このページは福井県立大学の田中求之が2006年1月まで運用していた Mac のサーバ運用に関する会議室 「Web Scripter's Meeting」の記録です。情報が古くなっている可能性がありますのでご注意ください。

AIMS to EIMSでの注意

発言者:石津@RJC
( Date Tuesday, April 22, 1997 15:44:53 )


もう既にEIMSに切り替えた方が多いようですが、一応AIMSとの大きな差を
発見しましたので、注意を出しておきます。

AIMSからEIMSになっていくつかのバグfixなどが行われていますが、ユーザ
側に結構影響のあるところで仕様の変更がありました。
それはメールヘッダの2byteコード処理に関する部分です。

これまでのAIMS1.1.1までは例えメールヘッダが正しく8bitMIMEでエンコード
されていなくても、インターネットメールアドレスに間違って2byteコードが
紛れていても、そのメールは受け取りユーザのmailboxへスプールしてくれま
したが、EIMSでは上のケースの場合エラーとなり、メールは受け取りません。

つまりWebServerからのメール送信などで、ユーザアドレスの記述にミスが
あった場合、AIMSだったころはそれでもちゃんと受信できましたが、EIMS
ではエラーになるか、最悪MondoMailで送信していると誰もエラーを受け取
らないため、送信されなかったことは気付かれないままになります。

これを防ぐためには正しいMIMEエンコードをかけることと、ユーザアドレスの
ミスを前提とした文字列処理(2byte-1byte変換など)をすることです。
またMondoMailよりもNetEventsかTCO/IP scripting Addを利用して、送信CGI
でのエラー処理を可能にする方法もあります。

実際のところこれまでのAIMSの処理がイレギュラーであり、sendmailを初め
とする多くのsmtpサーバでは今回のEIMSと同様の処理が行われていますので
文句を付けるようなことではないのですが、正しいメールアドレスアドレスを
入れていない人が多い(うちへのメールの10%程度はヘッダが正しくないこと
を先日確認しています)日本の現状では、結構致命的かな...なんて思います。

気付いている方も多いかもしれませんが、一応ここへ書いておきますね。

田中求之 さんからのコメント
( Tuesday, April 22, 1997 16:19:06 )

>つまりWebServerからのメール送信などで、ユーザアドレスの記述にミスが
>あった場合、AIMSだったころはそれでもちゃんと受信できましたが、EIMS
>ではエラーになるか、最悪MondoMailで送信していると誰もエラーを受け取
>らないため、送信されなかったことは気付かれないままになります。

これはもしかしたら、けっこう影響が出るかも知れませんね。もっとも、
石津さんがおっしゃるように、これまで「受け取っていた」のが甘かった
わけですけど。