このページは福井県立大学の田中求之が2006年1月まで運用していた Mac のサーバ運用に関する会議室 「Web Scripter's Meeting」の記録です。情報が古くなっている可能性がありますのでご注意ください。

バーチャルホストとマルチドメイン

発言者:manami
( Date Friday, March 27, 1998 14:59:08 )


わからないことだらけで困っています。どなたか教えて下さい。

最近Mac+ONCで www.aaa.co.jpのサーバーをたちあげたのですが、
同じサーバーの中にwww.bbb.co.jpをつくりたいのです。
(ちなみにwww.bbb.co.jpはすでに存在するドメインでプロバイダのほうに
おいてあります。)

そこで、バーチャルホストとマルチドメインという二つの方法があると
思うのですが、この違いは何なのでしょうか?
バーチャルホストは同一IPでの使用しかできないということだけでしょうか?

WEBSTAR2.0+QuickDNS Pro2.0+HomeDoorを使ってマルチドメインに
したいのです。
そこで最初にしなくてはいけないのが、HomeDoorにIPを割り当てることですが、
www.aaa.co.jpはOCNの方からJPNICへの登録やIPを割り当ててありますが、
すでにwww.bbb.co.jpは某プロバイダのIPで登録になっています。
この状態でwww.bbb.co.jpにOCNからもらったIPを勝手に割り付けても
www.bbb.co.jpの名前でホームページにアクセスできませんよね?
IPだったらできるんでしょうか?

まず最初にすべき事はJPNICへの変更なのでしょうか?


田中求之 さんからのコメント
( Friday, March 27, 1998 17:54:49 )

>すでにwww.bbb.co.jpは某プロバイダのIPで登録になっています。
>この状態でwww.bbb.co.jpにOCNからもらったIPを勝手に割り付けても
>www.bbb.co.jpの名前でホームページにアクセスできませんよね?

東漸できませんし、自分に割り当てられてもいない IP を使うことなど
できません。

まず JPNIC に手続きをとって、www.bbb.co.jp の IP アドレスや
ネームサーバーなどの情報を、自分のサイトのものに更新する必要が
ありますね。


バーチャルホストもマルチドメインも、基本的には、一つのマシンで複数の
ホスト(あるいはドメイン)を管理するということでは同じものです。

この方法として、一つのマシンにドメイン(ホスト)毎に違った複数の IP アドレス
を割り当てる方法と、一つの IP アドレスで複数のドメイン(ホスト)を運用する
方法があるわけです。

HomeDoor を使うということは、後者の方法をとるといういうことですね。

POWERBOOK ARMY 飯嶋 さんからのコメント
( Friday, March 27, 1998 18:47:07 )

そのプロバイダが許してくれるならば,まず,
1.www.bbb.co.jpのコンテンツを制作
2.プロバイダのDNSサーバのwww.bbb.co.jpのレコードをこちらのIPに向けてもらう
3.自分のネットワークのDNSサーバに情報を登録
4.OCNに依頼して接続承認をしてもらう
5.プロバイダのDNSのレコードを削除してもらう

これで手続き的には完了でしょう。

manami さんからのコメント
( Friday, March 27, 1998 19:01:38 )

レスありがとうございます。

>まず JPNIC に手続きをとって、www.bbb.co.jp の IP アドレスや
>ネームサーバーなどの情報を、自分のサイトのものに更新する必要が
>ありますね。

やっぱりそうですよね。
ということはwww.bbb.co.jpはしばらく閉鎖になりますね。

>HomeDoor を使うということは、後者の方法をとるといういうことですね

え?HomeDoorもそれぞれIP アドレスを割り当てるのではないのですか?

2つのドメインが運用できれば方法はどんなやりかたでも問題ないです。
絶対にHomeDoorでなきゃ。というわけでもありません。
ほかにFireSite Virtual Domain Managerでもできると聞きましたが
どうちがうのでしょう。

それとHomeDoorでとても気になるのが
http://plaza2.mbn.or.jp/~sayuri/mac/door/door.htmlに

ネットスケープのURL欄に「http://www.that.co.jp」と入れた後に、
自動的にこのURL( http://www.this.co.jp/that/)に直って表示されてしまいます。
これはHomeDoorでは制御出来ないようで、これでは間借りドメインということがバレテしまいます
苦肉の策としてDNSの設定で、「www2.that.co.jp」を「www.this.co.jp」のエイリアスとして
登録するのです。そして、「URL to Redirect to」フィールドには、「http://www2.that.co.jp/that/」と入力します。もちろんこれもブラウザのURL欄に表示されてしまいますが、本当のURLが出るよりマシかなという感じです。

とあるのですが本当すか?現在のバージョンでも問題点は
変わってないのでしょうか?

