田中求之の研究室の書棚(+α)から

 

田中求之の研究室にある本たちの一部を写したものです(2004年5月28日更新)。

 

 

経営学関係の本の密度が高い棚です(これでも)。バーナード関連の本にベイトソンの『精神の生態学』が2冊(版違い)。最初に2分冊で出たやつも持ってたはずなんだけど、どっかいっちゃったかな(学生にあげたような気もする)。でも、『バーナード』の右側には中世哲学に関する本があったりする。
フーコーとドゥルーズの棚です。『狂気の歴史』の左側の茶色いやつは現代思想のドゥルーズ=ガタリの総特集なんかをまとめて製本したもの。この中で一番読んだのは『言葉と物』です。本がぼろぼろになってる。

 

 

浅田彰さんと中沢新一の本が並んでます。上野千鶴子とクロソウスキーも右端に。中沢の本はけっこう好きで、なんだかんだと読んでます。
GS にエピステーメー(写っているのは第二期のやつ)、ハーバーマスの『コミュニケイション的行為の理論』、そして今村仁司のオントロギーが2冊。あの時代ですねぇ。

 

 

右側にミシェル・セール、真ん中に丸山圭三郎『ソシュールの思想』、ホワイトヘッドの『過程と実在』とかフーリエ、アドルノの『ミニマ・モラリア』、左側にレヴィナス、その前に CD-ROM 版のマルクス=エンゲルス全集です。
柄谷行人と蓮實重彦が中心の棚。『啓蒙の弁証法』にベンヤミンにマクルーハンなんかもいます。

 

 

全集の一部を買ったものが片寄せあって、って感じです。真ん中にルーマンの『法社会学』、その右に大澤真幸『行為の代数学』ってのはつながってますが、でも、その右にはガタリとヴィリリオってあたり、やっぱ無茶苦茶だな。リオタールの『ポストモダンの条件』と、コジェーブの『ヘーゲル読解入門』ってのは、妙に合っていると思うのですが。
河出書房新社の世界の大思想のシリーズ、中央公論社の世界の名著シリーズ、それに平凡社の叢書ヒストリー・オヴ・アイディアズ(これは全巻揃っているはず)です。河出の世界の大思想のシリーズなんか、無くなったのが惜しいですね。真ん中に横たわっているのは、そのシリーズのカント下(実践理性批判と判断力批判)です。判断力批判は、批判書の中では一番読み直したものです。

 

 

資本論にサルトル、レヴィ=ストロース、そしてロラン・バルトです。一冊だけラカンが混じってます(この本を持っていることは、この写真を撮るまですっかり忘れてたけど)。まんなかで光っているのは『悲しき熱帯』。すっかり色が褪せてしまった。
ウィトゲンシュタイン全集(『論理哲学論考』、『哲学探究』それに『確実性の問題』の3冊というミーハーな買い方)、カッシーラー、左側にならんでいる茶色のは朝日出版社のポストモダン叢書です。真ん中に原和之『ラカン 哲学空間のエクソダス』と日本ラカン協会の会報が置いてあるのは、先日、書評を書いたからです(協会のメンバーではないんだけど)。で、たまたまポストモダン叢書の横が空いてたのでそこに置いたわけです。そういうふうに、統一感なきまま並んでいくことになるんですね。

 

 

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D・ヒュームに関する本が並んでいます。修士論文でヒュームに取り組んでいたころに読んでいた文献です。ヒュームについては、ルーマンのシステム論の源流として、もう一度取り組んでみたいと考えてます。
ここまでは思想関係という感じで、それなりにまとまっていたのですが、このへんはもうごちゃごちゃになっている所です。右から講談社の「現代思想の冒険者たち」、青土社の「複雑系の科学と現代思想」ときて、『カレーライスの誕生』に『とんかつの誕生』、『日本焼肉物語』、ルソー論にセール論、田中=浅田対談本。でも、シリーズ物がまとまって置いてあると、なんとなく締まって見えますね。

 

 

左から、橋本治の源氏物語、吉野朔実の「いたいけな瞳」と『天使の声』、「エキセントリック」、吉田秋生の「ラヴァーズ・キス」。で、こいつらに廣松の『ドイツ・イデオロギー』と吉本隆明・坂本龍一『音楽機械論』とダンテの『神曲』がトリオを組んで対峙しているわけですね。
カール・マルクスの『ルイ・ボナパルトのブリュメール十八日』(大田出版のやつ)が、ウンベルト・エーコ、ピンチョン、片岡義男、ジョイスと一緒に。こっちに表紙を見せてるのはイチハラヒロコの本。右端で切れちゃってますが、『こんどはことばの展覧会だ』もあります。

 

 

スティーブン・ジェイ・グールドは好きす。自分の進化に関する考え方は、彼の影響を強く受けています。真ん中にアドルノの『否定弁証法』。左側に岩波講座現代社会学のものが何冊かならんでますが、これは県立看護学校の哲学や福井医科大学(今の福井大学医学部)の社会学の非常勤の授業をするために、集中して読んだものです。
G・M・ワインバーグも好きです。翻訳されたものは、ほぼ全部持っていると思います。ワインバーグの横にベルタランフィとオートポイエーシスという、まぁ、システム繋がりってところかな。

 

 

コンピュータ関連本。この手の本は、思想書みたいに一応グループになってます。『 Macintosh インターネットサーバ構築術』が3冊あるのは版違いです。3回刷ったわけですね。あれから10年が経とうとしてるのかぁ…。
2段まとめて写ってます。上の棚は新書を突っ込んである棚(前後2列置きになってます。上の方にちょっと写ってる棚も同様に新書置き場)。下はコンピュータ関連のちょっと古めの本。『ソフトウェア作法』とか『プログラムの構造と実行』あるいは翔泳社の PC-PAGE のシリーズに電脳騒乱節。横置きになっているのは VZ と MS-DOS の 256 倍本です。右端には『ひめたろうの絵本工房』。

 

 

コンピュータおよびコンピュータ業界関連の本がならんでいます。アラン・ケイにテッド・ネルソン、それに坂村。まぁ、合ってるかな(笑)。でも、斜めになっているピンクの本はジジェクの『いまだ妖怪は徘徊している』なのでした。
インターネット関連の本が並んでます。

 

 

これもネット&コンピュータ関係本。横置きになっている一番左には Just For Fun の原書もあります。その山の一番上は富田倫生『青空のリスタート』。横置きの右の山の一番上は紀田順一郎+松田純一『 Mac の達人』。Fax 通信のやり取りの記録ってあたりが時代を感じますね。
本棚に入りきらなくて応接セットのテーブルに積み上げた本。右側の洋書は組織論やシステム論の古典的な論文を集めた論文集です。ルーマンの研究所やゴッフマンのものも写っているので、そういう意味では、一番、経営学の本がたくさん写っていることになるな。

 

 

こっちは応接テーブルに積み上げられた本。さっきのテーブルの上の写真の裏側です。
こっちは応接セットのソファーを占領した本。内容も、もうごちゃごちゃですね。

 

 

本棚に入りきらずに床に並べられた本です。コンピュータ関連、それもマイクロソフトとアップル関連の本もけっこう持ってます。こういう業界本って、ついつい買ってしまうんですよね。
こっちも床にならべられた本たち。なぜか羽生善治の本があったりする。

 

 

出すところがなくて段ボールに詰め込まれている本たち。この中に自分の好みが凝縮されているような組み合わせになっているなぁ、と思います。
床にならべられた日経XXの雑誌達。Software Design もあります。

 

 

 

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