けていると、ルーマンってやつは、基本的な図式は同じままに色々な現象を切って見せるやつなんだということが分かってくる。書籍の目次の真ん中あたり(導入部と結論部を除いた部分)だけだと、どの本だか区別がつかない項目が並んでいるもんな(笑)。このメディア論も観察者の観察がキーになって展開していくようだ。

02年10月06日 23時47分 着信

普通の日曜日ってところか。

高校の同窓名簿(名簿業者が作成したもの)が届く。同期で載っている者は多くはないのだが、それでも、けっこう発見というか驚きがある。ま、もう20年以上たってるからね。

外書のテキストの準備のために、Ambulocetus などについてネットで調べていたのだが、とにかく色々な資料が揃うのには改めて感心。

02年10月07日 08時47分 着信

地元の高校生からのメールに対して書いた返事。

========
こんにちわ、福井県立大学の田中求之です。

さっそくですが、以下の件です:

>多方面からの解釈ができるようになるための教授の
>アドバイスをいただけないでしょうか。

色々な物の見方が出来るようになるにはどうしたらよいか? という質問だと受け
取っていいですか? もし特定のテーマに関するアドバイスが欲しいということ
であれば、改めてメールしてくださいね。

「多方面な解釈」というのは、簡単に言ってしまえば、「普通なもの」というのは、
実は何もないんだ、という立場で考えてみるということなんです。

私たちの毎日は、数多くの「普通のこと」で成り立っています。だからこそ安心して
毎日が送れるわけで、もし回りのすべてが「普通でない」=異常だったりしたら大変
ですよね(っていうか、とても生きてられないよね)。

でも、何かが「普通だと」いうことは、実は、それを「普通」にしている理由がある、
そうじゃなかったら普通なわけない、これが、自分の物の見方を広げていくための出
発点になります。つまり、自分が普通だと思っていることは、ある人にとっては(他
の人にとっては)普通じゃないかもしれない、と考えてみることです。

具体的な例を挙げましょう。たとえば、**さんは、「今夜のご飯は、すき焼きだよ」
と言われたら、どんな「すき焼き」をイメージしますか?

すき焼きっていったらすき焼きに決まっているだろ、と思うかも知れませんが、実は、
日本で「すき焼き」と呼ばれている料理は、大きく分けると2つに分かれます。

一つは関西のすき焼き。これは鉄板で牛肉を焼いて、そこに醤油と砂糖をかけて自分の
好みの味にしてから食べるというもの。肉を焼いたあとの肉汁でネギや白滝なんかも
焼いて食べるものです。

もう一つは関東風のもので、これは鍋にわりしたというダシのようなものを入れて、
肉や野菜を煮て食べるもの。牛鍋みたいなものです。

福井の場合には、この2種類のすき焼きが混ざっているようで、家によって違うよう
です。ちなみに僕は四国の出身なので、すき焼きといえば関西風のものだと思って
ます。それが普通だと思ってます。みんな、自分の家のすき焼きが普通だと思ってる。
だけど、違いがあったりするわけです。この場合には、生まれ育った文化の違いが
すき焼きの違いを産み出しています。

こういうことは、実は、世の中にはいっぱいあります。考えてみてください。人間は、
一人ひとり、生まれや育ちや夢や欲望といったものが全然違うわけですよね。だか
らこそ個性があって面白い。ってことは、場合によっては、人によって考え方や
感じ方が違うことはいっぱいあって当然だと思いませんか?

友達や親や先生がいうことに「なんか違うかも」って感じは、色々な場面で、感じた
りしているかもしれないけど、たいていは、なんか皆に合わせないといけないように
感じちゃって、自分の感じ(考え)ってものを、どこかで押さえちゃうのが普通だと
思います。毎日の生活を混乱なく過ごすためには、それは必要なことだと思います。
でも、自分が人とは違って感じたり考えたりしちゃうってことにこそ、自分が自分で
しかないことの現われがあるわけで、そういう感じを大切にして、違った角度から
考えたらどうなるのかなぁと思っている、そのへんからスタートすれば、少しずつ
物の見方を広げられると思います。

学校の先生風に言うなら、多くの本を読んで、色々な偉い人の考えを勉強しなさいって
ことになるだと思いますが(確かに、それはとっても役に立つのは間違いないん
だけど)、そうじゃなくても、自分の中にあるたくさんの普通を、ちょっと見直して
みるところから始めたらいいんじゃないかな。

なんか、長くなってしまいましたが、ちょっとでも参考になれば幸いです。

なお、最後にひとこと。僕はまだ教授ではありません (^_^;; 大学の教員っていって
も、皆が教授ではないんですよ(ちなみに、僕は今、助教授ってやつです)。
02年10月07日 22時37分 着信

午前中はオリエンテーションでの説明など。その後、外書のテキストを作成してから、午後はカリキュラムに関する会議へ。

河本英夫『システムの思想 オートポイエーシス・プラス』が出ていたので買ってくる。とりあえず、今晩はこれかな。

さて、明日から授業が始まる。

02年10月08日 23時29分 着信

今日から授業。外書とゼミ。

『システムの思想』がなかなか面白い。奥付を確認したら、少し前に出ていた本だった。気がつかなかったなぁ。そういえば、8〜9月は京都の本屋回りに出かけていなかったもんな。新聞などで気がついた/気になった新刊は丸善などで注文して手に入れるようにしているが、見落とした分は、本屋回りしないと気がつかないもんなぁ。

そろそろ京都へ行こうかなという気分になる。

02年10月08日 23時37分 着信

先日メールを書いた高校生からの返信に対する返信として書いたもの。

====
こんにちわ

前回のメールが少しは参考になったのであれば嬉しいです。

で、今回の小論文についてですが、これについては、詳しく話始めるときりがない
ほど深いテーマで、僕自身も十分には分かっていない部分があるというものです。

ですが、僕自身が小論文について感じていることを一つだけ書いておきます。それ
は、書いた人が見えないような文章は論文ではない、ということです。


本題に入る前に、ちょっと回り道して、文章を「理解する」ということから
話を始めます。

文章を理解するということは、その文章に書かれている中身(意味)を理解する
だけではなくて、なんで作者はわざわざこんなことを文章に書いたのかという、
作者のこだわり、普通には意図と言われたりするものですが、それを受け止める
ということも含まれます。文章というのは、時間と手間をかけないと作れないも
のですよね。ということは、作者は、わざわざ文章を書くという手間ひまをかけて
形にしたかったものがあったということです。それを受け取る(感じ取る)という
ことが、文章を理解する場合には重要なことになります。

文章を書くのは面倒なことだ→わざわざ文章を書くという手間ひまをかけてまで
伝えたいと思った何かがあるんだ、そういうことです。その何かをつかみ取る
のがポイントってわけですね。もちろん、これだぁとすぐに分かるものではない
ことが多いのですが、「なんでわざわざこんな文章を書いたのだろうか」という
視点から見てみると、中身(意味)に気を取られていたときには気がつかなかった
ことが見えてくることがあります。

たとえば、「田舎には都会がないのが寂しい」という文章があったとします。
書いてある意味は単純というか、当たり前のことです。田舎だったら都会じゃない
のは当然ですよね。ある意味で無意味な文章とも言えます。

でも、わざわざ、そういう無意味な内容を文章という形にしたということに、書い
た人のこだわりというか気持ちがこもっているわけです。こういう言葉として形に
しなければ納得できないものがあったわけです。それは、たぶん、自分が田舎にい
るということの悔しさみたいなもんかな。


で、本題ですが、小論文を書くということも同じこと、つまり、なんであなたは
こんな文章を形にしたいのか、というこだわりみたいなものがあることが重要だ
と思います。

与えられたテーマに対して、教科書や新聞なんかに書いてあったような、誰でも
「正しい」と思ってしまうような文章を書いてあっても、読む人には何の面白み
もない。なぜなら、そんな文章を、わざわざあなたが書く必要はないからです。

誰かが「正しい」といっている意見をうまくまとめるのが小論文ではありません。
他人がどう思っていようと関係なく、自分が思ったり感じたことを、なるべく
人に伝わるように形にしようとするのが小論文だと思います。

たとえば、環境問題というテーマに対して、「地球のことを真剣に考えているなら、
環境を破壊している人間がいなくなるのが一番だ」とか、「環境問題と言っても
しょせんは人間が生き残るための問題でしかないのだから、そんなの欺瞞だ」と
いう意見は、おそらく「正しい」と思ってくれる人は少ないかもしれない。
でも、自分がそう思ったのなら、そう書いてみる。そう思った自分のこだわりを
なるべく分かってもらえるように努力してみる。それが小論文を書くということだ
と思います。もっとも、あまのじゃくになれというのではないんですけど。


なんか抽象的な話になってしまいましたが(なんせ、大学の教員というのは理屈を
いっしょうけんめい考えるのが仕事ですから)、なんかの参考になれば幸いです。
02年10月09日 22時54分 着信

娘が風邪気味で夜中に起きてしまったりしたために、中途半端な睡眠になってなんとなく眠いようなだるいような一日だった。

ワープロ検定の講習。もうあとは各自のがんばりと、運を天に任せるしかないかなという感じ。

02年10月10日 23時15分 着信

慌ただしい一日だった。午前中に会議をしてから非常勤に出かけ、戻ってきてから元ゼミ生の訪問を受け、その後ワープロ検定講習。

なんか落ち着いて本が読めない気分の日が続いている。やれやれ。

02年10月11日 22時14分 着信

社会思想の講義。イントロダクションということで、社会思想とは何かみたいな話と西洋史の関連部分の概略などを話して簡単に終わる。

夕方、ワープロ検定の試験を実施。ビジネス文書作成の課題がこれまでに見たことがないパターンだったので、学生達は動揺していたようだった。結果はどうなることやら。今年も、1台、試験中におかしくなるマシンが出てしまった。やれやれ。いずれにせよ、これで一区切りである。

02年10月13日 01時28分 着信

娘が明け方に起きてぐずったせいで、その後も、なんとなくぼ〜っと過ごしてしまった一日であった。久しぶりに娘を散歩に連れていったり、ごろごろしながらカウフマンを読んだりして過ごす。

手持ちの Fusion のベスト集みたいなものでも作るかなということで、CD をあれこれ引っ張り出してきては iTunes で取込み(AIFF で取り込んだ)。ライブ演奏の物などは Peak LE を使って拍手を Fade Out させたりする処理を行なう。ちなみに、以下のような曲が揃った(まだ完了ではないけど)。

A Song For YouWill & Rainbow
All I NeedKirk Whalum
AmareiaCharnett Moffett Trio
AngelaBob James
Any LoveNorman Brown
Before The RainLee Oskar
By All MeansAlphonse Mouzon
FantasyRhythm Logic
Feels So GoodChuck Mangione
For The Love Of YouNorman Brown
I'll Never See You Smile AgainBob James and Earl Klugh
In The Name Of LoveGrover Washington, Jr.
JujuMarcus Miller
Lily Was HereCandy Dulfer
Lover For LifeKirk Whalum
Lover For LifeDoc Powell
NightwalkEarl Klugh
Nobody KnowsRichard Elliot
Out Of The RainDave Grusin
RiseHerb Alpert
Same Ole LoveKirk Whalum
Street LifeHerb Alpert
SunlandMarc Antoine
The Seduction (Love Theme)David Sanborn
You Make Me Feel Brand NewEverette Harp
You Make Me Feel Brand NewNorman Brown

明日もこれにハマっていそうだ…

02年10月14日 01時26分 着信

午後は研究室にでかけてサーバのメンテナンスなど。

昨夜からの Fusion のセレクション作りにけっこうはまっていた。とりあえず、以下の3枚を作成。

Vol. I: There are many stops along the way 〜80 年代フュージョン中心
1. In The Name Of Love (Grover Washington, Jr.)グローバー・ワシントン Jr といえば、この曲が入ったワインライトやね
2. Before The Rain (Lee Oskar)リー・オスカーのハーモニカがいいかんじ
3. Angela (Bob James)ボブ・ジェームスの名曲
4. There are many stops along the way (Joe Sample)「虹の楽園」の中で個人的には一番好きな曲
5. I'll Never See You Smile Again (Bob James & Earl Klugh)シンプルなところがいい感じの演奏
6. Rise (Herb Alpert)80 年代フュージョンの大ヒット曲のひとつ
7. By All Means (Alphonse Mouzon)ハービー・ハンコックやフレディ・ハバートのノリノリのアドリブがいいんだなぁ。
8. Out Of The Rain (Dave Grusin)「トッチィー」のサントラから。
9. Feels So Good (Chuck Mangione)これも 80 年代ヒット曲の一つ
10. Last Call (The Crusaders)クルセーダーズから
Vol. II: A Song For You 〜サックスの演奏モノを中心
1. A Song For You (Will & Rainbow)マイケル・ブレッカーの演奏がいいの
2. Girls Should Stick Together (Candy Dulfer)
3. For The Love Of You (Candy Dulfer)
4. Lily Was Here -Live- (Candy Dulfer)フュージョンの王道って感じ
5. You Make Me Feel Brand New (Everette Harp)あまり凝らずに素直に曲の良さを出してる感じ
6. Juju (Marcus Miller)マーカス・ミラーのアルバムの曲だけどサックスの掛け合いがゴキゲン
7. Nobody Knows (Richard Elliot)この人もフュージョンのメインストリートって感じだなぁ。
8. All I Need (Kirk Whalum)
9. Lover For Life (Kirk Whalum)
10. Same Ole Love (Kirk Whalum)デビューしたころは何の取り柄もない感じだったけど、いい味を出すようになたな
11. One Hundred Ways (David Sanborn)
12. Long Time (David Sanborn)
13. Sara Smile (David Sanborn / Jun Fukamachi & The New York All Stars)やっぱフュージョンといえばサンボーン抜きには語れません
Vol. III: Any Love 〜ギターの演奏などを集めたもの
1. Blowバッハをロックにアレンジしたコンピレーションの中の一曲
2. Just Around The Corner
3. Lite Me Up!
4. Rock It上記3曲はいずれもハービー・ハンコックのもの。
5. Amareiaチャーネット・モフェットのトリオでの演奏。
6. Feel The Fire (Bob James)バリバリと打ち込みをやっていたころの Bob の作品ってとこかな
7. Nightwalk (Earl Klugh) この人の演奏も変わってないなぁ。
8. Any Love (Norman Brown)
9. For The Love Of You (Norman Brown)やっぱこういう感じだよねっていう演奏
10. Fantasy (Rhythm Logic)原曲にわりと素直な演奏
11. Lover For Life (Doc Powell)
12. Chariots Of Fire (Doc Powell)ゴキゲンって感じかな
13. Sunland (Marc Antoine)今の季節にピッタリって感じのアコースティック・ギターの演奏
14. layla (Larry Carlton)ラリー・カールトンはいいねぇ