田中求之 さんからのコメント
( Friday, March 27, 1998 19:09:28 )

HomeDoor は使ったことがありませんので、勘違いがあるかもしれません (^_^;;

二つのドメインを同一のマシンで動かす場合、方法は何通りかありますよ。
WebSTAR 3.0 あるいは Quid Pro Quo Plus のように、サーバー自体が
バーチャルホストに対応しているものもあります。

このサイトの場合、Welcome というPlugin を使って、同一の IP アドレスによる
バーチャルホスト(バーチャルホストという場合は、これを指すのが一般的なよう
ですね)を運用しています。

どの方法が最適かは、状況によって異なりますから、ご自分にふさわしい方法を
調べてみてください。

manami さんからのコメント
( Friday, March 27, 1998 19:10:19 )

う〜ん許してくれる可能性は低いですね。>POWERBOOK ARMY 飯嶋さん
それだと、一時閉鎖はまぬがれますね。

manami さんからのコメント
( Monday, March 30, 1998 02:51:17 )

いろいろ調べたりしているうちにだんだんわけが分からなくなってきました。

つまり1つの一つの IP アドレスで複数のドメインを運用するのが
ヴァーチャルドメインですよね?
しかし、私がこれから運用したいドメインはすでに存在していて
JPNICに登録されているのですが、aaa.co.jpとbbb.co.jpの IP アドレスを
同じにしても大丈夫なのでしょうか?

一つのマシンにドメイン(ホスト)毎に違った複数の IP アドレス
を割り当てる方法をとるならば、
WebSTAR 3.0 か Quid Pro Quo Plus のように、サーバー自体が
バーチャルホストに対応しているものをつかわなくては駄目ですよね。

いま使っているのがWebSTAR 2.0なので 3.0(英語)に変えるという
手段もありますが、英語版をつかう英語力がないのでそれはちょっとパスです。

となると、サーバを2台にしてそれぞれにWebSTARをたちあげるのが
一番手っ取り早い方法なのでは?と思うのですが。
なんか間違ったこと言ってたらご指導、ご指摘ください。
もう頭がうにってます。

田中求之 さんからのコメント
( Monday, March 30, 1998 03:34:33 )

>しかし、私がこれから運用したいドメインはすでに存在していて
>JPNICに登録されているのですが、aaa.co.jpとbbb.co.jpの IP アドレスを
>同じにしても大丈夫なのでしょうか?

DNS サーバもちゃんと設定でき、サーバーの側できちんと対応するなら、なんら
問題はありません。

WebSTAR 2.0 でしたら、 Welcome Plugin のようなサードパーティ製の
Plugin を使うしか方法はありません。こうした Plugin を使う場合、当然
ながら、ドキュメントは英語です( Welcome などは、最近のバージョンは
機能が豊富な分、設定が分かりにくくなっています)。

残念ながら英語は避けて通れませんね。

>となると、サーバを2台にしてそれぞれにWebSTARをたちあげるのが
>一番手っ取り早い方法なのでは?と思うのですが。

Web サーバーの観点からは、これが一番楽な方法です。

ただし、DNS サーバーの設定はちゃんと行う必要があります。DNS の設定(理解)
がいい加減だとまともに運用できません。

大西恒樹 さんからのコメント
( Monday, March 30, 1998 14:52:35 )

>DNS の設定(理解)がいい加減だとまともに運用できません。

全くその通りです。
この場合、JPNICのデータベースに対する変更の項目、方法などは大丈夫ですか?

manami さんからのコメント
( Tuesday, March 31, 1998 01:21:12 )

>ただし、DNS サーバーの設定はちゃんと行う必要があります。DNS の設定(理解)
>がいい加減だとまともに運用できません。

そうですか。そうですよね。DNS サーバーは何だかわかりにくいですね。


>この場合、JPNICのデータベースに対する変更の項目、方法などは大丈夫ですか?

う〜ん...大丈夫とはいいきる自信がないでが、変更の手続きはまだしていません。

そもそもヴァーチャルドメインの定義とはなんなのですか?
すべてのドメインはJPNICに登録してあるものだと思っていたのですが、
ヴァーチャルドメインもJPNICに登録しなくてはいけないのでしょうか?
う〜ん。わからないぞぉ〜
どなたかヴァーチャルドメインの定義を教えていただけませんか?
お願いします。

田中求之 さんからのコメント
( Tuesday, March 31, 1998 03:51:51 )

バーチャルであろうがなんであろうが、インターネットにおいて、ホスト名で指定
できるようにするためには、少なくともドメインは JPNIC なりなんなりの、しか
るべきところへ登録する必要があります。

ホスト、あるいはサブドメインは、ドメインを管理する DNS サーバーの設定に
よって自由に設定できますが、ドメインは勝手に割り付けても無意味です。これは
ホスト名から IP アドレスを割り出すときの DNS での検索手順を考えてもらえば
自明ですね(自明でない場合は『DNS & BIND』を読み返してください。この本を
持ってない/読んだことが無いなら… サイトを運用するのは無茶といっても過言で
はありません)。

バーチャルドメインの定義は、一つのマシンで複数のドメインを運用する、という
ものです。バーチャルだろうが、なんだろうが、ドメインの管理・運用と言う点で
必要なこと( DNS 関連)にかわりはありません。

