このページは福井県立大学の田中求之が2006年1月まで運用していた Mac のサーバ運用に関する会議室 「Web Scripter's Meeting」の記録です。情報が古くなっている可能性がありますのでご注意ください。

『ソースコードの反逆』

発言者:田中求之
( Date Thursday, June 27, 2002 23:10:35 )


Software Design の最新号の書籍紹介のコーナーで知ったのですが、アスキー
から『ソースコードの反逆』(Glyn Moody)という本が出るようです。
(もう出てるのかな?)

これ、"rebel code" の翻訳のようですが、なかなかお勧めの本です。オープン
ソース関連のノンフィクション(そうそうたる顔触れが並んでるんだよん)
として秀逸です。

ちなみに、原書のタイトルは "rebel code  -inside kinux and the open source
revolution"

翻訳を手にしていないので、訳の出来具合はわかりませんが、内容はいいよ。
訳文が読みやすくてクリアーだったらお勧めってところでしょうか。


原書を手にしたとき、久しぶりに英文を気にせず一気に読んだ本です。
こういう業界本というかドキュメントというかノンフィクションというか、
そういう本には目がないんです (^_^;;

…邦題は、「反逆のソースコード」の方が、まだ良いのではという気もする…

田中求之 さんからのコメント
( Saturday, June 29, 2002 10:39:48 )

>inside kinux

もちろん(?)、inside linux が正しいです。

オープンソースといえば、最近、文春新書から出た『寝ながら学べる構造主義』(内田
樹)という本の中で、ロラン・バルトと作者の死をめぐる解説の部分でリナックスへの
言及があって、そこに

 「オープンソース」というのは、世界の成り立ちについて私たちに何ごとかを教え
 る可能性のある情報は、無条件かつ全面的にアクセス可能でなければならない、と
 いう考え方のことです。

という文章があって、うまいこと言うよなぁよ感心しました。

この本自体は構造主義の良質の入門書なのですが、オープンソースを考える手掛かりの
本としても読める(贈与、コミュニケーション、他者ってのは構造主義の問題系の中心
にありますので)と思います。 …っていうか、私自身のこだわりの原因を指摘された
感じがしたんです (^_^;;