今夜は、妻と娘は実家に泊まりに行った。静かで落ち着くようで、やっぱ調子が狂うな。

02年10月14日 23時32分 着信

昼過ぎに買い物に出かけ、大和屋でコーヒーを買ったり夕食の買い物をしたりして帰る。帰ってきてから、買い込んだ材料でスープを作りはじめる。

夕方、娘が熱を出したので、妻と病院へ。風邪のようだ。約1年ぶりに愛育病院の小児科のフロアーに行く。もうあれから1年近くたったのかと思うと、なんだか不思議な気分。家に帰って夕食を食べると、娘は熱があるとは思えないほど元気であった。

外書の準備で Evolution のジェイ・グールドの Introduction を読み込んでいた。進化という事実と、進化の理論をきちんと分けて考えないといけないということを軸にして進めるあたり、やはりアメリカの状況をふまえたものになっているなと改めて実感。日本だと、少なくとも、いまさら生物の進化は事実だということを強調する必要はないもんなぁ。もっとも、それがどのような「進化」なのかということは、けっこう、ばらばらというか怪しい部分があるのは事実だけど。人間がいまこの形をしていること、そもそも人間なるものが存在していること、それは全くの偶然の産物でしかない、それを進化論は言っているということ、あるいは進化は進歩なんかじゃないということ、これらのことは、少なくとも進化ということに関して知っているつもりの人でも分かっていないような気がする。もっとも、進化論は哲学・宗教というかイデオロギーなんだという話もあるから難しいところではある。

UVJ Mailer 3.1 の正式版のリリース準備。スクリプトの解説文書はもっと書き込みたい部分もあるが、UVJ Mailer の説明というよりも、UVJ Mailer の活用法という感じになってしまいそうなので、結局、見送る。今回のバージョンでは REALbasicのプロジェクトも公開する。

チューリングの Computing Machinery And Intelligence の精読を開始。やはりネットの日本語訳では見落としていた(訳文では感じられなかった)微妙な言い回しが気になる。ささいだけど、もしかしたら結構大きなポイントではと思える誤訳もあったしな(誤訳と言い切れるかどうかは、今後、精読と解釈を進めるうちにはっきりするだろう)。なんだかんだ言っても原文にあたることは大切だと改めて実感。もっとも、それを言い出すと、ルーマンを云々するにはドイツ語を読めってことになるので、複雑な気持ちではあるが。

今日は、昨日作成した CD を聴いていたが(寝床でも iBook にヘッドフォン繋いで聴いたりしてた)、ゴキゲンである。

一日の気温差が激しいので、けっこう疲れるなぁという感じである。

02年10月15日 23時26分 着信

外書とゼミの日。日中は結構暑かった。

父親が自費出版したベトナムの市場で働く女性達の写真集が、自宅ではなく、大学に届いていた。同じ町内にあるせいか、届け先間違いがたまにある。予想していたよりもしっかりとしたものになっていたのには感心した。

チューリングの論文の精読を進める。印刷されたものをスキャンしたと思われるもののため、所々に誤植がある。

UVJ Mailer 3.1 をリリース。

02年10月16日 23時36分 着信

午前中は免許の更新に。5年前にドキドキしながら試験を受けた時のことなどを思いだす。優良者講習だったのであっさりと済む。

午後は教授会など。なんだかんだと相変わらず長い教授会である。やれやれ。

戸田幸典さんに送っていただいた CD が届いていたので、自宅に戻って聴く。いい感じの時間を味わう。その後も、なんとなく読書などをする気にならなくなって、CD を聴いていた。ま、こういう日もあってもいいよな。その時々の出来事を十分に味わってこその人生なんだし、などと自分に言い訳である。

02年10月17日 23時05分 着信

4年生のゼミ。ひさしぶりに学生達が集まったという感じである。就職が決まった連中は気楽そうだ。

『憂国呆談リターンズ』(田中康夫×浅田彰)と、『甦るチューリング』(星野力)が届く。後者ではチューリングのイミテーション・テストについての言及もあるので楽しみである。が、まずは『憂国呆談』かな。

やれやれ、日付が変わったら40歳だ。

02年10月18日 22時02分 着信

誕生日ということで、昼食は妻と二人でピノリへ出かけた。ランチにピザとパスタという、やや多めの注文であったが、おいしく食べてしまった。帰りに家具屋によって、娘のためのイスなどを見てくる。

その後、研究室へ行きサーバのメンテナンスや同僚のパソコンのシステムのチューニングなど。G4 は早いし、液晶の Studio Display は奇麗だなぁと改めて実感。

帰りに電器屋に寄ってイーサーケーブルやハブなどを購入。また BSD マガジンと『マイクロソフトインターネット開拓記』(ポール・アンドリューズ)を購入。今夜のお楽しみというところ。

懲りずに本屋によって『超ブルーノート入門』(中山康樹)、『三面記事で読むイタリア』(内田洋子&シルヴィオ・ピエールサンティ)を買う。こっちは週末のお楽しみというところか。

自宅のハブをスイッチングハブに取り換える。このサイズで、この値段で、スイッチングハブだもんなぁとしみじみ思う。

02年10月19日 21時24分 着信

妻が仕事関係の講習会にでかけたので、自宅で娘の相手をしていた。風邪が完全に直っていないのか、やや熱があった。

ファイルメーカー Pro のアップグレードが届く。ひさしぶりにマニュアルを読み始める。以前は、ソフトウェアを購入したら、まずマニュアルを全部読むことから始めていたんだよな。最近では、もっぱらアップグレードばっかりなので、マニュアルをきちんと読む機会も減ってしまったな。そのせいで、アップグレードしても新しい機能を全然使いこなしていなかったりするわけだけど。

『マイクロソフトインターネット開拓記』を読んでいる。マイクロソフトがインターネットに取り組んでいく過程が書かれていて、なかなか興味深い。

02年10月19日 23時22分 着信

そういえば、夕食後、NHK BS の「地球に好奇心 アメイジング・グレースの魂」は、一つの曲を軸に、色々な歴史や背景を探っていく、とても面白い番組だった。総合学習なんてことが学校教育で言われたりしているけれど、こういう一つの曲を巡る様々な物語を見ていくなんていうのは、そういう感じかな。

妻と、日本でアメイジング・グレースにあたる歌はあるかなという話になったのだが、その時は思いつかなかったが(賛美歌に相当するメディアは日本にはないしなぁ)、強いて言うなら「上を向いて歩こう」あたりが、そういう感じかなとは思う。

『超ブルーノート入門』を読んでいると、ジャズにどっぷり浸りたくなってくるなぁ。最近、大きな音で聴くことがあんまりない(G3 に付けたスピーカーで聴くか Bozz の Wave Radio/CD で鳴らすぐらいで、車ではもっぱら Fusion だし)ので、ステレオに電源を入れることがめっきり少なくなっているのだが(そういえば、愛用のソニーのアンプも、もう15年ぐらいになるか)、どっぷりとブルーノートを聴きたくなってしまった。 …でも、落ち着いてジャズを聴けるのは夜ぐらいだから、無理なんだよな。いっそ、研究室にステレオセットをもっていこうかしら、なんて思う。

BSD Magazine の談話記事の中に「言ってしまえば、たかだか Web サーバーで、何で UNIX のフルの機能がいるのっていう話になる」という発言が載っていたが(セキュリティ管理などが中心のテーマの談話)、そうだよなぁ、だから MacOSでも十分だったりするんだよなと思う。

02年10月21日 12時11分 着信

昨日は一日、娘の世話。

夜になってお腹の調子が悪くなり、食欲もない(胃がむかむかして食べられない)状態になったので、夕食をとらずにさっさと風呂に入って寝ることにした。娘の横でうたたねしていて寝冷え風邪を引いたようだ。

02年10月22日 12時23分 着信

昨日は、ゼリー飲料(食料ってのかな?)を流し込んだだけで講義を行ったら、さすがにしんどかった。とはいえ、いったん講義を始めるとハイテンション・モードに入るんだけど、終わってからど〜っとくる。夕食は軽くおじやを食べ、早めに布団へ。

今年度は月曜日という講義の集中する日に開講したせいか、人数も少なめのようだ。出席点をとらない授業なので、どの程度の人数が定着するかな。

布団でゆっくりと読書の予定だったのだが、しっかりと寝てしまっていた。『マイクロソフトインターネット開拓記』が、もう少しで読み終わるところまでいってるんだけどな。この本、Windows 95 や IE 1.0 の時点のマイクロソフトの内情が書かれていて、面白い。これまでは、もっぱらネットスケープ側からの話の本が多かったからなぁ。

02年10月22日 20時51分 着信

外書とゼミの日。

外書のテキストとして読んでいるジェイ・グールドの英文は、あまり読みやすいとは言えないので、学生達も苦労しているようだ。やたらと補足的な言葉がぶらさがったり、挿入されたりして、センテンスが長い。やや気取った表現をするのはよいとしても、ちょっとなぁという感じではある。かつて、ベネッセ(当時は福武書店)の国立大受験生向けの英文読解の作問(添削用の問題)をアルバイトで作っていた頃、グールドの英文を使ったことがあったのだが(エッセーの中から選んだもの)、その時の印象では、彼の英文は、むしろ読みやすいという感じだったのだけど。まぁ、小説や技巧的な文章が並んだエッセーなどを読む機会が減っているので、自分の英文読解力(鑑賞力)が退化しているのかもしれないが。

『チェンジ・ザ・ルール!』(エリヤフ・ゴールドラット)を買ってきてあるので、今夜は『マイクロソフトインターネット開拓記』を読み上げてから、そっちを読もうかと思う。『ザ・ゴール』が話題になった著者の3冊目の翻訳だが、基本的には、経営小説ってところかな。先の2冊は読んだけど、騒がれているほどすごい内容だとか、画期的な経営手法が描かれているとは思えない(もちろん、実践する/できるというレベルとは別の問題ではあるけど。どんなシンプルな、あるいは陳腐な原理であっても、きちんと実践するってのは、それはそれですごいことだしね)。先日読んだ羽生善治の対談集、『簡単に、単純に考える』なんて本の方が、刺激があったりするわけだ。

雑誌が一杯届いていたので、Software Design に目を通す。VMware が面白そうだな。

02年10月24日 00時44分 着信

午前中は会議。1時過ぎまでかかってしまう。その後、学生に TiBook を貸しだすための指導を行なっていた。Mac に触るのは初めて(Windows は経験あり)の学生に TiBook に OS X 10.2 を積んだマシンを貸しだして、どこまで使いこなすか見てみようという実験も兼ねている。来年度、MacOS に関する授業を開講するので、そのための参考になればと思う。

帰宅後、夕食をとってから、市町村合併に関する住民投票の説明会へ。11月10日に行われる住民投票に関する説明会である。3つの選択肢から選ぶという形で投票が行われるため、それぞれの案を支持する立場からの PR や、質疑応答など。全体として、客観的な判断の元になるデータが不足している状況でイメージによる選考になりかねないなという感じはする。それぞれの立場からの PR 合戦のような形になっているだけに、余計にその感じは強い。

