このページは福井県立大学の田中求之が2006年1月まで運用していた Mac のサーバ運用に関する会議室 「Web Scripter's Meeting」の記録です。情報が古くなっている可能性がありますのでご注意ください。

X serveとNetBoot

発言者:今井真人
( Date Sunday, April 11, 2004 17:01:12 )


仕事というかボランティアというか、NetBootを使って21台のeMacをMacOS 10.3で
NetBootするシステムを構築しました。ネット上に資料がなくて苦労した点も多かった
ので、顛末をときどきここに書きます。みなさまからご意見をいただけたらと思います。

今井真人 さんからのコメント
( Tuesday, April 13, 2004 05:27:37 )

X serveを10段ぐらい重ねた写真がアップルのサイトなんかで見られますが、
あれをどうやって管理するのか、自分でX serveを触り設定するまで全く謎
でした。サーバを増やすと管理コストが増大するのが当たり前でしたから。

それを可能にするのが、実はネットブートやネットインストールなんですね。
1台マスターになり、それからネットブートして(サーバだけど)マスター
サーバのコピーでそれぞれが起動するわけです。

ネットインストールは、起動することでハードディスクを全部入れ替える
技です。ある意味危険な技です。しかし、限定して使うには便利でしょう。

ネットブートとネットインストールで起動するスイッチは、システム環境設定の
起動ディスクにもありますが、一時的には「N」キーを押し起動します。

今井真人 さんからのコメント
( Tuesday, April 13, 2004 05:42:32 )

ネットブートって、何台でも一気にクライアントをインストールできるのか?
という疑問が最初にありました。

100ベースのイーサネットを使えば50台までは対応できることになっています。

しかし。。。

ほんとに同時は20台まで、20台ごと分けてブートせよと書かれていました。
ネットブートするプロトコルはNFSかHTTPを使用しているようですが、
デフォルトはNFSです。HTTPだと起動しない事例もあるようです。

私自身NFSを使ったことが無かったので、NFSってそんなに良いのかと
ただ、ふーんと思うだけでした。

→  Mac OS X Server: サーバに接続できる NetBoot クライアントの数

sk さんからのコメント
( Wednesday, April 21, 2004 17:08:57 )

 はじめまして。私もこの3月にサーバ・クライアントとも10.3.2でNetBootのシステムを構築しました。
(台数構成は下記参照)

 ところが、クライアント機を同時に起動すると、21台教室では1〜2台、45台教室では1〜3台くらい起動途中に止まってしまいます。
 止まるタイミングとしては、電源投入してカラーの地球アイコンが点滅した後で、全面グレーの画面で進まなくなります。正常なマシンはカラーの地球アイコンが点滅した後、グレーの画面でアップルマークの下に地球アイコンが回転する→アップルマークの下にギアのようなマークが回転する、と続くのですが。
 何回も試しましたが、そのたびに止まる端末は異なっています。
 
 今井さんのところではこのような現象はでていませんでしょうか?


<教室1>
Xserve(G4) *1 PowerBookG4 *21

<教室2>
Xserve(G4) *3 PowerBookG4 *45

今井真人 さんからのコメント
( Wednesday, April 21, 2004 17:46:18 )

全面グレーの画面で進まなくなることは、私も経験してます。

最終的に中継している16ポートハブ2台のメーカーを揃えたところ治まりました。
症状の再発は経験してません。

今井真人 さんからのコメント
( Wednesday, April 21, 2004 17:49:43 )

ネットブートの設定に関しては、まだまだ試行錯誤してます。

eMac側で設定したシステムディスクをどのようにしてX serveにイメージファイル
として載せるのかベストな方法を探してますが、答えがでません。

今井真人 さんからのコメント
( Wednesday, April 21, 2004 17:58:34 )

eMacに接続しているローカルの80GBハードディスクは、現在は空っぽにしてます。
それぞれ好き勝手に使ってもらうようにしました。ただし、半年に1回は全消去する
というルールです。

ビデオ編集などのファイルの一時置き場として使っていこうと考えてます。

sk さんからのコメント
( Thursday, April 22, 2004 16:26:56 )

今井さん、ありがとうございます。
ハブはどこのメーカーのものをお使いでしょうか。
こちらは、CiscoのCatalyst2950です。

今井真人 さんからのコメント
( Saturday, April 24, 2004 16:45:47 )

私のところのハブはネットギア製です。2台でクロス接続して21台のeMacに
対応させてます。

→  NETGEAR/ネットギア :: JFS516

今井真人 さんからのコメント
( Tuesday, April 27, 2004 06:35:54 )

ネットブートしたマックを触ってみると、いろいろ思うことがあります。

意味はないのだけど「ソフトウェアアップデート」メニューは存在してます。
しかし、まったく使えません。これは仕様のよう。

次にネットブートした仮想ハードディスクの残りを調べると、どれも300メガ
程度あります。ただし書き込みはできるんだけど、再起動すると消えます。

残が少ないのでときどきOS側からエラーメッセージが出ます。解消の方法は
ないでしょう。書き込んだ内容をどこに保持しているかは、今のところ謎。
クライアントのメモリのような気もするし、Xserve側に入っているような
気もします。

