このページは福井県立大学の田中求之が2006年1月まで運用していた Mac のサーバ運用に関する会議室 「Web Scripter's Meeting」の記録です。情報が古くなっている可能性がありますのでご注意ください。

OCNエコノミーのおけるIPアドレスとDNSサーバーの運営の初歩的質問

発言者:ゆりこ@神戸大学
( Date Wednesday, December 03, 1997 13:45:24 )


初歩的質問なのですがよろしくお願いします。


IPアドレスについてよく理解できていないのだと思うのですが、
OCNエコノミーではIPアドレスは16個受けられます。そして
JPNICではDNSサーバーが最低2個からでないと受け付けてもらえません。ところで、雑誌をみているとIPアドレスはできるかぎり節約し有効に使いたいなどと書いています。私の理解では、CO
Mドメインを2個をとり、それにIPアドレスを2個対応させようと思
っていたので実際には16個(2個は使えないので実質14個)
もあっても仕方ないななどと思っていたのでとても心外でした。


UNIX magzineの1997/12号の「Freebsdを使ったOCNエ
コノミー接続環境」 by 松村ヨシオ&上原哲太郎

に書いてありました。



「個人利用の場合で仮にIPアドレスが余っていてもドメインがなければ何の意味もない筈である」という認識はおかしいのでしょうか。また、IPアドレスはドメインと対応させる以外にも使用する有効な利用方法があるのでしょうか。

あと、OCNエコノミーではNTTサイドは複数ドメインを認めている 
のですがセカンダリDNSサーバーは1個だけというのは事実なのでしょうか?つまり、OCNエコニミーでは最大2個までしかドメイン
は持てないのでしょうか?それならば、IPアドレスの余ったもの分
にドメインをつけることはエコニミーでは無理ということになり最初から16個ではなくもっと少なく交付するべきではないかという疑問
にも悩まされてます。

わたしの理解ではOCNエコノミーでは14個IPアドレスがあるので
最大14個のドメイン名を個人で持つことが可能なのであるという理解をしていたので混乱しています。あと、JPNICは1つの組織に対して複数のドメインを認めないらしいのです。ということは、個人で複数のドメインを持つことは無理なのでしょうか?つまり、OCNエコノミーで3個目以降のドメインを持ちたい場合にはどうなるのでしょうか?これは物理的に無理という理解でいいのでしょうか?ということは、OCNエコノミーを利用して自前でサーバーを構築している人達も完全にIPアドレスを無駄無く使っている人はいない筈であるということになると思うのですが正しいでしょうか?


とても混乱しきった発言で申し訳ありません。何かコメントをいただければ幸いです。

成田@DCMP さんからのコメント
( Wednesday, December 03, 1997 15:04:21 )

つい昨日OCNエコノミーのDNSサーバーの設定をしてましたのでご参考まで。

通常ドメイン名は1団体1個になっているはずです。
(JPNICの場合 "co" ドメインであれば申請時に法人登記されている団体の記入が必要です)
また1ドメインあたり申請料2万円がかかります。(ドメインのみでIPは別)

個人でドメインを申請する場合「地域ドメイン(yuriko.kobe.jpなど)」が申請できるはずです。
(これも1個人1個までだったと思いますが)

とりあえず個人でドメインを運用するぶんには1ドメインで十分だとおもいます。
なぜならドメインは「@@@.yuriko.kobe.jp」の@@@の部分を自由に決めることができるため、
「www.yuriko.kobe.jp」や「mail.yuriko.kobe.jp」などサーバーに合わせて運用が可能です。

またIPアドレスはインターネットに接続するコンピュータ全てに必要なもので、ドメインとは
認識がことなります。
例)yuriko.kobe.jpのIPアドレス→192.168.1.0〜15まで
  ルーターのIPアドレス→192.168.1.1
  www.yuriko.kobe.jpのIPアドレス→192.168.1.2
  (DNSサーバー兼用)
  mail.yuriko.kobe.jpのIPアドレス→192.168.1.3
  その他クライアントマシンのIPアドレス→192.168.1.4〜14

ですから、小規模なネットワークでは14個でも足りますが、規模が大きくなると厳しいものがあります。

とお答えになってるでしょうか?
また間違いなどありましたらご指摘ください。

稲垣@信州 さんからのコメント
( Wednesday, December 03, 1997 15:35:20 )