POWERBOOK ARMY 飯嶋 さんからのコメント
( Tuesday, March 31, 1998 10:10:34 )

バーチャルドメインを利用するには,最低限以下のことに関して理解が必要です。
『DNSレコード』
『DNSサーバ』
『IPアドレス』
『ドメイン名の登録』
がどのように働いているか理解しなければいけません。バーチャルドメインは,
複数のホスト名を1つのサーバ(それは大概1つのIPアドレスで運用される)に
割当てることですから,DNSレコードで必要なホスト名をサーバのIPアドレスに
CNAMEで重複割当てしてゆきます。この際,逆引きのデータベースは1つだけで
すからバーチャルで運用するホスト(ドメイン)では逆引きデータベースは存在
しません。

DNSサーバが正しく働くためには利用するドメインがそのDNSサーバで動いている
ことを登録しなければなりません。これがJPNICへの登録となります。バーチャル
ドメインというのはWebサーバの用語ですから,ここまでの『基本設定』にはなん
ら関係ありません。

いやあFireSiteのマニュアルの翻訳は勉強になりました(爆)
4月15日出荷(予定)です。


→  FireSite

kozka さんからのコメント
( Tuesday, March 31, 1998 11:26:57 )

>いやあFireSiteのマニュアルの翻訳は勉強になりました(爆)
>4月15日出荷(予定)です。

ってFireSite日本語版の出荷ということですか? それともマニュアルだけとか。

manami さんからのコメント
( Tuesday, March 31, 1998 11:48:03 )

みなさんありがとうございます。
どうやら私の知識がまだまだ足りないようですね。
DNS & BINDは読むだけでも難しいのですが、もう一度読み返してみます。

FireSite日本語版ってこれじゃないですか?これは英語版の販売なのかな

manami さんからのコメント
( Tuesday, March 31, 1998 11:49:46 )

しまった!URLが抜けてしまいました。

→  FireSite

POWERBOOK ARMY 飯嶋(dit) さんからのコメント
( Tuesday, March 31, 1998 12:36:31 )

日本語化するだけの販売数が見込めるかどうか,ですね。

当面英語版に日本語スタートアップマニュアルをつける形で
販売する予定です。

ショージ さんからのコメント
( Tuesday, March 31, 1998 13:33:48 )

> 当面英語版に日本語スタートアップマニュアルをつける形で販売する予定です。

ぜひがんばって早く出荷して下さい。
期待しています。


重松修 さんからのコメント
( Tuesday, March 31, 1998 17:00:27 )

私も興味あります。>FireSite

これは、ネットワーク的に近いところ、例えば、meshとso-netにミラーしてあるとして、meshのユーザーはmeshを、so-netのユーザーにはso-netをとかできるんでしょうか?

あと、Webstarは高いので買うつもりはないんですが、QuidProQuoでは動かないんでしょうか?

が、しかしまあ、恐ろしく高いですねえ。(;_;)
2万5000円も払ってほとんどお試し版のような気がしますが。。。
価格はもっともっともっと頑張って欲しいです。(^^;;

POWERBOOK ARMY 飯嶋 さんからのコメント
( Tuesday, March 31, 1998 18:56:33 )

> 複数のホスト名を1つのサーバ(それは大概1つのIPアドレスで運用される)に
> 割当てることですから,DNSレコードで必要なホスト名をサーバのIPアドレスに
> CNAMEで重複割当てしてゆきます。この際,逆引きのデータベースは1つだけで

うそ書いてました。ドメインごとにレコードを作りますから,CNAMEではなくて
Aレコードですね。逆引きのデータベースはデフォルトのドメインのものだけ作り
ます。これは本当。

...重松さん

数が出れば安く設定できるのでしょうが... このあたりはコメントしにくいです。
ごめんなさい。超円安ですし(;;)

QuidProQuoでは全く動きませんでした。

FireSiteのリモートサーバは当然のことながら自分のラインから近いところの方が
望ましいです。インターネット接続の速度に応じてデータを分散して配信する機能は
Multimediaエディションのみのサポートとなります。

重松修 さんからのコメント
( Wednesday, April 01, 1998 00:24:02 )

そうですね、円安ですし、数がでるものでもなさそうだし。(^^;;
QPQで動かないのはちょっと痛いかもですね、お互いに。(^^;;

それはそうと、セキュアなサーバを構築するには現在でもWebstarしか選択
肢はないのでしょうか?QPQのセキュア版についてと居合わせメールを送信
するもここ一週間くらいシカトされているので、ちょっと印象悪いです。
>QPQのメーカー

ベリサインは高いので、他の適当な認証局のサービスで行こうと思っている
んですが。

田中求之 さんからのコメント
( Wednesday, April 01, 1998 13:37:56 )

>QPQのセキュア版についてと居合わせメールを送信
>するもここ一週間くらいシカトされているので、ちょっと印象悪いです。
>>QPQのメーカー

メーリングリストでも、このところ、作者の側からのコメントが途絶えている
状況です。2.0 を出して商品化したあたりから、サポートが低下してきて
いるんですよねぇ。