田中求之的日々の雑感

【福井県立大学・経済学部の教員である田中求之(たなか もとゆき)の日記のようなもの】

ここに記されているのは、あくまでも田中求之の個人的な意見や感想です。田中の所属する組織や田中の公的な立場の見解ではありません。「田中求之的日々の雑感」の方には新着40(約一ヶ月分)が掲載されています。

12年10月30日 16時43分 着信

今朝は早く目が覚めてしまったので、布団の中で『メーカーズ』を最後まで読んでから起きて、大学院の授業のために労働経済白書を読み直していた。部屋の中が少し肌寒い感じになって来た。そろそろ蓄熱暖房機の準備をしたほうがよいかな。

『メイカーズ』はインターネットを使った新しいモノ作り(製造業)の起業の可能性が出て来たことをリポートする本。DIY のスケールが変わってきた、というところか。話題になるだけあって読ませる本だった。

午前中は大学院の授業。受講生が中国の留学生なので、労働経済白書から日本の格差や貧困、そして非正規雇用の動向をまとめたあたりをとりあげて、背景にある制度や社会文化的な問題などを補足。そして同僚も交えてあれやこれやと議論。どうしても中国との制度や状況の比較が話の中心になるが、それはそれで自分も初めて聞く内容などもあり刺激になる。

午後には3年生のゼミ。毎年、この時期になると読売新聞が中学受験の小学生向けに公表している時事問題の小テストをやらせることにしている。今日の出席者は、自分が思っていたよりは正答が多かったかな、という感じ。中学受験向けというのは伏せて解かせてから、答え合わせをして、関連するニュースの補足をしてから、中学受験向けであることを明かした時の学生の反応が楽しみでやっている部分もある。ゼミの方は、池上彰の東工大の講義録からオーム真理教や宗教の解説、アラブの春の解説、そしてアメリカ大統領選挙の解説の3本。アメリカ大統領選は来週なので、その仕組みなどを少し補足。余った時間で「色々な観点から問をたてる」という演習を軽くやって、今日は終了。来週は物語論の演習の予定。

そういえば、Apple のスコット・フォーストール氏が退任というニュースが昼過ぎに流れて、おっと思っていたのだが(WWDC なんかで独特の感じで話すのがけっこう好きだったのだ)、夕方になって Wall Street Journal が Map の責任をとって(というか対立があって)辞めることになったという記事をみつけた。ありそうな話だな。

[1つ前の投稿][前後をまとめて表示][次の投稿]