自宅に戻ってからも、妻と合併問題について、しばし語り合う。

ふと思い立って、過去のログ(といっても Analog に集計させたものを保存しておいたもので、生のログではないのだが)を調べて、自作のソフトがどの程度ダウンロードされたのか見てみた。集計期間内のダウンロード数が一定より少ないと Analog のレポートには記録が残らないため、ある程度、コンスタントにダウンロードされているものしか正確な数は分からないのだが、昨年の1月中旬から今年の10月中旬までのあいだに、主だったものでは、

tanaka_osax_2.0.1.sit11924
tanaka_osax_2.0.sit2248
tanaka_osax1.3.hqx1656
tanaka_extra_1.03.sit1098
clipdecoder_2.02.sit6375
uvj_mailer_2.1_ppc.sit1563
uvj_mailer_2.1_68k.sit308
uvj_mailer_2.1_fat.sit283
uvj_mailer_3.0_68k.sit196
uvj_mailer_3.0_ppc.sit616
mboxer_1.0_ppc.sit680
easybbs_dx_5.sit1040
easybbs_ex2_gm1.sit762

という具合であった。やっぱ Tanaka's osax の数が圧倒的だ。それと、いまだにClipDecoder が落とされ続けているのには、ちょっと感動。

あと、意外に健闘していたのが PDF などで公開した文書類で、

pratical_use_of_ae_in_rb.sit 1312 --- REALbasic での AppleEvent 活用法の解説
understand_http.pdf      2223 --- HTTP プロトコルの CGI での活用法
understanding_cgi.pdf     1109 --- MacOS での CGI の基礎の解説
makingcgiwithrb.pdf      844 --- REALbasic で CGI を組む方法

などであった。

たまにログの集計を見ていると、色々な発見があって面白いものである。

02年10月25日 00時36分 着信

4年生のゼミの日。

先日行なったワープロ検定の採点結果が商工会議所から届いていた。19名中15名が合格。不合格になった4名はいずれもビジネス文書作成があといっぽ(あと3点という学生もいた)であった。やはり出題の文書パターンがファックス送信票という過去になかったものだったために、ヘタに焦ってしまったようだ。まぁ、でも、恐れていたほどは悪くない結果だったのでほっと一息。

明日の社会思想(急きょ、繰り上げで講義することになった)にそなえて、17〜8世紀の自然の観念や、ホッブスとロックについて、院生時代に使っていたテキストを引っ張り出して読み返したりしていた。バジル・ウィリーの『十八世紀の自然思想』を開いたのは何年ぶりになるだろう? ヒュームの修士論文を書いていたころに読んだはずなので、15年ぐらいはたっているかなぁ。そうしたテキストなどを読み返しながら思ったことは、啓蒙期の思想史は、自然と人間(主体性)という2つの軸で回っているということだ。もちろん、社会がこの時期の思想の大きなテーマであることには違いないのだが、社会という固有のレベルの話ではなく、人間あるいは自然の概念から、いかに社会なるものを派生させるか(社会の方から見れば、根拠付けるか)ということなので、実は、社会が固有に孕んでいる問題(要素や根拠に還元できないもの)は浮かんでこないようにも思う。

02年10月26日 00時14分 着信

社会思想の講義。時代背景をわかってもらうために15〜18世紀の主な出来事を年表風に並べて解説していたら、けっこう時間がかかってしまった。ホッブスとロックの対比にはまったく入れなかった。

その後、今日は早めに切り上げて、CD 屋へ行った。

Keith Jarrett の Always Let Me Go を購入するのが目的だったのだが、ゆっくりと店内を回って視聴などもしているうちに、例によって、他のものもいくつか購入。結局、

  • Always Let Me Go (Keith Jarrett)
  • Alfie's Theme (Andy Snitzer)
  • Groovin' Blues (Junior Mance Trio)
  • My ジャバラ way (coba & Bellows lovers)
  • Starting Point (Kotaro Oshio)

を購入。また、娘のためというか娘を車に乗せているとき用に童謡ポップス(秋)と、ついでにフォークソング2(いずれもつんく一座のやつ)も購入する。

coba のアルバムを買うのは久しぶりだな。デビュー当時のアルバムはそろっているのだが、気がつけば買わなくなっていた。今回のは、アコーディオン演奏者が集って作ったオムニバスだが、なかなか良い。

Kotaro Oshio のはギターソロのアルバム。かっこよく、気持ち良く、ギターが鳴っているよなぁというアルバム。店頭での視聴で気に入って買ってきたのだが、正解という感じ。

童謡ポップスを夕食後に家族で聴いていたのだが(娘は途中で寝てしまったけど)、少なくとも、紅白なんかで由紀さおりの姉妹が歌うのにくらべたら、ずっと健全で、童謡のあるべき姿なんじゃないかと思った。童謡は鑑賞するものではなく、口ずさむものだ。

昨日、妻が「バガボンド」の15巻を買ってきたので読んだのだが、そのとき、「ブラックジャックによろしく」(佐藤秀峰)というのが話題になっているみたいだと話していたので、今日、さっそく出ている3巻をまとめて買ってきて読んでみた。正当な社会派劇画というところか。

『読書力』(斎藤孝)を買ってきて、CD を聴きながら読む。確かに読書力って大切だよなぁと共感する部分が多いのは、自分が読書好きだからだろうな。大学で副専攻コースの設置が議論されているけれど、ヘタに副専攻なんていうよりも、色々な教員が示した本を全部読破して試問に通ったら副専攻として認める、なんて方がいいんじゃないかなと思ったりする。

Keith のアルバムは、まぁ、こんなもんですかね、という感じかな。確かに、所々で、ぐぐぐぅっと引き込まれる展開になるのだけど、一方で、弛緩した流れになってしまう部分がある。まぁ、そのメリハリ、あるいは先の読めない展開が即興の醍醐味ではあるんだけど。

そういえば先日 HMV に注文した CD が届かないなぁと思って注文の際の確認メールを見たら、配送予定日が11月20日になっていた。注文したのは

  • George Duke: Face The Music
  • Bob James: Morning,Noon And Night
  • Marcus Miller: Ozell Tapes From World Tour
  • Peter Nordahl: Look Of Love
  • Miles Davis: Kind Of Blue - Remaster
  • Charlie Haden /Michael Brecker: American Dreams

である。いずれも HMV の店頭販売のベスト20に入っていたものばかりだ。注文したのは10月10日。それで予定日が11月20日になるんだから、やっぱここのオンライン販売のシステムはだめじゃん。物流が全然オンライン販売に対応してないってことだと思われる。国内版のみのボーナストラックというのがあるのと(それがなければ CD-NOW とか Amazon.com の方がよっぽど早いからそっちで買う)、福井の店頭ではすぐには見つからないかもしれないと思って利用しているのだが、やっぱ、使えないよなぁと改めて思う。こういう販売形態で平気でオンラインショップをやるってのはどうかなぁ(店頭販売が主力ということなんだろうけど)。もちろん、ページにはその旨は書かれていたり、メールでも書いてある、それに文句付けるのなら使うなということではあるんだろうけど。

02年10月27日 21時35分 着信

のんびりと過ごした週末であった。それにしても、いきなり冬のような天気である。

昨日は、午前中に家族で買い物に出かけ、午後は研究室へ行ってサーバのメンテナンスなどを行なう。夜は、フリーウェアになった SuperSocket (REALbasic の Plugin)のドキュメントを読んだり、日経コミュニケーションなどの雑誌に目を通す。

ふと思い立って、ブルーノートのものなどを中心に車で聴くための Jazz の CD のために AIFF での曲の取込みなどを始めてしまった。

『三面記事で読むイタリア』は面白かった。イタリアってなんかダイナミック。

今日ものんびりと過ごす。

結局、昨夜から作り始めた CD は以下のような選曲。

・Someday My Prince Will ComeMiles Davis
・Cleopatra's DreamBud Powell
・Moanin'Art Blakey and The Jazz Messengers
・Sister SadieHorace Silver
・All of MeThe Lester Young - Teddy Wilson Quartet
・Recado Bossa NovaHank Mobley
・Begin The Beguine (Alternate take)Art Pepper
・CandyLee Morgan
・Bill BaileyZoot Sims
・Moon RiverGrant Green

基本的にはゴキゲンものをかき集めた。これまで、幾度となく聴いてきた曲ばかりではあるが、それでもやっぱいいんだよな。

で、なんといっても、Miles の Someday... は、やっぱいい。Jazz が心をつかんで離さないわけというか、エッセンスが、ここには詰まっている。

三浦俊彦の『論理パラドクス』が面白い。論理学の問題演習みたいな感じの本だが、頭の筋を伸ばされるような感じがある。

02年10月29日 22時16分 着信

昨日は経営組織論の講義。その後、すぐに自宅に戻って、娘の面倒を見ていた。『マイクロソフトの蹉跌 −プロジェクトxboxの真実』(ディーン・タカハシ)と『Windowsはなぜ動くのか』(天野司)を購入したので、それをゆっくりと読むつもりだったのだが、娘を寝かしながら布団に入って読んでいたら、自分もすぐに寝てしまった。どうも最近、布団で本が読めない。すぐに寝てしまう。

しかし、xbox の開発プロジェクトのドキュメンタリーの翻訳のタイトルを『マイクロソフトの蹉跌』にしちゃうというのもすごい。原題は "Opening the xbox" Inside Microsoft's Plan to Unleash an Entertainment Revolution なのだから、タイトルから受けるイメージは正反対のものになっていると言えるだろう。確かに、今のところ xbox は、成功したとは言い難い状況にあるのは事実だけどね。それに、マイクロソフトを叩いたようなスタンスの方が「かっこいい」ように見えているという状況があることは否定できない。だからといって、この翻訳タイトルは、さすがにねじ曲げすぎではないのかなぁ。よく原著者のOK が出たもんだと思う(っていうか、翻訳のタイトルの意味までは関知しないということか?)。

今日の午前中は日華化学へ佐武先生とうかがって SCM プロジェクトの説明などを受ける。なかなか面白く刺激になった。

午後は外書とゼミ。外書のグールドの英文は、いいかげん嫌になってきた。ゼミでは新書の見当のつけかたの説明など。出版社毎の大まかな特徴や、買う前にチェックするポイントなどの解説。

HMV に注文してあった CD が届く。

  • Morning, Noon, & Night (Bob James)
  • The Look Of Love (Peter Nordahl Trio)
  • Face The Music (George Duke)
  • the ozell tapes (Marcus Miller)
  • American Dream (Charlie Haden with Michael Brecker)
  • Kind if Blue (Miles Davis)

Miles の Kind Of Blue は、newly mixed & Remastered ということだ。もっとも、ブルーノートの CD と同じく、これまでにいったい何度 remastered してんだ?という気もするが。CD ではもっていなかったので、今回、購入することにした。

02年10月30日 23時17分 着信

ひさしぶりに自宅で過ごす。午前中に娘のために注文しておいた椅子を取りに行く。STOKKE の TRIPP TRAPP である。自宅に戻ってから組み立てたのだが、いい感じの椅子である。

午後はずっと CD を聴きながら読書。『Windows はなぜ動くのか』を読み上げ、『マイクロソフトの蹉跌』も片づける。Windows.. は予想通りの、よくできた教科書であった。最後のネットワークの部分は余分というか、もっと Windows特有のネットワーク機能に解説を絞るべきではないのかという気がしたが(TCP一般の話といっても良い内容なので読み飛ばした)、メモリーやマルチタスクに関する解説は、分かりやすかった。

来年度の外書に使うテキストを決めないといけないのだが、How to think like a computer scientist をどうしようか迷っている。もう一つはバベッジ関連のテキストを使おうと考えているのだが。

このあと今夜は中断していた『甦るチューリング』である。

02年10月31日 23時35分 着信

4年生のゼミ。ゼミ旅行の相談であった。

帰りに電器屋によって本のコーナーをぶらついて、『Wiki Way』(Bo Leuf, Ward Cunningham)と『シンプリー・パーム』(アンドレア・バター、デビッド・ボーム)を購入。Wiki は、そのコンセプトが気になっていたものなので、思いきって買ってみた。

研究費で講読している雑誌が届いていたので、その中から NIKKEI DESIGN を読む。

Andy Snitzer の Alfie's Theme を聴いていたら、デビッド・サンボーンが演奏していた The Dream が流れてきて、ちょっとびっくり。演奏はなかなかいい感じ。

02年11月02日 23時14分 着信

昨日はサーバのメンテナンスや TiBook の貸出し説明など。

『シンプリー・パーム』を読了。非常に面白かった。 Palm は使っていないので、さほど思い入れもなく読み始めたのだが、一気に引き込まれてしまった。企業を立ち上げていく物語としても、おもしろい。ハンドスプリングのドタバタなどの背景も良く分かった。 …なんだか Palm が欲しくなってきた(笑)

サイトの運用開始から8年が経ったことを記念するページの準備を始めた。またメールアドレスを一つ作って、メッセージを受け付けることにしてみた。とりあえず、ロゴは完成。

「頭文字 D」と「ギャラリーフェイク」を読み終わったので、『Wiki Way』へと読み進めるわけやね。

しっかし、大荒れの天気やなぁ。もう気分はすっかり冬である。

02年11月03日 23時49分 着信

晩秋をすっとばして初冬のような天気。

ごろごろしながら『Wiki Way』を読み進める。考え方(コンセプト)には賛同できない部分もあるのだが、それでも非常に刺激になるし、考えるきっかけを与えてくれる。自分でも動かしてみたくなってきたが、MacOS では動かないみたいだ。

