このページは福井県立大学の田中求之が2006年1月まで運用していた Mac のサーバ運用に関する会議室 「Web Scripter's Meeting」の記録です。情報が古くなっている可能性がありますのでご注意ください。

イントラネットにおけるWebブラウザーからの検索

発言者:sphere@
( Date Thursday, July 03, 1997 16:13:55 )


イントラネットにおいて
WebブラウザーからWebサーバーを経由したデータベースの検索をした場合と
普通にデータベースソフトのクライアント/サーバーの状態での検索とでは
どちらがパフォーマンスが良いのでしょうか?

現在、会員情報をまとめたデータベースを4Dで構築しており
1台のサーバー(PM7500/100MB以上)に7台のクライアント(Pafomaクラス)
を接続(10 BaseT)しています。
3台ほどが検索などを行っている状態ではなんとかいんですが
すべてが同じように作業を行ってしまうと非常に検索に時間がかかります。

これをWebサーバーにWebブラウザーでアクセスさせて
ブラウザウィンドウ内で検索、更新の作業をさせようかと考えております。
こうすると当然CGIを使うことになると思いますが
パフォーマンスの向上は見込めるのでしょうか?
CGIが間で動くことにより時間がかかって
むしろ低下してしまうのでしょうか?

”Macintoshによるインターネットサーバー構築術”内で
Webサーバー/WebクライアントのシステムではWebサーバーよりも
むしろWebクライアントに負荷がかかるとあります。

どうしたら良いでしょう?
今のまま接続方法を改善(100 BaseTなど)したほうが良いのでしょうか?

田中求之 さんからのコメント
( Thursday, July 03, 1997 18:12:23 )

>パフォーマンスの向上は見込めるのでしょうか?

クライアントに対して、どの程度の機能を提供するのかということによって状況は
変わってくると思います。原則的な点からいうと、専用のクライアントで接続する
方が、機能も速度も上のはずです( 4D のトランザクションなどについて知識が
ないため、あくまでも原則ですが)。

Web + データベースのシステムの処理速度は、Web サーバーの処理速度+
CGI の処理速度 + データベースソフトの処理速度、ということになります。

現状で処理に時間がかかるのが、データベースの検索処理が主な原因なのであれば、
これを Web と結合しても、検索処理そのものが速くなることはありませんから、
処理速度の向上は望めないということになります(当然ですよね)。

>Webサーバー/WebクライアントのシステムではWebサーバーよりも
>むしろWebクライアントに負荷がかかるとあります。

これは HTML で書かれたページの処理に関する話です(サーバーはページの
データを一切解釈しないということ)。CGI を用いたシステムの話では
ありませんので、気をつけてください。

Web でデータベースを公開することのメリットは、処理速度の向上ではなく、
クライアントの機種依存がなくなる( WIN だろうが UNIX だろうが、みなアクセス
できる)ということがポイントになります。

石津@RJC さんからのコメント
( Friday, July 04, 1997 00:53:25 )

一般的にカスタムアプリケーションを利用したc/sシステムでのパフォーマンス
アップの手法としては...

1 データのindex作成方法の工夫
2 データのテーブル作成方法の見直し
3 HDの速度アップ
4 メモリーやCacheを増設する
5 CPU速度をアップする

などの方法が有効です。indexの持ち方ひとつで10秒の検索が1.5秒で終ります。
ソフトウェア的な工夫が限界にきたら、力技でハードのスピードアップをします。
7500/100がサーバということなのでMAXPower200などCPUアクセラレータを追加
するだけで2倍以上のパフォーマンスを実現できます。
HDも7200rpmのものにするとかRaidDiskにしてみるとかで、ずいぶん処理が速く
なります。

4Dの経験はないので、全てが当てはまるかどうか判りませんが、マイバトラー
では十分な効果がありました。

sphere@ さんからのコメント
( Friday, July 04, 1997 09:03:56 )

石津さん、田中さん、ありがとうございました。

データ、インデックス作成の見直しでやることにします。