このページは福井県立大学の田中求之が2006年1月まで運用していた Mac のサーバ運用に関する会議室 「Web Scripter's Meeting」の記録です。情報が古くなっている可能性がありますのでご注意ください。

Webstarによる最速のWebServerの構築方法とは?

発言者:佐藤 友昭
( Date Friday, October 25, 1996 15:07:56 )


WebStarによるWWWHomePageを運用している方からwebStarの処理を速くさせるにはどうしたら良いかとの相談を受けました。どのような方法がありますか?
そのサーバーはアクセスが落ち着いているときで Current:20〜30位でピーク時はStatusウィンドウのバーが振り切れるほどだそうです。
そのようなサーバーは私も初めて見たの簡単な方法しか思いつきません。どなたか教えてください。

運用している方と私の考えられる方法は以下の方法です。
1...とりあえずKY7.5.3のOTP1.1Jに変える。(安定性に不安はありますが)
2...Macを604eの180〜200Mhzの機種に変える。(マルチプロセッサはWebStarが対応していないので速度的には変わらない様に思えるのでお金のムダでしょうか)
3...WebStarの設定でDNSへの問い合わせをキャンセルする。


佐藤 友昭 さんからのコメント
( Friday, October 25, 1996 15:20:31 )

スミマセン追加です。
上記システムにはCGI等は一切使っておらず、HTMLで書かれたデータだけでグラフィックデータも軽いものばかりです。
また現在はMac8100/100 KY7.51 標準のMacTCP/IPです。

田中求之 さんからのコメント
( Friday, October 25, 1996 16:34:42 )

>webStarの処理を速くさせるにはどうしたら良いか

PM8100 ということであれば、 KT 7.5.3 にアップした上で、OT 1.1.1 を使用する
(OT 1.1 ではなく)と、ネットワークの処理とファイルの読み込み速度などが上がり
ます(WebSTAR は 1.3.1 ですよね?)。

また、DNS への問い合わせをやめると、サーバーの処理速度がかなり向上します。
これは PowerPC に限らず、どのようなマシンでも言えることです。まずはこちらを
試されるのが良いと思いますよ。


佐藤 友昭 さんからのコメント
( Friday, October 25, 1996 17:14:20 )

田中先生ありがとうございました。
実は、同じシステムが2台有り1つのドメイン名に対するアクセスを
ソフト的かハード的か分かりませんが振り分けて処理しています。
(両方同じ位のアクセスがあります)1台はWebSTAR1.3.1ですが
もう1台は1.2."?"です。OTは1.3以降でないと不具合がありますか?

また上記のアクセスの振り分けについてお分かりであれば教えていただ
きたいのですが、ソフト的でもハード的いくつかの種類があると思います
処理的に速いもの、遅いものがありますか?(クライアント側応答速度に
影響がありますか?)

それから"インターネット構築術"のなかでMacHTTP(WebSTAR)の設定でタイム
アウトや、返信データサイズの設定変更等が紹介されていましたが、
その辺りの設定変更でどれくらいの効果が期待できるのでしょうか?

質問攻めでスミマセン

田中求之 さんからのコメント
( Friday, October 25, 1996 17:34:47 )

WebSTAR はなるべく最新のバージョンを使ってください。特に、1.2.4 以前の
ものは、NetScape でアクセスされたときのグラフィックの扱いに問題があり、
反応が遅くなります。アップデートは無料でできるわけですから、かならず最新の
ものを使うようにしてください(その他にも細かいバグが取れています)。

アクセスの振り分けは、DNS サーバーでの設定で行いますので、基本的にはソフト的な
処理のはずです。この場合は、DNSサーバーの速度次第ということになりますね。
DNSサーバーを高速のもの(Mac であれば QuickDNS Pro)に取り替えると
多少は反応が早くなるかもしれません(私は調べたことがないので、あくまでも
推測ですが)。

タイムアウトやブロックサイズの設定に関してですが、タイムアウトについては
サーバーの反応の速さには直接は関係ありません。ただ、中断してしまったコネ
クションは早めに処理を打ち切った方が、余分な負担が少なくなるということは
あるでしょう。しかし、タイムアウトを短くすると、PPP でアクセスしている
方などが、エラーでないのに転送を打ち切られてしまう可能性が多くなります。
ですから、タイムアウトは変更しなくてもよいと思います。

ブロックサイズについては、最近では PPP といえども反応速度が上がって
きていますので、大きめのブロックサイズを割り当てて速度重視の設定に
しても大丈夫のようです。ちなみに、このサーバーの場合は 8000 バイトを
割り当てています。


本にも書いておいたように、サーバーのチューニングというのは、そのサーバー
のおかれている環境次第で変わってきますので、ご自分で試されるしかないと
思っていてください。確実に、どんな場合でも速くなるのは、DNS lookup
をオフにするということぐらいです。

石津@RJC さんからのコメント
( Saturday, October 26, 1996 01:06:36 )

OpenTransportを最新版にすることは確かにMacTCPに比べると大きく速度
が向上します。
また604e系のマシンではWebStarも非常に高速に動作します。
うちではPowerTowerPro225をサーバにしていますが、PowerCenTer132の時
よりも確実に速度は向上しました。(ただしCGIが増えたら同じになりま
した(;_;))
604eのチップは604に比べて68Kコードの処理が速いので、全体的なパフォー
マンスの向上が大きいようです。