サイトの8周年のページ作りを行なう。メールでのメッセージも届き始めた。

1年前の今ごろは、陣痛室で妻の背中をさすっていたんだよなぁ。もう1年か。

02年11月04日 21時37分 着信

娘の1歳の誕生日である。妻の両親に来ていただいて昼食をともにし、お祝い。生まれてから1年は毎日写真を撮り続けようと思ってやってきたが、なんとか無事に続けることができた。約3800枚というところである。

サイトの方は8周年ということで、記念のページを作り、寄せてもらったメールのメッセージを掲載した。雷の影響か、画像用サーバが死んでいたので、夕方に研究室へ行き、サーバのリスタートを行なうついでに、8周年ページの登録なども行なう。昔の LC475 の写真を引っ張り出してきてページに載せたのだが(残念ながら 1994年当時のものは見当たらず)、なんか自分でもずいぶん昔のことのように思う。

『Wiki Way』を読み進めている。やはり構造化に関する考えあたりに大きな違いがあるなぁと実感。でも、ここまで明確にポリシーが述べられていると、考えの相違はあっても共感できる。

02年11月05日 22時04分 着信

妻の産休が終わり今日から職場復帰。娘の夕方のお迎えは私の分担となる。

ゼミと外書。外書は進行の予測を間違ったために短めで終わってしまう。あと1回でグールドのテキストは終了しそうだ。

1年間撮った娘の写真を iPhoto でムービーに変換したらどうなるかを試してみた。3800 枚あまりの画像を、1枚につき1秒の表示に設定して、Peak LE で数曲分を繋ぎあわせたものを BG に割り当ててムービーに書きだしてみたら、総時間2時間で1.3Gほどのムービーになってしまった。むぅ〜。

さて、今夜も『Wiki Way』である。なかなか読み進められないなぁ。

02年11月07日 23時40分 着信

昨日と今日と娘が風邪を引いて熱を出していたのでドタバタしてしまった。

『Wiki Way』を読了。面白いシステムだとは思うが、やはり違和感が残る。協働(コラボレーション)のためのツールとしては使ってみると面白そうだが、コミュニケーションのためのツールとしてはどうなんだろうか? というのも、コミュニケーションは、最終的に、発言者(発言を帰属させる人格)とその発言という行為として再認することが可能であることによって継続性や発展性(あるいは再帰性)を確保する。その意味において、誰(というか、何という名)が、どんな発言をしたのかを、常に遡って参照可能な状態でオープンにしておくことが重要だと考えられる。「誰」といっても、極論すれば、他と識別して呼びかけうる(同定可能)であればいいわけで、匿名であっても、たとえば発言番号などを使って参照(呼びかけ)可能性が確保できていればいい。しかし、Wiki の場合には、他人の発言すら自由に書き換えられる。これは、協働で/共同で一つのものを作り上げていくには向いているように思うが、上記のようなコミュニケーションを成立させる場としては弱いように思う。もっとも、実際に使い込んでみないと分からない部分はあるんだろうが。

来年度のゼミと外書のシラバスを作成。ゼミは例年通りでいくことにした。外書は、迷ったのだが、

前期:"How to Think Like a Computer Scientist -Learning with Python-"(by Allen B. Downey, Jeffrey Elkner and Chris Meyers)

後期:"What Is Communication?" (by Niklas Luhmann)

でいくことにした。これで前期は、情報システム、コンピュータ演習(Mac 講座)、それに外書と、コンピュータづくしの授業をやることになる。コンピュータ関連の文書は、普段、英文で読み流していることが多いので、コンピュータ用語の訳語について調べるというのが意外に手間取りそうではある。

久しぶりにネットサーフィンしてしまった。情報技術関連の文書やエッセイを芋づる式に読み進めた。また、Halloween 文書 VII が出ていたのに気がついたので、これも読む。

02年11月10日 22時37分 着信

まぁ普通の週末といったところか。

経営組織論のコミュニケーション論の講義に備えてノート作り。ルーマンの Art as Socail system のノートを作りながら、彼のコミュニケーション論を確認するとともに、それをいかに講義するかを考えていた。基本的には、コミュニケーションという出来事(そしてそれを要素とするシステム)の外在性を確認しておくということになるのであるが、情報・発話・理解の3局面の一体性など、なかなかうまく話しにくい部分が多い。しかし、学生達に分かるように話せないようでは、自分も分かっていないということ(あるいは理解が不十分だということ)ではあるよな。

昨日、今日と、娘の面倒を見ながら iBook (クラムシェル型のやつ)で作業をしていた。キーボードが JIS 配列なのでけっこうストレスがたまったのだが、それでもどこでも作業ができるのは、確かにいいよなぁ。PBG4 を買って G3 B&W をサーバにでもしてしまおうかという考えが、ちらっとよぎった。MacOS でブートできるマシンを買うのなら今年のうちだしなぁ。

昼過ぎから家族で買い物に出かけたついでに本屋へ行って、例によって書き込んでしまう。『竜とわれらの時代』(川端裕人)を買うのが目的だったのだが、それ以外にも、

  • 『あしたのロボット』瀬名秀明
  • 『メタモルフォーゼ』河本英夫
  • 『「知」的放蕩論序説』蓮實重彦
  • 『相対論がもたらした時空の奇妙な幾何学』アミール・D・アクゼル
  • 『批評と臨床』ジル・ドゥルーズ
  • 『シェイクスピアの墓を暴く女』大場建治
  • 『マネジメントの正体』スティーブン・P・ロビンズ

を購入。けっこうな買い物になってしまった。まぁ、毎度のことではあるが。

焼酎と泡盛を購入。寒くなってきたのでこのところ芋焼酎のお湯割りを楽しんでいるのだが、妻が飲んでみたいということで奄美島の黒糖の焼酎と、ソバ焼酎、それに泡盛(瑞泉)を買ってみた。さっそく黒糖焼酎のお湯割りを飲んでいるが、柔らかな風味が美味い。幸せな気分になったところで『竜とわれらの時代』へとりかかることにする。

02年11月11日 13時33分 着信

そういえば、昨日の松岡町の市町村合併に関する住民投票は、投票率が 65% 強で成立し、吉田郡内の合併指示が一番得票数が多かったようだ。もっとも、福井市との合併を指示する表と得票数が 100 も違ってなかったようなので、場合によっては波乱かな? ただ、町長が吉田郡内合併案の支持者なので、たぶん、その線で結論がでるんだろうな。

02年11月11日 14時00分 着信

『竜とわれらの時代』を読了。娘と妻が出かけたあと、読み始めたら、一気に読み上げてしまった。

福井が舞台になっていると言っても良い物語だということもあるが、恐竜に関する学説や、政治状況などが、うまく絡んでいて、ぐいぐいと引き込まれた。ただし、クライマックスのドタバタは、ちょっとなんだかなぁという感じではある。進化論を外書でやっていることもあって(ちょうど、グールドが必死で進化というものの事実を訴えている論文を読んでいるところなので)、クリスチャン・サイエンスの動向なども出てきて、そういう点でも楽しめた。

02年11月12日 08時35分 着信

娘に朝食をやり、娘と妻を送りだして、新聞2誌に目を通して終わっても朝の8時半。う〜ん、こんな生活を自分がしているのが、なんだか不思議。大学院生の時代には、朝、新聞を読んでから寝ていたんだけどなぁ。まぁ、夜は本当に早く寝るようになってしまった。布団に入るとき、今夜はこの時間からならこの本のこれくらいは読めるかなぁなどと思っていても、ぜ〜んぜん、読めないで寝てしまう。

『相対論がもたらした時空の奇妙な幾何学』が面白い。やっぱこういう科学のノンフィクションってのはわくわくするね。相対性理論関連の解説も、分かりやすいと思う。しかし、この翻訳の題名もすごい。原書の『神の方程式』の方が、よっぽどそそるんじゃないかと思うんだけど。方程式という言葉が数学アレルギーを呼び起こすっていう考えなのかな?

昨日の組織論の講義は、やはり、コミュニケーションが情報・表現行為・理解の3極からなる出来事であるという肝心の部分が、うまく話せなかった。中途半端になってしまったなぁと反省。この部分は、やはり練り直す必要がある。…というか、講義後に考えていて気がついたのだけど、コミュニケーションを発話を契機とするものとして考えている自分の考え方が間違っているのではないかという気がする。まだまだ主体性の論理に引きずられている。人の行為という次元で見るならば、むしろ理解を契機として考えたほうがすっきりする。理解が起きた瞬間、同時に、情報の差異、表現行為の差異、そして両者の差異が、「受容」させる(=指示される)わけだから。この線で整理してみなければ。 やっぱ講義をするということは、自分にとって、フィードバックされるものが多いなと実感。たしかに、研究と教育とは、一応は別のものだと言えるのだけど、実際に学生を前にして、自分の考えを、彼らになるべく分かってもらうとして喋るということは、講義というコミュニケーションに巻き込まれてしまう体験であり、その否応なく巻き込まれてしまう状況の中で見えてくるものがけっこうあるなぁ。

02年11月13日 23時03分 着信

京都に出かけた。なじみの床屋に行ってから本屋などを回る。で、気がつけば、

  • 『物語の体操』大塚英志
  • 『日本精神分析』柄谷行人
  • 『異常者たち コレージュ・ド・フランス講義 1974-1975年度』ミシェル・フーコー
  • 『電網創世記』滝田誠一郎
  • 『現代思想の遭難者たち』いしいひさいち
  • 『ドゥルーズ 解けない問いを生きる』檜垣立哉
  • 『ニーチェ どうして同情してはいけないのか』神崎繁
  • 『ハイデガー 存在の謎について考える』北川東子

を購入。CD の方は

  • Etant Donnes (Jean-Philippe Viret Trio)
  • Numurkah (Joona Toivanen Trio)
  • Lift Every Voice (Charles Lloyd)
  • Gadd About (Steve Gadd)
  • The Gadd Gang
  • Moolight Serenade (Die 12 Cellisten)

を購入。ぶらぶらとタワーレコードの棚を見ているうちに、ふとスティーブ・ガッドとリチャード・ティーの組み合わせのフュージョンを聴きたくなって、Gadd のものを2枚購入。

ま、こんなもんかな。

02年11月14日 23時29分 着信

4年生の演習メンバーの卒業アルバム用写真の撮影。学生会館で撮影したのだが、暗くて寒かった。あれでいいのか? 大学として。

weblog (blog) をめぐるこのところの騒ぎをネットで追っかけていたら、なかなか面白かった。個人的には、アメリカで blog のブームが起きた(って本当か?)ということは面白い現象だと思うが、blog 自体が画期的なものだとは思わない。コンセプトだけでいえば Wikiwiki の方が刺激的。それに movable type って読みにくいから嫌い(読まずに見てるには奇麗だけど)。

『電網創世記』を読んでいる。日本のインターネットの立ち上がりを追ったドキュメントとして、面白く読める。

02年11月15日 20時32分 着信

午前中から会議。午後はサーバのメンテナンスなど。

ゼミ生の募集にあわせて「田中ゼミってどうなのよ」というページを作る。とりあず、今日の午後までにゼミ生から返ってきた質問の答えは掲載する。

さて、今夜はゆっくり読書したいなぁ〜〜〜(って、すぐに寝てしまう今日この頃なのであった)

02年11月17日 09時59分 着信

昨日はゆっくり読書と思っていたが、布団でごろごろしていたら寝てしまった (^_^;;夕方から左耳が詰まったような感じになり、なんとなく気分が悪いので(おそらく風邪気味だったのが原因で、中耳炎になりかけってとこか?)、さっさと寝てしまう。う〜む、よく眠れるのはいいことだと思うが、全然、本を読み進められないぞぉ。

『電網創世記』は読了。『相対論がもたらした時空の奇妙な幾何学』はあと少し。

『現代思想の遭難者たち』は、正直、期待外れ。あんまり笑えなかったなぁ(ってそういうのを期待していたほうが間違いか?)