今井真人 さんからのコメント
( Tuesday, April 27, 2004 21:13:12 )

ネットブートするファイルをXserveに置くためには、イメージファイルにする必要が
あります。これは専用ツールが用意されています。その名はちょっとダサいですが
「ネットワークイメージユーティリティ」といいます。

イメージファイルというと「ディスクユーティリティ」を思い浮かべるマックユーザ
は多いと思いますが、ネットブートで使うには「ネットワークイメージユーティリティ」
が必要です。

→  Mac OS X Server - NetBootとネットワークインストール

sk さんからのコメント
( Thursday, April 29, 2004 23:04:47 )

今井様

 ハブのメーカー情報ありがとうございました。
 参考になりました。


>次にネットブートした仮想ハードディスクの残りを調べると、どれも300ガ
>程度あります。ただし書き込みはできるんだけど、再起動すると消えます。
>残が少ないのでときどきOS側からエラーメッセージが出ます。解消の方法は
>ないでしょう。

 これ、私も経験しました。
 「ネットワークイメージユーティリティ」にまかせてイメージを作ると、空き容量が300〜400MBくらいになります。このため、たとえば生CD-Rを挿入すると、650MBの空きがないためエラーでイジェクトされるといった現象がでます。
  私のとった解決策は、ネットブートのイメージであるサーバ上のsystem.dmgを「hdutil -resize」コマンドで拡張するか、作成前のイメージにダミーファイルを入れておいて、system.dmg作成後に、サーバ上でマウンとしてダミーファイルを消すという方法です。
  これにより、任意の空き容量がとれるので、エラーがでなくなりました。



sk さんからのコメント
( Thursday, April 29, 2004 23:06:09 )

自分の投稿を見て、読みにくさに驚きました。
改行を入れ忘れて申し訳ありませんした。

今井真人 さんからのコメント
( Friday, April 30, 2004 10:30:52 )

system.dmgをディスクユーティリティ経由でいじるのはあり、なんでしょうかねぇ。
また、試してみることが増えました。

hh さんからのコメント
( Friday, May 07, 2004 16:44:33 )

初めまして。現在、大学のコンピュータセンタにて、NetBootの導入を勧めております。
まだ実験段階なのですが、NetBootの導入には、様々な困難がありそうですね。
そこで、質問なのですが、皆様は、アプリケーションの稼働はどのようになさっているのでしょうか。
NetBootイメージは容量の上限がありますし、またAdobeのアプリなどはプロファイルなどの関係から、
インストールすら出来ません。
よろしくお願いいたします。

sk さんからのコメント
( Friday, May 07, 2004 16:57:04 )

>system.dmgをディスクユーティリティ経由でいじるのはあり、なんでしょうかねぇ

 とのことですが、確かに微妙ですね。
 TILの「Mac OS X Server: 既存の NetBoot イメージのアップデート方法」
(http://til.info.apple.co.jp/cgi-bin/WebObjects/TechInfo.woa/wa/showTIL?id=107352)
 などの記述をみると、直接system.dmgをマウントしていじっても良いような気はしますが。

今井真人 さんからのコメント
( Saturday, May 08, 2004 15:41:53 )

>Adobeのアプリなどはプロファイルなどの関係から、インストールすら出来ません。

私のところは、eMacへAdobeのソフトをインストール後にTキーを押してから起動
し、ハードディスクモードにしてXserveに接続、ネットワークイメージユーティリティ
でイメージファイル化してます。

ネットブートイメージのハードディスク残が気になりますが、普通に使えてます。

今井真人 さんからのコメント
( Sunday, May 09, 2004 09:43:59 )

Adobeのアプリケーションに関しては、サイトライセンス版をインストールしてます。
これだと、台数分に関しては全く問題なしにネットブートで使えるようです。

今井真人 さんからのコメント
( Sunday, May 09, 2004 10:47:40 )

dmgファイルのサイズ変更を、自分でも試してみました。

例、(ディスクトップ上の10メガの「1.dmg」ファイルを20メガに変更)
cd Desktop
ls -l 1dmg
hdiutil resize -size 20m 1.dmg
ls -l 1dmg

参考、(マニュアル)
man hdiutil

今井真人 さんからのコメント
( Sunday, May 09, 2004 10:49:02 )

.の付けわすれです。再掲。

例、(ディスクトップ上の10メガの「1.dmg」ファイルを20メガに変更)
cd Desktop
ls -l 1.dmg
hdiutil resize -size 20m 1.dmg
ls -l 1.dmg

参考、(マニュアル)
man hdiutil

今井真人 さんからのコメント
( Tuesday, May 11, 2004 14:28:53 )

Xserve上のNetBootに使っているSystem.dmgをいじってみました。

コマンド例、
hdiutil resize -size 15g System.dmg

クライアントのeMacをネットブートしてみると、ちゃんと2ギガほど空きができてました。

今井真人 さんからのコメント
( Tuesday, May 11, 2004 14:31:14 )