 少しドメインに関して混乱している様ですね。もう一度JPNICのページを読んでみ
ると、スッキリすると思いますが・・。

 JPNICへ申請・登録するドメインとサーバやクライアントのパソコンのドメイン名
は少し違うものです。

 JPNICへ申請するドメインとは、国別・組織の種類・組織の名前までの部分をあら
わすものです。
 日本では、hogehoge.co.jp等の様にピリオドで区切られた後ろから3つまでの部
分がドメインになります。
 北米では、最後の国別のものがないので、hogehoge.com等の様に2つ間でです。

 xxxx.hogehoge.co.jpの様なサーバ等へ付けるのがドメイン名になります。そし
て、xxxxの部分はhogehoge.co.jpのドメインを持っている組織が自由に決める事が
出来ます。

 実世界のアパートで例えると、ドメインが住所で、ドメイン名は部屋番号を含め
た住所に相当すると思います。アパート自体の住所は既に決められていますが、部
屋番号は大家さんが自由に決める事ができるのと同じです。(これで良いはずです
よね??)

 で、上記の例になると一つのドメインから派生した?ドメイン名を14個のIPに振
り分ければいいですので、hogehoge.comという「ドメイン」を持っていれば

1. www.hogehoge.com
2. mail.hogehoge.com
3. ftp.hogehoge.com
4. list.hogehoge.com
.
.
14. watashi.hogehoge.com

 と言った「ドメイン名」を付けて行けば、お望みの事はできると思います。

 私なりの解釈なので、間違っている所が有りましたら、指摘して下さい。


 ここからは、殆ど独り言です。
 後、別に「ドメイン名」を登録する必要は無いと思いますが。IPアドレスを
直接打ち込んでも、同じ事です。人間が理解し易い様にIPアドレスに別名・対
応した名前をつけるシステムですので、自分や特定の狭い範囲で使う場合、下
手をすると直接IPで指定した方が楽な時が有るかも知れません。

#電話番号と同じ程度ですので、覚えられない事も無いと思いますが・・。

 少しでも、参考になると嬉しいです。


NK さんからのコメント
( Wednesday, December 03, 1997 15:35:39 )

わかる部分だけ説明します。
1.まずIPアドレスについては、ドメインネームに1対1で割り当てるものではなく、
インターネットに接続しているマシンに割りあてられるものです。
またJPNICではIPアドレスは有効に使ってもらえるならどんどん使って欲しい、
といってます。
IPアドレス節約うんぬんは、日本でのIPアドレス利用率が低い原因となっている、
既得権で大量のIPアドレスを持っていて手放さない、一部の企業、大学に対してです。
話がそれましたが、ドメインがなくてもIPアドレスだけでルーティングできますし、
逆にIPアドレスがなければコンピュータは、インターネットに接続できませんので、
16で多すぎることはないと思います。
ルータやクライアントにもIPアドレスは必要ですし、個人でもwwwやDNSサーバを
分ける場合は1個のドメインで複数のIPアドレスが必要になります。

2.ドメインの割当については1組織、1ドメインということで、その組織の解釈によって複数のドメインを持つことが可能らしいです。
しかし一つのドメインでもそれに対するサブドメインは自由に作れますので、
個人(個人でなくとも!)でドメインを複数とる必要はないと思います。
今後IPアドレスの問題も解消されていくと思いますので、
あまりIPアドレスのことで神経質になることはないと思います。

ゆりこ@神戸大学 さんからのコメント
( Thursday, December 04, 1997 00:04:45 )

貴重なコメント本当にありがとうございました。少し誤解が解けた気がします。
まず、稲垣@信州さんのコメントのおかげで1つのドメインから派生させたサブ
ドメインの生成から多分個人レベルでは1ドメインで十分なのであろうという確
信がもてました。

ただ、成田@DCMP さんの「IPアドレスはインターネットに接続するコンピュータ
全てに必要なもので、ドメインとは認識がことなります。」というコメントでまた
混乱しつつあります(^^;)。つまり、16個のIPアドレスがあるということ
は,最大でも16を越える数の端末を常時接続させることはできないという意味で
しょうか?実際,個人でも家に複数端末がある場合には何台かインターネットに接
続させたくなりますよね。その場合に、1台ごとにIPアドレスが必要になるとい
うことですよね。だから、IPが16個ということは20台の端末をつなぐことは
不可能な筈です。この理解はよろしいでしょうか。