EIMS の開発をめぐって、ML で作者の Glenn さんが、OS X (XML) 推進派(?)に一歩も譲らないこだわりの発言をしていた論争を、ようやく落ちついて読み直す。良くも悪くも、このこだわりのスタンスこそが EIMS への信頼の礎だと思う。ユーザーの要望に対して、自分なりのポリシー(スタンス)で応えていくということは、確かに、万人にあまねく好意を持たれるものではない。まして、フリーウェアではない商品である以上は、代金を払ったユーザーの声にどう応えるかは難しい問題だとは思う。だけど、自分はこういう考えで作っているということをはっきりと語るというスタンスは、個人的には、とても好きだ(もちろん、自分のサイトの運用体制 =68K サーバ を支えてくれているというメリットも込みで)。

講義やゼミで言ってきたことではあるが、人間、10人が10人みんなと仲良くとか皆に好かれる(支持される)なんてことは、ありえないと思ったほうがよいと考えている。10人いたら、3人は自分のことを気に入ってくれて、4人はどっちでもなくて(ニュートラル/利害的)、3人はどうしても合わない、それくらいが普通だと思う。誰とでも仲良く、なんてのを真剣にやろうとしたら、自分が壊れちゃうはず。もちろん自分と会わない人とも、うまく折り合いをつけるってのが、たぶん、大人として最低限の態度ではあるが、「合わない」という事実自体を否定する必要はないはずだ。

そういう意味で、ソフトウェアについても、「どなたにも満足できる」なんてのは、まず怪しいと思ったほうがよいと思っている。うさんくさい。

02年11月18日 09時24分 着信

昨日はまさに小春日和だった。Charles Lloyd の Lift Every Voice を聴いていたのだが、なんかぴったりという感じであった。Geri Allen の piano を久しぶりに聴いたなぁ。

瀬名秀明の『あしたのロボット』を読んでいる。う〜ん、なんか違うんだよな。ロボットに「生きてること」「知性」あるいは「魂」を感じてしまうという点までは許せるとしても、そこから結局、ありきたりの人間同士の物語になってしまっている気がする。一見すると新しいロボットの物語のようで、実は、ヒューマニズムにロボットを回収してしまうものだという気がする。人間もロボットだと言い切ってみることで見えてくるものを捉えそこねていると感じた(擦ってるところはあるんだけどね)。幕あいのロボットの話はサイテーって感じ。

たとえば、「自然の神秘」という言い方がある。植物と見間違うばかりの昆虫の擬態とか、あるいはもっと単純に一つの細胞から人間が生まれ育ってくることでもいいんだけど、そういうときに、「神秘」という言葉が安易に使われたりする。でも、これは考えてみれば、非常に傲慢な言葉だと思う。自分たちの理解を越えたものを「神秘」と呼んでしまうってことは、神秘じゃないものは自分たちで理解/制御/作成可能だという意識に他ならない。自然のメカニズムの精巧さに驚くのはよいとしても、それを安易に「神秘」と呼んで、そこで思考停止してしまっているような感じ(そして安易に賛美する)がする。

魂などない。それにもかかわらず、人間やら、生物やらが、ここまで精巧な仕組みで動いているということ。蛋白質の集まりの上に、意識やら欲望やら夢やらを抱えこんじゃう存在が成立しちゃうということ、このことを、素直に、すげぇ〜って思うのが健全だと考える。神様やら魂やら、あるいは神秘でもいいけど、そういうものを持ち出す前に、もっと驚く必要があるんじゃないか。

02年11月19日 22時15分 着信

外書とゼミの日なのだが、ゼミは知事の特別講義のために休みにした。

知事の特別講義は、現職の知事の最後の講義ということで出席したのだが、はっきり言って、あんなもんは講義ではない。議会答弁だ。まぁ、普段、大学で講義しているわけではないのでしょうがないとはいえ、資料の説明を延々と聞かされる学生がかわいそうになった。見れば分かることを話したって意味がない。

風邪のせいで相変わらず鼻と耳の調子が狂ったままである。なんだかしんどいな。

日経バイトの最新号が届いていたので目を通す。.NET の記事や、セキュリティ・スタジアムの特集など、それなりに読める雑誌になってきた感じがする。

02年11月21日 11時20分 着信

ゼミの相談日の初日。7人ほどやって来た。さて、今年はどうなるかな。時間割の関係で経営組織論の受講者が少ないので、あんまり顔を知られていない状態だと思うのだが、それが応募に影響するのか、ちょっと興味を持っている。

教授会はカリキュラム改革などの審議事項が多くて、けっこう時間がかかってしまう。

02年11月22日 08時42分 着信

大塚英志の『物語の体操』を読了。思わぬ拾物って感じの本であった。文学に対するスタンスみたいなものにも共感。

柄谷の『日本精神分析』を読んでいるのだが、夜はすぐに寝てしまうようになって、なかなか読み進められないのがもどかしい。たまたま昨日の昼にゼミ相談に来る学生を待ちながら Software Design を読んでいたら、ナレッジ・コミュニティの記事が載っており、それを読んでいても思ったことなのだが、場あるいは場所って概念というか考え方は、便利だけど危ないものかもしれないということを思ったりする。バーナードの『経営者の役割』の中にも、組織を場というものに例える部分があり(物理学の電磁場を説明の比喩に使っている)、そこが妙に受けたりするわけだが、日本語で「場」といってしまうときに孕んでしまうものに気をつけなければいけないだろうな。

Tanaka's osax の Carbon 版に対する問い合わせが来る。そろそろ忘れられた(諦められた)ころかなと思っていたりもしたんだが。いかに役に立っているか、いかに自分の仕事に必要かといったことが切々と書かれていると、今のところ予定はないよという返事を出すのが悪いような気になる。まして英語で書くと細かなニュアンスのようなものは表現できないので、ぶっきらぼうになってしまうのが、ちょっと悔しい。

02年11月23日 10時07分 着信

午後はサーバのメンテなどを行いながら、ゼミ相談に応じる。さて、今年は何人の応募があるかな?

『日本精神分析』を読了。『ハイデガー 存在の謎について考える』も読了。そして、『ドゥルーズ 解けない問いを生きる』へと読み進む。『ハイデガー』は、なるほどこういうふうに整理できるのか、という感じの部分があって面白かった。ルーマンの「哲学」と果たして接続するのか、という問を脇に抱えながら読んだのだが、つなげられる部分があるのかなぁという曖昧な感じ。

『ドゥルーズ』の方は、内在と理念を軸に据えた、なんか風通しの良い説明という感じで、気に入った。デリダを情報に、ドゥルーズを生命に、っていう対比が、鮮やかという感じ。

さて、これから推薦入試だ。

02年11月23日 10時10分 着信

そういえば、昨日、ゼミ生に手伝ってもらって、コンピュータ業界本などをデータベースに入力してもらったのだが、なんだかんだで、やはりマイクロソフト本が多かった。研究冊に置いてある本の中から60冊ほどを入力してもらったのだが、あらためてリストにしてみていると面白いもんである。

02年11月23日 21時51分 着信

休日だが推薦入試の面接委員の担当であった。受験生も大変だとは思うが、面接するというのもなかなか疲れるものである。

面接委員をやっていて思うのは、面接とは主にコミュニケーション(広い意味での)を見るということになるわけだが、コミュニケーションとは「うまく喋られること」ではないということだ。予め充分に練習してきたと思われるセリフをすらすらと口にされても(受験なのだから当然の行為だということは充分にわかるが)、本人が「そこにいること」の意味がなくなってしまう。何を答えるかということも確かに重要なことではあるが、どうやって答えるかという点も大きい。まさにコミュニケーションとは、情報と発話という2つの差異が組み合わさった時に始めて作動しはじめるということを実感する。一見主観的な採点になってしまうようで、面接委員の採点が、だいたい同じ結果を示すというのも、そういう「ちゃんとその場でコミュニケーションができる」という手応えみたいなものを見てるからだと思う。

02年11月23日 22時08分 着信

研究室にあったマイクロソフト関連本(プログラミング関係の書籍には除く)(順不同)

  • 『食うか食われるかネットスケープvs.マイクロソフト』
  • 『マイクロソフトへの挑戦 〜ネットスケープはいかにしてマイクロソフトに挑んだのか』
  • 『ビル・ゲイツの罪と罰 〜私がマイクロソフトを辞めた理由』
  • 『マイクロソフト 〜ソフトウェア帝国誕生の奇跡』
  • 『ビル・ゲイツ 〜巨大ソフトウェア帝国を築いた男』
  • 『帝王の誕生 〜マイクロソフト最高経営責任者の軌跡』
  • 『マイクロソフト帝国の反逆者たち』
  • 『マイクロソフトインターネット開拓史 〜ウィンドウズとウェブの統合』
  • 『ビッグブルース 〜コンピュータ覇権をめぐるIBM vs.マイクロソフト』
  • 『私は電子の歌をうたう 〜マイクロソフトがマルチメディアに挑んだ1年』
  • 『マイクロソフトの蹉跌 〜プロジェクトXboxの真実』
  • 『闘うプログラマー 〜ビル・ゲイツの野望を担った男達』
  • 『マイクロソフト・ウェイ 〜5%の超秀才たちが描く勝利への方程式』

う〜む。こうしてみるとけっこうあるね。

ちなみにアップル関連本は

  • 『エデンの西 〜アップル・コンピュータの野望と相剋』
  • 『アップル 〜世界を変えた天才たちの20年』
  • 『林檎の樹の下で 〜アップル日本上陸の軌跡』
  • 『もうひとつのMacintosh物語』
  • 『スティーブ・ジョブスの再臨 〜世界を求めた男の失脚、挫折、そして復活』
  • 『マッキントッシュ物語 〜僕らを変えたコンピュータ』

であった、スカリーの書いたやつもあったと思ったのだが、どっかいちゃったかな。

あと、業界の年代史みたいな本もあって、ちょっとした資料は揃ってるかなという気はする。

最近増えてきてんのが、やっぱオープンソース関連本かな。

02年11月24日 22時50分 着信

午前中は家族で買い物。昼食は、ボジョレ・ヌーボーを飲みながらたこ焼き、焼きそば、お好み焼き、であった。

午後は布団でごろごろしながら読書。買い物のついでに寄った本屋で『田中康夫 戦いの手の内』(木佐芳男)を買ってしまったので、それを一気に読んでしまった。その他、『カント 世界の限界を経験することは可能か』(熊野純彦)、『バッハからの贈りもの』(鈴木雅明)も買ってしまったのであった。

『ドゥルーズ』を読了。システム論に触れたくだりが、なんていうか、やっぱそうだよなと共感できた。ルーマンのシステム論と決して遠くない。

02年11月25日 12時33分 着信

そういえば、昨夜の NHK 特集はトヨタの F1 チームの様子を紹介していて、なかなか興味深いものだった。TV であそこまで映ったのは始めてではないかな。

02年11月25日 22時27分 着信

経営組織論の講義の日。今日は組織論の部分なのだが、ここ2年ほど、あれこれ手を入れたり、話す順序を変えたりして、ごちゃごちゃやってきたのだが、今日はようやくすっきりと話せたという感じだ。システム論の扱いがキモだったのだが、そこそこに押さえつつ、振舞と行為の差異、行為の成立=システムの成立というポイントだけは押さえることができた(うまく伝わったかどうかは別にして)。初めて図まで書いてしまった。

熊野純彦の『カント』を読んでいるのだが、限界の体験という点に焦点が絞ってあるためか、面白く読める。でも、やっぱり、『判断力批判』は、美的(情感的)判断力の方で、目的論的判断力の話は出てこない。

『バッハからの贈りもの』もパラパラと読んでいるが、さすがに、楽譜が読めないので、いまひとつ入りきれない部分がある。でも、なんか、いい感じの本である。

02年11月26日 11時42分 着信

そういえば、日経 IT Pro というサイトの連載コラム「記者の眼」の11月26日付けの記事として「企業遺伝子進化論──厳しい今こそ原点を見つめよう」ていうのが載っているのだが、なんか、もう遺伝子とか進化とか、無茶苦茶な使い方。比喩としてすらおかしいんではないかと感じる。こういうのが経営だとか経営学なんて思われるちゃうんだろうなぁ(こういうノリが嫌で、日経ストラテジーの講読はさっさと打ち切ったんだけど)。

来年度の研究費で講読する雑誌の申込みの時期になった。日経システムプロバイダと日経コミュニケーションは打ち切りかなと思っている。日経ビジネスも、最近、落ち着いて目を通す時間がなかなかとれないんで、止めようかなと迷っている状態。

02年11月26日 22時24分 着信

午前中に『カント』を読み上げ、それから『くまのプーさん 英国文学の想像力』を読む。くまのプーさん(Winnie-the-Pooh)は、高校時代に原書を辞書を引きながら読んだことがあるのだが、今回、改めて、そういう話であったかと再発見であった。もう一度読みなおしてみたくなった。

読みかけだった(色々な本の合間に読んでいた)『シェイクスピアの墓を暴く女』も読み終わる。シェイクスピア本は初めてなのだが、シェイクスピア=ベーコン説に取り憑かれた人物を中心に、シェイクスピアやベーコン自身の伝記的記述などもあり、色々と発見があって、これも楽しめた。

大学では外書とゼミ。ゼミでは、学生からのテーマに答えるというのをやったのだが、なんだか相談みたいになってしまった。同じことをやっても年ごとに全く様子が違うというのも面白いものである。

娘が風邪を引いて熱を出したせいで、夕方からドタバタとしていた。合間を縫って、『シングルモルトを愉しむ』を読む。なんかイギリスづいてる感じ。

ドゥルーズの『批評と臨床』に取り掛かりたいのだが、やはりじっくりと読む時間が欲しいので、なかなか手を出せないでいる。ちょっとくやしい。

02年11月27日 23時18分 着信

朝にはこの冬の初雪が積もった。午前中、車のオイル交換へ出かけたのだが、タイヤ交換の方は待ち時間が2時間近い状態だった。タイヤは自分で交換するようにしているのだが、まだ大丈夫だろうと思い、ノーマルのままである。オイル交換の際の点検でバッテリーが弱ってきていたようだったので、バッテリーも交換する。

午後は会議など。

夕食にカレーうどんを作ったのだが、やっと納得のいくものが作れた。料理は嫌いではない。といって、決して凝ろうとは思わないし、自分なりに納得のいくものが作れたらそれでよいという程度である。

