田中求之的日々の雑感

【福井県立大学・経済学部の教員である田中求之(たなか もとゆき)の日記のようなもの】

ここに記されているのは、あくまでも田中求之の個人的な意見や感想です。田中の所属する組織や田中の公的な立場の見解ではありません。「田中求之的日々の雑感」の方には新着40(約一ヶ月分)が掲載されています。

20年02月26日 08時54分 着信

フーコーの『言葉と物』の新装版が出たのか。新訳かと思ったら違ってた(新訳なら買っていいかなと思ったのだが)。箱入りだったのを普通のハードカバーの装丁にするだけみたいだ。学生時代、この本を買ってお金がなくなって、学食で素うどんを3食食べて1週間ほど過ごしたってのは、自分の学生時代の本にまつわる思い出話の定番ネタの一つなのだ(他には、4年生の時に酒飲みに初めて部屋に来た友人が本棚を見て、これだけの本を買ったお金を別のことにつぎ込んでたら、お前には別の青春があったと思うわ、と言われた話とかがある)。フーコーの本で自分が一番読み込み、読み直した本でもある。フランス語の原書も持っている(こっちは読み通せなかったけど)。自分が社会思想史に進んだことに、この本との出会いもあったのは確かだな。

コロナウイルスに関するデマが Twitter とかで流れてくるのを見て、やっぱ理科の基礎的な知識が欠けてる(忘れてる)のは、けっこう深刻な問題ではないかなと、改めて思う。基礎ゼミで、以前、MERS 感染が問題になった際に、ウイルスとか感染症に関する授業をやったのだが(時事問題解説としてやったので演習用ワークシートは作ってない)、新学期からの授業で、ちゃんとワークシート作って取り上げた方がいいかな。話題になってる岩田健太郎氏が「もやしもん」の石川雅之のイラストで出した『絵でわかる感染症』をテキストにしたいぐらいだ(コロナ騒ぎで、自分も改めて読み直したもんな)。

新年度は基礎ゼミのワークシートの追加・充実をやるかな(原子・放射線は2回以上になるのが確定だし)。

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