上記のステートメントが正しいとして,次に混乱しているのは現実には個人では10
台もはつながないと思います(少なくとも私の自宅では1ルームなので無理です)。
そこで,せいぜい2−3台をつなぐことになるのですが,その場合IPアドレスが余
りますよね。つまり、ここで余るというのは仮に3台の端末をインターネットにつな
ぐ場合にIPアドレスが3個最低でも必要なわけです。まぁ,その他に専用のルータ
などにもIPアドレスが1個必要なのですが,それでも遊んでいるIPアドレスが発
生すると思うのです。3台の端末で,すべてのIPアドレスを消化することはありえ
ないという理解でいいのでしょうか?


つまり、稲垣@信州 さんからアドバイスいただいた派生ドメインを作りだして派生
ドメインにIPアドレスを付ければ全部のIPアドレスを使用することができるわけ
ですが,そのためには端末が追加的な端末の購入が必要なのでしょうか?必要な気が
するのですが間違いでしょうか?つまり、IPアドレスをサブドメインに割り当てる
とすると,そのサブドメインそれぞれに対してDNSサーバーが必要なのでしょうね?
その辺りがよくわからないです。


話しを戻しますが,3台の端末をインターネットにつなぐ場合にとりあえず自前のDN
Sサーバーが取得したドメインとIPアドレスを変換しますね。それは理解できるので
すが,サブドメインにIPアドレスを割り振った状況ではサブドメインとそれに割り当
てたIPアドレスの変換はどのDNSサーバーが行うことになるんでしょうか?接続す
る3台の端末のうちDNSサーバー用に1台使うとすると,その1台のDNSサーバー
がサブドメインも含めてすべてのIPアドレスとサブドメインの変換を行うというイメ
ージになるのでしょうか?非常に混乱していて,「この子なに言ってるの?」って感じ
で恐縮なのですが・・・・・・(^^;)。いま疑問を簡単に言うとすると,稲垣@信州 
さんが指摘したようなサブドメインを作りだして,そのぞれにIPアドレスを割り振ると
いうことを行いたいのですが、それを実行するとき端末は一体何台くらい必要なのでしょ
うか?私は,どうも1個のIPとサブドメインごとに1台の端末が必要!というイメージ
から抜け出せないのですが間違いなのでしょうか?


すいません,とてもとりとめのない質問で恐縮しています(^^;)。

木村英一 さんからのコメント
( Thursday, December 04, 1997 05:54:09 )

IPアドレス・ドメイン・DNSなどなどが、ごちゃごちゃの
ようですね。もう一度、一緒に考えずにそれぞれを単独で、役割を
考えてみてはいかがでしょうか。特にIPアドレスについては、
OCNだから16の割り当てとか、全部使わなければいけないのでは
ないかなどは少し頭の中からだしておいて・・・。
基本的にIPアドレスは、外の世界の人(ネットワークに接続して
いる方々)が、ゆりこさんの家のサーバーにアクセスするときに
必要になってくるものと、ゆりこさんの家の中だけで使うそれぞれ
の端末に割り振れるアドレスがあります。
具体的に当てはめると、DNS・WWW・メールなどのサーバーと
しての役割に使う端末(外の世界の人が使う)には、前者を。
ネットスケープやユードラなどが入っている端末で、ただホーム
ページをみたりメールをチェックしたりなど外の世界の人が全く
アクセスする必要のない端末を後者のアドレスを振ります。
そうすると、たまたまOCNに加入すると前者のアドレスが16個
ゆりこさんに割り当てがされたというだけで、あとはゆりこさん
次第で、1台の端末で全部運用するか、複数台で運用して、それぞれ
アドレスを割り振るかというだけの話です。
で、さらにDNSサーバーの端末に割り当てたアドレスをJPNICに申請
すると、世界的に認められ、外の世界の人がアクセスできる環境となり、
また、このアドレスだと覚えにくいので、申請したアドレスに対して、
http://www.aaa.co.jpと名前をゆりこさんが決め国際的にこの名前でも
外の世界の人がアクセスできるようJPNICにお願いをする(申請する)
と、いった具合になります。
またまた、さらにサブドメインについても1台のDNSサーバーに複数
個設定すれば1つのアドレスだけですみますし、複数のDNSサーバー
を立てて、それぞれに設定すればサーバーを立てた分だけアドレスが
必要になってくる、といった具合です。
とりあえずいかがなものでしょーか。
私も初心者の一人なので適切な表現および正しいかどうか不安なんで
すが・・・。