次回の経営組織論では、組織の公式化の話になるのだが、ここも、まだうまくまとまっていない(納得行く内容が話せていない)部分である。週末は、ルーマンを読み返したりしながら、講義ノートの準備だな。ただ、社会的存在という切り口で整理できるのではないかと思っている。

明日から一泊でゼミ合宿である。天気が少し不安。

02年11月28日 20時25分 着信

ゼミ合宿で山中温泉。気持ちいいお湯に美味しい料理で、なんか幸せ。って人間単純なもんやね。

02年12月01日 22時30分 着信

この週末は、iPhoto などを使って、先日のゼミ合宿のデジカメで撮影した写真の整理やムービー作成などを行なっていた。iPhoto のムービー作成機能でも、けっこういい感じのムービー(スライドショー)ができる。

明日の講義にそなえて『公式組織の機能とその派生的問題』を読み返したりしながら、公式化の論点の整理などを行なっていたのだが、まだ、しっくり来ないというか、学生達にうまく伝えるための切り口が見つからない。

久しぶりに駅前の勝木書店と紀伊国屋へ出かける。『マイルス・デイヴィスの真実』(小川隆夫)を買うのが目的だったのだが、『トヨタはいかにして「最強の車」をつくったか』(片山修)と、以前から見つけたら買おうと思っていた『あなたはコンピュータを理解していますか?』(梅津信幸)を購入。『トヨタ…』の方は、カローラの開発/作成に係わった人々のインタビューを中心とした本で、なかなか面白そうだ。

02年12月02日 23時06分 着信

経営組織論の講義の日。公式化の話を、なんとか個人と行為システムという軸で整理して話す。不満は残るが、過去の講義のときよりもまとまっていたのではないかと思う。

ゼミ合宿で撮影したデータを学生に配るための CD-R を買いに行ったついでに『ハッカーの挑戦』を購入。セキュリティに関して、実際のクラッキングの事例などを知りたいと思っていたこともあり、購入した。チャレンジとその解答という形式になっているのだが、おそらくチャレンジの部分ではわからないだろうなぁ(なにせ Win とかLinux/UNIX がらみのセキュリティホールについてはフォローできてないから)。

『マイルス・デイヴィスの真実』を読んでいる。ああ、やっぱそうだよなぁ、という感じのマイルスの発言などもあり、またジャズの歴史の本としても、非常に面白いと思う。逸話や伝説ってのが事実とは違う(少なくとも当事者の記憶では)ということにも、当たり前のことはいえ、改めて知ることもできるし。

02年12月04日 22時46分 着信

自宅で読書。自宅研修というやつである。

『トヨタはいかにして「最強の車(カローラ)」をつくったか』を読了。カローラの開発に携わった色々な人々のインタビューで、面白い本だった。ただ、合間合間に筆者が書いている経営の解説みたいなものが、ややうるさいというところか。でも、基本的に、ものづくりの現場の人たちの話というのは面白い。

看護学校の哲学の試験の採点の仕上げ。レポート試験のようなものなのだが、それだけに(?)、落ち着いてじっくりと目を通す時間がとれないと採点ができない。ざっと目を通してはあったのだが、点数付けをしながらすべてを読み返していった。毎年のことではあるが、表現はつたなくとも手応えのある言葉が綴られているものもあり、向かい合うのには、こちらも集中しないといけない。採点結果を夕食の買い物に出たついでに届ける。

ONE PIECE の26巻と、陰陽師の11巻が出ていたので、さっそく買って読む。陰陽師も集中して入り込まないと味わえない展開になってきたなぁ。しかし、この表現は確かにすごい。岡野玲子ってやっぱちょっとぶっとんでるわ。

娘が、保育園から帰ってきて、続けて吐いてしまう。風邪で胃腸がやられたようだ。妻が帰ってきてから病院へ連れていく。吐いたのは初めてだったので、ちょっと親も動揺してしまった。

02年12月06日 22時10分 着信

昨日は4年生の卒論の指導とゼミ。いよいよ今年も卒論指導の季節になった。今年は5人が書くことになるのだが、さてどうなることか。ゼミ合宿の際に撮影したデジカメ写真をムービー仕立てにしたものなどを配付したのだが、ムービーは概ね好評のようだった(もっとも、タダで貰うものに文句いうとは思えないが)。

『あなたはコンピュータを理解していますか?』を読んでいる。予想どおり、良い本である。有限オートマトンの説明など、これまで読んだ中では一番鮮やかだと思う。

今日の午前中は車のタイヤをスタッドレスに交換していた。来週にはいよいよ雪が積もるかもしれないという状況になってきたからだ。タイヤの交換をしていて気がついたのだが、ノーマルの左前輪だけが溝が減ってしまっていた。なんでだろう?なんかバランスが悪いのかな? 来シーズンはタイヤを買い替える必要があるな。

午後は書類の処理やサーバのメンテナンスなど。

研究費で購入している雑誌が溜まっていたので NIKKEI DESIGN から目を通し始める。

02年12月07日 22時42分 着信

娘の相手などしながら『あなたはコンピュータを理解していますか?』を読み上げる。コンピュータってそういうもんだよなぁっていう実感を得るにはとても良い本であった。

先日の経営組織論の講義でのコミュニケーション論の部分が、いまひとつ納得いくものにできなかったときから、ずっと、ルーマンのコミュニケーションを、どう説明するのがいいのか、そのことが頭にこびりついている。理解が起こった時点でコミュニケーションという出来事が成立するというのはいいとしても、発話をどう考えるかということだ。発話では、あまりにも「伝達」を前提としているという意味合いが強いように思う。呼びかけ、あるいは祈り、そんなところかなと思わないでもない。

02年12月10日 00時05分 着信

組織論の講義。今日は複合化と専門化の部分なのだが、組織構造の話へ色気を出しすぎて、やや焦点がぼやけてしまったかなという感じもする。

『赤ちゃんはスリッパの裏をなめても平気 〜あなたの周りの微生物がわかる本』(堀内勲)を読む。微生物に関するちょっとした話の集まった本で、あっという間に読めてしまった。それから『ガンダム者 ガンダムを創った男たち』へ。ガンダムの製作に係わったスタッフのインタビュー集。

同世代の連中は、ガンダムを体験した者が多い。しかし、自分は全く触れることなくきている。一度も見たことが無い。だいたい、TVをそんなに見てないので、TVアニメに関する体験は、同世代のほかの連中に較べて少ない方だろう。それでも、ガンダムが騒がれているのは知っていたし、いまだに熱くなっている人たちが少なからずいるのは知っている。そういうこともあって、いったいどういう人たちが、どういう状況で、どんなことを思って作ったものなのか、ちょっと気になって買ってみたわけである。もともとも、こういう製作者(関係者)インタビューってのは面白いので好きということもある。読んでみると、やっぱ面白い。作品を見たことがないので、おそらく面白さは半減というところだとは思うが。

来年度のゼミ生の申込状況が届いていた。15名の申込であった。このまま全員受け入れるか、2〜3名削るか、思案のしどころ。

02年12月10日 23時18分 着信

午前中から本格的な雪が降り始めた。まだ積もるという程度ではないが、いよいよ雪のシーズンが来たという感じである。

ゼミと外書の日。外書では Evolution の中から、人間という種の進化を扱った章をやっているのだが、なかなか面白い。ネアンデルタール人や原人がホモ・サピエンスには繋がらずに絶滅してしまったという説が唱えられ検証されていく過程の話である。そうだったのか、という発見があって面白い。もっとも、学生達は面白いとは思っていないようではあるが。

『ガンダム者』を読み進めている。おもしろい。

ドゥルーズの『差異と反復』をきっちり読みたいという気持ちが強くなってきている。やはり、差異というものについて、突っ込んで考えるための手掛かりが得られるのではないかという期待がある。でも、読みたい本/読んでない本がいっぱい控えているんだよなぁ。なかなか時間がとれないのが悔しい。冬休みが待ち遠しいぞ。

02年12月12日 10時00分 着信

昨日は一日中雪が降り続いていた。

『ガンダム者』を読了。思っていた以上に濃い本であった。

お歳暮の発送などに出かけた際に、ユーミンの曲のカバーアルバムである「Queen's Fellows」など (^_^; を購入。鬼束ちひろ、小野リサなんかはさすがという感じ。原田知世もこんなふうに歌うようになったのねという発見。まぁ、「時かけ」からもう何年だってくらいだもんねぇ。

チックコリア(return to forever)の LIght as a feather の完全版を購入。Spainの別テイクが入っているということで、前から買おうと思っていたのだが、なんとなく買いそびれていた。

Andy Snitzer の Sugar も購入。先日買った「アルフィーのテーマ」が良かったので買ってみたのだが、やはりゴキゲンであった。A Song For You がいい。

ゼミ生から BGM として何か良い Jazz はあるかという相談を受けたのをきっかけに、BGM アルバムを編集するのにはまってしまった。

1枚目はどこかで聴いたことがあるような曲を Jazz で演奏しているものを集めてみた。

  1. Piano Sonata No. 8 In C Minnor (マッコイ・タイナー)
  2. Tears In Heaven (ヨーロピアン・ジャズトリオ)
  3. Everything (リニー・ロスネス)
  4. Superstar (アンディー・スニッツァー)
  5. The Way We Were (クロード・ウィリアムソン)
  6. Angie (ヨーロピアン・ジャズトリオ)
  7. Europa (ヨーロピアン・ジャズトリオ)
  8. I Will Wait For You (マッコイ・タイナー)
  9. What A Wondeful World (ヨーロピアン・ジャズトリオ)
  10. We're All Alone (マンハッタン・トリニティ)
  11. The Long And Winding Road (ティエリー・ラング)
  12. The Dream (アンディ・スニッツァー)

てな感じである。いやぁ、日本(人)企画ものが並ぶこと(笑)

2枚目は、BGM というのは主張しすぎな感じのもの。ほとんどクリスマス・アルバムという感じ。

  1. Before the Rain (リー・オスカー/新録のほう)
  2. The Canon By Pachelbel (ジョージ・ウィンストン)
  3. First Love (寺井尚子)
  4. These Foolish Things (ミシェル・ペトルチアーニ&ステファン・グラッペリ)
  5. I Love New York In June (同上)
  6. Stranger On The Shore (ケニーG)
  7. The Moment (同上)
  8. That Champion's Theme (同上)
  9. It Once Was (クリス・ミン・ドーキー)
  10. Nobody Knows (リチャード・エリオット)
  11. In A Sentimental Mood (リー・オスカー)
  12. Somewhere Over The Rainbow (リー・オスカー)
  13. Ue O Muite Aruko (ジョージ・ウィンストン)

ケニーGが鳴れば気分はクリスマスってなもんだね。

3枚目は、BGM として、鳴っていて気持ちが良いものを集めてみた。これが BGMとしてはまっとうかなという感じ。

  1. Rain, Rain (ビル・フリーゼル)
  2. Shenandoah (同上)
  3. The Pioneers (同上)
  4. That Was Then (同上)
  5. Good Dog, Happy Man (同上)
  6. Poem For Eva (同上)
  7. Someday My Prince Will Come (ビル・フリーゼル + フレッド・ハーシュ)
  8. My One And Only Love (同上)
  9. Wave (同上)
  10. Two For The Road (チャーリー・ヘイデン&パット・メセニー)
  11. First Song (同上)
  12. The Moon Is A Harsh Mistres (同上)
  13. Spiritual (同上)

まったりするのに最適という感じになった。

で、肝心の Jazz の BGM というやつが難しくて、なかなかまとまらなかったりする。(まぁ、BGM にするんじゃねーよという気もするが)

覚悟を決めて(?)、『差異と反復』を読み始める。

02年12月12日 23時40分 着信

今日も一日雪が降ったりやんだりだった(夕方には雨になっていたが)。

『差異と反復』を読み始めたが、さすがになかなか進まない。でも、ようやく読んでいて色々と手応えのようなものを感じている。ドゥルーズの本ということで原書を買ってから、16年ぐらいになるのかな。ま、自分にとっては、やっとドゥルーズに出会える時がやってきたということなんだろう。修士論文でヒュームに取り組んだこともあって『経験論と主体性』はそのころから、その解釈の大胆さというか料理の仕方に感心(感動)して読んだのだが(原書でドゥルーズを読み通した唯一の本でもある)。

卒論指導などの日。やれやれという感じ。

Jazz BGM シリーズ(?)の4枚目は以下のようになった。

  1. You And The Night And The Music (ビル・エヴァンス)
  2. Take Five (デイブ・ブルーベック)
  3. Moanin' (ボビー・ティモンズ)
  4. Dear Old Stockholm (バド・パウエル)
  5. Begin The Beguine (アート・ペッパー)
  6. For Carl (フィニアス・ニューボーン・ジュニア)
  7. Gotta Travel On (レイ・ブライアント)
  8. Blue Bossa (ジョー・ヘンダーソン)
  9. C Jam Blues (レッド・ガーランド)
  10. Moon River (グラント・グリーン)
  11. Deep River (同上)
02年12月13日 09時34分 着信

そういえば、最近、ジャンクメールの数が増えてきている。1日に10通以上は来ている感じである。去年の初めからジャンクメールをとっておくようにしてあるのだが、もう2300通ぐらい溜まっている(ウイルスによるものは削除しているので、ほぼ、純粋な?ジャンクメールのみ)。たいていは海外からのものだ。

中身は読まずに保存しているのだが、件名も色々とあって、それを見てるだけで、けっこう面白かったりする。12月になってから来たものの中からピックアップしてみると…

一番多いのはアダルト系のもの。

Fwd: Lust of rape?
See a Horny Teen Girl Do a horse with a 31 inch C*ck it
Hardcore Bondage and MORE!
she cums with his dick in her butt
Fwd: Zoo slutz?
Horsie Fuckers
teen chicks take HUGE cocks
Today's Special: Amazing Penetrations No. 17
(B)arely (L)egal (T)een (M)odels
young teens blow and swallow mm mm good

といった件名のもの。転送メールを装ったもの(Fwd: が付く)が増えてきているのが最近の傾向かな。返信を装ったもの(Re: が付く)もポチポチとある。

最近増えている件名のパターンとしては

Hi its Teresa, remember our last party ?
Hi, MOTOYUKI, it's Lydia

というような、呼びかけ型(と勝手に呼んでる)のやつである。Hi しか書いていないものも多い。OH Yeah なんてのも変形パターンとしてある。

最近のものの中でなんとなく笑ってしまったのが

....My bed is empty.....

