このページは福井県立大学の田中求之が2006年1月まで運用していた Mac のサーバ運用に関する会議室 「Web Scripter's Meeting」の記録です。情報が古くなっている可能性がありますのでご注意ください。

CGI Kit が「動かない/使えない」という方へ

発言者:田中求之
( Date Tuesday, June 25, 1996 11:26:25 )


CGI Kit のスクリプトがアプリケーションに変換できない、というえにぐまさんの
メッセージに対して、コメントが付けられなくなっていますので、新しいページを作って
お答えします。

(なお、質問の場合は、遠慮無く新しいページとしてポストしてもらって結構ですよ)


CGI Kit を使う場合に、まず自分のサーバーのマックのシステムについて、次の点を
確認してください。

1: CGI Kit は、AppleScript で動きます。ですから、AppleScript が正しく
   インストールされていることを確かめてください。

2:AppleScript のインストールに関して、もうひとつ気を付けることは、英語版
  と日本語版の両方をインストールしないように気を付けるというのがあります。
  両方がインストールされていると様々な不可解なエラーに悩まされることになります。

  MacHTTP のパッケージには AppleScript の基本セットがついてきていますが
  すでに日本語版の AppleScript をインストール済み(漢字Talk 7.5 以降の
  システムでは自動的にインストールされます)のばあいは、この MacHTTP 付属の
  ものをインストールしてはなりません( MacHTTP のパッケージのものは古い
  セットです)。

  この点に関して不安な方は、システムフォルダーの「機能拡張」フォルダーを
  開いてみてください。AppleScript というファイルが2つ見つかる場合は
  どちらかを消してください( Finder の情報を見るで確認して古い方を
  消す)。このとき、自分が使うのは日本語版か英語版であるかを確認しておいて
  ください。(普通は、名前の最後に TM という字が見えているのが日本語版)

  **英語版と日本語版の両方がインストールできてしまうのは、あきらかに
  アップルの日本語化のミスだと思っています。QuickTime でも同様のことが
  起こります。( TM マークが、英語と日本語で違う字になっているのが原因)


システムについては、この AppleScript がインストールされているということを
ちゃんと確認してください。

CGI Kit は、Tanaka's osax という、私が自作した osax を使用します。osax
というのは、AppleScript 用の機能拡張ファイルです。これを所定の位置にインス
トールしておかなければなりません。「所定の位置」というのは、

・AppleScript 日本語版の場合:「機能拡張」フォルダーの中に「スクリプティング
機能拡張」というフォルダーがあります。この中に Tanaka's osax を入れます。

・AppleScript 英語版の場合:「機能拡張」フォルダーの中に「 Scrupting
Additions 」というフォルダーがあります。この中に入れます。

いずれの場合も、システムをリスタートする必要はありません。フォルダーの中に
入れたら、即座に使えるようになります。


最後に、CGI Kit のスクリプトを編集するために、AppleScript の表現形式を
英語にしておく必要があります。この場合の「英語表現形式」あるいは「日本語
表現形式」というのは、スクリプト自体を何語で書くか、ということであって、
AppleScript の日本語版/英語版とは関係ありません。どの国の AppleScript
をインストールしてある場合でも、英語表現形式は選択できるようになっています。

スクリプトエディタを立ち上げて、編集( Edit )メニューの一番下の項目を
選んでください。出てきたダイアログの、一番したのポップアップメニューで
表現形式を切り替えられるようになっています。ここで英語を設定してください。


以上の環境設定が正しく行われているのであれば、CGI  kit が使えるはずです。
もしスクリプトのコンパイル(アプリケーションへの変換)などがうまくいかない
という場合は、ご自分のシステム環境などをチェックしてください。