ネットワークイメージユーティリティで作ったイメージファイルの置き場所なんですが、
マニュアルにも載ってないようなので、書いときます。

/Library/Netboot/NetBootSP0
です。最初、置き場所すら判らなくて苦労しました。

今井真人 さんからのコメント
( Friday, May 14, 2004 10:30:07 )

ネットワークイメージユーティリティを使うときに、間違えやすいところが1つあります。

最初の選択で「新規インストール」と「新規ブート」です。
デフォルトが「新規インストール」なので、手早くするとネットブートできない
イメージファイルを作成してしまいがちです。

ネットブートで使うときには、「新規ブート」を選び、/Library/Netboot/NetBootSP0
へ保存するようにします。

他の注意点として、IDの記述も統一しておかないと、新旧入り混じりどれが新しかったか
よく判らなくなりがちです。私は日付から連想されるものを入れるようにしてます。
例えば5月18日に作成したイメージファイルなら518番を書くようにしてます。

今井真人 さんからのコメント
( Monday, May 17, 2004 15:00:58 )

NetBootのマニュアルは
http://www.apple.co.jp/server/documentation/index.html
http://www.apple.co.jp/server/documentation/pdfs/System_Image_Admin-J.pdf
にありました。本日、発見!

→  システムイメージの管理

今井真人 さんからのコメント
( Tuesday, May 18, 2004 18:44:45 )

ときどき、イメージファイルを作り直してます。

システムの更新・アプリケーションの更新・ウイルス定義更新など動機は様々。
何かパッと更新できるような仕組みを考えないと面倒だなぁ。

今井真人 さんからのコメント
( Friday, July 16, 2004 21:58:48 )

画面が灰色でNetBootできない場合は、ときどき再発します。
頻度は100回に1回ぐらい。台数が20台なら5ローテーション目で再現します(苦笑)。

電源キー長押しで一度落としてから、再起動すれば大丈夫だけど気になる現象です。

今井真人 さんからのコメント
( Wednesday, October 20, 2004 12:24:48 )

ヤマハのルータのRT57iとNetBootシステムを組み合わせると、不具合がありました。

ネットブートでeMacが起動しているにも関わらず、RT57iのDHCPサーバから
IPアドレスがマックへ伝わらないのです。よって、クライアントのマックが
ネットワークを使えません。

最終的に決着した方法は、IPアドレスの貸出期間を無制限にすることでした。

設定例(使えない)
dhcp server rfc2131 compliant off
dhcp scope 1 192.168.100.10-192.168.100.254/24
 ↓
設定例(使える!)
dhcp server rfc2131 compliant off
dhcp scope 1 192.168.100.10-192.168.100.254/24 expire infinity maxexpire infinity

今井真人 さんからのコメント
( Saturday, January 15, 2005 06:57:35 )

ほぼ1年、NetBootを使ってみました。

管理者として、ネットブート設定後は、楽な仕事をさせてもらったように思います。
MacOS 9では再インストールを結構やってましたからね。

XServeをWindowsとMacOS X共用でファイルサーバにして、個人ファイルを
置く場所を作ればもっと便利になるのでしょうが、これはまだ試してません。

東大の事例をみると、XServeはネットブートのみに使っているようで、これが
正しいのかも知れませんね。

データを保存したい場合は、それぞれのeMacのローカルハードディスクを勝手に
使ってもらうようにしてました。小さなところは、これで十分なように思います。

素人ですが さんからのコメント
( Monday, January 17, 2005 00:22:14 )

XServeの方を持つ訳ではありませんし,ファイルサーバとしてのXServeを実際に
評価した事はありませんが,東大の場合は端末数やユーザ数が非常に多いなどの
条件があるので,専用のファイルサーバを使っているのだと思います.

今井真人 さんからのコメント
( Thursday, February 24, 2005 08:13:26 )

NetBootのSystem.dmgを作成するための、大元のeMacのシステムディスクを
ソフトウェアアップデートしてましたが、途中ハングアップしてしまい、システム
ディスクのデータを失ってしまいました。

NetBootのSystem.dmgから、起動ディスクが作れないかと試してみましたが
無理のようです。

ゼロからNetBootしたシステムを参考に、クライアント用システムを作り上げ
なければならないようです。

今井真人 さんからのコメント
( Thursday, February 24, 2005 16:29:29 )

結局、NetBootのSystem.dmgからディスクユーティリティを使って、
ハードディスクに戻しました。

しかし、OSの起動ができないので、システムを上書きして修復しました。
プリンタドライバの再インストールなども必要でした。

今井真人 さんからのコメント
( Monday, March 21, 2005 22:12:18 )

年度替わりを迎え、ネットブートしたクライアントのローカルハードディスクを
完全消去しようとしたら、できませんでした。

どうも、キャッシュ領域としてネットブートしたOSが一部使っているようです。
MacOS 9で起動し直すと何やらファイルが見えます。