というあたり。はぁ〜、そうですかぁ〜ってな感じ。あるいは

Looking for love?

なんてのも、妙にストレートすぎるというか、哲学的というか、そんな趣すら醸し出している。

また、

Private delivery to your home

なんていうのは、この手のもの王道って感じだな。

Explicit Hardcore!

なんていうストレートなものは減ってきているので、かえってほのぼのとしたものを感じてしまう。

圧倒的に数が多いアダルトものを除くと、資産運用・ビジネスとか健康に関するものが多いかな。

健康(薬)ネタとしては

Gain muscle and lose fat
Nutritional Mistakes That'll Kill You mact
Health information for mact
Amazing Growth Hormone Now Available Online!
How Can Vitamins Save Your Life ?
Genuine Ge-n er-ic Vi-a-gra

みたいなもの。バイアグラの売り込みは一時期は多かったのだが、最近はめっきり減ってきたなぁ。最近増えているのは

100% All Natural Guaranteed Penis Enlargement Pills!

みたいな、ペニスを大きくしますよ〜ってやつ。健康ものというよりはアダルトものなのかもしれないけど、まぁ、巨根信仰(憧憬?)は世界共通ってことですね。

資産・ビジネスものは

Good news for mact
The easiest way to register your internet name
Propel Your Employment mact
Mortgage Rates down to Lowest since 1966!
URGENT BUSINESS ASSISTANCE
$900 weekly  at home
Need a Mortgage Loan That Works For You
Increasing Your Business

なんて感じ。ローン絡みのものが多いのは、まぁ、借金をしてる人につけ込もうという昔からあるパターンなんだろうね。

笑ってしまったのが

Money for mact

ここまでストレートだと、なんかいい感じ。

あと、一見するとなんだか良く分からないっての(それで思わず読んでしまうことを狙っているもの)も、一定の割合である。

just now
are you sure?
Urgent  Assistance
This is it
Membership Info
we agree

んてやつ。問い合わせに対する返信を装ったものとか、注文の確認を装ったものもぽちぽちと目立つかな。あと

Yes
OK
Fwd:

みたいな、ほとんど意味不明の短いものもコンスタントにある。

12月になってから来たものだけでも、これだけ変化に富んでいるってのは、自分でも改めて感心するとともに、その背後で涙ぐましい努力(?)をしている業者の人の存在に、恐れ入るってところか。

02年12月13日 21時54分 着信

サーバのメンテナンスなどをしてから福井商工会議所の「IT活用による地域活性化推進委員会」へ。会議後の懇親会も含めて、なかなか面白かった。

BGM Jazz の5枚目は

  1. A Song For You (アンディー・スニッツァー)
  2. Moritat (同上)
  3. Wild Horses (同上)
  4. Tennessee Waltz (ジョージ・アダムス)
  5. Bridge Over Troubled Water (同上)
  6. Song From The Old Country (アダムス=プーレン カルテット)
  7. Variation On Ode To Life (ドン・プーレン)
  8. Amazing Grace (チャールズ・ロイド)
  9. God Bless The Child (キース・ジャレット トリオ)

というものにした。ジョージ・アダムスやアダムス=プーレンの曲は久しぶりに聴き直したけど、やっぱいい感じである。

02年12月15日 21時25分 着信

ま、のんびりとした週末であった。買い物にいったり、年賀状の印刷をしたりといったところ。『差異と反復』は、なかなか読み進められず。

クルセイダーズが再結成されて新しいアルバムが出るらしい。ジョー・サンプルとウェルトン・フェルダーがちゃんと組んでいるようなので期待してもいいかな。ついでに昔のアルバム、特に80年代以降のスタンディング・トールやゲットー・ブラスター(だったかな?)を出して欲しいなぁ。

02年12月17日 12時19分 着信

昨日は今年最後の経営組織論の講義の日。講義終了後に、毎年度行っている授業に関するアンケートを実施。思っていたよりも出席率はよかったが、回答の自由記述の記入が少ない。これまでは、けっこう、言いたいことを書いてくれてるなぁという感じであったが、今年は、何も記入していない回答が目立つ。原因は不明。まぁ、「自由」なんだから、別に書かなくてもいいわけだけどね。

Jazz の BGM 集は、結局、7枚組になった。なかなか、自分でも楽しめるものができたかな、という感じである。

HMV でクルセイダーズの新譜などを予約する。

Trio Montmartre / Spain Zsolt Kaltenecker / Wanderlust Crusaders / Rural Renewal

の3枚。予約注文なんだから、発売されたらすぐに届くんだろうなぁ〜(でも、ちょっと不安だったりする)。

02年12月18日 09時13分 着信

昨日のゼミでは、年末特別企画ということで「まったりと Jazz を聴く」として、独断と偏見に満ちた Jazz 入門の授業を行なう。Bose の Wave Radio を持ち込んで、簡単な解説を加えながら、色々な演奏を学生達に聴かせた。Jazz の面白さは料理の愉しみと同じということで、素材(曲)をいかに演奏し変奏するかというところ(アドリブ=即興変奏と位置づけて)を楽しめばいいのだというようなことを話す。「リパブリック賛歌」、「長い間」、「Everything(Misha のやつ)」、「夜空ノムコウ」、「こきりこ節」、「Let It Be」、「蛍の光(Auld Lang Syne)」、「First Love(宇多田ヒカルのやつ」、「上を向いて歩こう」などなど、無茶苦茶な選曲(笑)であった。昨年度も同じような授業をやったのだが、昨年はちょっと気負いすぎて失敗したので、今年は、自分が楽しめばいいやという割り切りでやった。それなりに学生達は面白がってくれたようだった。まぁ、Jazz は、このところ、普通には耳にしなくなってきているかなというところがあるので、こんな機会に触れておくのも悪くないだろうと思う(CD 屋の Jazz コーナーで腐っているものが多すぎるというか、ようするに好きでない/聴いてない人が仕入れをやってるなぁという感じる店が多すぎる)。

このところ Jazz の BGM アルバムの編集にはまっていたということもあって、まとめて聴いているし、昨日のゼミをやりながらも感じたこと(大学の演習室で大きな音で鳴らすのは気持ち良いっては別にして (^_^;; )ではあるが、Jazz に自分が感じる「悦び」「愉しさ」の中心には、「徹底的に対話的であり、対話的であることが創造的」(『鳥類学者のファンタジア』の中にこのような表現が書かれていたはずだ)であるプロセスを体験するということだと。素材(曲)、そして演奏者や演奏する場、そういったものとの対話の中で生まれてくる(と思う)「出来事」の面白さなんだよなぁ、と改めて思ったのだった。

今年の授業はこれで終了し、あとは会議だけだ(やれやれ)。

帰りに寄ったコンビニで「別冊宝島 僕たちの好きなファイナルファンタジー」というムックが出ているのを見つけて購入。夜、布団に入ってから読みふけってしまった。自分でプレイしたのは VI まで(スーファミ版まで)なのだが、やはりそのころが、ゲームとしての一つのピークであったことを確認できたようにも思う。各バージョンのあらすじなども書かれていたのだが、細いところは結構忘れているなぁという感じ。それでも、読んでいると甦ってくる。最初に買ったRPG が FFII だったこともあって、II などは強烈な印象があるのだが、それでも、III と記憶がごっちゃになっていたところがあった。

02年12月18日 13時11分 着信

奥泉光『鳥類学者のファンタジア』より

つまり、ジャズとは、わたしにとって「いいもの」なのであって、その「よさ」はどこか倫理的なものに関わっている気がする。ソロの場合はまた話が違ってしまうのだけど、何人かでセッションする現場というのは、それぞれのプレイヤーが他人の音に耳を澄ませつつ、互いの放つ音でもって互いを活気づけ勇気づけていくわけで、きわめて対話的であり、対話的であること自体が創造的であるような過程である。

02年12月19日 08時44分 着信

昨日は教授会。

丸善に注文してあった庄司薫の4部作のうちの3冊が届く。なにせ中公文庫なんて周りの本屋には置いてないんだから注文するしかない(ってのも、考えたら文化不毛の地に生きてるってことかなぁ)。

庄司薫が 1995 年に書いた「四半世紀たってのあとがき」が載っていたのを、まず読んで、いまさらながら、それだけの時間がたってしまったことに気がつく。自分が高校生時代に夢中で読んでいた頃の、自分と本の時代との開き(『赤頭巾ちゃん気をつけて』は 1969 に出てる)よりも、その当時と今の自分との距離の方が開いているんだなということ。あたりまえのことだけど、改めて、その事実を前にして、ちょっと複雑な気分であった。

『ぼくの大好きな青髭』がまだ届いていないのだけど、とりあえず、3冊は読み返してみようかと思っている。…っていうか、『赤頭巾ちゃん』の冒頭を読み始めたら、もう止まらない状態になってたりするんだけど。

クルセイダーズの特集が載っていたので Jazz Life を購入。Jazz の雑誌を買うのは、本当に久しぶりだなぁ。どっちかというと演奏者向けの色が濃い雑誌なので、そういう部分は楽しめなかったのだけど、まぁ、ジョー・サンプルのインタビューが読めたからよしとしよう。でも、せめて、クルセイダーズのディスコグラフィーぐらいは載っていてほしかったな。

で、Jazz Life だけを買って済むわけもなくて、『学閥支配の医学』(米山公啓)、『陰陽師』(荒俣宏)の2冊の集英社新書を購入。集英社新書って、けっこう面白い企画のものが続いているという気がする。岩波新書の新刊は気にならないけど、集英社新書の新刊は気になるって感じ。

02年12月20日 16時05分 着信

先ほどのサーバのメンテナンスの際にファイルの処理方法をちょっと変更してみたので、テストだったりする。

昨日、今日ともに、学生の卒論指導。12月に集中的にやることにしている。しかし、さすがに疲れる。

チック・コリアの Spain の色々なバージョン(オーケストラ版まで含めて)を集めたものを作ってみて聴いているが、なかなか楽しめる。次は、ハービー・ハンコックのカンタロープ・アイランドかな。こちらはバージョンが多すぎて(海賊版に入ったのもあるし)、1枚では無理だろうな。

庄司薫は『黒』へと進む。

02年12月22日 09時55分 着信

とりあえず庄司薫の3冊は読み終わる。改めて、そうか、こういう本だったのかと感じることも多かったが、高校生の頃、自分を捉えていて放さなかった「なにか」がわかったような気がした。それこそ、言葉にしちゃうと無茶苦茶陳腐になってしまうようなことだけども。

今回読み直していて、ああ、そうだったんだっけと思った箇所があった。それは、『赤頭巾』の中で、主人公が語るあるピソードの中に出てくる学者が、法哲学や思想史の研究者であったこと。そのことはすっかり記憶から抜け落ちていた。う〜む、自分が社会思想史を専攻して大学院へ進んだことへの影響があったような気もしないでもないけどね。そのエピソードの中に出てくる次のような文章は、しっかりと(不正確ではあったけど)、覚えていたりしたんだが。

 …、たとえば知性というものは、すごく自由でしなやかで、どこまでもどこまでものびやかに豊かに広がっていくもので、そしてとんだりはねたりふざけたり突進したり立ちどまったり、でも結局はなにか大きな大きなやさしさみたいなもの、そしてそのやさしさを支える限りない強さみたいなものを目指していくものじゃないか、といったことを漠然と感じたり考えたりしていたのだけれど、…、ぼくは(すごく生意気みたいだが)ぼくのその考え方が正しいのだということを、なんというかそれこそ目の前が明るくなるような思いで感じとったのだ。そして、それと同時にぼくがしみじみと感じたのは、知性というものは、ただ自分だけではなく他の人たちをも自由にのびやかに豊かにするものだというようなことだった。
(庄司薫『赤頭巾ちゃん気をつけて』 文庫p.33)

