このページは福井県立大学の田中求之が2006年1月まで運用していた Mac のサーバ運用に関する会議室 「Web Scripter's Meeting」の記録です。情報が古くなっている可能性がありますのでご注意ください。

最近のページの悪しき(?)傾向

発言者:田中求之
( Date Tuesday, May 05, 1998 02:59:27 )


先程、クラスターワークスというボイジャーから出るソフトの、オンライン先行
発売版を購入しようかと、とある(ったってすぐ分かるけど (^_^;;)オンライン
ショップへアクセスしたわけです。自宅からなんで、22.8K のモデムで。

そもそも、フレームで区切ってあるから見にくいページ構成になっていたんで
第1印象からして悪かったんですが、まぁ、これは私が13インチモニターで
256色という環境(いささか時代遅れになりつつあるのは事実ですから)の
せいだな、と思ったのですが…

さて購入しようかと、商品選択のページにアクセスしたら、これがひでぇ〜
ページなんですよ。全商品をテーブルで表示している(それもカテゴリーごとに
分けるなんてことしてないから、巨大なテーブル)うえに、テーブルの背景色
を使っているものだから、非常に醜い(デザインとしては悪くないと思うけど、
情報の提示方法としては最悪)。

で、一気に買う気が失せてしまいました。


最近、ページの背景色と、テーブルの背景色、そしてフォントの色指定を織り交ぜた
ページが増えていますが、なんていうか、ほんまに見る人のこと考えてんのんかぁ?
と言いたくなるようなページが結構ありますねぇ。 素人目に見ても配色が酷いのと
か、何で色を付けなあかんの?と思うものなどなど…

色に関しては、センスとか、個人的な好み(趣味)の問題もありますから、一概に
どうこう言えませんし、情報の伝達よりデザインのインパクトを重視するというので
あってもそれは個人の選択ですけど、それにしてもねぇ、ってページ、結構あると
思いませんか?


なかもと ようすけ さんからのコメント
( Tuesday, May 05, 1998 17:26:47 )

はじめまて。
都内で印刷屋をやっております。
この会議室は毎日読ませて頂いており、とても参考になります。
今まではプロバイダから情報発信していたのですが、
今年3月末にOCNエコノミーを導入し、
Quadora 840AVでDNSサーバーとメールサーバーを、
PowerPc 8100/100でWWWサーバーを動かしています。
田中求之様のCGI kitに含まれているguestMailを利用させて頂き
印刷の注文フォームの内容をE-mailで受信できるようになりました。
大変ありがたく厚くお礼申し上げます。

さて、表題の件ですが、おっしゃる通りすさまじいページがありますね。
仕事柄、同業者のページをよく見に行くのですが、
すんなりとトップページが表示されるものがとても少ないのです。
業界内でもそこそこ名の通った、ある印刷会社のページは、
極めて大きいサイズの画像がやたら貼り付けてあり、
トップページが表示されるまでタバコ一服吹い終わってしまいました。
回線の影響もあると思いますが、しかしトップページ全体で
2M近くの容量があり、21インチ(1600×1200)ですら、
全体が表示しきれないという化け物ページでした。
業務の性質上、見栄えの良い? 洗練された? デザインのページに
したかったのでしょうが、ウチも含めて印刷業界の質の低さが表れています。
企業のホームページは、センスも重要ですが、それよりも、まず見てもらう、
ということの方が大事だと思います。

J.H.Kang さんからのコメント
( Tuesday, May 05, 1998 17:59:43 )

デザインを仕事にし、ここ3年ぐらいWEB DESIGNを主にさせていただいています。
田中先生のおっしゃることは、まったく同感です。

仕事柄いろんなHPを拝見させていただきますが、見る人のことを本当に考えているのと、
言いたくなるページが結構あると思います。最近、ホームページ作成ソフトの進化に
より、テーブルなどが簡単にできたりしますので、いろんな機能を使ったりしてHPを
作りたくなるのは、わかりますが、見る人の立場も考えて作って欲しいものです。

結構、有名な企業のホームページなどでも、背景色やバックグラウンドが文字色と
重なり読みにくいとか、また、画像を見ると間引き作業をおこなっていないとか、
WINDOWSとMACのモニターのガンマ値を考慮していなとか、いろいろありますが、
やはり、"YOU ATTITUDE"が大事ですね。

過度の演出?は避けて、何を表現するのかといったことも念頭に入れながら、
もう少し「顔の見えるデザイン」を考えて欲しいものです。

フォトショップというソフトもたいへん高機能のですが、それ故、最初にしっかり
と何を表現するのかといったことを、大事にしないと、ぐちゃぐちゃになってし
まいがちです。最近のHP作成ソフトはいろんなことができますが、それなりの
表現計画が必要です。(人に見てもらおうというのであれば)


プロフェッショナルUSEの高機能ソフト、CYBERSTUDIO3.0などはたいへん便利で
私も愛用者の一人ですが、まあいろんなことができるもんだと言いたくなるソフトです。
参考までにURLをのせます。







→  CYBERSTUDIO 3.0

田中求之 さんからのコメント
( Wednesday, May 06, 1998 15:10:23 )

たとえば個人のホームページで、表現する喜びを追及するなんて場合には、どんな
ページになっていても、作っている本人が満足ならそれでいいと思うのですよ。

また、たとえ表示に時間がかかって、かつデータの量も多いにしても、そうでなければ
表現できないものがあるということは、私だって認めます。実際、見ること自体が
悦びを与えてくれるようなページはある。

ですから、テーブルを使うとか、背景にぐちゃぐちゃ色を付けてあるとか、そのうえ
フォントに色までつけてあるとか、そういう個々の点に関してどうこういうつもりは
ないのですが、たとえば最初に言ったオンラインショップの、それも商品選択のページ
において、何を優先するべきか、どういうコンセプトでページを作らないといけないか、
なんてことは、素人でもすぐにわかるじゃないですか。いかにアクセスしやすくて、
かつ選択なり操作が明快であるか、ってことが売り上げにも直結するはずです。
(実際、ここに購入をやめた人間がいるわけですし (^_^;  )

そういう、なんていうか、焦点がぼけてるページってのがありますよねぇ。

もちろん、ページデザインをする人の問題だけではなく、それを注文するクライアント
の方に問題があるとか、個々のページにはそれなりの事情はあるんでしょうが…

なかもと ようすけ さんからのコメント
( Thursday, May 07, 1998 19:50:34 )

ページの表現とはちょっと違うのですが、インターネットで情報発信している企業はたくさんありますよね。
ユーザーからの質問もフォームやE-mailで受け付けて、E-mailで回答してくれるところもかなりあります。
ところがメールで質問しても、回答に1週間も10日もかかるところが結構多いんですよ。
なかなか返事がこないので、電話でE-mailを送ったことを伝えなければならないなんて……。
こういう企業はみんなインターネットやっているから、うちもやらなきゃ、という程度なんでしょうね。
対応ひとつで力の入れ具合がわかるというものです。
ユーザーとのコミュニケーションなんてどこにあるのやら。
スミマセン。グチになってしまいました。