ALGO さんからのコメント
( Thursday, December 04, 1997 06:03:48 )

私も分かることだけ。
>>サブドメインを作りだして,そのぞれにIPアドレスを割り振ると・・

沢山のサブドメインを作っても、外の世界から多くのサブドメインには
到着できないでしょう。あなたに与えられたドメイン名は1個で、あなたが
管理すべきIPアドレスは16個だけだからです。つまり外の世界の人は
あなたのドメイン名しかしらないので、あなたのネームサーバは、
www.xxx.jpはどれですかと問い合わせに対して
www.xxx.jpは私が16個管理しているうちのxxxですと答えます。現実に使える
14個のIP、ひとつひとつをサブドメインにみたてれば、14個のサブドメインを
作ることも可能だと思います。その時サブドメインを管理するのはあなたの
ネームサーバで、そう上流のOCNのサーバは管理していません。あくまでも
OCNのサーバが管理しているのはあなたのドメイン名です。
また、ひとつのIPアドレスに別名をつけることも可能です。よく話題に
なってますよね。一台のマシーンでDNS、WWW、Mailを動かしている。
つまり、www.xxx.jpの別の名前は、mail.xxx.jpですと、IPは同じ。
とあなたのネームサーバに書いておくだけです。ただしマッキントッシュの場合
標準のまま、一台のマシーンで、www1.xxx.jpとwww2.xxx.jpはつくれません。
方法はあるようですので、詳しい方に訪ねて下さい。
11.HOME-DOORを使ってのVirtual IP(Domain?) を参照に。
このように考えていくと、単純にDNS、Mailを一台にして、
残り13台をサブドメインに見立てた場合、14台のマシーンが必要てすね。
さらに、DNSは一台。wwwとmailを同一マシーンで運用すれば
wwwとMailを13台もてますね。どんな意味があるのか不明ですが。
また、ルータでネットワークを分割しても、中から外には行けるけど、
外から中には入れないと思います。ルータも機器のひとつですからIPを登録
するのかと思えますが、分割したルータ2にデフォルトルータのIPアドレスを
知らせてあげれば、ルータ2は分からないことを、ルータ1に投げます。
つまり、210で始まるIPと195から始まるネットワークを繋ぐことが可能
です。私が間違えていなければ。195から始まるネットワークには256台の端末を
繋ぐことが可能だと思います。で256台から同時に外に出ていけるのか
どうかは分かりません。多分ルータ2がナットなどに対応していれば
スピードはともかく行けそうな気がします。

ゆりこ@神戸大学 さんからのコメント
( Thursday, December 04, 1997 07:47:19 )

本当にご丁寧なフォローありがとうございました。

自分なりにTCP/IP入門という本をいろいろ読みましたが
わからないことが少し解決した気がいたします。それから,木
村さんの回答は本当にはっきりクリアーに理解でき完璧なので
すが,1つだけ追加的な質問よろしいでしょうか?


>木村英一さんからのコメント
>さらにサブドメインについても1台のDNSサーバーに複数
>個設定すれば1つのアドレスだけですみますし、複数のDNSサーバー
>を立てて、それぞれに設定すればサーバーを立てた分だけアドレスが
>必要になってくる、といった具合です。


この場合で、複数のDNSサーバーをたてて,それぞれに設定すればサ
ーバーをたてた分だけアドレスが必要になってくるということですが。
この場合にJPNICには何も申請をしなくてもいいんですよね?つま
り,あくまでサブドメインなのでメインのドメインを1回申請しておけ
ばあとはサブドメインにIPアドレスを割り振る時にはJPNICには
追加的な申請は必要ないということですよね?(^^;)。