書き写していて、言葉遣いや文章のリズムが妙にしっくりくるのは、やっぱ、一時期、この文体にかなりはまりこんでいたからだろうな。

昨日は特別選抜入試の小論文の採点。社会人と私費留学生の入試なので、受験者数も少なく、わりと早く終わる。

そろそろプログラミングの虫が疼き始めている。やっぱサイトの CGI の Rb による統合をやるべきかなぁと思ったりもする。

02年12月22日 21時23分 着信

昨日 ADC で落としておいた OS X DeveloperTool の Dec2002 版を iBook にインストール。1時間ほどかかる。やれやれ。しかし、300M 強のものがネットで配付され、それをダウンロードする時代になったんだぁ。30K のスタックをアップロードするのにもヒヤヒヤしていた NIFTY の時代は、ずいぶんと遠くなってしまったもんだ。

川原泉の「ブレーメン II」の4巻、「天才柳沢教授の生活」の19巻などを読む。

Hancock の Cantaloupe Island を集めた CD を作る。年代順に並べてみたら、

  1. ブルーノートのやつ
  2. Dedication
  3. Secrets
  4. Live Under The Sky (ウェイン・ショーター、スタンリー・クラークらのやつ)
  5. Live In New York (トリオでの演奏)
  6. Live Under The Sky (デジョネット、メセニー、ホランドのやつ)
  7. モントレー・ジャズ・フェスティバルのやつ

という構成になった。4〜6は海賊版からの音源。Peak Lee で拍手などをカットしたら、なんとか74分以内に収まった。個人的には4のカルテットのノリノリのやつがやっぱ好きかな。海賊版なんで(というかライブ音源のせいか)バランスを欠いているところはあるんだけど、ショーターのソロとか、クラークのベースとかゴキゲンである。スタンリー・クラークも、どっちかというとサイドマンとしてのこういうセッションでの演奏がいいよな。ペトルチアーニやショーターと一緒のマンハッタン・プロジェクトの演奏もいいし(Summer Time がゴキゲン)。たぶん、83年前後に Live Under The Sky にソニー・ロリンズが出たときも、ベースがクラークで、ピアノがリチャード・ティーで、すっごいゴキゲンな演奏だった覚えがある。NHK FM で流れた演奏を録音したテープは、学生時代にずいぶんと聴いた。ロリンズがいいなぁと思ったのは、あの演奏を聴いてからだったようにも思う。海賊版でいいから (^_^;; あの演奏がもういちど聴けたらなぁと思う(Isn't She Lovely? とか Moritat を演奏してたはず)。

夕方から公舎の総会と懇親会。公舎も子ども連れの世帯が多くなって、すっかりにぎやかになった。

さて、これから『差異と反復』である。

02年12月23日 22時04分 着信

昼前から家族で買い物に出かける。娘に絵本を買ってやろうということだったのだが、なかなか良い本が見つからず。幼児向けってのはたくさんあるのだが、なんだか妙に教育色が強かったり、キャラクターものっぽいのりだったりして、イマイチという感じであった。ベネッセの小さい本を一冊だけ買う。

自分用としては、アルチュセールの自伝『未来は長く続く』、村上春樹の作品集の第1巻(短編集 I)、それに『ネットワーク思考』(アルバート=ラズロ・バラバシ)を購入。最後の本は、以前に買って読みかけのままになっていた Linked: The New Science of Network の翻訳である。最近、この手の本の翻訳が出るのが早くなったなぁ。そういや、アルチュセールの自伝の英訳は以前にロンドンに行ったときに買ったんだが、読まないままに研究室にあったりするな。

庄司薫を読みふけっていた後に村上春樹というのも、自分のハマった道筋をたどり直しているようではある。もっとも、「村上春樹全作品 1990-2000」ということで最近の作品のものではあるが。

02年12月25日 08時49分 着信

昨日は教務関連の会議が2つ。

FD (faculty Development) の会議の座長を務めることになった。授業評価をはじめとする FD には関心があるので、まぁ、いいかなという感じ。基本的には、大学での教育の在り方を考えるという重い問題へと繋がるものではある。確かに、地方の公立大学の経済学部が研究大学を名乗る(標榜する)のは到底無茶な話ではあるし、大学を取り巻く状況や環境、あるいは大学へ進学してくる学生達の実情を考えたら、教育を充実させるということは、重要な課題である。ただ、お題目としては反対する人はいないだろうが、具体的な方法論になってくると、色々とコンフリクトが起きてくることが予想させる問題ではある。総論賛成・各論反対の典型的なテーマだろうな。

自分としては、講義をするからには、やはり学生達に、すべてとは言わないまでも、何かが伝わり、「分かった」という感触を得てもらいたいと思っている。講義は芸である、と考えているのも、結局はそういうことだ。伝わってなんぼのもんだろう。とはいえ、現実はなかなか難しかったりするんだが。

今日はクリスマス。

幼稚園に入った年だと思うので、おそらく4歳頃、兵庫県西宮市の社宅のアパートに住んでいたときだけど、家に煙突がないので心配になって、玄関のドアに「ここから入ってください」というサンタへのメッセージを張って寝たことを、今でも覚えている。どんなプレゼントを貰ったのかは今では覚えていないけれど、けっこうマジで悩んだことだけは記憶にあったりする。小さいころ(サンタを信じていたころ)に貰ったプレゼントで今でも覚えているのは、プラレールの複線セットかな。枕もとにあったときにうれしかったことを今でも鮮明に覚えている。松山の社宅だったので小学校の1年か2年のクリスマスだろう。

キリスト教の教会に付属している幼稚園へ通ったために、クリスマスにはキリスト誕生の劇を皆でやって、キャンドルサービスって感じだった。東方から捧げ物をもってベツレヘムの馬屋をたずねる博士(?)の役をしたな。

クリスマスに限らず、聖書の色々な逸話について、日曜学校(日曜日に礼拝とかあるかわりに月曜日が休みの幼稚園だった)で聞いたりしたことが(確か、小さなカードみたいなものを貰って、それを張っておくノートがあったはずだ)、今でも残っていたりする。西洋の思想なり文学なりに触れるときに、やっぱ聖書の主な話ぐらいは知っておくと、ああ、あの話しかという感じで入り込みやすいのは事実だし、実際、そういう意味では役に立った。

もっとも、キリスト教はまったく信じない、無神論者になったけどね。神を必要とする生き方、あるいは「神」と呼ばずにはいられない存在(出来事?)があることは理解できるが、それでも、自分はいかなる形であれ神の存在は信じない。

02年12月26日 11時02分 着信

昨日の午後は教務会議。例によって長時間の会議であった。

庄司薫『ぼくの大好きな青髭』が届いたので、さっそく読み始めた。ずっと持っていた本が4部作の中では唯一ハードカーバーだった(それも初版だ)ものである。1977年に出たときに購入したとは思えないので、おそらく高校時代に古本屋で買ったもんだろう。

そうした形の違いもさることながら、内容的に、4部作の中では、一番、なんか入り込めないという感じをずっと持っていた。自分の中では3冊+青ってところだったのだ。今回、改めて読み直してみても、やはり4部作の中での異質性みたいなものは感じる。それは、たとえば主人公が傍観者的に描かれているといったこともあるんだろうけど、1970年の新宿というかなり限定された状況(設定)の上に強く依存して物語が進行しているということもあるように感じた。まぁ、扱われているテーマ自体にたいする違和感というか、ようするに、自分は青髭以後の時代に生きたわけで、そういう意味では、あそこで問題になっていることの切実さみたいなものへの共感の回路がないんだよなぁということはあるかもしれない。

ま、いずれにせよ、ひょんなことから、このところ庄司薫の4部作を読み直す機会を得たことは、なかなか有意義なことだったと思う。こういうことかあるから、行き当たりばったりの読書ってのは止められないわけだ。

今日は朝から雪が断続的に降っている。

Software Design に P2P コラボレーションツールの特集が載っていた。ちょうど気になっていたことではあったので、面白く読む。ただ、やはり、P2P であることがそんなに画期的なことなのか(使う個人にとって大きなメリットがあるのか)どうか納得がいかない。

02年12月27日 09時47分 着信

昨日は卒論指導。今日の午後も卒論指導。そういう時期なのである。

昨日来、雪が降り続いて、ちょっと積もっている。この冬初めてのまともな積雪という感じ。でも、雪かきが必要になるほどではないな。

HMV から CD が届く。さっそく Niels Lan Doly Trio Montmartre の Spain から聴く。タイトル曲でもある Spain の演奏がかっこいい。あと、アルハンブラ宮殿の思い出もシンプルな演奏だが、そこがいい感じである。

the Crusaders の Rural Rebewal は、期待通りのゴキゲンなクルセイダーズのアルバムだった。これだよなぁという感じ。

Zsolt Kaltenecker の Wanderlust は今夜のお楽しみである。

.mac のユーザー向けに公開されていたゲームを落としてきて遊んでみた。けっこうハマりそうなものになっている。

『差異と反復』の「それ自身へむかう反復」を読みながら、改めて、期待する主体性というものについて漠然と考えていた。触発された主体性みたいなもので、ドゥルーズのヒューム論の中に書かれていた「精神は主体にならされている」(確か、そういう表現があったはず)という言葉に要約されるものである。

02年12月27日 21時58分 着信

Zsolt Kaltenecker の WanderLust が、すっげぇゴキゲン。ピアノ(キーボード)、パーカッション、ベースというちょっと変則的なトリオなんだが、3者の絡み合いが素晴らしい。以前のパーカッションとのデュオもよかったけど、今回のトリオの方が厚みがある感じである。

今日で仕事納め。サーバのメンテナンスや卒論の指導など。

02年12月29日 10時56分 着信

正月休みに入ったという感じ。今年は、妻の仕事納め&娘の幼児園の冬休みということで、普段とは違う期間という感じが濃い。実際、生活のパターンも違ってしまうしね。

昨日の午前中は、休み中のコーヒーの買い出しなど。コーヒーは大和屋で買うことにしているので(一度この店のコーヒーを飲み始めたら、もう止められない美味さなので、少々高いけど、ずっとここで豆を買っている)、正月休みの分を買いに行った。水だしコーヒー用の豆なども買う。

ついでに本屋にもよって、岩波から出ていた『四字熟語辞典』、『ブートストラップ』(Thierry Bardini)、『物理学と神』(池内了)、『プルーストを読む』(鈴木道彦)、『若き女職人たち』(阿部純子・伊藤なたね)を購入。3冊購入した新書はいずれも集英社新書である。『ブートストラップ』は、ダグラス・エンゲルバートを中心として、初期のコンピュータ研究者たちについてとりあげたドキュメントである。こういう本は、やっぱ読まないわけにはいかんでしょう。

午後は『差異と反復』を読んだり娘の相手をしたりして過ごす。

寝床の友は『新ネットワーク思考』なのだが、なかなか読み進められないままに寝てしまう。

この休みの間に Tanaka's osax の解説をまとめることにして、作業に取り掛かる。osax の辞書情報だけではうまく使えられない(ようは英文がヘタなのだけど)仕様や、文書化されていない仕様なども含めて、ソースを確認しながら書いていくつもりである。以前に簡単にまとめたものがあるので、それに加筆しながら作業を行なっていこうと思っている。

02年12月31日 10時21分 着信

昨日は妻の実家でもちつきということで出かけていた。

『新ネットワーク思考』を読み進めているのだが、なんていうか、奇妙な感じがする本である。ネットワーク(グラフ理論)に関する話は面白いし、それがいかに展開してきたか、特にインターネットという現象を分析しながら新しい知見が生まれてきた過程の話は面白いのだが、その結果出てくるものが、なんていうか、それって、そんな大げさな話をしなくても当たり前のことでは?という感じがするのである。まぁ、確かに、インターネットに限らない一般的なネットワーク形成の理論としては面白いんだけど。

机の上を整理したら、読みかけの本や、読みたくて買っておいた本が、次々と。まぁ、本がそこにころがっていることの意味というのも大きい(突然の「出会い」のチャンスが目の前にあるってことだから)と思っているので、自分では満足している。

Zsolt Kaltenecker がパーカッションの Des Andras とのデュオで作った In the Beginning There was the Rhythm を聴き直していたが、やっぱいいわ。アルバム全体としてのデキは、WanderLust よりもいいかもしれない。まぁ、このアルバムを聴いて Kaltenecker が気に入った(大げさに言えば出会った)ということで、個人的な思い入れもあのは事実だけど。

今年も今日で終わり。だからってどうってことでもないが。日々は続くだけである。

02年12月31日 22時13分 着信

『ブートストラップ』を読み始める。フランス人の社会学者が書いたものだけあってまえがきが妙に哲学臭かったりするのだが、ダグラス・エンゲルバードに焦点を当てて、コンピュータの発展の一側面(そこに含まれていたベクトル)を描き出そうという内容は刺激的である。翻訳のタイトルに付いている「人間の知的進化を目指して」というのは、いささかかんべんしてきれよぉという大げさというか、その大げさぶりが陳腐なんだが(それに、必ずしも内容に即してはいないように思われる)。原題のサブタイトルの Douglas Engelbart, coevolution, and the origin of personal computing の、coevolution という概念が、たぶん、エンゲルバートの思想の核心をついたものだと思われる。

なにはともあれ、思っていた以上に収穫のありそうな一冊だ。