あとIPアドレスについての本質的な疑問なのですが。IPアドレスを
NTTが取得した場合にこのIPアドレスが有効な範囲というのはどの
ような範囲なのでしょうか?例えば、E−mailのアカウントとアド
レスの交付を受けたならば,全世界のどこででも(1)インターネット
につながっていて(2)メールソフトがあれば全世界でそのE−mai
lアカウントは有効だと思うのです。例えば、みなさんが取得されてい
るE−mailアカウントはノートパソコンとそれをインターネットに
接続できる環境があればニューヨークでもロンドンでもメールを取れる
筈ですよね。では、IPアドレスは仮に私が兵庫県で在住していてそこ
の地域のNttから取得した場合に,そのIPアドレスを別のOCN以
外の常時接続環境にあるDNSサーバーに割振ることは可能でしょうか?
例えば、私が米国に行った場合に,そこで専用線接続の環境に直面したと
しますよね?そこで,IPアドレスを現地で取得したCOMドメインとつ
なげば,現地でDNSを立ち上げることも可能であろうという推測は大丈
夫でしょうか?つまり、IPアドレスも全世界どの地域でも可能なのでし
ょうか?


うーん,変な質問ばかりすいません。

ALGO さんからのコメント
( Thursday, December 04, 1997 09:05:19 )

>IPアドレスは仮に私が兵庫県で在住していてそこ
>の地域のNttから取得した場合に,そのIPアドレスを別のOCN以
>外の常時接続環境にあるDNSサーバーに割振ることは可能でしょうか

不可能だと思います。ドメインネームシステムはそれぞれのネームサーバが
自分の管理する範囲のデータベースしか持ちません。OCN はそこが管理
しているデータベースしか管理していないので、もしあなたがニューヨーク
でOCNから所得したIPを使った場合、あなたの上流のネームサーバはあなたの
ことを知らないので、繋がらないでしょう。
 JPNIC がネームサーバの管理をしている IPアドレスは
        133.0 〜 133.255
        192.50.0 〜 192.50.255
        192.218.0 〜 192.218.255
        192.244.0 〜 192.244.255
        202.11.0 〜 202.11.255
        202.13.0 〜 202.13.255
        202.15.0 〜 202.19.255
        202.23.0 〜 202.26.255
        202.32.0 〜 202.35.255
        202.48.0 〜 202.48.255
        202.208.0 〜 202.255.255
        203.136.0 〜 203.141.255
        203.178.0 〜 203.183.255
        210.128.0 〜 210.159.255
この範囲です。アメリカのNICが管理している
IPアドレスはこの範囲と重複しません。
あなたのIPアドレスを管理するのはOCNのネームサーバの仕事です。
IPアドレスが割り当てられたとしても、その上流にあるプロバイダが
承認してくれないとインターネットに参加できないはずです。
OCNがIIJと繋がっていたら、IIJがOCNからの申告を承認する
必要があるはずです。ドメインネームシステムは単に 与えられた
IPを振れば動くわけではありません。
Mailの場合、接続したプロバイダーから次々に問い合わせていき
あなたのアカウントがあるメールサーバに辿り着き、メールを取り出せる
だけです。

NK さんからのコメント
( Thursday, December 04, 1997 10:11:11 )

>この場合で、複数のDNSサーバーをたてて,それぞれに設定すればサ
>ーバーをたてた分だけアドレスが必要になってくるということですが。

1つのDNSサーバでドメイン、サブドメインを管理できるのでDNSサーバは1つ、
もしくは2つで十分です。

>サブドメインにIPアドレスを割り振る時にはJPNICには
>追加的な申請は必要ないということですよね?

そうです。

>IPアドレスは仮に私が兵庫県で在住していてそこ
>の地域のNttから取得した場合に,そのIPアドレスを別のOCN以
>外の常時接続環境にあるDNSサーバーに割振ることは可能でしょうか

この場合専用線の接続先のプロバイダーからIPアドレスを、
割り当ててもらうことになると思います。
OCNではOCN以外のIPアドレスの使用も認めているみたいですが。
この辺はプロバイダの方針次第だと思います。

大西恒樹 さんからのコメント
( Thursday, December 04, 1997 11:07:55 )

かなり不正確な情報がありますので、まずそこから行きます。

サブドメインという記述が見受けられますが、例えばwww.yuriko.co.jpと
いうのは「ホスト名」であって、決してサブドメインではありません。
普段ゆりこさんがアクセスしている、http://www.yuriko.co.jpというような
アドレスは、特定の「ホスト」と通信しているわけですね。混乱の元ですので
一応。

さて、もともとTCP/IPネットワークでは、各端末がIPアドレスを持っていますが、
これを覚えやすくするために、ホスト名があるわけです。ここで言うホスト名
とはホスト部wwwとドメイン名yuriko.co.jpから成っています。この特定のホスト
名とIPアドレスを照会するのがDNSサーバです。

DNSサーバは原則として、1ドメインにつき2つ必要です。1つがプライマリ、
もう1つがセカンダリサーバです。そのネットワークyuriko.co.jp内のホスト
情報について権限を持つのがプライマリサーバ、つまりあなたが恐らくこれから
立てなければならないサーバです。このプライマリネームサーバには、yuriko.
co.jpドメインを持つ任意のあらゆるホスト名(www.yuriko.co.jpからtomato.
yuriko.co.jpまで何でも良い)とそれらに対応するIPアドレス(これは割り当て
られた16個から使えるもの)の情報をセーブします。OCNで用意してくれる
セカンダリネームサーバは、あなたのプライマリサーバから定期的にこの情報
を読み取りにくるだけで、yuriko.co.jpのドメインを持つホストに関して、
権威ある答えをできるのは、あなたのプライマリネームサーバだけです。

ところで、このスレッドにも勘違いしていると思われるコメントがありましたが、
JPNICには、各々のホスト名(www.yuriko.co.jpなど)は登録しません。JPNICに
登録するのは、プライマリとセカンダリのネームサーバだけです。つまり、JPNIC
は、各々のホスト名に対応するIPアドレスを知らないかわりに、「誰が権威を
持った答えを持っているか知っている」に過ぎません。ですから、一度これらの
ネームサーバ情報をJPNICに登録すれば、各々のホスト名、対応するIPアドレスは
後からでも自由に変えることができます。ただし、割り当てられたIPアドレスの
範囲内で、というのは言うまでもありません。

そこでこのIPアドレスですが、一度割り当てられてしまえば、自由に使うことが
できますが、ゆりこさんが気にされている利用率については、JPNICに規定があり
ます。つまり、割り当て直後に25%、1年後に50%を基準とします。詳しくは
JPNICのホームページを読むことを強く勧めます。

それから、これも誤解があるようですが、IPアドレスの管理とネームサーバは
全く関係ありません。OCNで割り当てられるIPアドレスは、ocn.ad.jpという
JPNICの業務委任委員が管理するものです。つまり、直接JPNICが割り当てる
わけではなく、ocn.ad.jpが「自分の管理するアドレスの中から」割り当てる
わけで、これをそれ以外のネットワークで使うことができないのは、これで
おわかりだと思います。

最後に端末の数については、サブネットを切らずに全てグローバルIPアドレス
を振れば基本的にルータを除いて13台、(1台に複数振ることは可能ですが)
プライベートIPアドレスを振れば(クラスAからCまで可能ですので)数えきれ
ないほどたくさん(笑)です。

>また、ルータでネットワークを分割しても、中から外には行けるけど、
>外から中には入れないと思います。ルータも機器のひとつですからIPを登録
>するのかと思えますが、分割したルータ2にデフォルトルータのIPアドレスを
>知らせてあげれば、ルータ2は分からないことを、ルータ1に投げます。
>つまり、210で始まるIPと195から始まるネットワークを繋ぐことが可能
>です。私が間違えていなければ。195から始まるネットワークには256台の端末を
>繋ぐことが可能だと思います。

ちょっと無茶苦茶な気がしますが。^^)


ゆりこ@神戸大学 さんからのコメント
( Thursday, December 04, 1997 13:14:26 )

どうもありがとう!(^^) かなり理解できました。しかし、最後の
質問の意図を明確にして補足すると、「もし、OCNからいただい
たIPアドレスの未使用分を誰かに盗まれて、知らない場所で悪
用される可能性というのはゼロというか心配しなくても良いですよね」 
  つまり、IPアドレスが生きるか死ぬかは、そのサーバーがインターネットに接続している場合に、その接続を保証しているISPが間接的にチェックを入れるということですね。言い換えれば、ISPの意図と無関係に勝手なIPアドレスを割り振ってもインターネットに
参加は無理になるようにISPは行動するので、必ずISPに使用するIPアドレスを承認してもらう手続きが存在しているということですね。ということは、盗まれたIPアドレスなのかどうかはチェックする
手続きがあるので心配しなくてもいいわけですよね?
  

わかりました。なんとなくですが(^^;)展望が見えてきました。どうも、とりとめない質問に丁寧な回答ありがとうございました。